名前: さつき
性別: 女性
年令: 22
メッセージ: 最近、便秘がちのことで就職後のことを考えると気分が重くなってしまって...
体調がわるくなって仕事がきちんとつとまるのか、ちゃんと社会人としてやっていけるのか、気になりだすと考え込んでしまいます。
健康診断のつもりできちんとしっかりした病院でみてもらおうと以前から考えてはいました。
大学の講義も12月で終わりになったので、先日、ある大学病院へいってまいりました。
何科で診てもらえばよいかわかりませんでしたが、受け付けで相談にのってもらったところ、総合診療科というところに回されました。
最初、予診室という部屋に呼ばれ、若そうな先生に、いろいろと質問をうけましたが、またあとでお呼びしますといって去っていかれました。
それから随分と待たされましたが、ようやく呼ばれて、今度は第一診察室というところにはいっていみると随分年輩の貫禄のある先生が腰掛けていました。
驚いたことにその先生以外にも後ろの方に3人の白衣を着た先生(あとで学生だとわかったのですが)おられました。
先生は私の方に見向きもせず、最初に予診室で会った先生からわたしの病状を聞いているようでした。
看護婦さん(中年の)に
「これから先生が診察されますのでベッドに横になって待っていて下さい」
と促されました。
ベッドに横になるとズボンのベルトとチャックをゆるめられ、ブラウスをまくっておなかを出した状態で待期させられました。(お腹にバスタオルを掛けてくれました)
先生はまず、
「ここにいる3人は学生なんですが勉強のために診察につかせたいんですが、よろしいでしょうか?」
と聞いてきました。
ああ、やっぱり大学病院というところは普通の病院とは違うんだなと思いましたが、あまりなにも考えずに
「はい」
と返事をしてしまいました。
先生は入念におなかの触診を始め、腎臓はこうやって触れるとか、肝臓はここに手をおいてとか、学生さんに教えながら診察されていました。
「便に血がまざることもあるとのことですが、お尻を拭いたときに真っ赤な血が紙につくのですか」
と具体的に先生が聞いてきました。
確かに、硬い便のときにそういったこともあったのでそう答えると
「大抵はそういった場合、痔からの出血で良いと思うのですが、中には特別な病気も隠れている場合もあるので、一度、お尻のほうも診させてもらえますか」
この時、私は先ほどなにも考えずに「はい」と言ってしまったことを後悔しました。
先生になら分かるのですが、勉強のためとはいえ学生にはみられたくなかった。
しかし現場の張りつめた雰囲気のなかではとても
「嫌です」
とは言えませんでした。
私は仰向けのままズボンを太股のところまでおろされ、パンツも同様に太股のところまでずりおろされ、横向きになって膝を抱え学生達に向かってお尻を突き出すような姿勢にさせられました。
腰から陰部にはバスタオルを掛けてくれました。
「この縁にわずかに亀裂がみえますね」
と私の肛門を指でさす声が聞こえました。
「こういったとき体位を変えるだけでよくみえるようになりす。」
「○○さん、膝を出来るだけ胸にくっつけたままうつ伏せになりますよ」
と言われるのと同時にゴロンと転がされました。
学生達の間から、かすかにざわめきが聞こえました。。
「膝胸位といってこの体位にするだけで肛門がひろがって詳細な観察が可能となります」
「さっきみえた亀裂の奥のほうまでこれだとはっきりするし、ほらさっきはかくれてみえなかった痔核が6時方向にみえるだろう」
私は土下座しているような格好でおしりを突き出していました。
自分でもお尻が自然に開いて、おしりの穴のひだが伸びきって緊張しているのがわかります。
複数の人間に観察されていると思うと、火がでるほど恥ずかしく、顔を上げることができませんでした。
この姿勢だとバスタオルを掛けることもできず、肛門の下の陰部まで少し見られてしまいます。
実際、学生達はしゃがんで、私のお尻を下から覗くようなかたちで、すぐそばまで顔を近付けて見ており、陰部に学生さんの視線が痛いほど感じられました。
私はなんとかあそこだけは見られまいと、足の裏で陰部を隠そうと四苦八苦しましたが、無駄な努力でした。
そうした行為自体が逆に恥ずかしく、惨めな気持ちになりやめました。
「いいですよ」と言われまたもとの姿勢にもどされました。
「これから直腸の診察をしますのでできるだけ力を抜いていてください、痛いところがあったらおっしゃってください」
そう言うと、先生は私の肛門へ指をすべりこませました。
指先が肛門のなかでくねって腸の壁をくまなくなぞっているような診察でした。
その間、1分もかからなかったと思います。
え、もう終わりなのという感じで、以前うけた肛門の診察とのあまりの違いに驚いてしまいました。
しかし恥ずかしかったのはこれからでした。
「学生さんひとり手袋つけて」
最初に問診した学生が手袋をつけはじめました。
ちらりと一瞬、目がお互いにあってしまい、その方も顔が真っ赤で、気まずいおもいでした。
「診察して所見をいってみてください」
先生に指示され、ぎこちない手つきでその学生が私の肛門に指をいれました。
手が震えているのがわかりました。
「12時方向になにか触れるんですが」
と消え入るような声で学生が答えました。
「バカ、そけは子宮だよ」
といって先生が笑われました。
周りの学生からも笑い声があがり、つられて私も笑ってしまいました。
一瞬、場がなごんだのです。
診察もおわり、ほっとしていると次のようなお話が先生からありました。
「これからは、食生活を整えること、毎朝の排便を習慣づけることですね。少し肛門が切れていますが、硬い便のせいでしょう。あと少し気になったんですがお腹をさわったときに少し子宮が触れたようなのです。子宮筋腫の可能性もあります。これが大きいと直腸を圧迫して便秘の原因になることもあるんです。一度、産婦人科で診察を受けてください。」
その日のうちに私は産婦人科へ回されました。
「子宮筋腫?」
私の頭は最初、パニックになっていました。
今度は、先程の先生が電話をしてくれていたおかげですぐに診察の番がまわってきました。
診察室にはいると壁に張り紙がしてありました。
*下履き(ズボン、スカート、下着)を脱いでください。
*足台を使って気をつけて内診台に上がってお待ちください。
部屋の中には腰ぐらいの高さの内診台があり真ん中がカーテンでしきられており向こう側が見えないしくみになっていました。
言われたとおりにズボンとパンツを脱ぎ、脱衣篭へいれようとかがんだところカーテンで仕切られた向こう側にたくさんの靴がみえました。
また学生のさらしものになるんだ。
そう思うと足がふるえてきました。