遊び3「動けないよ。」

 これは、遊び2「低いよー。」の変法です。可愛い鳥と目が合うとつい手がのびてしまうのですが、新しい環境や飼い主に馴れていないインコにとって、手は恐怖の対象です。

 この遊びではインコの視線を感じたら、人間は彫像のように動くのをやめてしまうのです。そして鳥がじっと動かずにあなたを見つめている間、そのまま動かないでいてください。鳥が動いたり、目をそらしたりしたら、ゲーム終了です。

 この遊びは馴れた鳥が相手なら、ちょうど「にらめっこ」や「だるまさんがころんだ」などの遊びと同じようになります。オオバタンはこの遊びを好むことが多いようです。

 また、新しいインコの前では急激な動作は避けてください。とくに鳥の方へ手が向かってゆく動作はとてもストレスになります。できればしばらくは太極拳のようなゆったりとした動きで鳥と接してあげましょう。
遊び2
「低いよー。」
目次 遊び4
「こわいよー。」
トップ