続く豊かな自然の中にあるオリンピア遺跡


オリンピア遺跡入場券販売コーナー 入場口

11.7(火)オリンピア遺跡入場口


この半島の中でも特に緑豊かな平野部が続く緑豊かな自然がある地域で、誠にいい場所を選んで作られているのがわかる。
クラディオス川を渡ると、すぐ右側にオリンピア遺跡の入り口の入場券を販売しているコーナーがあった。
この小さな小屋で2人の老人が入場券を販売していた。
この小さな小屋の回りに絵はがき、雑誌などが販売されていた。
非常に素朴な感じの入り口で、われわれを訪問した時にはあまりここに観光客が訪れていなかった。
さすがにアテネの町から300キロ以上も距離が離れているここまでくるとなると、かなりな時間を費やすことになるために、観光客はアテネの市街地に見られたような数ほどではなかった。
数名の外国人の観光客が中で施設を見学しているのが見受けられる程度であった。
日本人の姿は、全く見られなかった。
今入場券を販売する建物のすぐ横にオリンピア遺跡の全体像を示す看板が飾られていた。
その横には昔の遺跡を再現したオリンピア遺跡図が同じように写真に示している。
オリンピア遺跡入場切符売り場で展示販売されている絵はがき
オリンピア遺跡入場切符売り場

オリンピア遺跡の全体像

オリンピア遺跡の全体像


これによるとかなりな施設が作られていたことがわかる。
まずこの入り口から向かって体育館が整備され、続いて練習場パレストラさらに迎賓館プリタニオンさらにヘラ神殿、ゼウス神殿それから選手の宿泊施設レオニデオン、宝物館、給水施設、凱旋門、競技場のグランドをそれからこの遺跡の敷設を建設した当時の有名な技術者であるフィディアスの仕事場等々かなりな施設がここに集積したことがこのようみることによってよくわかる。
競技場は緑豊かな芝生が1面に生えて、この芝生が観客席となって各ポリスごとに座る位置が定められていたということである。
非常に簡素なグラウンドで、アテネの町の中にあった近代オリンピックの第1回開催地である競技場と全く同じスタイルのグラウンドがここに整備されていた。
まさにアテネの競技場がこの古代オリンピックの競技場をそっくりそのままは物まねして作ったということである。
オリンピア遺跡;1200年続いた古代オリンピックの地
        ヘラ神殿;近代オリンピック聖火採火、
        スタジアム;古代オリンピック競技場
        ゼウス神殿、ゼウス祭壇、フィリピオン、ペロピオン、
        プリタニオン、ギムナシオン、
        パレストラ、フィディアスの仕事場、レオニデオン、
オリンピア博物館
     (月ー金8:00−17:00,土・日8:00−15:00;1200Dr)

再現したオリンピア遺跡図
再現したオリンピア遺跡図

次へ
前に