二つのグループに別れてイスタンブール市内観光ヘ


前方の大きな建物が我々が宿泊しているホテル

前方の大きな建物が我々が宿泊しているホテル


一通り町並みを歩いてくるとすっかりと、イスタンブールの町の夜が明けて、ホテルに到着したころには7時ぐらいになっていた。
このころになると、さすがにちらほらと通勤の人が目立ち始めていた。
1時間ほど散歩をして帰って、われわれが宿泊しているホテルに近づいてきたところの写真である。
前に大きな一連の建物が見えるが、これがわれわれが宿泊している五つ星ホテルのトルコの老舗ホテルであった。
非常に写真で見るように大きなホテルである。
このホテルの1階はテナントで有名な店を貸し出しておりブロック1角がこのホテルの建物で占められているような広さであった。
この写真、よく見るとわれわれが散歩した歩道が非常に広いことがよくわかる。
ちょうどホテルの前に市内電車の駅があって、そこに電車が止まっている様子がうかがえる。
ボディーが緑色で天井が黄色の電車であった。
四国の高知県では世界各国の市内電車を取り寄せて走らせているが、ここのトルコイスタンブールの市内電車も高知市内を走っているのを思い出した。

早朝のテイクアウエイの店の中に、パンを買う列を作っていた。

早朝のテイクアウエイの店の中に、パンを買う列を作っていた。


イスタンブールの旧市街を朝早くから散策して初めて本格的にお客さんが入っている店に出くわした。
早朝の喫茶店というか、レストランというか、あるいはテイクアウエイの店というか、ここで朝食を食べて仕事に出かけて行く人が朝食用のパンを買うために、たくさん店の中に、パンを買う列を作っていた。
味がいいのかもしれないこのお店は。
ここだけは店の活気があった。
回りは絶えて人通りがない静かな無人の町であったが、店の中だけは赤々とライトがともり、その中でにぎやかな人間の声が聞こえてきていた。やっと1日の活動が始まったという!
ここは朝早く朝食をとるスタンドバーみたいなところである。
焼きたてのパンが並んでおり、それを朝食がわりに食べて仕事に出掛けるサラリーマンが列を作って買い求めて朝食をとっていた。
ここだけは非常に活況を呈しており、道路のがらんとした無人の通りとは非常に対照的であった。


センスのいいショーウインドー衣料品展示

センスのいいショーウインドー衣料品展示


イスタンブールの街中をぶらぶらとシャッターのしまっている商店街のウインドを見ながら散歩を始めていた。
ショーウインドーに展示されているのは衣料品が多いようであった。
冬は寒いのかしら、かなり暖房の効いた厚手の衣料品がショーウインドー
に多く飾られていた。

私はそのまま一直線にホテルの朝食レストランに向かった。
7時から朝食バイキングのレストランがオープンする予定であったために、それを食べに行った。
いよいよ本日は旅行の最終日で、トルコのイスタンブールをあとにして日本に帰ることになる予定であった。
感慨無量であった。
朝食レストランではまだあまりお客さんが朝食を食べに来ておらず、トルコ人は朝が遅いようであった。
センスのいい女性の衣料品を展示しているショーウインドーである。
ショーウインドーの飾り付けも非常にバランスよく配置されている上品な感じを醸し出していた。
このようなショーウインドーが、この町並みにはずらりと品を変えて並べられて販売されていた。

ホテルの朝食レストラン

ホテルの朝食レストラン


私はこのホテルの宿泊予約は日本からインターネットのホームページを通じて予約を行った。
ホテルセーラーを通じて日本からホテルの予約をする方法もあるが、私の経験ではホテルが直接出しているホームページにアクセスして、そこでキャンペーンとかスペシャルプライスとかいった特別料金を重点的に調べてみて、そういう特別な値段のところを予約するように努めれば、比較的日本のホテルセーラーを通すよりも安い値段で泊まることができた。
今回われわれはこのトルコの老舗の五つ星ホテル以外ではすべてヒルトンホテルを利用した。
このヒルトンホテルもすべてスペシャルプライスの特別料金のところを狙って予約をするようにした。
だいたいホテルセーラーの半額ぐらいで宿泊できるようである。
特に週末の土曜日とか日曜日とかは極端に値段が安く、それはトルコでもギリシャでもおなじであった。
ほぼこの週末料金は半額と思っていいぐらいの値段まで値下げしてくれる。
したがって土曜・日曜の週末には飛びきり良いホテルを選んで、この割引料金の恩恵に浴すると非常に快適な旅行ができる。
ただしホテルのレストランは非常にこの様なホテルは値段が高いために、われわれがトルコのヒルトンホテルで夕食を食べたようなことをすると、今回のホテル代の5日分ぐらいが一手にかかって。

トルコ風のバイキングの朝食料理が並べてたれていた。

トルコ風のバイキングの朝食料理が並べてたれていた。


この点は注意を要する。
このような五つ星ホテルを利用する秘けつは、朝の朝食バイキングにとどめるべきである。
あるいは夜の部屋に運んでもらおうサービスメニューまでにとどめるべきである。
部屋に持ってきてもらうサービスメニューはそんなに値段が高いものはなく比較的安い料金で食事をすることができる。
品物はかなり豊富に果物なども一緒に並べられていたが、残念ながら、私にとってはギリシャのアテネのホテルの方がよかったようである。
これは私だけの印象かもしれないが。どうも私は、トルコ料理がいまいち自分の舌の味に合わないようであった。
バイキング朝食料理そのものは非常に豪華なものであった。
食事をしていると鶴井さんや西田さんが朝食を食べに降りてきた。
そのころになると他のお客さんも三々五々このレストランににぎやかに入ってきだした.
われわれが朝食を食べていると航空会社のパイロットやスチュワーデスの一団が朝食を食べに下りてきた。
だいたい外国の航空会社の従業員が宿泊するホテルは値段もいいが、施設もいいと相場が決まっているようである。
彼らはそういうところ長年の経験と勘でより分けて利用しているようであった。

イスタンブールの最後の朝食を楽しむ西田さん、大野さん一家

二つのグループに別れてイスタンブール市内観光ヘ


西田さんと私のわれわれ2人はイスタンブール定期市内観光バスに乗ることにした。
そして時間を見て旅行会社パシャツアーズの高谷 尚史氏が教えてくれたトルコ石の店にトルコ石を買いに行くことにした。
書いてくれた地図を見ると、その店の場所は昨日のお昼に博物館を見学に行ったトプカプ宮殿のそばにあるようであった。
鶴井さんは女性3人を案内してショッピングを中心とした市内観光をすることになった。
われわれが宿泊したホテルは非常に設備が完備されており、地下には室内プールが備えられていて、降りて行ってみると宿泊客が何人かプールで泳いでいた。
プールの横には、エステティックサロンみたいなところがあり、ここで体を鍛えるいろいろな運動用の機械が完備されていた。
男性のトルコ人がこの施設を管理しているようで、にこやかに私をこのプールの敷設を案内してくれた。
部屋には有料のテレビ映画なども備えられ、冷蔵庫ボックスなどもかなり充実した内容の品物が入れられていたが、さすがにホテルに帰ってきたときにはそれらを見る気には体の体力が許さなかった。

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