Last update Jul.04,2000

Gary's 1959 Les Paul Standard

Gary's 1959 Les Paul Standard

Garyが師とも仰ぐ元フリートウッドマックのGreen Godピーター・グリーンから譲ってもらったらしいGuitar。

Gibson社の1959年製Les PaulというギターのStandardモデル。
出た当時はさっぱり人気が無かったそうですが このGibson Les Paul Standardの'58年、'59年ものは現在ビンテージとしてムチャクチャ人気があり、 数百万から数千万の値段がついてます。

実際音のほうも凄く、まだバリバリのハードロッカーでギターゴッドだったころのエリック・クラプトンやレッド・ツェペリンのジミー・ペイジなんかもこのLes Paul Standardを使ってイカしたトーン出してます。

Garyの数々の名演を支えてきた名器中の名器。
ぱっと見は特に手を入れた様子も無く、ピックアップもデフォルトのまま。 そのサウンドはナチュラルでありながらもすさまじいゲインとフィードバックを持つ。

ただ、フロントとリアのミックス時にハーフトーンになるようにフロントは上下逆にマウントされている模様。 写真を見ていただければ分かるようにフロント(ネックに近い方)はリアとネジ(ポールピースという)のついている向きが逆でしょう?

こうすると両方の音をミックスしたときにそれぞれの電気信号の位相が逆相になるので、独特のニュアンスが得られる。

元ネタはギター会社としてGibsonと並ぶもう一方の勇、Fenderのストラトキャスターってギター。

それにしてもさすがはビンテージ。 ラッカー塗料が経年変化していい色に焼けてます。これぞまさにレモンドロップ。

と、えらくまじめに解説していますが本当はこの一言が書きたかっただけ。

この色、艶、美味しそうだと思いませんか?