2000年四月の日記

   

Apr.29,2000

起きるといきなり昼過ぎ。ショック。 部屋が早くも散らかり始めていることに気付く。 さらにショック。

今日もギター弾きまくる。 今日は泣きのアドリブに挑戦した。 ここ数日ずっとギターを弾いているためか、 調子が戻ってきていて最盛期の三分の一くらいでなら早弾きが出来るようになっていた。 わりと好感触。 どうやらそれなりに成長していたらしく、アドリブでもそこそこの感情表現をこめる余裕を持てた。 リハビリ完了。そろそろ曲でも作るか。

なおっちとアキバに出かける。 エロゲー「同心」、「せんぱい」 CDオシャレ系女声ボーカル物二枚購入。 そしてバカグッズ「Big mouth Billy Bass」

木製のパネルに魚のバスが剥製になっていて、バスのBillyが曲に合わせてビチビチと蠢くというもの・・・ 歌詞が「Take me to the river drop me in the water」・・・ で、こいつに合わせて尾をビチビチ、口をパクパク・・・ 見かけた瞬間に速攻で買っちまった。 お値段¥4500。バカだ・・・

B G M
blue / Chantal Kreviazuk (color moving and still Tr01)

Apr.28,2000  好きなことと得意なことは

今日も結構ギターを弾いた。 メロディーを考えなければいけないのだが、思いつかないものはしょうがない。 開き直ってコアなリフを考えてみる。

うんざりするくらいに思いつく。 ショックだ・・・

なおっちとだっちが訪問。 馬鹿話をする。 うやむやのうちに日曜にある「リーフフェスティバル」への参加が濃厚となる。 そんな暇はないのだが・・・

B G M
Santana / smooth - from supernatural Tr05)

Apr.27,2000  洗濯物が乾ない

自主休講した。 金曜日の講義は一限からで、起きられないはずだから今週末は四連休ということになる。

曲など考えてみる。 わりと悪くないメロが出てきた。

しかし、Cakewalkの使い方をまだ覚えていないので、速攻忘れてなかったことになる。 今月中に曲をアップする約束だったがMIDIではムリそうだ。

久しぶりにハードコアやデジタルロックなど聴いた。 併せて適当にギターなど弾いてみる。 この手のバンドの考えていることは何故か手に取るように分かので、始めて聴いた曲でも自分の曲のように轟音の渦の中を自由に駆け回れる。 やはりオレはこのジャンルが一番才能あるらしい。

いくら頑張ってもギャルゲーの曲なんて書けないはずだ。 人生ままならない。

いや、嫌いじゃないんだが・・・

B G M
? / Machine Head (Burning Red Tr06)

Apr.26,2000

朝後輩が訪ねてきて目が覚めた。 彼はいきなり部屋の片づけを始め出し、気がついたら二人で大掃除開始。 一人で三日かかっても片付かなかった部屋が 彼の手にかかると四時間で見事に片付いた。 ダメすぎだ。

ありがとう。ゆたか。

B G M
untitled - composed in Apr.22,2000 / オレ (my demo tracks)

Apr.25,2000

なぜ寝覚めの煙草は不味いのだろう。

とりあえずHDDの中を整理してみる。 MP3とWMAで3300曲以上。計12GBを消費していた。 28GBのBarracudaATAが曲だけで埋まる日もそう遠くはなさそうだ。 さすがにバックアップ取る気になれず。 クラッシュしたらショックだろうな。

床の視認に成功。

B G M
? / 坂本真綾 (パチポチ Tr04)

Apr.24,2000

この部屋の散らかり具合もそろそろ限界に達してきた。 もはや文化的な生活を営める最低限度。 今週中にルンペンにも似た状況になること必死。

とりあえず飯でも食いに行ってみる。

B G M
季節の雫 / R.I.E. (Windows adventure game Treating 2U's Additional Max-single Vent Azure Tr06)

Apr.23,2000  コミックパーティーと岩男順子のコンサート

コミックパーティーはあまりにもこんでいたために1サークルまわっただけで断念。 行ったことを真剣に後悔する。 また、夏コミに行きたくなくなるというおまけまで付いてきた。

岩男順子のコンサートには言いたいことがたくさん。 バンドっぽいアレンジになっていた。いろいろなアレンジを聴かせてくれる方が楽しめるので、それはかまわないのだが、バンドっぽくなったからといってリハーサルもろくにせずに(アレでやってたら処置なし)ださいアドリブでごまかすなよドラマー。

ベースは良かった。とくにノリの良いアクション。 ギターは相変わらず曲を覚えておらず、超人的なつじつま合わせを今回も楽しませてくれた。なんてスリリングなプレーだ。 ちょっと違うか・・・ もはや名人芸。

相変わらず低音強調しすぎな最低のミキシングにブチ切れそうになる。 今回ばかりは本気で卓をジャックして自分でミキシングしようと思った。 ドラムにリバーブ掛け過ぎ。エレキギターは聴こえないし。 耳腐ってってやがる。というよりも最早物理的に痛かった。 殺意すら抱いた。 岩男順子も喉の調子悪かったし。風邪でもひいていたのか?それとも花粉症?

悪いことばかりではなく、ドラーマーによるハモリや、ハーモナイザー、ディレイを駆使した岩男順子本人による新機軸のコーラスワークはかなり秀逸。 今後も是非追及していってもらいたい。

新加入のキーボーディスは例によってかなりのテクニシャンだったが、今までの担当者と違いソロイスト志向の強いヤツで、ほぼすべてのリードを一人で弾いていた。

あんたが巧いのは分かったよ。 でもなんで全部一人で弾くわけ? ギターとベースもいるんだからみんなでソロバトルしろよ。 いい加減飽きるんだよ。

飽きたといえばドラミング。 行く度に巧くなっているのはいいが、今回のプレーは頂けなさ過ぎだ。 ほぼすべてのブレイクとフィルインがきっちり拍の頭から始まって退屈。イラつかされた。 あんた才能ないよ。

しかし、こちらは行ったことに対して後悔していない。

Apr.22,2000  充実

昨日はバンドの相方の家に外泊したために書けなかった。 夜のうちには帰ってくるつもりだったが、結局今日の夜になってしまった。 予定が狂った。

良いメロディが浮かび、自分に納得できた。 デカイ音でギターを弾けた。 美味しい食事をご馳走になれた。 何の不満があろうか。これに勝る歓びなし。

明日はコミックパティーと岩男順子のコンサートで一日埋まり、月曜には卒論のゼミ・・・

依然、部屋片付かず。

B G M
ながい愛 / B'z (Brotherhood Tr04)

Apr.21,2000  健康第一

何時の間にか視力が低下していたので眼鏡を作る。 サングラスも併せて作ったので、¥30000もかかった。 金が要る年度始めにこれは痛い。

歯と眼は大切にすべき。 NN6には対応しているらしい。

Apr.20,2000  ソシテ、ヤッチマッタ

結局一限の補講寝坊した。

「目覚し時計の故障」というアクシデントがあったとはいえダメすぎ。 ここまで来ると運命すら感る。 そして今日も自主休講。日曜日。

卒業できるのだろうか? せめて部屋は片付ける・・・

B G M
Can't I reach You / NOA (Blue touches blue Tr02)

Apr.19,2000  ヤバイ(2)

今日こそ部屋を片付けるつもりだったが、一番仲の良かった後輩が訪ねてきたせいで結局片付けずじまい。 しかも明日は昨日爆睡してサボったのと同じ補講がまたある。 今度寝過ごすといきなり卒業危うくなるので、もう今日は寝るしかない。 いつになったら片付くのだろうか。

二年前一緒に暮らしていたあの頃は毎日バカやってて、とても楽しかった。 久しぶりに会ってみるとすこし大人の顔になっていた。 自分はどう映っていたのだろうか。

B G M
NOA / Can't I reach You (Blue touches blue Tr02)

Apr.18,2000  ヤバイ

留年した原因となった必修講義の補講が一限にあったが、余裕の爆睡。 出席足りないと絶対に単位を出さない厳しい教授なので、マジにヤバイ。 今日の講義はこれ一コマのみなので、個人的に今日は休日。

とりあえず、強力な目覚ましを買おう。

B G M
NOA / Can't I reach You (Blue touches blue Tr02)

Apr.17,2000  応用代数学

今日は朝からだるかったが、学校に行って寝たらスッキリした。 オフィスタイムにも眠れるなんて・・・素晴らしいよ学生。 講義といえば「応用代数学」という講義が基礎教育科目の数理自然科学系列にあり、コイツは熱い。 名前は難しそうだが、実際の講義内容は四年次の基礎教育科目ということもあってか、「数学史」といった趣。 最も人類に愛されている数、「円周率」にまつわるエピソードを、偉大な天才たちの思索を追いながら紹介していく。 といった形態で展開される講義で、本当に興味深い。

今日の第二講目はニュートンが円周率の考察に際して、一般二項定理を発見したエピソードについてだった。 微分積分が確立されていない時代にあんなこと考えるなんて・・・ そもそも、学校が休学になって田舎に帰ったからといって、数学の一つのジャンルを打ち建てんだろう普通。

あと、資料としてニュートン直筆のノートのコピーを貰った。 天才が思索中に書き留めたとは思えないほど綺麗なノートで、書き込んであるグラフもフリーハンドでありながら「解かっている」オーラを感じさせる美しいものだ。

学ぶ喜びを感じたのはいつ以来だろう。 卒業単位とは最早関係ないがこの講義は受けよう。 久しぶりに「学生」なんだという気分になれた。 やはり大学には通うべきだ。教養が深まる。 そして、そう感じることが出来た今日。一年の休学は無駄ではなかったとおもう。

しかし、本学の講義名と内容は本当に違いすぎる。 「哲学(1)」は古典論理学だし。「哲学(2)」は現代論理学。で、実際の哲学は「科学史及び科学論」で教える。 何を考えているのだろうか。

今日の名言
「天才は思いついたら止まらない」

それにしても寒い日だ

B G M
NOA / Can't I reach You (Blue touches blue Tr02)

Sep.12,1999  奥井雅美のライブ

日比谷野音で行われた奥井雅美のライヴに行って来ました。すごく良かったですよ〜 久しぶりにライヴと呼んでも差し支えのないものを観ました。

個々のメンバーも上手かったのですが、 何よりもバンドとして息が合っていました。めちゃくちゃレベル高かったです。 たまにギターがツインでハモッていたんですが、ハーモナイザーの様でした。きもちよかったぁ〜! キメとか、ブレイクとかそりゃあもうぴったりで、感動しました。何であそこまで合うんだぁ〜 オレもがんばんなきゃ・・・

なかでもストラト持ってた方のギターと、サックスはホントに上手かったなあ。 音も結構良かったし。野音ってことで、変な残響なかったからウザクなかったし。聴いてて痛くなかったもん。

個人的にはベースのアタックを強調して欲しかったとか、ギターのバッキングの音量を小さいとか、 バスドラをもう少し絞って欲しかったとか、ドラムの金物はもう少し跳ねようよとか、 アコギの音がオベーション臭くてイヤだ。といった不満はありましたが、そんなことは些細なことです。

これ以外の点ではすべて大満足でした。あぁ、楽しかったさっ!これで¥4800なんて安すぎるぜ、 へったくそな外タレ*1)に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいくらいに。

このライブの模様がノーカットで収録されたライブのビデオが12/23に出るらしいのでファンの方は絶対買いです。

*1)このちょっと前に某Death Metalバンドのライブを観にいったのですが、これがひどくてひどくて・・・