イタリア旅行

98年10月25日 ミラノへ

1025-m 1025-1 ピサ近郊の田舎のホテルを出発して、イタリア最北の大都市ミラノへ向かいます。西海岸の港町ピサから北部の大都市ミラノまで長いバスの旅です。300Kmほどもありましょうか?
山間を走るバスの車窓からはイタリアの背骨みたいな山脈が見えます。天気は雨、霧の中から山間の村々が見えます。バスは延々と高速道路を走ります。

4時間ほどでミラノへ到着、遅い昼食のあと、市内北部の大きな城跡へ行きました。広い城跡は博物館となっておりその北側には公園が続きます。

ミラノ スカラ座
1025-2 城跡から再び市内へ戻りました。スカラ座(↓)の横にバスを停めてバスを降り、市内の中心部を徒歩で観光します。このスカラ座は一見何の変哲もない薄汚い建物です。

←写真左に少し見える石像は
 レオナルドダビンチの像

この手前、左側がエマヌエレ2世アーケードという高級ショッピング街となっておりアーケードを抜けるとドゥォーモの前へ出ます。

ミラノ ドォーモ広場
1025-9

夕暮れのドォーモ広場です。夕日がドォーモの正面をうっすらと照らしています。 左手がアーケードから出てきた門、右手の大きな建物がドォーモです。

ドォーモ内部・屋根
1025-3 ドォーモに入ってみました。

大理石でできており、高さ150mもあるドゥオーモの中は薄暗く、荘厳な雰囲気です。建物全体が大理石でできているのです。すごいですねぇ。 中へ入ったら、ちょうどミサがはじまるところでした。建物内部の、もっとも奥にある大きなパイプオルガンが堂内に重圧な響きをとどろかせながら演奏が始まりました。

1025-4 ドォーモの屋根に登ってみました。教会の裏手にあるエレベータ(有料)か階段で屋根の上までゆけます。ここは屋根の縁です。ここは教会の裏手ですが、正面まで屋根の縁を歩いて行きます。大理石で出来ている屋根には様々な壁がありますが、人が一人通れるだけの穴が開いているのです。正面まで来ると、ここから屋根の頂上まで屋根に作られている階段を登って行けます。


1025-5 地上ではありません。→

屋根の中央部へ出ました。みなさん、ドォーモの屋根の上を歩いているのです。すごいですねぇ。ここに来てしまうと屋根の上だとは思えません。下を見下ろさなければ、まるで石畳の広場(地面)にいる雰囲気です。壁も柱も屋根もすべてが大理石で出来ているのです。屋根もピンク色の大理石で出来ています。写真奥に見える一段高いところへも行けます。そしていたるところに様々な彫刻が刻まれています。

1025-6

 

 屋根の上から、
 先ほど歩いてきたアーケードの門を見下ろすと
←こんな感じです。

 広場は大変な人混みでしたが時間とともにやや人も減ってきました。そろそろ夕日も沈むのではないでしょうか? この広場には馬に乗ったお巡りさんが巡回しており、そのあとには馬糞も、、よそ見をしながら歩いていると馬の糞を踏んでしまいます。


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