これらの建物が建っている一帯がスルタマメット広場


これらの建物が建っている一帯がスルタマメット広場といわれている。

これらの建物が建っている一帯がスルタマメット広場といわれている。


ここにトプカピ宮殿やアヤソフィア寺院そしてブルーモスクが1列に並んで建築されている。
そしてこの回りにいろいろな各種博物館が作られていた。ブルーモスクのそばにはモザイク美術館、トルコイスラム博物館、地下貯水池、陶器・タイル博物館などなどまさにこの一帯は観光をするための拠点となっていた。
ブルーモスクを出ると次にわれわれが案内されたのは、大きなオベリスクの前に案内された。
これは紀元前のエジプトから持ってきたもので、高さが20メータ、しかし下の方を切断しており元の長さは60メートルを超えるオベリスクであったという説明である。
はるかかなたのエジプトからコンスタントチノープルまで運んできたこのオベリスクはテオドシウスのオベリスクと言われてい。
このオベリスクの台座の大理石に皇帝などが彫刻されている。
また、ここにはデルフィーのアポロン神殿から持ってきたヘビの円柱も飾られていた。

エジプトからコンスタントチノープルまで運んできたテオドシウスのオベリスク

オベリスクの台座の大理石に皇帝などが彫刻されている

これらの建物が建っている一帯がスルタマメット広場

このスルタマメット広場は昔は戦車競技場であった。


競技好きなローマ人を楽しませるために、皇帝がこの広場に戦車競技場を作り、100,000人もの観客が収容できたという1大広場を作っていたものである。
この中心にエジプトから持ってこられたオベリスクが据えられていたものである。
競技場の長さは480メートル、幅約117メートルの大きさを誇っていたといわれている。
現在でいえば映画とか演劇などの娯楽であるが、時の皇帝は市民の娯楽であった戦車競争を提供するのが大きなひとつの使命となっていた。
現在はスルタマメット広場としてトプカピ宮殿、アヤソフィア寺院、ブルーモスクと並ぶこの一帯が大きな娯楽と観光の空間になっている。

この競技場の広場に面してトルコイスラム博物館が開設していた。

この競技場の広場に面してトルコイスラム博物館が開設していた。


トルコとイスラムの広範な美術品を収集していることで有名な博物館である。
美術品の収集品の数は40,000点にも及ぶと言われている。
この博物館は1,524年に建設され、時の宰相であったイヴラヒム・パジャの屋敷跡に作られているものである。

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