早朝のイスタンブール旧市街を散歩


早朝のイスタンブール旧市街を散歩

早朝のイスタンブール旧市街を散歩


昨晩、ディナーショーから帰って風呂に入ってベッドに横たわると完全に熟睡をしてしまい、目が覚めたときには時計の針が朝の6時ごろを指していた。
目が覚めたので朝のイスタンブールの町でも散歩してみようかと思って、ホテルから外に出てみることにした。
まだイスタンブールの街は薄暗い朝焼けの状態であった。
この旧市街のメーン通りは真ん中に電車通りの4本の線路が敷かれており、ここで電車が双方向に行き交うことができるようになっていた。
これが道路の中央に位置付けられており、その電車の線路に入れないようにずらっと両側に柵をしつらえてあった。
電車が停車する駅にはこの柵のところに乗降客用の駅が備え付けられており、そこで電車に乗り降りすることができた。
この電車の線路から歩道までの間は車が走る車道となっており、これがまたなかなか広く、3車線から4車線であった。
これが反対側にもこの広さで車線が通っており、かなり広い道であった。そして1番家のヘリには人間が歩く歩道が完備されており、この道の広さも5人ぐらいの人間が平行に並んで優に歩いて行けるほどの広さがあった。
この意味では非常にこの通りは広い通りであった。
通りには写真に見られる通り、緑を保つように世話されているようであった。

市内電車の切符売り場の前でよく見ると、この朝早いのに、日本人の若い女の子3人が

市内電車の切符売り場の前でよく見ると、この朝早いのに、日本人の若い女の子3人が


市内電車の切符売り場の前でよく見ると、この朝早いのに、日本人の若い女の子3人が一緒懸命相談をしているようである。
どうやら市内電車の算段をしているようであった。
方角がどうのこうの、どちらになったらいいのか、どこに行ったらいいのかなど話している声が聞こえてきた。
うしろのボックスが電車の切符を販売しているコーナーである。
こんなに朝早く市内電車に乗ってどこ行くつもりかなと思いながらその場を立ち去った。
おそらく市内観光をするつもりで早々と出てきたのであろう。
それとも、空港まで行く足の便を確保するために市内電車を利用するつもりであろうか。
いずれにしろ3人が盛んにこれからのことを算段をしている様子が見えた。
うしろに見えている建物が、われわれが宿泊しているホテル。
市内電車の切符売り場である。
この白いボックスには電気が赤々と付いており、ここで切符を売る人が1人市内電車の乗車券を売っていた。
これに日本から来た若い観光客の女性が市内電車に乗るための切符をどこまで買ったらいいか相談をしながら買い求めていた。
3人の仲間のうちの1人がこの切符売り場を背景に写真を写している。


時計は朝の6時40分を示していた。ほとんど人も車も見かけることがなかった。

ギリシャとは違ってイスタンブールの朝はあまり車も人もそんなに出かけていなかった。


道路にある時計を見ると6時40分を示している。
通りには人の姿がほとんど見えない。
イスタンブールの街はまだ眠っているという感じであった。
トルコ人はギリシャ人と違って朝はあまり速くないようであった。
街頭電気がまだ点灯されており、夜がまだ明けきれてない様子が写真から見て取れる。
ギリシャのアテネの町では朝の6時から車がひっきりなしに走っていたが、ここイスタンブールの町では朝の6時にはほとんど人も車も見かけることがなかった。
ほとんど無人といっていい、イスタンブールの街中をぶらぶらとシャッターのしまっている商店街のウインドを見ながら散歩を始めていた。


缶ジュース、パンなど朝食を販売している店に出くわす。

朝食を販売している店に出くわす。


しばらく歩いていると、缶ジュースなどを売っている飲料水の店が開いていた。
横にケースの中にパンなどが売られていたので、どうやら朝食用の食べ物を売っている店のようであった。
回りにはお客さんの姿は全く見えなかった。
写真に見られるように、缶入りの飲料水はかなり豊富な種類が売られていった。早朝珍しくあいていた店である。
非常に簡単な店の前には展示販売物しか置いていなかった。印象的なのは写真で映っているように飲料水のオンパレードであった。
スプライトや、コカ・コーラなどのアメリカ系飲料水の缶がずらっとガラスケースのショーウインドーの上に並んでいた。
この飲料水の横には縦長いガラスケースのボックスがあって、その中には無造作にたくさんのパンを並べられていた。
上からこのパンにライトがあたっているところをみると、温かいに温度を保っているパンかもしれない。
飲料水と、パンだけを売っている店で非常にこぢんまりした、そして簡素な店舗であったが、ここだけがこうこうと明かりがついて店が開けられているところをみると、他にお店が開いていないために、このような展示内容でもお客さんが買いに来るのであろう。
この写真に見る通り、この旧市街のメーン通りには、電柱の電線が一切通っていないことがわかる。
このため非常に街並みの通りはスッキリして見通しが、はるかかなたの方まで見ることができた。
電柱の電線は地下に埋没させているのかもしれない。
広告とか掲示板も、あまりこの通りには写真に見られるように道路にはみ出して広告展示していないために非常に町の通りはすっきりしていた。

回りは絶えて人通りがない静かな無人の町であった。

電車通りのメーン通りから直角に伸びている道路であるが絶えて人通りがない静かな無人の町


回りは絶えて人通りがない静かな無人の町であった。このイスタンブールの旧市街は小高い丘陵地になっていて緩やかではあるが少しこの小高い丘陵地に上がってくる方向に従って道が坂の状況を呈していた。
電車通りのメーン通りから直角に伸びている道路であるが、少し坂になって登りとなっていた。
こちらの方向もほとんど人が通っていなかった。
右がわき道路端に道路標識が見えるが、これは日本と全く同じで駐車禁止の道路標識である。
誰もいない無人の通りをハトが五羽道路に下りて、えさをついばんでいるのが見えた。
この坂の方向を登りきると向こう側には、有名なアジアとヨーロッパを2つに分ける海峡を見下ろすことになる。
われわれが宿泊しているホテルも、この坂の通りに平行に面しており、少し傾きを是正しながら建物が建てられていた。

市内電車が朝早くから走ってきた

市内電車が朝早くから走ってきた


前方の向こうの方角から音が聞こえてきたので、目を転じると、電車が赤々とライトをつけて走ってきた。ほとんど乗客が乗っていない市内電車が朝早くから走ってきたわけである。イスタンブールの朝の6時台はほとんど人が踏ていなかった。
道路の真ん中には市内電車が通る線路が・・・・・列車が走っていない線路がどこまでも続いていた。
次第に朝日が当ててきて、空の方は今日も快晴であるというふうなカラリとした天気を想像させるようなさわやかな色を呈し始めていた。
地上の方は太陽の光線がまだ届いていなくて、建物の黒い姿が道路沿いに並んでいるのが印象的であった。
向こうの方からライトの明かりが線路の上ですると思っていたら、市内電車が早朝を線路上をこっち向いて走ってきた。
早朝1時間ほど歩いていたのに、電車を見たのはこれ1台限りであった。
トルコ人は朝が非常に遅いようである。
ギリシャのアテネでは、朝の6時にはもうラッシュアワーの状態のように朝が早かったが、これとは対照的にトルコではほとんどまだ床について眠っているような状況であった。
この左の写真に写っている通りは最もイスタンブールのはなやかなメーン通りであり、それがこのようにほとんど無人の状態を呈しているような状況であった。
建物はあまり背が高い建物はなく、だいたい5階建て止まりであった。
一階にはほとんど店舗が入っており、いろいろな各種店がこの道路沿いに並んでいた。
日中になるとこの通りが人でごった返すというそのような通りであった。

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