お笑いパソコン日誌

Music by IKO-IKO

1997/8/1(金)

 性格・相性分析【ピタグラフ】『知・情・意』の巻というのをやってみた。かなり長い結果が吐き出されてきたので、興味のない方は(ふつーない)読み飛ばしていただきたい。


『山のタイプの男性・・・中面思考の静・・・基本配分は意が70%・知が30%』  世の中の動きに敏感で、時代を上手に生きて行く人でしょう。上手に生きて行く方法として大きく二つのタイプに分かれます。流行の波に乗って忙しく動き廻る人と、その時代の無難な方向性を敏感に見分けて安全な道をコツコツを堅実に公務員型の人です。どちらにしても山のタイプは別名『蟻のタイプ』と呼ばれるように、気持ちが忙しいでしょう。

 要するに利益に関する事には敏感なので、何事も良く考えます。タイトルとしては【思考と堅実】。『本音と建前』をよく心得ながら、時間をかける事が成功への鍵となります。若い時は苦労と修業・人生後半に花が咲く大器晩成型。年寄りとか人生の先輩の知識を吸収する能力はバツグンで長期的観測で堅実路線を歩むようになります。

 現在思考なので、過去や未来よりも現在に焦点をあてます。その為時代の変化、今日、明日の変化に着いて行こうとするので、他のタイプから見ると一貫性が無いように見える場合があります。

 又、いつも若い時から自分の老後の事を考えている人が多いのも事実です。

 山のタイプで派手で目立つタイプは、自分をその時代の一番恰好いいタイプになる事を目指し、流行のフッションや行動を取ります。それが板に付いてない人は、やたらとツッパッて気取った感じになります。

 権威、権力に弱く、自分も憧れ、自分がその地位になった時は、非常に偉そうにする場合があります。政治家・官僚・名前だけの教授にも多いタイプです。

 利害関係には敏感で、自分が損になると察知すれば、平気で嘘が言えます。又、上司や権力のある人には平気でお世辞が言えます。ある意味では『クセ物』かも知れません。

 派手なタイプ、コツコツタイプ共、内面は超日本人的で超常識派の人です。

 華やかに見えていても、内心はいつも周囲を気にして落ち着きがない小心な部分があるでしょう。魂のような物を信じやすく〔死〕や病気を恐れる人も多い。

 仕事に関しては、利害を中心に考え、無難な道を選ぶでしょう。

 芸術や特別な技術の持ち主でも、最終的には自分の安定を考えて行動をするでしょう。

 山のタイプの男性は仕事と恋愛を混同しやすいでしょう。そう云う意味で結婚後も浮気の可能性は高いでしょう。でも家庭は家庭として、離婚に至る事を極力恐れます。

 恋愛に関しても現代思考で、その時の気分で付き合います。それか連れて歩いて恰好いい女性か自分に都合のいい女性を選ぶ可能性が強いでしょう。

 結婚までは気分でいろいろ楽しみますが、いざ結婚となると迷い、見合い結婚と云う事も多いでしょう。

〔同じタイプの有名人として〕

木村拓哉・小室哲哉・貴花田・本木雅人・カールスモーキー石井・時任三郎・織田裕二 ・保阪尚輝・渡辺徹・郷ひろみ・緒方拳・浜田省吾・世良公則・沖田浩之・安岡力也・村山富市・細川(元総理)・松山千春・川端康成・太宰治など

<特殊性の有名人>

矢沢永吉・木梨憲武・藤井郁弥・薬丸裕秀・吉田拓郎・西川のりお・奥田瑛二・小林薫

『==注意として==』 若い時パッと目立った人は早く枯れる事もありますのでじっくり人生を歩いて下さい。駆け引きより「実力を」、目立った行動をとるときは本質から外れている時です。後で後悔の種になります・本質はあくまでサブであって参謀的役割がすべてに功を奏します。特殊性を除いて毎年2月・3月が注意月です。

4)あなたのIPは男性の4番、タイトルは「不思議なプレイポーイ」です。

  4番の人は、夢とロマンなど男として大きな事を考えがちです。あなたなりの正義感も強く、世の中に対しても挑戦的で体制に流される事を嫌います。又4番の男性は目立ちたがりの部分もあり、話が大きい場合があります。喋り出したら自分に陶酔する傾向有り。でも心の中はいつも忙しく内的葛藤型で、落ち着きがありません。

   例として、ビートたけし(空)・矢沢永吉(山)・尾崎豊(雨)など・・・



 心当たりの部分も、明らかに違うと思われる部分もありといったところだが、まあ、おおむねいい線を突いているように思える。特に、若い時パッと目立った人は早く枯れる事もありますのでじっくり人生を歩いて下さい、この部分は胸に刺さった(笑)。でも、大器晩成型ともなっているので(やや矛盾を感じるけど)、そちらを信じることにして生きていこう。

 性格・相性分析【ピタグラフ】『知・情・意』の巻をやってみたい人は、ここにいってみましょう。


1997/8/2(土)

 QXに要望を出したらすぐ作者からレスがついた。某氏に成り代わって出しておいた要望についての部分を再録しておく。

 たとえばサンバ経由でunixのドキュメントを編集するときなどに、文字コードを自動変換してくれると助かる、と友人がいっておりました。私は今のところそういう使い方をしていないので切実な要望ではないのですが、友人に代わってお伝えしておきます。

EUC はすでに対応していますが... JIS は自動判定などの問題があり、ちょっと考慮中です。

 とのことである。


1997/8/3(日)

 オートダウンの次はオートアップだ、ちうわけでもないが、ニューズグループへの自動アップロードソフトで alt.test にポストしたら以下のようなメールを受け取った。なるほどなー。

Your Usenet test article was received at news.mathworks.com on Sun, Aug 03 02:31:14 EST here at The MathWorks, Inc. in Natick, MA, USA. The article took 0 hour(s) 13 minute(s) 34 second(s) to reach here.

You received this message because you posted a test message to the alt.test newsgroup. This service is provided as an experimental aid for testing article propagation speed on Usenet.

If you want to suppress this message in the future, include the word "ignore" in the Subject: header of any subsequent articles. Alternatively, post your test articles with a Distribution: header of "local" to prevent them from leaving your local machine. Or you could ask your local news admin to create a local *.test group that will not propagate outside of your organization.


1997/8/4(月)

 先日の東証のシステムダウンは、本体のダウンよりバックアップが機能しなかったという話の方が深刻な気がする。もっとも同じプログラムが走るわけだから、同じところで落ちるのは当然だろうが。まあ、それはそれとして、日立は今回の件で大きくミソをつけたよなあ。新聞報道ではOS側に問題があったちうことだが、どんなOS作ってるんだ?


1997/8/5(火)

 書くのを忘れていたけれど、わしはとっくに IE4.0PP2 をアンインストールしているにもかかわらず、某氏のサイトに残ったログでは IE4でアクセスしていることになっている。なによこれ>MS

 ついでに書き忘れていたことをもう一つ。

 IE4.0PP2 を入れると、英語サイトの「SUBMIT」ボタンが「クエリー送信」と表示される。しかしなあ、クエリーっていわれてもふつーわからないぞ。むしろ、スペルがわかるだけ SUBMIT の方がましかもしれず。


1997/8/6(水)

 死亡。


1997/8/7(木)

 アップルにMSが資本参加する話だが、そうたいした話ではないんちゃう? いや、ビッグニュースには違いないけれど、すでにアップルは事実上死に体だったようなもので、なにが起きても不思議はない。むしろ、アップルを潰せない事情のある(といわれる)MSが資本参加するのは時間の問題だったのではないかしらん。

 それよりわしは、今回のジョブス+エリソンのクーがどこまでうまくいくかの方に興味がある。でも、やっぱりキャノンのアップル買収、ジョブスの追放、というシナリオ(妄想が正しい)の方がおもろい。もちろん、新しい社長はガイなんたらにやらせるのだ(笑)。


1997/8/8(金)

 朝6時ごろはたいていTBSのおはようクジラを見ているのだが、司会のナベちゃんの発言を注意して聞いていると、なぜか左寄りの発言が多くて驚く。ほとんどは反射神経に頼ったコメントだとは思うのだけど、サポートしてる年寄りの男性コメンテーターも同じように適当なことをいうから困ってしまう。こういうやり方は久米宏より罪が大きいかもしれないと思う今日この頃である。

 で、今朝面白かったのは、MSがアップルに出資する例の話を取り上げ、ホントーに適当なコメントを二人でしていたのが笑えた。ちなみに、ナベちゃんは最近Macを買ったそうである(笑)。

 ちきしょー、もうデスクトップテーマが150本以上たまってるぞ。まだ今月分も書き上げていないというのに(爆泣)。誰かに下準備だけさせたろかしらん。


1997/8/9(土)

サイドキック97 スターフィッシュから Sidekick97 が届いた。特にバージョンアップ用のパッケージは用意されておらず、市販品をそのまま配っているようだ。すぐインストールしてみたが、内容的にも見た目にもそれほど大きく変化してはいない。

 ただ、ブラウザ自動機能とかのインターネット対応と、グループウェア的要素を取り入れ、メールクライアントを自動認識してSidekick97からコントロールする機能などがついている。しかし対応メーラーが少なく、ExchangeEURDORA PRONetscapeメールの3つだけというのが情けない。


 ジャストの7月の使用料金は4,953円であった。6月の約半分と、順調に下がっている。BIGLOBE もコースを変えて以来2,000円に収まってるし、ありがたいこってす。


 またジャストからISDN宣伝CD-ROMが送られてきた。NTTも送ってくるんだが、わしんとこはとっくにISDNだということがなぜわからん>ジャスト

 まあジャストに限らず、コンピュータを活用しているとは思えないコンピュータ関連会社は多いよなあ。いくつも同じDMを送ってくるとこ(MS、日経 etc.)なんかはその典型的な例である。


1997/8/10(日)

 アダプテックのSCSIドライバがバージョンアップしていたので取りに行き、すぐ入れ替えたが、いきなり1.30から2.10まで飛んでいる。その間にもバージョンアップされていたのだろうか。

 しかしいつも思うのだが、新しいドライバはそれまでにあったいくつかの問題を解決したとしても、同時に、予期せぬ新たな問題を抱える可能性もあるわけで(たいてい抱える)、入れ替えればいいってもんでもない。これといって問題がなければ入れ替えない方が無難なのだが、困ったことに Windows 95 は原因不明の問題を常に抱えているため、ついつい入れてしまうわけである。つくづく猿だよなあ。


1997/8/11(月)

 スティングレイからシネマガイド 全洋画新バージョンの案内がきた。1年分のデータ更新に6,800円というバージョンアップ価格は高いのか安いのか? 仮に定価でもわしは買わざるを得ないブツなので、安いだけありがたいのだけど。

 うひゃあツアイトが倒産だって? いんやー、まいったなあ。SuperKid になれてきたとこだったのに。しかしまあ、ものは考えようで、これでガロを存続させる道が開けたということではないか? アスキーが買うかな。まさかね(笑)。


1997/8/12(火)

 ミレニアムのドライバがバージョンアップ。導入後再起動すると、オンラインレジストレーションのダイアログが出るようになった。

 FrontPage98 のβが出てた。FrontPage は、この種のものとしては最高のアプリケーションだと思うが、吐き出されるHTMLファイルが独自のインデントや改行をしてくれるので、手書きでやってるわしとしては困るのである。

 つまりね、GREPやらSEDやらを使って、以前書いたHTMLを処理するときにそれだと具合が悪いわけっす。FrontPageが生成するHTMLの構造を解析し、PERLで処理するって方法はあるんだろうけど、わしはプリミティブな処理しかしないからなあ。そんなことやってるより手書きでちゃっちゃと書き換えた方がたいてい早いのよね。


1997/8/13(水)

 テストページを作ってまで反ActiveXの啓蒙運動をしている人がいるようだが(笑)、確かにActiveXは何かと問題が多く、自分のマシンに勝手にあれこれ入れられるのも気持ち悪いわね。でも、近頃のIEではそういうページにアクセスするとこういうダイアログが出るの(デフォルト設定)。

安全性ダイアログ

 まああれこれ入れようとするのはIEに限らず、インターネット全般にいえることだとは思う。プッシュ技術なんてそのものなわけだしさ。

 はっきりいえるのは、わきの甘い**が、以下略。

 ところで、わしの使っているIEのバージョンは3.02なのに、なーぜか4.0β2となるのが気持ち悪いということを先日書いた。これを何とかできんものかとあれこれ探したら、あるんですね、なんでも。こんなツールが見つかった。

MSIEXダイアログ

 その名も MSIEX である。つまり User-Agent tag を書き換えてしまうわけだす。

 しかし、これを書き換えていい加減な名前にしちゃうと、ここを頼りにあれこれ処理するスクリプトなどが誤動作するだろうから注意されたい。

 このツールの作者には、他に MSIEF ちゅうのもあって、こっちはもっと笑えるのでついでに紹介しちゃおう。

MSIEF使用前使用後 ほら、マウスポインタの立っている指が人差し指から中指になって、ふぁっきゅーマークになるんだす(笑)。mshtml.dll を書き換えるものなので、日本語環境に入れていいものかどうか保証の限りではない。大丈夫だとは思うけど。

 てなわけで、本日はIEネタ3連発でした。

 そうだ。もう一つおまけで書いて置くけど、MSIEXの作者には、他にも誰から来たかわからないメールを送れる Ghost Mail とか、あれこれ変なのや危ないのを作ってるぞ。本人も変だったり危なかったりするのかもしれず(笑)。

 PictureSucker のことを書いたからでもあるまいが、某プロバイダのニューズグループからその種のニュースが全部消えてしまった。ここ数日新規ポストがないからへんだなあとは思っていたのだが、まさか消えていたとは。他のプロバイダの状況やいかに?


1997/8/14(木)

 昨日の夜というか7時頃だが、うとうと眠り始めた途端電話で起こされ長電話。そのため目がさめてしまい、そのまま仕事をしていた。ほとんど早朝といって良い時間帯になって、また電話で長時間話し込むことになり、結局、寝たのは9時過ぎであった。

 で、起きたら夜である。***なのに、ほぼ何もしないで今日は終わった。


1997/8/15(金)

 NukeNabber というツールがある。どういうものか作者のページから引用すると、

 NukeNabber will scan on ports 139, 138, 137, 129, 53, and a user-definable port. When a port attack is detected you have the option of disabling the port for an user-configurable time period, and you may choose to have the IP address of the attacker copied to your clipboard. You can choose a sound file to alert you when an attack is detected, and you may even integrate it with any IRC client supporting DDE. (Such as MIRC, www.mirc.co.uk) NukeNabber has many added features that you won't find in any other port scanner, and for this reason it is a Best of the Internet recommendation. It is a definite must for anyone who plays games over the Internet, or participates in IRC." - Best of the Internet

 こういうものです。インターネット歴ではやや旧聞に属しちゃうけど、いわゆるOOB アタックから我が身を守るためのツール。アタックをかけられたら警告してくれるわけですな。自分でインターネット一番と言い切っちゃう感性はさすがに外国人であるが、そりゃともかく、ダイアルアップユーザーでも長時間チャットしたりバトルネットで Diablo するような人だったら、これは導入する価値ありと思われるがどないだ?


1997/8/16(土)

 いやもちろん、そんなことは先刻承知しているであろうことは私も知っている。もしかしたら私が知っていることも知られているかもしれないけど(笑)。

 しかし、こういう遠隔レスのやりとりは、ここを読んでいる人にはまるで意味不明だすな。いっそ掲示板でも作ろうか?

 さて、先日、このところ買い物はしていないのかとおたずねをいただいたからというわけでもないけれど、眼鏡の新調のついでにパソコン関係のブツにも手を出したのでご報告したい(笑)。

 このごろたいして買い物をしていないのは、まだ新マシンの製作に入れないからであり、新マシンの製作に入れないのはMPUの動向とマザーボードの動向を見ているからである、ということは以前にも書いた。新マシンの方針はSCSIを中心にした構成でCD-Rをメインフィーチャーにすると決めてあったのだが、、、。

 それでは今日のお買い物リストをどうぞ。

種別 対象 名称 メーカー 型番 価格
ハード 汎用 CD-R/CD-RWドライブ I-O DATA CDRW-RX26 69,800
メディア 汎用 CD-R 10枚 三菱化学メディア R74S1BN 4,580
ソフト Win95 Dungeon Keeper EA・ビクター EMW-7021 6,240

 市場では4万を切った緑電子の CD-R が最も安くてお得だったのだが、添付されたマスタリングソフトが気に入らずパス。パッケージで買うと3万円近くするアダプティックEasy-CD Pro がバンドルされた CD-R だと6万円程度で手にはいるけれど、CD-RWでも7万そこそこなのよねー。ぢつあ、このところ jaz がまたまた不調(泣く)で、安定した書き換え可能大容量メディアへの欲求が高まっていたっす>わし

 てなわけで急遽方針を変更し(元に戻したというべきか)CD-RW を買うことにしたのである。

 そうなると、もはや他社製品と価格は変わらなくなっている本家 RICOHの製品にするという手もあったのだが、それでもまだ I-O の方が SCSI ケーブル込みで2000円ほど安い。また、RICOH のドライブは SCSI コネクタがフルピッチなのね。なにゆえ RICOH がそんな仕様にしているのか知らないが、これはまったく気に入らない。それで I-O を購入したちゅうわけである。どうせ中身は RICOH のドライブなんだし。

 なんの問題もなく設置は終了。引き続き Easy-CD Pro をインストールし、CD-R を焼いてみた。書き込みに時間がかかる点をのぞいては使い勝手も悪くないし、データファイルのバックアップ目的には CD-R は良い選択かもしれない。CD-RW の方はまだ試していないから、そちらの報告はいずれまた。

 Dungeon Keeper は某氏激賞なのでとりあえず購入といったところ。インストールして様子見でプレイしてみたが、Diabloよりもっと英語力を必要とするし、マウス一本でちゃっちゃとできるようなゲームではないなあ。それに、うちの環境ではどうも動作が不安定気味なのが謎。

 ところで Easy-CD Pro だが、アダプティックジャパンのページで提供されている差分による最新バージョンは 2.1J Rev.Aなのに、I-O のドライブにバンドルされたものは 2.1J Rev.B である。こゆのって、ふつー逆ではないか。以前よりましになったとはいえ、日本のアダプティックは元々リキが入っていないサイト運営だからなあ。まあ Nif にいきゃいいんだろうけどね。


1997/8/17(日)

 CD-R だが、早くも一枚失敗した。500メガほどのファイルを焼いてる途中にスクリーンセーバーが起動され、ここでハングってしまったのだ。セッションを終了していないので、失敗したディスクは当然読み込むことができない。むむむー。

 まあ、メディアが安いのであんまり損した気分にならない点は、他のストレージ系デバイスと比べて CD-R の持つ大きなアドバンテージであるな。

 Dungeon Keeper は、起動後マップ画面で固まる(旗は動いてるのにマウスが動かないとか、ESCキーでメニューが出ない(従ってゲームを終了させられないとかいった謎の症状多発であったが、AWE32のドライバをアップデートしたら多少改善された。それでも、まだ完全ではないあたりが悩ましい。


1997/8/18(月)

 あうあう、今日はジャストがメンテでメールがとれない。明日からはメールアドレスが変わるし、あーん、もう面倒っす。


1997/8/19(火)

 昨日、谷崎潤一郎の書簡が見つかったというニュースがあった。これを伝える朝日の記事では、見出しが「知人の愛」だったことを諸君はご存じか? おまえは東スポか?>朝日 いや、いかに東スポでも、こんなに無気力な駄洒落は使わないわな。


 高千穂遙氏に告ぐ。

 前にも書いたけど、FV をアンインストールしてみましょう。不調が直る可能性があります。それと、ミレニアムのBIOSはバージョンアップさせてますか? ついでにもう一つ。SCSI カードはアダプテックを使うのが無難です。


 今日のお買い物。

種別 対象 名称 メーカー 型番 価格
ハード Mac マッキントッシュ互換機 UMAX Apus 2000/20VR 228,000

 BeOS の新バージョンが配布され(β)、秋には日本語版 MacOS8 の登場も決まり、はたまた CHRP の動向も気になる(うそ)今日この頃だというのに、一身上の都合によりMacを買うことになった。

 買うと決めた段階では、どうせなら最上位機種をというマニアのサガ的考えが頭をよぎったけれど、今さら AT に変えて本格的に使おうというわけではないし、すでに5台のタワーと2台の PC-98 が置いてある(なぜだー)豊玉屋分室オフィスちきんでは、設置する場所がマジで悩ましく、とっととデスクトップ型の安い入門機を選ぶという方針に変更した。

 その結果、初めて(ほんと)のMacに先行き不透明な互換機を選んでしまうあたり、わしらしいといえばわしらしいかもしれず。

 それでは簡単にスペックなどをご紹介しませう。

 CPU  PowerPC 603e/200 
 セカンドキャッシュ  512K
 メモリ  48M
 ハードディスク  IDE 1.2G
 CD-ROMドライブ  8倍速
 ビデオボード  XclaimVR 4M
 イーサカード  Asente'FAST


 なお、MacOSのバージョンは7.6

 見たとおり、明らかにハードディスクの容量が小さい。でも、このマシンの使用目的は非常に限定されているので、当面これで問題はなさそうである。間違ってMacに惚れ込んだりしたらどうなるかわからんけどね(わらい)。

 しかしこうやってスペックを書いても、これがどの程度のランクに位置するマシンなのか、実はよくわからない(笑)。ベンチマークを見ると最下位に近いことは間違いないんだが、ATでいうと P5/90 マシン相当ぐらいにはなるのかしらん?

 そうそう、買ってからわかったのだけど、現在このマシンはキャンペーン中で、購入者全員にスキャナが貰えるんである。わしはもういらんので、欲しい方には格安でお譲りしましょう。

Sara号の前景 左の画像が本体。上に乗ってる NECMultiSync15Pam が使っている)とほぼ同じ横幅と奥行きで、なかなかコンパクトなマシンである。

 筐体の小ささのせいもあり拡張スロットは2つしかない。だが、すでにそこにはビデオボードと NIC が挿さっているから、はじめから空きはないのであった。

 もっとも、万が一このマシンを拡張するとしても、考えられるのはメモリと HD の増設ぐらいだろう。ひょっとすると CPU の交換もあるかもしれないが、いずれにしてもスロットを使うような増設はしないからこれでかまわない。なにしろMacでは SCSI や音源はデフォルトだ。このあたりは素直に偉いと思う。ただし、そのことが逆に周辺機器メーカーの進化や競争を阻害したという可能性はあるかもしれない。

 さて、NIC が挿さっているからといっても、うちの LAN(略称CNN)に参加させるためには仕掛けがあれこれ必要であるが、とりあえずマシンの名前を Sara 号に決める。Sara St. JamesSara ね。そういったってわかんねえか(笑)。


 Sara を起動し、最初にやったのはビデオドライバの導入である。Windows 95 と違ってちゃんと OS はプリインストールされていても、このあたりまではやってないのだな。この作業自体は難しいものではないが、全くのパソコン初心者はここでつまずくんじゃないだろうか。

 それはともかく、VRAM が4メガあるボードのおかげで表示できる色数は増えたのに、なぜか解像度が変えられない。そういうもの(笑)なのだろうか? 仮にモニタサイズ依存だとしても、Mac のために 21 インチモニタを買う気にはなれないしなあ。

 ともかく、フルカラーを使える環境にした後、OS のバージョンを 7.6.1 にアップグレードした。引き続き仕事用に IE と、テキストエディタ Jedit を入れ、これで最低限の仕事は出来るようになった、、、はずである。

 明日以降のテーマは、このマシンをうちのネットワークに参加させ、かつインターネットへのアクセスができるようにすることだ。まあ次期主力マシン製作前のお楽しみとして、ぼちぼちやっていこう。とりあえず、余っている内蔵 jaz を外付けケースに入れて、以下略。


1997/8/20(水)

キャッツアイ写真集表紙 Mac本を求めて本屋に行ったら、こんな写真集があったのでついでに購入。ボンデージ系の内容になっている。ただし SEXY 度にはそんなに期待しないように。

 先日書いた某プロバイダのニューズグループ消失問題の理由が判明。なんのことはない、alt.bin 系だけ別サーバーに移されていたのであった。そんなことしていいのか?>某プロバイダ

 ともかく、この件に関して情報を下さった好き者仲間の某氏に感謝感謝。

 さて、相変わらずくそ忙しいというのに、ひたすら逃避行動に走るわしである。今日は CD-RW で遊んだのだが、いきなりトラブル発生、恒例の東ト会開始となった。

 CD-RW の書き込みソフトには、パケットライティングがサポートされている DirectCD を使うことにした。本体付属の FD からインストールすると常駐ソフトとして組み込まれ(不安)、エクスプローラーからファイル操作が出来るようになる。書き込み速度は明らかに FD より早く、使い勝手は悪くないと思ったのもつかの間、大間抜けな仕様を発見した、つーかトラぶったわけね。よーするに。

 トラブルの内容は、ディスクの容量を超える書き込みを行ったら、ファイルの削除が出来なくなるというものだ。わかります?

 その前に説明しておこう。CD-RW は、書き換え可能なメディアとうたわれているが、削除したファイルはユーザーから見えなくなるだけで、実際に削除が行われるわけではない。従って、ファイルの削除を行ってもディスクの空き容量は増えない。

 それは承知の上だったから文句はないのだけど、フルに使い切ったディスクから削除しようとすると、エラーダイアログが表示され、見た目の削除すら出来なくなるのだ。

 しかしどう考えてもそれはおかしいよね? だからサポートに電話して聞いたら、そういうものだといわれた。ぬう。

 そういうものなら仕方ないけど、ディスクをフルに使い切る状況と、その場合の対策といった問題は設計段階で考慮されるはずで、もしもほんとにこれが仕様ならタコとしかいいようがないぞ>設計者 うぎぎー。

 唸っていても仕方ないので、データをいったんハードディスクに書き戻し、再フォーマットして最初からやり直すことにした。そして、これがもっとも腹が立ったのだが、フルに使い切ったディスクの内容、つまり約640メガ也をハードディスクに書き戻すのに数時間(!)を要としたということである。

 これらのことから導き出される結論は、CD-RWCD-R を焼くための作業領域として使うことは出来ないということなのである。

 そういうわけで、CD-RW を検討しているあなた。考え直した方がいいと思う。CD-R だけでじうぶんである。


1997/8/21(木)

 再フォーマットした CD-RW ディスクには、昨日中に約300メガのファイルを移しておいたのだが、今日、Windows 95 が固ったので、いつものように強制切断したところ、マシンの再起動後、CD-RW ディスクが読めなくなってしまった。

 このドライブをエクスプローラーから見ると、一度目にファイルをコピーしたときのフォルダ名だけが見え、ファイルは一切見えない。さらにディスクの残量も0になっている。つまり、何らかの理由で管理情報が書き換えられ、再フォーマット前のディスクとして扱われているようだ(謎)。

 しょうがないので、またまたサポートに電話である。

 例によって最初はよくわけのわからない担当に当たったのだが、懇切丁寧に状況を説明した結果、今度はちゃんとした技術者が出てきて、理にかなった説明をしてもらえた。早い話、ディスクかドライブが壊れていると、まあそういうことです。

 その他にもあれこれレクチャーを受けたが、彼の話によれば、昨日の日誌に書いたフルに使い切ったディスクから削除しようとすると、エラーダイアログが表示され、見た目の削除すら出来なくなるという症状自体がそもそもおかしいそうである。これを聞いてそうだろうそうだろうと深く頷いたわしである。

 結局、新しいディスクを送るので、それでも同じ症状が出るならドライブの故障だから、販売店に持ち込んで交換してくれという結論になった。昨日の話は何だったのだという感じもするが、まあ全体的には悪くない対応である>I-O DATA


1997/8/22(金)

 仕事が溜まりまくり遅れまくりで、ああ、もうどれから手を着けたらええかわからーん、ええい、こうなったらもう遊んでしまえー、ちう焦りまくり状況のところに電話が鳴ったのでギョッとした。声色を変えておそるおそる取ってみると、某元Mac者(現 NT 者)からで一安心。それにしてもなんというナイスなタイミング。早速Macの解像度問題を尋ねてみた。

 結論は、モニタケーブル(かアダプタ)をMac対応の物に変えれば良いということであった。ぬう。こうやってパソコンの罠にハまっていくんだよなー。パソコンの一般法則にのっとり、98 だろうが AT だろうがMacだろうが、購入後の出費の方がたいてい大きくなるのである。


しっく箴言集 本体価格と同程度の出費をしないと使えるシステムにはならない


 てなわけさ。


1997/8/23(土)

 長年パソコンをいじっていると、ケーブルやらなにやら使わない部品が溜まることになっている。ほとんど使えないといった方が正しいものばかりだけど、それでも、マザーボードを買ってくれば新しいパソコンが組み立てられる程度にはあれこれ揃っているわけだ。

 そういったジャンクをまとめて突っ込んである箱をあさってみたところ、ディップスイッチでモニタサイズを指定するタイプのMac用モニタアダプタが出てきた。昨日元Mac者から話を聞いたときに、なんとなく持ってるような気がしてたのね。

 てなわけでアダプタを交換し、最高 1280x1024 までの解像度が選択できるようになった。ただ、1280x1024 だとリフレッシュレートが 75 になるため、85 が出せる 1024x786 で使うことにした。今では 95 でも可能だとはいえ、解像度や色数の変更で再起動を要求しないばかりか、ほぼ瞬時に切り替わる点はMacの偉いとこ。でも、その他の状況ではやたらと再起動を要求されるのはなぜなんだ? この点は 95 の方がちょっとだけ偉い。

 しかし、このところMacがらみの話ばかりになってるけど、まあ仕方がないわな。このページを読んでるような人にはほとんど関係ないだろうけど(笑)。

 Macといえば、今週の木曜の朝日の朝刊に「塗り替える? ソフト業界図」という例の提携話の分析記事が掲載されていた。朝日が分析記事を出すのは遅すぎるくらいで、タイムやニューズウィークはいうに及ばず、週刊プレイボーイだってもっと早く出している。もちろん早ければいいという物ではなく、問題はその内容だ。私が読んだ中では、ニューズウィークの記事に初めて知った話があって面白かったといえよう。朝日の記事? 読む必要はないっす。

 ついでだからもう一つMacネタ。

 この間買ったマシンにはマーキュリー・ソフトウェア・ジャパンという京都の会社が出しているワープロソフト NisusWriter がバンドルされている。これには60日間の使用制限があるのだが、ユーザー登録するとそれが解除されるというのでウエブからオンライン登録したところ、速攻で返事(郵便)が来たので驚いた。こゆのって普通一月以上かかるけどなあ。バンドル版が旧バージョンなので、新バージョンにアップグレードさせたいんだろうけど。

 その他にもあれこれバンドルされているのだが、それらの話はまたいつか。


1997/8/24(日)

 Macを我が家のLANであるChicken Noodle Network、略称 CNNに参加させる方法について考えた。

 しばらく前に 95 からMacにアクセスできるようにするソフトが売り出されたが、これは3万近くするくせにNTには非対応という点がバツである。さりとて、NTサーバーの導入はCNNにはオーバースペックもいいところで、これに10数万投資する気にもなれない。

 冷静に考えてみると、うちの環境ではMacとその他のマシンでファイルを共有したり、プリンタを共有するということはないのではないか。現状で必要としているのは、インターネットなどで拾ってきたファイルをMacに持っていく方法で、それ以上のことは当面必要ない。

 してみると、このソリューション(失笑)には以下の方法が考えられるだろう。

 1)Macからインターネットにアクセスできるようにする。
 2)CNNTCP/IPで構成し、NT Workstationftp サービスを実行する。
 3)CNNTCP/IPで構成し、Macftp サーバーを入れる。

 の3つである。他にもまだあるかもしれないが、私にはこれ以上思いつかなかった。

 1の場合はTAを購入することになるが、どの機種を選ぶかやや悩ましいし、そもそも買ってくるまで実行できない。3は、Macの事情がよくわからない現在、ハまった時にどうしようもなくなる。

 というわけで、消去法により2を試してみることにした。

 まず、Pam で動いている NT4.0 に、Peer Web Service を導入し、ftpサービスを動かせるようにしなければならない。インストールは簡単に終了、まったく難しい部分はない。HTML形式で(も)提供されている Peer Web Service の管理ツールもわかりやすくて便利である。

 次はMacだな、と思ったところでハタと気が付いた。あたし、Macで使う ftp クライアントを知らないのだ。果たして日本語の通る(通らなくてもいいけど)使い勝手のいい ftp はあるのだろうか? あるわな、ふつー。

 いやいや、そんな話は後回しだ。まずMacTCP/IPを導入する方が先だ。

 さらにその前に、MacNICを認識させるためのドライバを導入しなければならない。Saraにディスクを突っ込みインストーラーを起動するが、途中でディスクが違うと叱られ、お手上げになった。印刷されたマニュアルもないしディスクの中のドキュメントは英語だし、それを読んだだけでMacのシステムは英語環境になっちゃうし、あー、もうなんなの、これ。

 そのようなわけで、UMAXに問い合わせてみるまで作業は中断ということになったのであった。やれやれ。


1997/8/25(月)

 Macと通信する手はずが整わないので、とりあえず 95NTTCP/IP でちゃんとつながるかどうか試してみた。LizTCP/IP をダイアルアップ用にしか設定していないから CNN 用にバインドし直し、IP アドレスをつけ再起動。

cnn_ftp.gif NT 側から ping 打ってみる。なんの問題もない。続いて95 側から FTP Explorer を起動し、アドレスを入れ接続、、、む、ダイアルアップ用のダイアログが出てきたぞ? キャンセルすると、、うりゃ、エラーになってつながらん。そりゃそうかもなあ、ええい、DOS 窓で ftp を、、うんむー、やっぱりダイアルアップ用のダイアログが出てくるわなあ、キャンセルキャンセルと、、やや、つながったじゃないか。

 えーと、アノニマスのスペルって anonymous だよな。次はメールアドレスと、、よし、ログインできた。試しに ls 。わはは、ちゃんと見えるぞ。しかし他のコマンドをしらーーん。抜け方は bye かな。あ、抜けた。わははははー。

 といった様子が上の画像をクリックすると見えるわけだす。

 ともかく、NTPeer Web Service が稼働しており、CNN で使えることはわかった。さあ仕事に戻ろう(爆)。


 昼過ぎに目をさまし、コンビニへ定期巡回。今日発売の週刊アスキーに、MSがアップルへ資本参加した記事が載っている。先週号が合併号だったため遅くなったというわけだ。そのため内容的にはまとまっているものの、独自視点はあまり感じられない。タイムの記事を参考にしたのなら、タイム以上のレポートを書かなきゃだめちゃうか。

 ドライバの件で UMAX に電話をかけた。しかし、いきなりこの番号は使われておりません攻撃にあう。むっとしつつ自力で調べ、一発でつながったと思ったらテープだった。現在話し中だから、かけ直すかこのまま待ってろというアナウンスが流れるやつだ。だけど、待ってるとしばらく音楽を聴かされたあげく切れてしまうんだな、これが。つまり無駄に電話代がかかるだけである。

 何度かこれを繰り返させられ、さすがに少し頭に来たので本社(?)に電話し文句をいった。するとこちらにかけてみてくれと別の番号を教えてくれた。いわれたままにすると、出た相手はそんな話(サポートする)はUMAXから聞いてない、正規のサポートにかけろという。だからUMAXにそちらにかけろといわれたのだと説明してもらちがあかない。なんなんだ、まったく。

 結局、つながるまでサポートにかけ続けるしかなく、いや、つながるのはすぐつながるから、待ち続けるしか方法はないのであった。でも、待ってる間に回線が切れるのは何とかしろよー>UMAX

 ま、サポートなんてこんなもんだと、枯淡の境地に達している(おおうそ)私は、永遠とも思えるくらい待ち続け、ようやく出たサポート担当に事情を説明した。しかし彼はこの問題の糸口すら提供できない。調べて連絡してくれるということになった。

 その後、私はコンビニ巡回もやめて連絡を待ち続けたが、結局、電話はかかってこなかったのである。誰に聞いてもUMAXの評判悪いぞ。なら買うなよ>をれ。まあ、以前はちゃんと日本語の分かるサポート要員がいなかった(なぜ知ってる>わし)ことを思うと、格段の進歩ではある。TATUNG とか、台湾系メーカーのサポートは、得体の知れない日本語を相手に苦労しなければならない(笑)のが困るよなあ。


しっく箴言集 電話サポート、得をするのはNTTだけなり


1997/8/26(火)

 起きたら昼過ぎである。再びUMAXに連絡を試みる。

 昨日とは別の担当に当たったので、Macにドライバディスクを突っ込んで経過の詳細を伝えると、インストールが止まった時点の画面(下)をキャプチャして FAX してくれといわれる。

mac_ist.gif

 キャプチャして FAX? むー。ともかく画面をキャプチャし、ファイルをフロッピーでLizに移した。しかし95上のソフトでこのファイルを読むことは出来なかった。まあそりゃそうだわなあ、でも拡張子をTIFにしたらどうかな? だめか。うーん。

 仕方ないからMac雑誌の付録からグラフィックソフトを探し出してインストールしようと、、、あう、展開ソフトがいるわね、まずそっちだな、以下略。

 てなことがあってようやくFAXできたのであった。はあはあ。

 しばらくして電話がかかり、つないだまま教えてくれた対処法を試す。しかしそれでもインストールは出来なかった。ここですでに時間は5時を回っており、後日また連絡するということで本日のセッションは終了。

 後から考えると、Macのキャプチャ画像は TIF ではなく PICT だよね、きっと。でも IrfunView で読めなかったんだけどなあ、まあいいか。などといったことを考えつつ、現時点で感じているMacの問題をいくつか書いておく。ほとんど使いこなせていない段階での意見だから、間違い勘違い思い違いなどがあったらご指摘願いたい。

 1)いきなり文字化け

 このマシンではデフォルト設定でプルダウンメニューの文字がいくつか化けている。なぜそうなるのか、理由も対策も私は知っているからいいようなものの、初心者には訳が分からないだろう。だいたい、これはいったい何年前からの話だ? こんなものが美しいといえるのか?

 ところで、このフォントはMacが作ったものではない。ちゃんとしたシステムフォントを提供しないなんて、アップルは日本のユーザーをなめているのではないか。そういうOSでホントーに満足してるっすか?>Mac信奉者

 2)賢そうで賢くないシステム

 ドライバのインストール時などに、再起動をかけるとMacでは自動的にフロッピーディスクが排出される。確かにこれは賢いといえるだろう。ウィンドウズ系の場合、自分でFDを抜いて再起動すると、エクスプローラーがAドライブにアクセスできないとだだをこねたり、逆に、入れたままにしておくとシステムが起動できなかったり、すんごいタコなのよね。

 さすがにこのあたり、Macの設計思想は美しいなあと思わされたのだが、その後、CD-ROMの挿入・排出で問題が発生、意見は変った。

 その理由を書く前に、ウィンドウズユーザーには説明が必要だろう。Macでは、FDCDをドライブに入れると、そのアイコンがデスクトップに出てきて置かれるのだ。これを頭に入れて以下を読もう。

 まずCD-ROMを入れる。次にメニューからディスクの取り出しを選び、排出されたCD-ROMを取りだし、そのまま別のCD-ROMを載せ、入れる。

 これでデスクトップには2つのCD-ROMアイコンが並ぶわけだ。次に、2枚目から何かをインストールしようとすると、なぜかシステムが1枚目を入れるよういってくる。で、入れると今度は2枚目を要求されるんだな。そうして、これを繰り返しているうちにシステムがフリーズしてしまうのであった。

 これは、私がMacの作法を知らなかったため引き起こされたエラーだが、この程度のことで固まるシステムもどうかしてると思う。

 3)美しそうで美しくないGUI

 OS/2 でも同じことを感じたのだが、アイコンをすぱっと格子状に並べられないのが嫌いだ。コメントの長さに横位置が縛られちゃうからだが、これだとアイコンが散らかったように見え、美しくない。そもそもアイコンの整列というコマンドもない(OS/2 にはある)ため、自分でアイコン位置をしこしこ調整しなければならないのもどうかと思う。


1997/8/27(水)

 UMAXから連絡はなかった。クレーム電話の翌日には速達で代替品を送ってきた I-O DATA とは大違い。

 そういうわけでいまだMacNTはつながっていない。仕方ないのでダウンロードしたファイルをフロッピーで移しているが、テキストファイルや画像データなどは何の問題もなく扱えるのに、自己展開型の書庫ファイルを移すとうまく展開できないのはなぜなんだろう。Macヘッダの関係? 違うよなあ? もし、PC環境でダウンロードしたファイルをMacに持っていくと問題が起こるのだとすると、ftpNTから持ってきても同じことになる。

 どーも、当分苦労が続きそう。


1997/8/28(木)

 今日も UMAX から連絡はなかった。

 スティングレイからシネマガイド 全洋画の新バージョンが届いた。早速インストールしてみる。

 前バージョンより確実に進化していて、スタッフキャストが英語で検索できるのは二重丸。試しにジンジャー・リンで検索してみた結果に驚いた(笑)。こりゃ凄いや。映画ファン及び映画系ライター必携。

 ただし、相変わらず MDB でオーサリングしてあるのはどうかな。今更こういうものが Win3.1 で動くことに価値があるだろうか?


1997/8/29(金)

 今日も UMAX から連絡はなかった。

 さすがにどうなっておるのか、サポートに電話して聞いてみたが、あきません。ドライバなんか入れないでも使えるはずだと言い出すサポート要員まであらわれたから笑うぞ。すでに入っているはずだというのだ。それならそれでかまわないのだが、箱の中にドライバを入れろと書いた別紙があったからわしは入れようとしておるのだ。結局、結論は出ず、わかり次第連絡をくれるという話で終わった。


しっく箴言集 一番大事なことはぺらぺらの別紙に書かれている

 ドライバを入れなくてもいけるというあやふや話を頼りに、ちょっと試してみることにしたけれど、もちろん予想通りだめであったことはいうまでもあるまい。そればかりか、TCP/IP を入れたらデスクトップにプリンタのアイコンが出てきて消せなくなった。ゴミ箱に入れると新しいアイコンが作られちゃうの。でももちろん、このマシンにはプリンタはつながっていないぞ。Macって完全なプラグ&プレイができるんちゃうのけ。アップルトークをいじるときにあれこれごちゃごちゃいじったのがいけないんだろうけど。

 深夜久しぶりに PC-VAN でチャット。知り合いに ICQ を奨めまくり、結局4人ほど引きずり込んだ(笑)。結果、そのまま朝4時まで ICQ で遊ぶことに。


1997/8/30(土)

 起きたら夕方である。そのままヘロヘロと仕事に突入。ああ、もうすべての仕事が締め切りすぎまくりでやばすぎ。この二日が勝負なのだが、無理だよなあ、どう考えても。


1997/8/31(日)

 PictureSucker がいつの間にかバージョンアップしていた。SPAM 対策で特定の ID をキックできたり、ヘッダ情報からダウンロードするかどうかの判断ができるようになったり、ログが残せたりと改訂点多数。一年ぶりだけあって大幅な機能アップだ。ただし、半角スペースを含んだファイル名に対応したかどうかはまだ不明。近日中に判明するであろう(笑)。

 SHARP のスキャナ、JX-250 シリーズのドライバがいつのまにかバージョンアップしていた。新しい TWAIN ドライバと NT4.0への正式対応+簡易グラフィック&レタッチ&画像管理ソフトがついてくる。ただしこのソフトはNTで使えない。方針が間違ってると思うぞ>SHARP

 まゆみちゃん、もとい、細田さんのとこで出てる立ち読み問題だが、わしは立ち読みぜ〜んぜん構わない派である。自分ではほとんどしませんけどね。じじいだからそんな時間はないの。

 どぅわが、先日、コンビニで朝刊を堂々と広げて立ち読みし、読み終わったら棚に戻している男の姿を見つけ、世も末だと思ったことであった(笑)。

 そうそうそう。あそこのボードのことでもう一つ。

 電気グルーブのシャングリラがパクりだという書き込みがちょっと前にあったけれど、業界的にはあれはサンプリングというカテゴリーに入るものよねー。サンプリングとパクりの差については、、、長くなるのでやめよう(笑)。


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