1,896年開催第1回近代オリンピック大会のスタジアム

第1回の近代オリンピックが開催されたオリンピック会場前オープン広場

1,896年開催第1回近代オリンピック大会のスタジアム


オープンスペースをゆったりとった非常にゆとりのある地下鉄の駅であった。
何もかもオートメ化されており、無人の切符売り場に、無人の切符をチェックする改札口があった。
上り下りする階段も非常に幅広くとった設計がされており、混雑しないような設計がなされていた。
この国会議事堂の裏側がクーベルタン男爵の提唱によって、第1回の近代オリンピックが開催されたオリンピック会場である。
ここに到着するころになるとやっと夜が明け始めていた。
このころになるとますます通勤ラッシュとなり通勤客を運ぶ車の渋滞が始まっていた。
時刻はまだ朝の6時台である。
アテネの人は非常に朝が早いということに感心させられた。
ここでは第1回近代オリンピック大会が1,896年に開催されている。
この大会のスタジアムがまさにこの場所であった。
すべて大理石で作られている、非常にシンプルであるが立派な記念すべき施設となっていた。
朝の6時台で通勤ラッシュとなり通勤客を運ぶ車の渋滞が始まっていた。
第1回の近代オリンピックが開催されたオリンピック会場の隣は広大な国民庭園

アテネの町は朝の6時台で通勤ラッシュ


本日朝食を食べて見学することにしている古代オリンピックの発祥の地であるオリンピアをみることにしているが、それに先立って近代オリンピックの発祥の地を見学しに来たわけである。
古代オリンピックが開催されたオリンピアは、アテネから200キロほどの距離にあるペロポネソス半島にある小さな町で、現在でも4年に1度、ここでオリンピックの聖火式の聖火をとる式典が行われて、ここでとられた聖火が現在4年に1度開催されているオリンピックの会場まで運ばれている。
このアテネのすぐ隣にマラトンという小さな村があり、ここがマラソンのスタートの出発点であるが、今日ここに見学しにきたオリンピック競技場のここがゴールなっており、ここまでの距離がちょうど42.195キロなっている。
このマラトンの村からマラソンが起こったものである。
朝の6時台で通勤客を運ぶバス
広大な国民庭園に隣接して国際会議場、国際展示場のザピオン

ハドリアヌスの門そしてオリンピア・ゼウス神殿などの遺跡が集積


ペルシャとの戦争に勝利を得た第一報を1人の兵士が戦いの勝利を告げるために、このマラトンの小さな村からアテネの街まで走った距離がちょうど42.195キロということで、これがマラソンの起こりである。
2,000年にオーストラリアのシドニーでオリンピックが開催され、次回の開催地2,004年にはこのギリシャのアテネが開催地になっている。
アテネ市長が4年後に開催されるオリンピックは原点に戻ったような質素な開催要項で開きたいということを語っていた。
このようなこともあるために、ぜひとも近代オリンピックの開催地、そして古代オリンピックの開催地をこの際ぜひ見学しておきたいということであった。
広大な国民庭園に隣接して国際会議場、国際展示場のザピオンがある。
この1角にはこのほかに大統領官邸やハドリアヌスの門そしてオリンピア・ゼウス神殿などの遺跡が集積している。

朝食レストラン-GB Corner -


ホテルに帰ってきたときには6時を回っていた。
早速1階フロアにある朝食レストランに朝食を食べに行った。
すでにたくさんの人が席について朝食をとっていた。
バイキング方式である。
見ると鶴井さんも席について朝食をとっているのでその席に同席をさしてもらった。
さすがに5星ホテルのレストランだけあって、バイキング朝食はかなり豪華であった。
私が特においしいと感じたのはいろいろなハム類である。
このハムの味はここでしか味わえないおいしい味であった。
残念ながら日本ではこの味は味わえない。
私は以前から不思議に思っていることだが、イタリアをはじめとしてヨーロッパでたべるハムは非常においしい味がする。
ところがこの味のハムが日本では食べれないので。
残念ながら日本ではできないということであろう。
朝食レストラン-GB Corner -
西田さんと大野美穂ちゃん、朝食レストラン-GB Corner -

バイキング朝食はかなり豪華であった。


その理由が私にはわからないが昔から不思議に思っていたことである。
すぐ隣のトルコではこの味はもうすでに味わえない。
トルコでは日本と同じようなあまりおいしくないハムの味である。

われわれが朝食をとっていると、美穂ちゃんが朝食を食べにやってきた。お姉さんはまだ部屋で寝ているとのことであった。
今日はアテネの街をショッピングに出るとのことなのでゆっくり出発したいのではないかといって話をしながら朝食を食べた。
われわれが朝食を食べ終わったころになると、日本の新婚旅行のアベックの皆さんが次々と朝食を食べに入ってきた。
よほど新婚旅行のアベックさんが泊まっているらしい。
それもかなりの数であった。
今までは外人さんがたくさん朝食を食べて目立っていたが、このアベックさんが入ってき始めると、日本人の顔が急に多くなり始めた。

ハムの味はここでしか味わえないおいしい味であった。


このような美味しい朝食をこれから3日間このホテルで食べることができるということは非常に幸せであった。
あまりにもおいしいのでゆっくり1時間ぐらいかけて朝食を食べたように思う。
鶴井さんと西田さんと本日のスケジュールについて朝食を食べながら打ち合わせを行った。
まず、昨日預けた駐車場から車を出して1台のナショナル・レンタカーの車を返却にいかなければならなかった。
返却する場所は分かっていなかったが、空港までいかなくて町の中でのナショナル・レンタカーの営業所に返却することにした。
地図上でこのナショナル・レンタカーの営業所の場所を調べて、大体の道順もレストランで確認しようとしたが、どうしても場所がわからない。
だいたいの住所はわかっているのだが、地図上での位置を確認できないのである。
確認できたのはその営業所がある通りの道の名前Singrou Ave
だけであった。
バイキング朝食はかなり豪華,朝食レストラン-GB Corner -

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