イタリア旅行

98年10月26日 ミラノ郊外のコモ湖へ

1026-m 今日はフリータイムです。この時間を利用してスイスとの国境にあるコモ湖へ行きました。イタリア北部の大都市ミラノから北へ1時間ほど走るとスイスとの国境にある湖【コモ湖】につきます。コモ湖は山岳地帯にある避暑地です。有名人やお金持ちの別荘がたくさんあります。
1026-1

湖畔のシルクの問屋でネクタイ(2000円)を買い、近くのおみやげ物やさんで仮面の壁掛けをかってから船をチャーターして湖へ出ました。湖の長さは50Kmもありますがそのうちの南のほうを少しだけみたわけです。チャーター料は2万リラ×20人=40万リラ、一人1600円ほどでした。

1026-2 コモ湖は細長い湖で北側半分はスイスです。
左の写真は北側を写しています。この谷を北上すれば1時間半〜2時間ほどでスイスに着くそうです。パスポートを見せるだけで入国できるらしい。

1026-3 右の写真は女優『ソフィアローレン』の別荘だそうです。このほかにも有名人の別荘がずらり、向かって右手には1泊12万円の高級ホテルもあります。

1026-4

←科学者ボルタの博物館です。

 ボルタは電池を発明した人で、電圧のボルトという単位はボルタの名前から来ています。ボルタの電池はガラスの筒に液体を入れて作ったもので、今でもこの電池の原理は変わっていません。
 

ベローナへ
1026-5 コモ湖からミラノへ戻ってお昼を食べてから、ロメオとジュリエットのベローナを経由してベニスへ向かいます。ミラノから東へ向かう高速道路からは、丘の上に古代の都市が見えます。イタリアでは崖の上や、丘の上などの高台に古代の都市が点在しています。
ベローナ
ローマ時代より前、エトルリア人が作ったと言われる中世の都市です。ゲーテが訪れたところで今では古代の円形劇場で開催されるオペラや『ロメオとジュリエット』の舞台として有名な都市だそうです。

1026-6 小さな古代都市ですが川沿いにあり、洪水に見舞われることが多かったそうです。 ここはシェークスピアの『ロメオとジュリエット』の映画の撮影で有名になった街だそうで写真の建物のベランダにジュリエットが居たそうです。

1026-7 この小さな広場にはジュリエットの像があり、彼女の右胸に触ると幸せになれるんだそうな。私も大勢の人の合間を縫って右胸に触って写真を一枚。さぁ、効果のほどやいかに?

街は遺跡の上にあります。イタリアの街は掘ると下から古い都市が現れるのです。ここでも広場の一部を発掘してあります。見下ろすと何百年か前の都市が遺跡としてみられます。これは各地の都市でみられました。街の中程の広場には様々な露店が出ていました。どこへいってもおみやげは同じで仮面と、ベネチアングラス、それに革製品です。

お日様は西に沈みつつあります。ベローナをあとにして今夜の宿、ベニス(ベネツィア)へと向かいました。


ミラノへ
back
トップへ
観光4日目(ベニス)へ
go