メガレッドの2002 FIFA WORLD CUP 観戦記


初めての異国 仁川国際空港

仁川国際空港
仁川国際空港
2002年6月9日

 ついに韓国へやってきた。飛行機を降りて仁川国際空港を踏んだ瞬間、なんとも言えない気分になった。『外国へ来たぞ!』

 とりあえず入国審査なんだけど、その前にさっそくトイレに行ってきた。なんとなく緊張していたんだよね。
 入国審査は、なんとなく怖かった。性格悪そうな姉ちゃんがパスポートを見ながらオレをギロっと睨む。『睨まんでもええじゃんか!』そう思ってしまった。

 無事に入国審査を終えた後、両替所があったので、ウォンに両替することにした。メガレッドもスリムFも、それぞれ2万円ずつ両替した。レートがちょっと変わっていたので、20万ウォンを少し切るくらいだった。(2万が20万だから一気に金持ちになった気分になれるもんだね。)

 両替も済んで空港ロビーに出ると、ガイドを探した。少し探すと見つかった。ガイドさんは、韓国人なんだけど日本語がうまかった。まぁ日本語で話してくれるので助かったねぇ。

 マイクロバスに乗って、いよいよソウルだ! 当初の予定では、ソウルの免税店を案内してもらってホテルに送ってもらうことになっていたんだけど、ツアーといってもメガレッドとスリムFの二人きりなので、かなり融通を利かしてもらえることになった。いきなりホテルを目指し、その後、免税店へ案内してもらい、焼き肉が食えるところへ送ってもらえることになったのだ。
車からの風景
空港を出てすぐの風景

 当たり前といえば当たり前なんだけど、街にはハングルが溢れていた。漢字はまず見掛けない。やっぱり韓国なんだねぇ・・・。

 韓国の道路は、日本とは逆で右側通行だった。だから車も基本的には左ハンドルだった。
 ソウルの道路は車線が多く、交通マナーもかなり悪い。スピードは出して当然、割り込みも当然、かなり無茶苦茶な道路状況なのだ。ガイド曰く「日本で一番交通マナーが悪いと言われる広島よりも、韓国の交通マナーは悪いです。」

 それから、ソウルの街中には、至る所に高速道路やバイパスの高架があり、4車線あれば1車線は高架下を走ったりと、複雑な感じになっている。ビックリするのは、高架下の橋脚を挟んで車線があるんだけど、橋脚の前後には当然のように車が駐車されていたりする。5車線あれば、一番右端は、路上駐車の車でいっぱい。韓国には駐車場はないのだろうか?

 そうそう。ホテルに車が着いたとき、運転手さんに挑戦してみた。初めての韓国語・・・。
 「カムサハンニダ(ありがとう)」なんとか意味は通じたみたいで、ちょっとうれしかった。(でも、恥ずかしかったので、先に車を降りたスリムFには聞こえないように言ってみたのだった。)

 いろんなものをキョロキョロしながら見ているうちに、慶南観光ホテルに到着したのだった。
 フロント前には、アルゼンチンのベロンに似た陽気なポルトガル人がポルトガル代表のユニフォームを着てビールを飲みながら座っていた。そいつに見えるようにオレの荷物からユニフォームを出したら、ニコニコしながら話しかけてきた。「Do you speak english?」オレは英語はしゃべれないのだ。「No!」言葉は通じなかったけど、ポルトガルを応援しに来たのはわかったようで、笑顔で別れたのだった。

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