com.nttdocomo.opt.ui
クラス AudioPresenter2

Object
  |
  +--com.nttdocomo.ui.AudioPresenter
        |
        +--com.nttdocomo.opt.ui.AudioPresenter2
すべての実装インタフェース:
com.nttdocomo.ui.MediaPresenter

public class AudioPresenter2
extends com.nttdocomo.ui.AudioPresenter

音声のメディアデータの再生オブジェクトのオプション機能を定義します。
このクラスで定義されている属性は、 AudioPresenter.setAttribute(int, int) メソッドの 引数に使用します。

オプションとして複数の MFi データを並列再生する MFi/Phrase 機能を定義します。 MFi/Phrase では、4 つのトラックで MFi/Phrase 用に作成された MFi データを 並列で再生することが可能です。 複数の AudioPresenter オブジェクトを生成して、 それぞれのオブジェクトを 4 つのトラックに関連付けることで実現します。 AudioPresenter オブジェクトがトラックに関連付けられているかどうかで MFi の通常再生か MFi/Phrase の再生かを切り替えます。 MFi の通常再生中に MFi/Phrase の再生を開始しようとした場合やその逆の場合は UI 例外(BUSY_RESOURCE)が発生します。 MFi の通常再生と MFi/Phrase の再生を切り替える場合は、 必ず一方を停止してからもう一方の再生を開始しなければなりません。
以下に MFi/Phrase の再生例を示します。

     // AudioPresenter オブジェクトを生成して、それぞれトラックに関連付ける。
     AudioPresenter ap1 = AudioPresenter.getAudioPresenter();
     ap1.setAttribute(AudioPresenter2.TRACK_ASSIGNMENT, 0);
     AudioPresenter ap2 = AudioPresenter.getAudioPresenter();
     ap2.setAttribute(AudioPresenter2.TRACK_ASSIGNMENT, 1);
     // MFi をロードする。
     MediaSound sound1 = MediaManager.getSound("BGM");
     ap1.setSound(sound1);
     MediaSound sound2 = MediaManager.getSound("EFFECT");
     ap2.setSound(sound2);
     // LOOP 指定を行う。
     ap1.setAttribute(AudioPresenter2.LOOP, 1);
     // MFi/Phrase の再生を開始する。
     ap1.play();
     ...
     ap2.play();
     ...
     ap2.stop();
     ...
 
なお、MFi/Phrase をサポートしていない(TRACK_ASSIGNMENT 属性をサポートしていない)端末で MFi/Phrase を再生しようとした場合の振る舞いは機種依存です。

端末によってサポートされていない場合があります。 AudioPresenter.setAttribute(int attr, int value) メソッドの引数に未サポートのフィールドが指定された場合、 その設定は無視されます。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0

フィールドの概要
static int KEY_SHIFT
           メディア再生時の音階の変化を示す属性です(=130)。
static int LOOP
           ループを示す属性です(=128)。
static int PANPOT
           パンポットを示す属性です(=132)。
static int TEMPO
           メディア再生時のテンポの変化を示す属性です(=129)。
static int TRACK_ASSIGNMENT
           メディア再生オブジェクトを MFi/Phrase の特定トラックに 関連付けることを示す属性です(=133)。
static int VOLUME
           ボリュームを示す属性です(=131)。
 
クラス com.nttdocomo.ui.AudioPresenter から継承したフィールド
ATTR_SYNC_OFF, ATTR_SYNC_ON, AUDIO_COMPLETE, AUDIO_PAUSED, AUDIO_PLAYING, AUDIO_RESTARTED, AUDIO_STOPPED, AUDIO_SYNC, CHANGE_TEMPO, MAX_OPTION_ATTR, MAX_PRIORITY, MAX_VENDOR_ATTR, MAX_VENDOR_AUDIO_EVENT, MIN_OPTION_ATTR, MIN_PRIORITY, MIN_VENDOR_ATTR, MIN_VENDOR_AUDIO_EVENT, NORM_PRIORITY, PRIORITY, SET_VOLUME, SYNC_MODE, TRANSPOSE_KEY
 
コンストラクタの概要
protected AudioPresenter2()
          アプリケーションが直接このクラスのインスタンスを生成することはできません。
 
クラス com.nttdocomo.ui.AudioPresenter から継承したメソッド
getAudioPresenter, getAudioPresenter, getCurrentTime, getMediaResource, pause, play, play, restart, setAttribute, setData, setMediaListener, setSound, setSyncEvent, stop
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

LOOP

public static final int LOOP
ループを示す属性です(=128)。 属性値にはループを行なう回数を指定します。 この場合、サウンドデータのループ指定は無視します。

通常の MFi の再生でも MFi/Phrase の再生でも使用できます。 MFi/Phrase の場合、トラックごとに指定することが可能です。

再生開始後に設定した場合は無視されます。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
AudioPresenter.setAttribute(int, int), 定数フィールド値

TEMPO

public static final int TEMPO
メディア再生時のテンポの変化を示す属性です(=129)。 属性値に0を設定した場合はメディアデータに含まれるテンポのまま再生します。 属性値に0以外の値を設定した場合は、その割合(パーセント)だけ テンポを増減して再生します。 実際に扱えるテンポの範囲は機種依存です。 端末がサポートしている範囲を超えた値が指定された場合は、 端末がサポートしている最大値または最小値に補正されて設定されます。

通常の MFi の再生でのみ使用できます。 MFi/Phrase に対して設定しようとした場合は無視されます。

再生開始後に設定した場合はその時点からテンポが変化します。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
定数フィールド値

KEY_SHIFT

public static final int KEY_SHIFT
メディア再生時の音階の変化を示す属性です(=130)。 属性値に0を設定した場合はメディアデータに含まれる音階のまま再生します。 属性値に0以外を設定した場合は、その値の分だけ半音階単位で音階を 増減して再生します。 実際に扱える音階の範囲は機種依存です。 端末がサポートしている範囲を超えた値が指定された場合は、 端末がサポートしている最大値または最小値に補正されて設定されます。

通常の MFi の再生でのみ使用できます。 MFi/Phrase に対して設定しようとした場合は無視されます。

再生開始後に設定した場合はその時点から音階が変化します。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
定数フィールド値

VOLUME

public static final int VOLUME
ボリュームを示す属性です(=131)。 属性値にはボリューム値(0〜127)を指定します。 デフォルト値は 100 です。

通常の MFi の再生でも MFi/Phrase の再生でも使用できます。 MFi/Phrase の場合、トラックごとに指定することが可能です。

再生開始後に設定した場合はその時点からボリュームが変化します。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
定数フィールド値

PANPOT

public static final int PANPOT
パンポットを示す属性です(=132)。 属性値にはパンポット値(0〜127)を指定します。 デフォルト値は 64 です。

MFi/Phrase の再生でのみ使用できます。 通常の MFi に対して設定しようとした場合は無視されます。 MFi/Phrase の場合、トラックごとに指定することが可能です。

再生開始後に設定した場合はその時点からパンポットが変化します。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
定数フィールド値

TRACK_ASSIGNMENT

public static final int TRACK_ASSIGNMENT
メディア再生オブジェクトを MFi/Phrase の特定トラックに 関連付けることを示す属性です(=133)。 属性値にはトラック番号(0〜3)を指定します。

再生開始後に設定した場合は無視されます。

導入されたバージョン:
DoJa-2.0
関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

AudioPresenter2

protected AudioPresenter2()
アプリケーションが直接このクラスのインスタンスを生成することはできません。



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