性に関する悩みの小部屋 |
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(管理人より)
美由紀さんからのお便りを読んで,当小部屋開設も無駄ではなかったと 喜ぶと同時に,少し不安にもなりました。
当小部屋ではひとりで思い悩む女性の救済ができればということも 大きな目的のひとつであることは確かです。
このことによって,ひとりで必要以上に悩むことがなくなればそれは 当小部屋にとって嬉しいことのひとつではありますが,ただひとつ忘れないで ほしいのはたとえ,心の重荷が軽くなったとしても貴女自身を取り巻く社会 環境自体までは変えることはできないということです。
やはり,もしそのような行為が発覚すれば,それがたとえ学校であれ職場であれ, 貴女自身の社会生活そのものを根本的に破壊しかねない危険性自体は何ら変わって いないという事実自体は忘れないでいただきたいと思います。
できるならば,このような行為をせずに過ごせるならばそのほうが社会生活を無難に 送るにはいいに決まっているのです。
ただ,そんなことはわかりきっていてもなお,そのような行為をせずにはいられない・・・, そこがこの性に関する悩みの複雑で奥深いところなのですが・・・,言葉や理屈では 整理できないもの,そんなことはみんなわかっているのです,わかりすぎるほど わかっている・・・,でも自分自身を制御しきれない心の衝動・・・。
その気持ちは痛いほどよくわかります,わかるからこそこの小部屋も開設したわけですし・・・。
でも,その奥深い悩みを越え,その悩み自身と向き合い,共存していこうという決意を持った 人にのみ次の新たなステップを踏み出すことができる・・・。
私はそのように考えています。
次のステップというのは,各人それぞれ,その人ごとの性的指向によってさまざまだとは 思いますが,基本的に共通しているのは,自分達を取り巻く社会的環境を損ねずに継続して いけることではないかと思います。
ただ,それも全くリスクを背負うことなしにというのはなかなか難しいところだとは
思いますが・・・。
また,美由紀さんからの質問にありました告白文等を読んで興奮するということは,言うまでも なく人間として(男女の区別なく)ごく普通のことだと思います。
そういう思いなくしては,当小部屋の存在意義自体も成り立たなくなると思いますし・・・。
これらの問題に対する皆様の積極的なご意見,ご感想等いただければと思っています。
この悩みに対するご意見,ご感想,アドバイス等については, hiheel@red.interq.or.jp までお願いします。