なぜに君は帰らない 前編
「いつまで、残ってる気だ?! とっとと、帰れッ」
「僕の状態は僕自身が一番、判ってる!! まだ、処置しなければならないクランケが・・・」
「ここは、病人がいていい場所じゃねぇんだ―――足手まとい、なんだよ!」
「何だと?!」
医局のドアを開けた途端、怒鳴り合う声が聞こえてきた。思わず首を竦めた峰春美が恐る恐る内部の様子を伺うと、もう見慣れたといっていい光景が目前で繰り広げられていた。
相手を強く睨み据えたまま一歩も譲らない状態で対峙しているのは、司馬江太郎と石川玄という二人の外科医で、皆から『天敵同士』と見做されて久しい彼らの、ありがちな構図だった。
司馬と石川が初めて顔を合わせたあの夜から、一年三ヶ月以上を数えていた。丁度その日その時、当直だった峰は、対立という生易しい言葉などでは片付けられないほどの凄まじい全面衝突を目撃したうちの一人だ。今だ鮮明なあの記憶があればこそだが、今日の状況などささやかに感じられるあたり、この天真楼病院第一外科という職場に自分も随分と馴染んだものだと妙な感慨が湧き上がる。
極力、音を立てないよう気をつけて扉を後手に閉めると、峰は他に誰かいないかと素早く視線を泳がせた。窓際の席で何か作業をしているらしい、頭髪の薄くなりつつある後ろ姿を見つけて、ホッと人心地がつく。室内の手前側、応接コーナー脇で仁王立ちしている二人をできるだけ遠巻きにしつつ、投影機の前で首を傾げている参事兼主任の里村正樹の許へ急いだ。
お疲れ様です、と小さく声をかけると、里村が目線を上げて「お疲れさま―――ねえ、この写真、どう思う?」と返してきた。訊けば、少し前に放射線科医の山村忠光から持ち込まれたレントゲン写真を検めていて、どうにも引っかかることがあるらしい。それにしても、天敵二人のバトルを我関せずといった風情でほぼ無視していられる胆力は、やはり伊達に年齢を重ねていないというか、主任たる人物の底知れなさであると感心すべきだろうか。
背後で空気が動いた。
「もう、いいッ」
悔しそうな科白が放たれたかと思うとバタンと大きな音がして、人がひとり出ていった―――それが石川であることは声で判った。そろそろと振り返ると、応接コーナーへ腰を下ろした司馬が煙草に火を点けたところだった。こちらに背を向けているため表情までは伺えないものの、先刻、声を荒げていた司馬本人の方がより強く疲弊しているような印象を受けてしまい、峰の心はなぜか落ち着かなくなっていた。
ランチを一緒に摂った時から気になりだした、石川の様子が鮮明に甦ってくる。
何となく気怠そうだな、と感じたので、
「石川先生、大丈夫ですか? あまり、元気ないみたいですけど・・・」
と、峰は努めて明るく問いかけてみたのだが、返ってきた石川の答えは一見、平常と判断可能な範囲だった。
「うん、ちょっと頭痛がしてるだけだから・・・大丈夫」
続いて「心配してくれて、ありがとう」と感謝までされてしまい、自分は何も言い返せなかった。向けられた笑顔に違和感が無かったというだけで安堵してしまうところなど、医者としては甘いと言われても仕方ないのだが。それでもその時、心中を掠った何かがセンサーのように作動して、峰の意識は午後から石川の状態を事細かに観察しはじめた。そして夕方の喧噪が病院内へも忍び込んできた頃、石川の調子が頓に悪化していると、傍目にもはっきり判った。
病室を出て医局に戻ろうとしていた後ろ姿へ「石川先生!」と呼びかけた自分の声に反応し振り向いた顔が、明らかな熱っぽさと赤味を伴っていることを認めた瞬間、峰は激しい罪悪感にかられた。
自分が、もっと早くに石川へ強く意見できていたら―――
「あの・・・顔、赤いみたいですし、お帰りになった方が・・・」
「ありがとう・・・大丈夫だから」
またも何も言い返せない、自分の不甲斐なさに臍(ほぞ)を噛む思いだった。医者である石川本人が「大丈夫」と言ったのだからそれを尊重したい、という惚れた弱みでしかない消極的な己の心が情けなくてたまらなくなる。
担当患者の待つ病室へ出向かなければならなかった峰は、石川の後ろ姿をそのまま見送った。その後、処置を終えて医局へ戻ってきた途端、石川を怒鳴りつけている司馬の姿を目の当たりにしたのだ。
内心、(あんな言い方、しなくても・・・)と思う部分はあるものの、それでも、ああも強く石川に命じることのできる司馬という存在が、今の峰にとっては眩しかった。今日の午後、何度も自分が言おうとして言えなかった科白を易々と口にすることのできる先輩医師が、ドクターとして遙かに高い場所にいると痛感させられた。
部屋の中に揺蕩うマルボロの香りが流れ出たような気がして顔を上げると、峰の視界へ、医局を出ていく司馬の後ろ姿が映った。何かを左手に抱えていたような気がしたものの、それが石川の鞄であることに、峰の意識は思い至れないでいた。20分ほどして、医局を空けていた司馬が戻ってきた。手に持っていた白衣の皺をざっと伸ばしてハンガーへかけ、コートラックへ戻したようだ。物音に気付いた里村が顔を捩って、司馬へ声をかけた。
「あ―――やっと、帰ってくれた?」
「玄関、出てくところまで見てました、から」
司馬が事務的な声で応じた。それが、天真楼病院の正面玄関から帰った石川のことを指しているのだと峰が気付いたのは、次に里村が司馬への労いの言葉を口にしたからだった。
「そう・・・帰るとこ、ちゃんと見届けてくれたんだ―――どうも、ご苦労さま」
里村と背中合わせで投薬票の整理をし始めていた峰は、再び応接コーナーへ腰を下ろした司馬の後ろ姿を何とはなしに見遣った。先程、感じさせられた疲労感は既になく、寧ろ一仕事終えたとでも言いたそうな態度がこちらへもはっきりと伝わってきていた。
背後の里村が、石川の容態に関する詳細情報を打ち明けてきた。
「石川先生―――朝方から、熱っぽかったらしいよ?」
その一言に、峰の意識は凄まじい勢いでぶん殴られた。今朝、一番に石川と顔を合わせたのは自分だ―――なのに、そんな気配は微塵も察知できなかった。応接コーナーでまた、煙草を喫い出したらしい司馬の後ろ姿から目を離すと、峰は里村の方へ振り返った。
「そうだったんですか? 調子を崩されたのは、お昼前後からだとばかり・・・」
頭を軽く振った主任は、やや音量を落とした声で独り言のように呟いた。
「本当はさ、もっと早くに、帰ってもらいたかったんだけどなあ・・・」
「え・・・主任からも、帰るように言っていたんですか? 石川先生に?」
「うん。一回は、言ったよ?」
でも、聞いてくれないんだもの、と続けた口先は、きっと小さく尖っているに違いない。
「確かにまだ、担当患者の処置、終わってなかったみたいだけど―――具合よくないんだったら、後は誰かに頼んで、帰って休んだ方がいいじゃない?」
振りかざすまでもない正論を普通に諭しただけの上役へ楯突いた男にも困ったものだが、その彼が本日の処置を残していた患者のことを思うと、石川の気持ちが解らないでもない峰は返す言葉を見つけられないでいた。
北別府敏之は、約一年前の当人のCT写真を介して、石川と不思議な縁(えにし)で結ばれてしまった患者だ。
当時、正真正銘の胃潰瘍でしかなかった北別府の診断写真と石川のそれとをすり替えて、真の症状を当人から隠そうとした経緯は、最終的に石川の耳にも入った。そして、いったんは自分自身のものだと信じた筈のCT画像に写っていたのが再検査の待合室で一緒になった男のものであったことに石川が気付いたのと、北別府本人が今年の人間ドック結果を受けてまたも再検査のために天真楼病院へ出向いてきたのが、奇しくも同時期だった。
元々、凝り性で疑り深いこの患者は、胃潰瘍という診断を一向に認めようとせず、病院内で再会した姿――― 一年前、待合室で「先生」と呼ばれていた青年のことだ―――が実はこの病院に勤める医者だったと知った途端、全身全霊をかけて石川へ縋り付いてしまった。通常、どの医者がどの患者を担当するかは医療機関側の事情で決められることがほとんどであるのだが、北別府に於いては本人の「この先生でなければ、嫌だ」という強い希望がまかり通り、本来ならあり得ない逆指名のようなかたちで、石川が担当医として据えられることとなったのだ。
そして、約一年前の再検査時には軽症だったにも拘わらず、病状を悪い方へ悪い方へと考える性分が著しい悪影響を与えてか、北別府の再検査結果は芳しくなく、結局、石川の執刀による開腹手術が行われた。炎症がひどく腸管拡張が認められため、内視鏡手術での対応が出来なかったのだ。
事あるごとに担当医の石川を呼んで自身の不安を訴える北別府の姿は周囲にも認知されて久しく、ナースの間では『扱い辛い患者』という評価が定着していた。検温ぐらいであれば他の誰かが代行しても問題にはならなかったが、それより上の医療行為となると担当医以外の人間による処置をなかなか受け入れようとしないからだ。オペ前からそうであったものの、手術が無事成功した後でも、状況にあまり変化は見られない。
今日、石川が予定していた北別府への処置は、抜糸のみだった。しかし患者の担当医への執着度を考えると、北別府が石川本人に処置してもらいたがっているのは明白であった。そして患者の気持ちを最優先に考える担当医が、自身の不調を我慢してまでその責務を果たそうとしていたであろうことは、峰にも容易く想像できた。
里村がこちらへ向き直って、更に言葉を紡いだ。
「まぁ、朝から調子悪かった―――ってのは、僕も全然、気がつかなかったけど・・・石川先生としては病状、隠そうとしてた訳だし」
そのままの姿勢で視線だけを応接コーナーの方へ向けた主任は、やや声を張って、一服している背中へ話しかけた。
「ホント、クランケが誤魔化そうとしてる事を一発で見抜くからね、司馬先生は」
さすがだよね、と素直に感心しているらしい里村へ、無愛想ながらもごく僅かに照れの混じった声が返ってきた。
「お褒めいただきまして、どうも――― 一応、担当医、ですから」
「あはははは、違いないや」
屈託のない声で笑った里村は峰に視線を合わせると「だから、さ」と、先般の衝突が発生した理由を明かしてくれた。
「僕から、主治医の司馬先生に頼んだの。クランケに自宅療養するよう説得してよ、って」
「それで、さっき・・・」
納得したような峰の呟きに、うんうん、と頷いた里村は再び、CT写真の方へ身体を戻した。
「司馬先生から言われなきゃ、定時まで残ろうとしたんじゃないの? 無理するからねえ、石川先生は」
そう言われると、峰もその見解を否定できない。
誰よりも患者を思って行動する石川は、自分の体調管理に使う時間よりも患者と接する時間の方を優先しがちだ。その日溜りのように暖かな笑顔と裏表のない真面目な性格が石川本人の優秀さと相俟って、外科一の人気ドクターとしての地位を不動のものとし、常に人々から必要とされる日常が当り前となっている。尤も患者の方は、石川も闘病中の一人だという事情は露ほども知らない訳で、健康体の医者と同等に思われているのはいたしかたのないことなのだが。
「峰先生―――」
煙草を燻らしていた司馬が、こちらも見ずに峰へ声をかけてきた。
「北別府さんの抜糸、お願いできますか?・・・って、石川、先生から伝言」
「・・・は、はい」
石川、と呼び捨てにしようとしていたのだろうが、結果的にきちんと敬称を付けた司馬の言い方をなんだか可笑しく感じて、峰は吹き出しそうになってしまった。胸中をよぎる様々な気持ちからいったん目を逸らし、医者として当然の義務を果たす為に席を立つ。
応接コーナーの横を通り過ぎる時、自然と小さく会釈した自分へ司馬が寄越した微かな返礼に驚きながらも気をよくした峰は、北別府のいる病室へと急いだ。「ええ? 石川先生じゃないの?!」
担当医の姿を探して、峰の後方へ少しく視線をさ迷わせていた患者は、思いきり不満げな声を漏らした。だが、女医についてやってきていた看護婦がお気に入りの中井加世であることに気づくと、少しだけ表情を和らげた。
「まあ・・・峰先生にやってもらうんでも、いいや」
と諦め気味に呟いた北別府の患部を確認しながら、峰は加世と目を合わせ、心の中だけで苦笑した。
病院内では医者や看護婦だけでなく、時として患者に対しても『評判の悪い』というレッテルを冠されることがある。いくら担当医だからといっても、人気ドクターの石川をかなりの時間、拘束する北別府に対し、外科担当のナースの多くが反感を持っていた。だからナースコールが押された時にも、一番若輩の加世が出向かされることが多いのだ。尤も、加世にしてみれば北別府の病室では石川と顔を合わせることも多くなる訳で、それは先輩達には内緒のちょっとした役得だったりするのだが。
山崎翁の時もそうであったが、そうして何度も病室へ足を運んでいるうち、患者の方もこの年若い看護婦へだんだんと心を許すようになってゆく。そんな事情を知っていたからこそ、峰もわざわざナースステーションへ寄って加世を連れ出してきたのだ。
「はい、終わりました―――お疲れさまでした」
看護婦の朗らかな声が、珍しく従順な態度でいた患者へ処置の完了を告げた。その労いに合わせ、女医も北別府へ向かって頷いてみせる。
「明日はきっと、朝一番で北別府さんの様子を見にきますよ、石川先生」
自分のその言葉にやっと安心したような顔を見せた患者へ軽く頭を下げて、峰は病室を後にした。抜糸を終えてきて医局のドアを開けた峰が目にしたのは、窓際にある投影機の前で大の男が三人、光源へかざしたCT写真に見入っている後ろ姿だった。
里村と司馬の他に、先程はいなかった前野健次が加わっている。午後いっぱい担当していた外来診察業務を終えて上がってきたのであろう、その前野の声が響いた。
「見える範囲でだったら―――此処と、此処と・・・これだけ押さえておけば、いいんじゃないですか?」
「うーん・・・僕も基本的には、前野先生と同意見なんだけど」
里村から返ってきた科白は、どうにも歯切れが悪い。
先般、やりかけたままだった投薬票の整理を再開する為、里村達と背中合わせの席へ腰掛けようとした峰に、主任から声がかかった。
「峰先生―――先生の意見も、聞かせてよ。これ・・・どう思う?」
「私、ですか?」
「そう。異なる意見を聞くことは、大事でしょ?」
そういえば、天敵二人のバトルの真最中に戻ってきてしまった自分へ、最初に里村から問われたのが、当該CT写真についての見解で―――直後に石川が医局を飛び出していき、その後、暫く席を外していた司馬が戻ったあたりから、里村との会話は石川に関する話題へ始終してしまったので、投げかけられた質問のことはすっかり失念してしまっていた。
一研修医に過ぎない自分の意見など、たいして参考にならないだろうとは思うものの、三人の先輩医師からひたと見据えられて逃げ隠れのできない状況へ置かれてしまった峰は、覚悟を決めた。少し椅子をずらして場所を空けた里村の後方から、問題の写真へ視線を合わせた。
「・・・患部としてはっきり認識されるのは、此処と、此処と・・・」
まるで、並居る教授達を前にして論文発表を行っている一医学生のようだ。六つの瞳はCT写真に吸い寄せられてはいるが、峰が指し示す部分に誤りがないかを厳しく査定しているに違いない。国試の最中でも経験したことのないような緊迫感が、体内へ冷や汗を滲ませる。口の中が干乾びそうだ。
持てる知識を総動員した結果の診断を説明し終えた峰に向かって、里村の瞳が満足そうに瞬いた。
「やっぱり、そうだよねえ。山村先生だって、そう言ったもの」
放射線科医の山村と同意見であれば、診断の方向性としては間違っていない、ということだ。心臓が止まるかと思うほどの緊張に苛まれていた研修医は意識の裡で握り締めていた拳をやっと緩め、こっそりと息を吐いた。
「でも、司馬先生は・・・違うんだよね? これだけじゃない、って言うんでしょ?」
主任の言葉を受けて、つい、と伸びた指が、峰からすれば全く想定外の場所を三箇所、次々と指し示した。
「此処と、此処と、後は・・・念には念を入れて此処も―――考えうる全ての可能性について準備しておくべきだと、僕は、思います。転ばぬ先の杖、ですよ」
淡々と紡がれる、天真楼病院一の天才外科医と評される男の言葉には重みがあった。
確かに、昨今の投影技術は著しく進歩し、その解像度も高くなってきている。しかしそれは、昔日に比べれば詳細な情報が得られるようになったというだけのことであり、今以て人体の全てを透視できている訳ではなかった。だから屡々、開腹して初めて判る病状に外科医達は驚かされ慄かされる。そしてそれは『想定外の悪化』であることがほとんどなのだ。
小さく眉根を寄せた里村が、軽く溜息を吐いた。
「二対四、かあ―――数だけだったら、こっちの勝ちなんだけどなあ」
その呑気な物言いを受けて、前野が呆れたように応える。
「も〜主任ってば、何、言ってるんですか。こういうことで勝ち負け、ってそれは違うでしょー?」
緊張感に欠けるやり取りに鼻白みながらも、「二」という数値が何を意味するのか見当のつけられなかった峰は、鸚鵡返しに問い返していた。
「え、二対四・・・って?」
「二は、司馬先生と石川先生。僕ら三人と山村先生で四、ってこと」
里村の返してきた言葉が、峰になぜか胸騒ぎを覚えさせた。己の中へ芽生えたよく解らない穏やかならざる気持ちを懸命に抑えつけ、峰は里村が続ける言葉へ耳を傾けた。
「最初に、石川先生に訊いたの。少し考え込んでたけど、指摘してくれたとこは今、司馬先生が言った箇所と全く同じだったんだよね」
具合が悪いのをおして写真を凝視していた石川は、暫くして懸念を感じる三箇所を次々と指差した。医療業務に限ったことではないが何事にも手抜きの出来ない彼らしい一こまを思い、峰の心も少し暖かくなった。
「第一外科のツートップが、おんなじ意見なんだもの―――やっぱり、頭には入れとかなきゃ、ね」
ま、正解は開腹してみれば判ることだけど、と会話を締め括った主任はからりと笑って、漸く件(くだん)のCT写真を投影機から外した。
峰は、そっと背後の様子を伺った。前野に何か話しかけられたらしい司馬が、先立って応接コーナーへ戻ろうとしていた。
隙のない後ろ姿は、どうしてだか、厳しいものを峰に感じさせる。少し前に湧き上がってきた得体のしれない心許なさが、その『厳しさ』に誘発されたような気がして、峰はただ、じっと司馬の背中を見続けていた。
へ戻る
すいません、字数の関係でページを分けた方が読み易いかと思い、ここで切っています。
ということで、続きを読んでください…
![]()