ハイヒールの小部屋


    
告 白 の 小 部 屋


     
374-4まきさんへ(追加)
      

名前: しん

性別: 男性

年令: 28

message: 私からの便り、掲載してくださってありがとう御座いました。

 いつもは、このHPをただ見ているだけの私ですが、今回、この件に関してだけ、発言する事をご容赦ください。

 私の場合、自殺衝動の原因はいじめで、そこから自虐的な破壊衝動が起き始めました。

 中学〜高校にかけては、常に何処かにカッターやナイフを持ち歩いていましたし、『自虐的な自分』が現れると何を見ても壊す、破壊する、殺すしか考えられなくなるんです。

 高校2年のときには、時々意識が飛ぶようになっていました。

 それを聞いたそのときの友人が紹介してくれた人(女性でした)が、私のことを理解してくれ、抱きしめて『大丈夫』とだけ言ってくれました。

 この一言のお陰で、救われたんだと思います。

 今では会っていませんが、その人がいなかったら、今頃は必ず犯罪者か、自殺者になっていたと思います。


 自殺願望を持ってしまうとき、一番つらかったのは、『否定』されることでした。

 それが、どんな事でもです。

 『〜しなきゃ駄目』『〜しちゃいけない』どんな事でも、自分を殺す要素になってしまうんです。

 止めてくれた方法は、『許す事』

 その中で間違ってる方向を修正してもらう事でした。


 後で思い出すと、よく官能小説で見る『どんな事も性的に興奮する』ことに近い要素があります。

 いやなのに反応してしまう、やりたくないのに体が勝手に動く、そのまま心も飲み込まれていく。

 そのまま突き詰めると壊れるか死ぬか、そこまで行ってしまうんだと思います。

 自分はそうなる前に止まりましたが。


今回の hiheel様のメッセージをみると、これ以上は言わずともわかっていただけると思います。

 まきさんが、少しでも早く死への欲望から開放される日を願っています。

 長文、乱文で申し訳ありません。


追伸

 『下のまぶたを・・・』に疑問を抱いておられる様子でしたので、 hiheel様に、私なりの解釈を言わせてください。

 実際に下のまぶたを見るとわかりますが、普通赤みがさしています。

 これ、冷静に考えるとわかりますが、人が生きている限り、赤みが見られなくなることは無いと思います。

 人が生きて、血液が体の中を駆け巡っている限り、何かを見ている限りは、網膜周辺の毛細血管に血が行き渡っているはずです。

 つまり、あまねさんは遠回しに『やってはいけない』といっているのだと思います。

 否定ではなく、肯定の形で。




(管理人より)

 残念ながら,まきさんからは現在のところ何の連絡もありません。

 あまねさんからは下まぶたの説明のフォームメールをいただきました。

 あまねさんご推察のとおり,まきさんからは通常のメールではなかったので返信という形で連絡を取ることができませんでした。

 ですからHPに掲載するしかまきさんに連絡する方法はなかったのです。

 悪しからずご了承ください。

 あまねさんが心配されていた意味がよく理解できました。

 自分の洞察力の貧困さに腹が立つ思いです,ごめんなさい。

 改めては何も掲載しない方がいいのかなと思ったのですが,しんさんからのお便りがちょうどその橋渡しとなってくれるような気がして,あまねさんご本人の説明ではなくあえてしんさんのメールを掲載させていただきました。

 また,この件についてはうっしーさんからもご説明のメールをいただきました。

 ありがとうございました。


 しんさんからは御自身の体験談のメールをいただきました。

 規制されることではなく,すべてを受け入れてくれる存在。

 しんさんは,かなり極限的な形でそれを経験されたのだと思いますが,ごく普通に生きている人達も,心の奥底では自分自身のすべてを受け入れてくれる存在を常に求めているのではないでしょうか。

 辛いことや苦しいこと,哀しいこと,自分自身が嫌になった時などには特にそうなのではないでしょうか。

 そういった人が既に身近にいてくれる人は幸せだと思います。

 人は常にそういった存在を探し求めている。

 死ぬまでそうなのではないでしょうか。


 まきさん,見てくれていますか?

 もう,見てくれていないのだとしたら,それはすべては私の初期の対応のあやまりにあるのでしょう。

 まきさんを心配してメールを送っていただいた方にも申し訳なく思います。

 ひとりで海を見に行ったまきさんは何も悪くない。

 家に帰ればお母さんや家族がいると思っていたのに,誰も家にいなかった時の心細さ。

 まきさんのその時の気持ちを察すると涙が出そうになってしまいます。

 泣きたい時は思い切り泣くのがいいと思います。

 私にはまきさんに何もしてあげられない。

 あまねさんの前回のメールを読み直してみました。

 基本的にあまねさんのメールに私の言いたいこと以上のことが書かれていると思いました。

 そして,しんさんの言うすべてを許して受け入れてくれる存在。

 難しいかもしれないけれど,そういった存在の方がまきさんの身近にいてくれればいいのだけど・・・。

 その存在が宗教であってもいいのだと思います。

 でも,宗教も結局は人を介して伝わるもの。

 まきさん,自分自身の気持ちを閉じこめないでくださいね。

 悪いのはまきさんじゃない。

 それは断言できることです。

 悪いのは自分のことしか考えていない男達。

 でもまきさんと同じように,そういう男達に憤りを感じている男性も大勢いるのです。

 社会はまきさんの味方です。

 くれぐれも自分を責めないでくださいね。

 何も気の利いたアドバイスができなくてごめんなさい。

 まきさんが一刻も早く立ち直れることを祈っています。


ハイヒールの小部屋管理人 Mr.hiheel



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