オプショナルツアーに参加しました。
小雨の中を、バスで近郊(バスで15分くらい?)のベルサイユ宮殿へ向かいました。写真にポツポツと見える物はゴミではなく、雨の水滴です。
バスはブローニュの森を抜けて行きます。
森と言うより公園と言う感じの場所です。
森をパトロールするお巡りさんは馬でパトロールしています。
公園を抜けるとセーヌ川へ出ます。
橋を渡ってセーヌの西側の丘をトン
ネルで抜けると高級住宅街です。
下の写真が住宅街ですが、この突き
当たりを左へ曲がるとベルサイユ宮
殿です。
宮殿のゲートを入ると広い前庭ですが、庭園は裏側にあるそうです。庭園を一回りすると2時間ほどかかる?
正面玄関で周囲の建物を、ちょっとだけ撮ってから中へ入りました。
宮殿の内部は2000ほどの部屋からなり数々の美術品があります。
左の写真はベッドです。極端に短くて高いベッドはイスみたいです。腰掛けの姿勢で寝たからだそうです。大きなイスと言った感じですね。昔の人は、横になって寝ると死を意味すると言われ、イスに腰を掛けてウトウトすると言う寝方をした時代があるんだそうです。これではゆっくりと寝られませんよね。
下は、鏡の廊下です。
下の写真では左側は鏡、右手が庭園です。当時、鏡は大変珍しい物で、自分が鏡に向かうと、自分と、そして自分の後ろに広がる庭園を写して見ることが出来る様に設計したそうです。つまり庭園にいる自分を見られる場所としたんだそうです。立派な庭園は奥までの距離は約5kmだそうです。
鏡は、当時大変珍しい物でイタリアのベネチアから取り寄せたとも言われている様です。天井もきれいですね。余談ですが、私は帽子をかぶっていますねぇ。この帽子はローテンブルクで買った物です。69マルク(5000円ほど?)でしたが、このあと行く先々の観光地では半分ほどの値段で売られていました。品物が違うようには見えますが、、
さらに余談ですが、中村さんの奥さんが旦那に何かささやいています。ここでは案内をワイヤレスマイクでやっており、各自イヤフォンで案内を聴いているのでこうしないと聞こえなのです。
金色のこの部屋は、ほとんどが刺繍で
出来ているそうです。
写真の向こうに広がるのが庭園です。
庭園は別料金になっており、建物の
横にフェンスとゲートが見えます。
時間が無いので庭園をみる事は出来
ませんでした。
ここから1階へ降りて行くと彫刻の展示がありました。
なお、2階には絵画が展示されていました。
時間がなく駆け足で回ったために写真は写し
てありません。
約2時間の見学を終えて再び前庭へ戻ってきました。
この門の向こうが前庭、
その向こうに見えるのが
宮殿の建物です。
もっと見た〜ぃ、と叫んでいる玉山さんと、そんな事言ったってぇ、
と困った顔の旦那さん。とにかく観光は終わりました。みんなで記念
写真を撮りたい。と撮っています。写真右端のおじさんがフランス人
のガイドさん。日本語ぺらぺらでベルサイユの案内をしてくれました
バスは、パリの中心地、オペラ座の近くへ戻って解散となります。
帰り道に、ダイアナさんが亡くなった場所を通りました。右にエッフェル塔があり、エッフェル塔から西へセーヌを渡ると川沿いにその場所があります。亡くなったのはこの下を通るトンネルです。ここは立体交差となっており左右はセーヌを渡る橋で、この下はセーヌ川の川岸を走る道です。多くの人のメッセージや花束などが置いてあります。
パリでは、川沿いの道はほとんどが立体交差にしてあります。東京でも一部にはこの様なやりかたが見られる物の、このような方式は少ないため、橋の両側で渋滞が起きる様な気がします。日本も、もっとうまいやり方を考えた方がいいんじゃないかなぁ。
パリ観光の1日目が終わりました。疲れたぁ。ここからホテルまでは地下鉄1号線で帰ります。ラデファンスは地下鉄1号線の終点です。パリの中心からラデファンス駅までは15分ほどでしょうか?問題は地下鉄から出られない事です。改札口は電車が到着して一定時間出られますが、3分ほどするとロックされてしまい、次の電車が来るまで出られないのです。の〜んびりと出て行こうとしたら、あたしゃ閉じこめられてしまいました。途方にくれていたら、次の電車が来て、なんでもないような顔をしてみなさん出て行くのをみて、パリの地下鉄の仕組みをしりました。閉じこめられたときは『どうしよう』とあわてちゃったよぉ。