早朝、近代オリンピック発祥の地を見学

ホテルの部屋の中はすでにトリプルのベッドが据えられて

ギリシャ料理の印象はとにかくオリーブオイルをたっぷり


ギリシャ料理の印象はとにかくオリーブオイルをたっぷり使ったり料理が非常に多いということであった。
ギリシャの代表的な料理は肉や魚の串焼きといったスプラキやそぎおとした肉を食べるギロなどである。
ギリシャ人は夕食が非常に遅いということである。
普通は9時から10時ぐらいの時間帯が夕食の時間になっている。
遅い家庭では夜など12時を過ぎることもまれではない。食事を済ませると、疲れていたので町の中をショッピングすることもなしにストレートにホテルに帰宅して寝ることにした。
アテネの夜の街はまだまだ宵のうちちらしく、たくさんの若者が道路に出て活気があった。
われわれが宿をとったホテルは誠にアテネの町の中心街に位置する名門ホテルであった。それだけに建物は古く、エレベーターは骨とう品に持っていけるような古さを誇っていた。ホテルの部屋の中はすでにトリプルのベッドが据えられており、順番に風呂に入って休むことにした。

近代オリンピック施設やハドリアヌス門などの遺跡を見学に


それぞれの枕元の上にはヨーロッパの名門チョコレートの包みが1個置かれており、部屋の掃除をする人の心遣いが感じられた。
口の中に1個放り込んで見たが、とても甘くて私の舌には合わなかった。
部屋には冷蔵庫や、有料のテレビ映画なども備えられていたがとてもみる元気がなかった。
朝食は朝の6時半から1階フロアのレストランが開いているということだったので、西田さんに朝食前の散歩をしませんかと誘ってみた。
このホテルの近くに有名な近代オリンピックの施設やハドリアヌスの門などの遺跡があるのでそれを見に行きましょうということになった。
ベッドに横になるとすぐに寝てしまっていたらしく朝まで目が覚めなかった。朝、目が覚めると、時計の針は5時になっていた。
まだ外は真っ暗である。
国会議事堂の前が地下鉄の駅、無人の切符改札口があった。

地下鉄駅は上り下りする階段も非常に幅広くとった設計がされており

国会議事堂の前がすばらしい地下鉄の駅


西田さんとは6時前に起きて散歩に出ていこうということにしていたので、
そろそろを起きて出発の準備を始めた。
昨晩のレストランの打ち合わせで、今日は大野さんの1行3人はアテネの街をショッピングするということになっていた。
われわれ男性3人は当初の予定通りオリンピックの遺跡を見にレンタカーで出発することになっていた。
このため、オリンピックの遺跡を見に行く前に、駐車場に預けてある1台のレンタカーを返却しなければならない作業が余計に増えて入ってきていた。
朝は6時前にホテルを出ると、外はまだ真っ暗であった。
しかしホテルの前の大通りはかなりの車がすでに、通勤のために行き来していた。アテネの人は朝が早いなあっということに感心しながら、ホテル前の道路を隔てた国会議事堂の方に歩んでいった。
国会議事堂の前は伝統的な衣装を身につけた衛兵が2人行進をしているとこであった。
地下鉄駅の無人の切符売り場
地下鉄駅の無人の切符売り場

第1回の近代オリンピックが開催されたオリンピック会場である。


このギリシャの衛兵が身につけている伝統的な衣装は非常に特徴がある。
衛兵が身につけている靴は木靴であるということであった。
この国会議事堂は1839年に完成し、初代の国王の宮殿であったということである。
しかしながら1933年から国会議事堂として使用され始め、現在はギリシャの国会議事堂として、国会議員300人を擁する1院制度の議席で国会が行われているということであった。
議員の任期は4年で大統領は5年に1度選挙で選ばれているということであった。
この国会議事堂の前が地下鉄の駅であったので、せっかくだから西田さんと相談して地下鉄の駅を見学することにした。
アテネの町はこの地下鉄の路線が張り巡らされており、主なところにはこの地下鉄に乗っていくと大概のところに行けるので非常に便利であった。写真に見るように地下鉄の中に入って見学するとかなり立派な建物であることが分かった。
すでに朝の通勤客の人が地下鉄の電車から降りてきて出口の階段に向かっていた。
第1回の近代オリンピックが開催されたオリンピック会場である。

第1回近代オリンピック大会が1,896年に開催されている。
この大会のスタジアムがまさにこの場所であった。


すべて大理石で作られている、非常にシンプルであるが立派な記念すべき施設となっていた。

アテネのすぐ隣にマラトン村がマラソンのスタート点で、今日ここに見学しにきたオリンピック競技場のここがゴール

近代オリンピック発祥オリンピック競技場からアテネの町を見る

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