以前に住んでいたところは丘の下の方にある小さなマンションでした。
 サッシの大きな窓のある方は丘に面していて、そこ
には一戸建の住宅が立ち並んでいます。
 そのため、私の部屋は上から2番目の階だったのですが、その住宅の2階よりちょっと低いくらいの高さでした。
 ですからマンションの住人はのぞかれないようにと昼間でもカーテンをひいているのです。
 もちろん、露出狂の私をのぞいては。へへっ。
 時間は腐るほどある私は退屈をまぎらわすためにカーテンの陰から双眼鏡で向こうの住宅を観察していました。
 そして、私の部屋のちょうど真っ正面の家の2階がくりくり坊主の中学生の男の子君の部屋だとわかったのです。
 距離にして40〜50メートルくらい。
 何部なのか知らないけど、夕方7時すぎにいつも部屋の明かりが灯り、暖かい時期はカーテンも閉めないで、かわいい学ランからTシャツやトレーナーに着替えて、私の目を楽しませてくれたのです。
 変ですか。
 人の着替えをのぞくって興奮しますよね。
 別に素っ裸になるわけじゃないんだけど。
 他の家はマンションの目があるのでやはり昼でもカーテンを引きっぱなしなんです。
 だから余計その子の部屋が目立つんです。
 でも夕食を終えて部屋に戻るとカーテンを引かれてしまうんです。
 だからはじめのころはあまり意識しなかったというか、自分の置かれた幸福な環境の方に夢中になっていたんです。
 でも、ひととおり試してみたあと、
 「あの子にちょっと幸福を分けてあげよう」
 なんて思っちゃったのです。
 それでまず昼間にその子の家に行って表札を調べました。
 名前と家族構成がわかりました。
 一人っ子でした。
 電話帳で間違い電話のふりをしてその子の声を聞きました。
 変声期前の、女の子みたいなかわいい声でした。
 仮にK君としましょう。
 K君は夜の9時には夕食を終えて自分の部屋に戻るようです。
 寝るのは12時ごろです。
 一晩中明かりがついていたこともありましたが、たぶん消し忘れたのだと思いま
す。(おっ、ストーカーみたい)
 そこで私は練りに練ってこんな作戦をしかけました。
 題して「K君に春を」作戦。(最悪)
 9時少し前になったとき私は部屋のカーテンを全開にして素っ
裸にバスタオルだけの姿になって明かりをつけます。
 ベランダはついていたのですが、K君の部屋からは丸見えです。
 そのとき窓の反対側のベッドの脇に立ちます。
 そうするとK君以外の家からは見られないからです。
 そして目の前に鏡をぶらさげてK君に向かって後ろ向きに立ちます。
 そして待つのです。
 どきどきします。
 やがて9時になるとK君の部屋に明かりがともります。
 私は後ろ向きのまま鏡でそれを確認します。
 そしていかにもお風呂上がりといったふりをしてからだをバスタオルでふく
のです。
 K君はその光景を息を呑んで見守っています。
 私は知らんふりをしてバスタオルをはずし、素っ裸になります。
 K君に私のお尻や背中を見せつけます。
 そして、ぱっと振り返るとK君の部屋のあかりはおちています。
 そうです。
 K君は真っ暗な部屋の中でじっと私の部屋をのぞいているんです。
 私は素っ裸のまま窓辺に行き、カーテンをひきます。
 でもそれは白いレースのカーテンなので、閉めてもK君からは丸見えなんです。
 そして私はそのままオナニーを・・・。
 ところが、当のK君はなかなか気づいてくれないのです。
 2回試したのですが、上に上がってきたK君はすぐにカーテンを引いてそのまま中ではあかりがついたままなのです。
 カーテンの隙間からのぞいていた
としたら、部屋のあかりでカーテンに影が映るはずなんです。
 でもそんな気配はありませんでした。
 「どうして気づかないんだろう」
 私は3回目には、デスクライトを私の方に向け、照明がわりにしました。
 まるでストリッパーみたい。
 でも、その甲斐あってか、3回目の時になってようやく気づいてくれたようなのです。
 K君の部屋に明かりがついたかと思うと、すぐに消えました。
 カーテンも引かれていません。
 「やっと気づいてくれた」
 私は出演前のストリッパーみたいにどきどきしていました。
 「さあ、私をじっくりと見てね」
 私はまずゆっくりとその場でバスタオルをとりました。
 K君は私の背中やお尻を見つめているはず。
 髪を気にするふりをしてしばらくそのままでいました。
 そしておもむろに振り返り、窓に前を向けて立ち尽くしました。
 顔だけは横を向いて、でも横目でK君の家の窓を見ました。
 「あの暗闇の中でK君は自分のおちんちんを握りしめているんだ」
 頭の中がくらくらしてしまいました。
 二人で共有する時間。
 私もK君も発情している。
 からだを重ねることはない。
 お互いの姿に酔いしれているだけ。
 でも二人の間に流れる濃密な時間。(なんちゃって)
 おま○こはじゅんじゅんとジュースをほとばしらせはじめました。
 乳首もぴんと固く尖ってしまいました。
 でも私はがまんしました。
 はじめっからすごいことしてみせたらK君が驚いてしまうじゃない。
 私は素っ裸のまま部屋の中を歩き回りました。
 そしてそのままベッドに寝そべって雑誌を読むふりをしたり音楽を聴くふりをしたりしました。
 それからK君にお尻を向けてときどき足を開いたり閉じたりしてみせました。
 「ねえ、見てる?ねえ、もう出た?」
 私は明かりを消して隣の部屋に行きました。
 そちらはカーテンをしっかりと引いています。
 視線から逃れた私はたまらずにおま○こや乳首をいじります。
 たった今見せちゃったんだ。
 でも、私はのぞかれていることに気づいていないことになってるんです。
 いわばのぞいているK君がいけない子なのです。
 私は被害者。
 そんな勝手な理屈をつけて、私はとうとういたいけなK君を目覚めさせてしまったのです。
 でも、そんなことで私は満足できませんでした。
 私のショーは日ごとにエスカレートしていったのです。
 K君も9時前からスタンバイしてくれるようになっていきました。
 私は隣の部屋の明かりをおとし、双眼鏡でK君の部屋を確認します。
 「出番前」に何度かK君の部屋に明かりがついていたことがありました。
 双眼鏡でのぞいてみると、なんと、K君の手には私と同じ双眼鏡が。
 「顔まではっきりと見られていたんだ」
 いえ、おま○この毛の1本1本、広げたおま○この奥の奥まで見られていたんです。
 明かりはすぐに消え、あとは暗闇の中、K君がそわそわと動く影が見えるのです。
 私は
 「さて、今晩は何をしてみせようか」
 いつものようにバスタオルを巻いて隣の明かりのついた部屋へ登場です。
 何回目のときでしょうか。
 私は部屋の真ん中でとうとうオナニーをしてみせました。
 人前でするオナニー。
 今までだってしてきたことだけど、相手にそれがオナニーだとは断定できなかったはずです。
 でもそのときは誰が見てもオナニー。
 観客を得た私は動物のように転げ回りながらおま○こをいじりまくりました。
 フローリングの床のところどころがジュースの跡でぴかぴかしていました。
 「オナニー見られるってすてき」
 私は夢見心地でした。
 ですから、2週間目くらいからはとうとうがまんできずに私のもうひとつの性癖、ひとりSMも披露しちゃったんです。
 素っ裸で私は床に座りこみ、手錠やロープをいじっています。
 K君は何が始まると思ったでしょうね。
 そして私は首輪をつけ、そこから前にロープを垂らし、おま○こにくいこませます。
 そして首輪の後ろに引っかけるのです。
 そして胸のところに短いロープを2本横に結び、おっぱいを強調するようにして後ろでブラのように結びます。
 乳首には洗濯バサミ。
 そして後ろ手に昔から愛用の革の手錠をします。
 そのままの姿で部屋の中をいったりきたりします。
 それからいったん手錠をはずしてロープの間から通販で買った念願のバイブを挿入します。
 そして再び後ろ手に手錠をしてバイブのスイッチを入れます。
 頭の中に閃光が走ります。
 私はそのえぐられるような快感に、床の上をごろごろと転げ回るのです。
 「ああ、K君、よく見てちょうだい」
 私は狂った獣です。
 はしたない声も漏れていたかもしれません。
 近所に聴かれていたかもしれない。
 でも私はもうK君にしか意識がありませんでした。
 K君は私の初恋の人です。
 顔さえ知らないのに。
 そんなオナニーショーを続けていたのです。
 ベッドにバイブを縛り付け、おま○こに入れたり出したりしてみせたりもしました。
 K君から挿入部分がよく見えるように工夫するのに苦労しました。
 K君、女性不信にならないでね。
 こんなお姉さんばっかりじゃないのよ。
 相変わらずK君の部屋は真っ暗でした。
 「私をおかずにどれくらいの精液を放出したのかしら」
 そんな馬鹿なことまで考えてしまいました。
 そんな「ショー」を私は3週間くらい続けたでしょうか。
 
 ところが、ある日のことです。
 二人の関係はおしまいになってしまいました。
 K君に原因があります。(うーん、こんなことしておいて、責任転嫁は恥知らず。無論、承知しています)
 私はその晩、首輪をつけてひとりがけのソファーに腰掛け、肘あてに両脚をのっけて大きく開脚した状態でいました。
 腰を少し前にずらすとぱっくりとおま○こは丸見えです。
 足首をロープで縛り、ソファーの後ろを通して、もう片方の足首を縛ったロープをフックで固定したんです。
 ぎりぎりの長さのロープなので、しっかりとおさえつけられた感じで身動きできません。
 そしておま○こには大きくグラインドするいぼいぼのバイブ、お尻の穴には普通のバイブを入れちゃいました。
 乳首には洗濯バサミです。
 口にはフェラチオのつもりのバイブをくわえます。
 声が漏れるのを防ぐためでもあるのです。
 そしてソファーの背もたれの後ろに両手をまわして革の手錠で固定しちゃいまし
た。
 手には長くのびるバイブのコード。
 それからおなかにはビニールテープで手錠のカギをはりつけました。
 腰を戻すと腕に余裕ができて、前に戻すことができるんです。
 なんていやらしい姿。
 でも私はK君がのぞいているのを知っていたくせに、準備の段階からこんな変態的な自縄自縛のオナニーを見せつけちゃったんです。
 さあ、スタートよ。
 思う存分見てちょうだい。
 観客がいると考えるだけでおま○こはぐちょぐちょです。
 私は2本のバイブのスイッチを同時に入れました。
 たちまち2本が私のおなかの中で暴れだします。
 そしてとてつもない快感が全身を突き抜けます。
 知らず知らずにからだがよじれました。
 でも私は捕らえられた獣。
 思うように身動きさえできません。
 頭の中でちかちかとライトが点滅します。
 目の前は真っ白です。
 もう何も考えられません。
 でも目は暗闇のK君の部屋を見つめていました。
 K君はこんな私のいやらしい姿をたぶん双眼鏡で間近に眺めているんだ。
 私のいやらしいおま○こやお尻の穴をすぐ間近に見つめているんだ。
 口のバイブはこぼれ落ちそうでした。
 でもK君に私のぎりぎり状態を見てもらおうと必死にバイブをくわえていました。(まあ、いじらしい)
 でもおま○ことお尻の穴のバイブに耐え切れず、思わずスイッチを切りました。
 ものすごい脱力感です。
 大きく動いてからだが揺れたので乳首もびりびりと痛みを伴っていました。
 私はぼんやりとK君の部屋を見つめていました。
 「ねえ、見てくれてる」
 口のバイブをはずしたかったんだけど、手も足も動かすことができません。
 お尻の穴のバイブが抜け落ちそうになっていました。
 でも半分はまだ入っていました。
 おま○このジュースがしたたってきたせいです。
 「さあ、せっかくうまくいってるんだ、K君にもう1回見せてあげよう」
 私は再びバイブのスイッチを入れました。
 今度はバイブの激しさは予想していたものの、その瞬間、動物のような声がバイブごしに漏れちゃいました。
 そのときでした。
 突然、テーブルの上のケータイが鳴ったのです。
 びっくりしてしまった私は後ろ手に握っていたバイブのスイッチを落としてしまったのです。
 私はソファーの後ろで固定していた両手を必死で前に戻そうとしたのですが、腰が前の方に動いていたので、動かすことができませんでした。
 頭の中が真っ白になりました。
 ところが、ケータイハすぐに切れてしまいました。
 でもその着信音で私は正気に戻ったのです。
 「なんてことしているのよ。早くなんとかしなきゃ」
 でも動けば動くほど逆にどうにもならなくなるのです。
 私は口のバイブをはきだしました。
 でも2本のバイブはまだぐいんぐいんと私を刺激しています。
 必死でからだを動かしてなんとかしようとしました。
 そのとき、再びケータイが鳴ったのす。
 どきっとしました。
 けれどもまたすぐに切れちゃったんです。
 ほっとして私はK君の部屋に目をやりました。
 すると、K君の部屋に明かりがついているのです。
 そしてそこには人影が。
 そうです。K君です。
 K君も素っ裸でした。
 右手で双眼鏡を持ってのぞいています。
 私は思わずあっといって目を見開いてしまいました。
 私がK君の存在に気づいたことを悟られてしまったのです。
 すると明かりの下、K君が左手で何かを上にかざしました。
 なんとそれはケータイだったのです。
 さっきの2回のコールはK君からのものだったのです。
 「だめ、早くなんとかしなきゃ」
 でもあせればあせるほどからだは動きません。
 とうとう私はソファーに固定されたまま後ろにひっくりかえってしまったのです。
 下にクッションがあったので痛かったことは痛かったんだけど両手はどうにか何ともなかったのです。
 でもそれよりもK君が見えなくなってほっとしちゃいました。
 でもばたばたしていた両脚は見えていたんだよね。
 すると転んだショックで両足をくくっていたロープが緩みました。
 そしてでんぐりがえしをするようにしてようやくソファーから脱出したのです。
 おま○ことお尻の穴のバイブも床に転がっていました。
 でも両手両足はまだ縛られた状態でした。
 私は手錠で固定した後ろ手をお尻の下に通し、両足
を抜いて胸の前に持ってきました。そしておなかにはりつけていたカギで急いで手錠をはずし、足のロープも取り去りました。
 K君の部屋に目をやると明かりはついていたのですが、K君の姿はありませんでした。
 私は急いでカーテンを引いて明かりを消しました。
 すると、ケータイに3度目のコールです。
 私は息を呑みました。
 相手はわかっています。
 どうしようか、躊躇しましたが、結局着信にしました。
 「もしもし」
 私はおそるおそる電話口に出ました。
 双眼鏡とケータイを持った素っ裸のK君の姿が現れました。
 でも電話は無言です。
 私はK君の姿を見つめながらもう1度
 「もしもし」
 と今度は少しむきになって応えました。
 すると電話の向こうから震えるようなK君の声が聞こえてきました。
 「窓、開けてよ」
 頭の中が真っ白になりました。
 予想していたとはいえ、私は愕然としてしまって身動きできませんでした。
 すると電話の向こうからK君の叫ぶような声がします。
 「早く!」
 私は観念してケータイを耳に当てたままよろよろと明かりをつけ、カーテンを開けてサッシの窓を大きく開放しました。
 「ああ、あそこでK君が私を見ているんだ」
 K君の部屋の窓の明かりはいつのまにか消えていました。
 私は夜風を感じながら真っ暗な窓をぼんやりと眺めました。
 するとケータイが突然ぶつっと切れたんです。
 私は混乱してしまいました。
 K君はどうしたんだろう。
 でもあの暗闇の中でK君は息をひそめてこちらの方をのぞいているはず。
 どうせ、自分からこんなことをしていたってこと、ばれちゃってるんです。
 あんな大胆なことを、それも見られちゃうことだって予想できるのに、わざわざしちゃったんです。
 K君だってわかるはずです。
 私の行為が見られてることを承知のうえでのことだってことが。
 そうよ、だったらK君の望むことをしてあげなくっちゃ。
 私はK君の部屋に向かっておま○こを指で大きく開いて見せました。
 「ねえ、見える?」
 おま○この中に冷たい夜風がひんやりと入ってきました。
 そのままじっとしていると奥からジュースがとろとろとあふれてきて私の指にしたたり始めました。
 私は合意のうえ(?)でのこの行為に興奮してしまいました。
 あの暗闇の中でK君が今自分のおちんちんをしごいている。
 精液は出たのかしら。
 私はそんなK君のおかずになってあげている。
 なんて恥知らず。
 頭の中が真っ白になって私はただただ暗闇のK君を満足させるためにいろいろなポーズをとってあげました。
 立ったままおまんこにバイブを入れました。
 さっきのソファーのとき以上に腰がとろけそうでした。
 でもなんとか倒れてしまわないようにがまんしました。
 そのときケータイが鳴りました。
 コールは1回だけでした。
 もちろんK君からです。
 ポーズを変えろということなのでしょう。
 私は自分で縛ることにしました。
 床の上に横たわり、おま○ことお尻の穴にバイブを入れました。
 そして乳首には洗濯バサミ、両手は後ろ手に手錠です。
 私の一番のお気に入りの盛装です。
 口にバイブをくわえ、スイッチオン。
 今度は3本ともフル稼働です。
 たちまち私の3つの穴はバイブによって犯され始めました。
 あまりの快感に私は床の上を転げるようでした。
 「K君、見てくれている?私はこんなことをあなたと同じくらいの年齢からしているのよ」
 見られていることを意識するだけで、それも自分から見せているのだということでこんなにも快感があふれるなんて。
 変だけど、至福の瞬間でした。
 そのときまたケータイが鳴りました。
 私は急いで手錠をはずし、テーブルの上のケータイを耳にあてました。
 「さあ、どんな風にしてほしいんだろう」
 私は心なしかわくわくしてしまっていました。
 「ねえ、そっちにいってもいい?」
 K君の声に私は顔が青ざめるのを感じました。
 私は叫ぶように答えたのです。
 「だめ、絶対だめ、そんなこと言うなら、もうしないよ」
 するとK君が
 「だって、僕」
 と消え入りそうな声で答えました。
 いやなんです。
 男の人、それがたとえK君であったとしても、いえそれが女の人であったとして誰かに束縛されることは死んでもいやなのです。
 私はケータイの電源を切り、窓を閉めてカーテンを引き、明かりを消してさっさと隣の部屋に行ってしまいました。
 私はふてくされて素っ裸のままベッドに入りました。
 私は今のままの関係を続けたかったのです。
 でもK君だって男。
 目の前にエサをぶらさげられたら、くらいついてみたいと思うのでしょう。
 それはわかるけど、私はそれが死ぬほどいやなのです。
 たぶんK君を1度受け入れれば、その関係はずるずると続いていくはずです。
 そんな重荷は私の人生に引き受けたいとは思いません。(かなりごうまんでしょうか)
 ベッドの中で考えました。
 「もうここにはいられない」
 K君に知られてしまった以上、これから先K君がどう行動してくるかわからないのです。
 私は決心しました。
 翌朝、私は母に電話し、引越をしたいと話しました。
 母は驚いていましたが「おばけが出る」と話すと怖がり屋の母はすぐに同意してくれました。
 そして、その日のうちに不動産屋へ電話し、中古のマンションを見つけてくれたのです。
 その日の午後に不動産屋へ行き、場所と物件を確認してすぐに契約を済ませちゃったんです。
 それが今私が住んでいるマンションです。
 大学からは少し遠くなったけど、自動車があるのであまり不便は感じません。
 借りたのではなく買ったのです。
 ですから心おきなく使えます。
 でも引越は若干のリフォームのため、4日後でした。
 素早いでしょ。
 即決はわが家の家訓みたいなものです。
 引越は業者の人がすべてやってくれるラクラクパックを頼みました。
 さて、K君です。
 あの日の次の日、私はK君を避けるために前の晩は大学の友達(女です)の家に泊めてもらいました。
 その次の日も別の友達のところに泊めてもらうことにしていたのですが、荷物を取りに部屋に戻ると、ドアノブにビニールの袋が下げてありました。
 なんだろうと中を開けてみてびっくり。
 長くなってしまいました。
 だらだらとまとまりがありませんね。ごめんなさい。
 でもまだこのときのことは続くんです。なにとぞおつきあいのほどを。
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 で、一晩明けて続きです。
 部屋に戻った私はドアノブにひっかけてあったビニール袋を見つけました。
 部屋の中で開けてみてびっくり。
 なんとそれは中学校の女の子の制服と、スクール水着だったのです。
 犯人はわかっています。
 でも、K君、これどうしたんだろう。
 盗んだのかな。
 まるで弟のように心配してしまいました。
 でもこれで私にどうしてほしいのかわかりました。(犯罪の片棒かつぎになるのかな)
 そうです、あと少しで私はここを去るのです。
 今度買った家はK君の通っている中学校からも遠く離れています。
 もちろんK君はこのことを知りません。
 当然教えてなんかあげません。
 私は風のようにK君の目の前から姿を消すのです。(なんてね)
 じゃあ、何も逃げ回る必要なんてないじゃない。
 残りの時間を楽しまなくちゃ。
 たちまち私の目の前がぱーっと明るくなりました。
 そうです。発想の転換っていうやつですね。
 K君は誰か同級生の女の子が好きなんだ。
 だから私にこんな格好をさせたいんだ。
 その子、私に似ているのかな。
 妙にどきどきしてしまいました。
 でも私自身はそんな制服趣味というかコスプレの趣味はありません。
 だから大学の同級生でもコミケと称して仮装大会している子たちをみると嫌悪感を感じていました。
 でもK君がそれを望むんだったら、お姉さん、なんでもしてあげるからね。
 まるで姉みたい。
 私はわくわくしながら夜を待ちました。
 大学の友達には断りの電話を入れました。
 引越の準備をしているとあっと言う間に時間は過ぎていきました。
 9時です。
 私はK君の「指示」どおりにブレザータイプの中学の制服を着て明かりの下でじっとK君の部屋を眺めていました。
 ブラウスがなかったので、これは自前でした。
 制服も水着もどちらも新品で、盗んだものではないようだととわかり、お姉さんはちょっと安心したよ。(げげ、近親相姦?)
 サイズは大きめのもののようでしたが、さすがに中学の制服だけあって、ちょっときつい。
 それに鏡に映してみると、やっぱり大学生の私にはちょっと無理がありました。
 でも、K君はこれを望んでいるんでしょ。
 9時を少しまわったとき、K君の部屋の明かりがつきました。
 窓辺にK君の姿が見えます。
 服を着ていました。
 「さあ、いよいよね」
 私は立ち上がり、中学生の制服のまま部屋の中をうろうろしました。
 K君は明かりを消しています。
 私のご近所でも明かりがついているはずなので、他の部屋ののぞきと勘違いされないようにだと思います。
 そして明かりの下、たぶん一番見えやすいところに立ち、スカートをK君に向か
ってそろりそろりとまくりあげていきました。
 この日はわざと純白のパンティをはいていました。
 たぶんそれがK君の好みだろうと思って。
 パンティはもう興奮でジュースが染み出していました。
 K君、見える?
 私は目を閉じたままておへそのあたりまでまくりあげました。
 「ああ、あの暗闇の中でK君、おちんちんいじってるのかな」
 その光景を想像しながら少しずつ足を開いていきました。
 そしてスカートのはしを口にくわえました。
 なんてみだら格好。
 それから制服の上からおっぱいをもみました。
 でも制服が小さめなので、ボタンをはずし、ブラウスの上からもみました。
 ノーブラだったので、ブラウスの生地が乳首を刺激しました。
 着衣のままのオナニーです。
 でもK君に見られていると思うとすごく感じてしまいました。
 私はがまんできずにパンティごしにおま○こに指をあてました。
 ぐちょぐちょでした。
 パンティの上からおま○こに指を入れてくちゅくちゅしました。
 「中学生のころはこんなことで興奮してたんだよね」
 誰もいない密室でしていたとしたら、今の私にはとても満足できなかったことでしょう。
 でも、私には暗闇の奥からのぞく視線があったのです。
 結局、全部脱いでしまいました。
 でもK君のために(?)ストリップのように少しずつじらすようにして1枚1枚ゆっくりと脱いでいったのです。
 K君、堪能してくれたかしら。
 次はスクール水着です。
 からだにぴったりで、お尻の肉がはみ出て格好悪いんです。
 でもK君のお望みなら。
 私は水着のまま両手を手錠で縛り、バスタオルを巻いたまくらにまたがって左右に腰を動かしました。
 「私はみだらな中学生。プールの時間にこんなことしてるの」
 水着が股にくいこむので、勃起したクリトリスが布地ごしにごしごしと刺激されるんです。
 息を切らせ、私は立ち上がって後ろ手のままお尻を隠していた水着をずらします。
 そして腰を少しかがめてお尻の穴やおま○こを指で弄びました。
 もちろんK君にお尻を突き出すようにしてね。
 そのとき、ケータイが鳴りました。
 私はあわてて手錠をはずしました。
 でも私が出る前に短いコールで切れちゃったんです。
 K君の部屋の中は真っ暗です。
 K君は別のショーを要求しているのです。
 私は水着を脱いで素っ裸になりました。
 股の部分はジュースでぐちょぐちょです。
 私は床に寝そべって水着の股の部分をちゅーちゅーと吸ってみせたんです。
 「こんなことまでしてみせちゃっていいの」
 私は頭の中が真っ白になって夢中でからだをいじりまわしました。
 どこを触っても感じるんです。
 時計は0時をまわっていました。
 疲れ切った私は明かりを消してベッドに倒れ込むように寝てしまいました。
  翌晩は、やはり同じ時刻からショーを開始しました。
 前の晩と同じでは申し訳ないと思い、しばらくコスプレをしたあと、上の制服だけ着て床にバスタオルをしき、その上に寝そべりました。
 管理人さんはだいたいさっしがついたでしょう。
 両足を頭の方に近づけます。
 これはまだK君には見せていなかったのです。
 K君は何が始まると思っていたでしょう。
 私はおなかに力を入れ、おしっこの穴に意識を集中させました。
 最初はちょろっと、でもそのあとは滝のようにじゃあじゃあとおしっこがほとばしりでて上だけ制服を着た私の顔や髪や胸を濡らしたのです。
 「ああ、とうとう見せちゃった」
 こんな獣のような私をK君はどう思ってくれたでしょう。
 でも、あと2晩と思うと、私のオナニーのすべてを見せたいと思っちゃったのです。
 さて、最後の晩、「これでK君ともお別れか」と思うととても残念でした。
 でもK君はこのことを知らないんです。
 その晩、私は9時になっても部屋の明かりを消したままでした。
 9時過にK君の部屋に明かりがつきました。
 でも私は自分の部屋の明かりをつけません。
 すると、ケータイが鳴りました。
 私は即座に言いました。
 「ねえ、外で会わない?」
 K君は無言のままです。
 私は一方的に言いました。
 「今晩0時に○○公園のトイレの裏に来なさい。来なければもうしないわよ」
 そして電源を切ってしまいました。
 「K君、来るかな。いえ、私の言い付けだもの、どんなことがあったって来るわよ」
 私って女王様みたい。
 わくわくしながら時計の針を見つめてただひたすら0時を待ちました。
 その公園はK君の家からすぐそばにある公園です。
 住宅街の中の公園なので、深夜は誰もいないはずなのです。
 K君、家を抜け出せるかな。
 それだけが心配でした。
 私は時刻が迫ってきたので、素っ裸になり、上からひざまでのコートを着ました。
 10月だったので、少し肌寒いのです。
 そしてこっそりと部屋を出て、公園へ向かいました。
 公園の時計は0時少し前でした。
 案の定、人っ子ひとりいません。
 目的のトイレに行ってみました。
 誰もいません。
 がっかりしていると、ごそごそと茂みからK君が出てきました。
 初めて間近に見るK君の姿でした。
 トレーナーにジーンズという軽装でした。
 私がトイレの裏の茂みに戻るとK君もついてきました。
 「家、抜け出るの大変だった?」
 「いや」
 K君はそっぽを向いたままぼそっと答えました。
 「いつも見てたんでしょ?」
 わずかな月明かりの下、K君は顔を赤らめたようでした。
 それが彼の答えでした。
 それまでの数カ月間、ふたりは濃密な時間を過ごしてきたのに、じかに会うのは初めてなんです。
 私は震える手でコートのボタンを上から順にはずしていきました。
 K君はまだあらぬ方を見ています。
 ボタンをすべてはずし終えました。
 「ねえ」
 振り向いたK君は私の姿を見て目を丸くしていました。
 その表情がとてもかわいかったんです。
 私は肩からコートを落として、素っ裸でK君の前に立ちました。
 「触ってごらん」
 石のように固まってしまったK君の手をとって私のおっぱいに触らせました。
 暖かい小さな手でした。
 でも私の手と違ってやはり男の子らしくごつごつしていました。
 からだのまんなかに電流が走ったようでした。
 K君はただおっぱいに手をそえたままでした。
 「いいのよ、もっともんでみても」
 K君はおずおずと私のおっぱいをもみました。
 乳首がだんだん尖っていきました。
 私はK君の手をとって乳首をつまませました。
 「ここも触って」
 するとK君は思いっきり私の乳首をつまんだんです。
 「痛い」
 私は小さな悲鳴をあげてしまいました。
 私はそんな不器用なK君をいじらしく思いました。
 私はK君に抱きつきました。
 するとK君の手が私のお尻やおまんこの毛をいじってくれたんです。
 それから私はそのまま姿勢を低くしていきました。
 K君の腰のあたりまでです。
 そしてK君のジーンズのジッパーを引き下ろしました。
 ベルトをはずし、ジーンズを足元まで下ろさせたのです。
 K君はブリーフでした。
 ちょっときつい匂いがしたけど私は口でK君のブリーフをくわえ、そのまま下に引き下ろしました。
 「ねえ、君も全部脱いで」
 私は母親が小さな子どもにするようにK君のジーンズとブリーフを脱がせました。
 トレーナーの下には何も着ていませんでした。
 二人とも素っ裸になり、トイレの裏の茂みで抱き合いました。
 K君がキスしようとしてきました。
 でも私はK君のくちびるを避け、また腰を低くしてK君のおちんちん、いえ、ペニスを握り締めたのです。(ちょっと仮性包茎気味だったけどね)
 私の手のひらの中でK君のペニスがびくんびくんとまるで生きたさかなのようにはねました。
 私はそんなK君のペニスをそっと口にくわえたんです。
 口の中に生臭い匂いがしました。
 でも私はK君のペニスの皮をむき、舌先でぺろぺろとなめてあげました。
 K君が小さな声をあげました。
 両手で私の髪をつかんでいます。
 舌の動きを変えるとK君の私の髪をつかむ力が変わりました。
 ときどき抜けるほど痛かったんだけどがまんしました。
 何せ初めてだったんだよね。
 今これを書き込んでいる時点でも、私は「処女」です。
 こんな私が処女と呼べるかどうかわかりませんが、おま○こへペニスを挿入されたことはいまだかつてないんです。
 キスさえないのです。
 なかなかK君は発射してくれませんでした。
 ビデオやDVDで研究していたはずなのに、実戦ではうまくできなかったのです。
 私は立ち上がり、K君の手をとりました。
 そして二人で手をつないで暗がりを出ました。
 K君は尻込みしていましたが、私がその手を無理やり引っ張っていったのです。
 街灯の見える、明るい場所にあるベンチに二人で手をつないで座りました。
 もちろん二人とも素っ裸です。
 近くに家もあります。
 でもどこの窓も真っ暗です。
 平日の深夜ですから当然ですね。
 でもこんなシチュエーションは初めてらしいK君はしきりにあたりを気にしていました。
 そのおびえるさまがまたかわいいのです。
 K君をベンチに座らせたまま私は地面にひざをついてK君のペニスをくわえました。
 舌先で先っちょをぺろぺろしてあげただけで今度はあっと言う間にK君は放出してしまったのです。
 初めての精液でした。
 口に入った分は飲み込んじゃいました。
 ちょっと苦かったけど。
 そんな私をK君は肩に手をあてて抱き締めてくれたのです。
 そしてそのままK君もベンチの前にしゃがみこんで私にキスしようとしました。
 ところが私の顔を見るなり
 「きゃっ」
 と言ってとびのいたのです。
 私の顔や唇にK君の精液がべっとりとついていたのです。
 私はそれを手でふいて、K君の顔に近づけました。
 私としてはふざけてやったつもりなのに、K君は本気でいやがりました。
 さっきまで自分のおちんちんに入っていたものなのにね。
 トイレの方に逃げて行くK君を追いかけました。
 するとK君が突然真顔になって小さく叫んだのです。
 「やばい」
 私は手を引かれてトイレのさっきの茂みの中にひきずりこまれました。
 道路の向こうの方から人がやって来るのです。
 茂みの中でじっとその様子をうかがっていると、その人たちは二人組のおまわりさんでした。
 ぞっとしたのは私の方です。
 K君は中学生、そのK君にこんないかがわしい行為を強制した私は、女といえども逮捕されちゃう。
 二人でじっと抱き合うように茂みに隠れていました。
 結局おまわりさんは気づくこともなくその場を遠ざかっていったのですが、正気にかえっちゃったんでしょう、K君が
 「もう帰る」
 と言い出したのです。
 「どうせまた明日から会えるんだから」
 そしてさっさと服を着てしまったんです。
 「そうだね」
 もう会うこともないだろうK君に私は笑顔で嘘をつきました。
 そして二人でバイバイをして別れちゃったんです。
 コートを羽織った私はちょっと振り返ってみました。
 そこにはもうK君の姿はありませんでした。
 それだけなんです。
 時間にしてほんの20分くらい。
 これが私とK君との逢瀬。
 一生に1度のデート。
 次の朝、眠い目をこすって引越業者の人に立ち会いました。
 もちろん見られてはいけない「おもちゃ」は私の愛車に隠しておきました。
 そして昼には管理人さんにあいさつし、スーパーで買い物をして新居に行ってみると、あらかた整理もすんでいたのでした。
 こうして私の新しい生活はあっと言う間にスタートすることになったのです。
 K君、ごめんね。
 やっぱり私はたとえK君でも自分の思いどおりにしてくれないといやなタイプ
なの。
 あのままずるずるつきあってたら、たぶんK君、君だって私にまとわりついてきたんでしょ。
 それがいやなんです。
 特定の恋人、あるいは愛人がいるなんて、考えただけでもぞっとしちゃう。
 私は自分の人生は自分で自由に、というか気ままに生きたいのです。
 今でも私のこと思い出してくれてるかな。
 でも私はK君のこと、顔さえ忘れちゃった。
 不人情でしょ。
 でも、K君と直接顔を合わせたのはほんの20分くらい。
 部屋の中ではほとんど暗闇だったし。
 私が覚えているのはK君、あなたのペニスなの。
 私の口の中でぴくんぴくんしていたペニスの感触なの。(うわっ)
 またどこかでK君に出会ってもたぶんわからないと思う。
 ごめんね。
 でもこれが本音なの。
 さよなら、K君。
 私の思い出。
 私はそんな過去のことは忘れ、またHに精を出しています。
 こんな薄情な私でごめんなさい。
 コミュニケーション不全症候群、人間失格ですね。
 ではまた。ばいばい。