お笑いパソコン日誌 199711

Music by IKO-IKO

1997/11/1(土)

 Macで気に入らないことはたくさんあるのだけど、開いているウィンドウを一発で全画面表示にできないのはストレスがたまる。いや、そもそも全画面表示による操作というものを考えていないようなのだ、Macとそのソフトは。

 しかし、表計算ソフトや一部グラフィックソフトなど全画面で作業したい局面はあるわけで、そのあたり Macユーザーは不便だと感じていないのだろうか。

 また、フォルダをタブ化して下に並べられる Mac OS8 のポップアップウィンドウは、Windows95 のタスクバーより便利とかいってる人もいるが、それは違うと思うぞ。アプリケーションウィンドウで使えないんじゃあんまりメリットを感じない。これなら GoMac を使ったほうがマシではないか。


macos8.gif  インターネットの Mac 関連サイトを眺めていて感じるのは、情報交換を含めて、彼らがウィンドウズユーザーより濃密なコミュニティを形成しているように見えるということだ。

 もっとも、裏返せばそうしなければならない事情が Mac ユーザーにあるからで、つまるところ一般に流通している情報量が少ないからかもしれない。身の回りにMacユーザーがいる確率はPC-98PC/AT に比べたら低いだろうし。

 そんなマッカーコミュニティで、Mac OS8 は安定度が上がった OS という評価に落ち着きそうで、中には Window 95NT よりも安定しているという説を述べる人もいる。ホントかよといいたいが、彼のところでは安定してるのだろう。それならそれで幸せなことである。ちなみにうちの Mac は日に3度は固まるのである。アプリケーションらしいアプリケーションをほとんど立ち上げず、ヘビーな作業などしていないのにも関わらずだ。

 なんにしても(他の OS との比較はともかく)、ユーザーがアプリケーションにメモリを割り当てなければならないような OS が、モダンな OS だといいづらいことだけは確かな話である。


1997/11/2(日)

 Mac 上の NN3.01 では、ここのトップページがまともに見えないばかりか、不思議な動作までする。どうもブラウザによって MIDI のタグを切換えるスクリプトが悪さしているみたい。

 それから、NN3.01HTML の本文中に記述された半角スペースを無視するのですな。

 てなわけで、Mac でも IE を標準採用するわしであった(笑)。


1997/11/3(月)

 報告するのを忘れていたけれど、DirectX5 を導入した結果、うちの環境で発生した不具合がある。

 VGA 画面になる DirectX 対応ゲームをプレイした後、Window 95 のデスクトップに戻ると、画面の左から640ドット部分でしか新しくアプリケーションウィンドウをオープンできないのだ。

 これがミレニアムのドライバのせいなのか、それとも DirectX5 自体のせいなのかは不明。


1997/11/4(火)

 いつまで待っても SNAPPY のバージョン2が国内販売されないので、直接オンラインでアメリカのショップに注文しようとしたら、ぬわんとバージョン3が発売されておるではないか。



 すっかりインターフェイスも変わってる。プレビュー画面もカラーになってるし。その他にもいろいろ変わってるようだ。

 てなわけで、Jango の評価テストを兼ねてバージョン3のデラックス版を発注してみた。

 Jango というのは、入力した商品名で検索し、オンライン販売しているショップを見つけて価格も含めてリストアップしてくれ、そこからそのまま発注までできちゃうソフトなの。つまり、あらかじめ登録しておいた住所とメールアドレスをショップの注文フォームに自動的に送ってくれるわけです。後はクレジットカード関連部分を記入するだけですむわけだ。

 なかなか良くできたシステムなんだけど、問題は、注文先のショップが外国に発送してくれるかどうかである。国を聞かれなかった(笑)のよ、そこの注文書では。そもそも Jango の国名入力欄には日本が入ってないんですけどね。


1997/11/5(水)

 ●QX 評価版がバージョンアップ。
 ●GV がバージョンアップ。
 ●FinderPop が連日のバージョンアップ。
 ●プロパティPLUS がバージョンアップ。
 ●AtermIT65シリーズ用ファームウェアがバージョンアップ。

 Mac ユーザーのページで、マウスのボタン数問題を書いている人がいた。2つだと使いにくいんだと。だから Mac が PC よりいいんだというのは、そりゃあなた、いくらなんでも贔屓の引き倒しちゃうやろか。慣れたスタイルの方を良いと感じるのは天然の成り行きであるけれど。

 しかし NeXTSTEPMac OS も、1ボタンマウスで行く気なんでしょうか? まさかね? 3ボタンだよな、ふつー。

 まああれだ、IntelMac OS も作るとかいってるようだから、2ボタン対応も視野には入れているはずだ。危うし1ボタン。


1997/11/6(木)

 NC4.0 では What's New ページが読めないらしい。NN3.0x では読めるのになあ。

 おそらく、原因は新しく付け加えた JScript だろう(JavaScriptではない)。だとすると、このページも読めてないはずだ。

 多分この部分が問題なのだろうと思い、

ua=navigator.userAgent;
v=navigator.appVersion.substring(0,1);
if ((ua.lastIndexOf("MSIE")!=-1) && (v!='1') && (v!='2') && (v!='3')) {
document.body.onmouseover=makeCool;
document.body.onmouseout=makeNormal;
}

 && (v!='4') という記述を足してみたところ、わははー、JScript が無効になってしまったぞ。やっぱり泥縄ではだめだな。誰か NC4.0 に対応させる方法を教えてちょ。

 とりあえず What's New からは外しておいたけれど、ここは外してない(笑)。


1997/11/7(金)

ジョー・ゲスト  左の画像は昨日からWindow 95で使ってる壁紙。ジョー・ゲストですな。

 彼女を含め、とんでもない量の画像を約2年かけてコレクションしたものの、ドライブが飛んだり jaz の不調などでかなりの部分をなくしてしまった。その時はクリスティ・キャニオンもチェシー・レインもトレーシー・ローズもボニータ・セイントもあれもこれもそれもどれもなくしたのである(号泣)。

 某ニュースサーバーとサッカーのおかげでだいぶ取り返せたが、すべてを取り戻せる日は来るのでしょうか。またディスクが飛んで泣かないように、せっせと CD-R に焼くわしである。

 しかし、実のところ、画像のコレクションよりそれを整理することの方がわしには面白いのである。女優の名前と画像を一致させること、現在ではそれが主な目的となっている(笑)。


エンカルタ98のパッケージ写真  マイクロソフトからやっと ENCARTA98 の案内がきた。ベクターが代理店になっていたのでちょっと驚いたけれど、値引きなしの定価15,800円などという、例によってふざけた価格がついている。キャッシュバックが3000円つくが、それでもショップで買うより高いだろう。

 まあ、わざとこういう価格をつけ、直販ではなくショップで買うように仕向ける戦略か。でも、これでは販売代理店になっているベクターに勝ち目はないのではなかろうか。

 それはともかく、ENCARTA98CD-ROM二枚組みになった。はたして多連装ドライブでの使用をサポートしている、あるいは前提としているのかどうか、そのあたりが気になるところ。いちいち入れ替えて使ってられないからなあ。でも多分そんなこと考慮してないだろうなあ。

 えー、きっと有名なページなのでしょうが、ここ、面白いっす。パソコンとは何の関係もないけど(笑)。


1997/11/8(土)

 結局、例の JScript 問題は解決方法がわからず、別の方法つーか、同じ効果を出せる JavaScript を採用してみた。これで NC4.0x でもオーケーでしょうか? とりあえず What's New だけで使ってみたので、NC4.0x ユーザーの報告を待つ。


1997/11/9(日)

 MYST をインストールした。大失敗だった。

 こやつのインストーラーは有無をいわさず Quick Time をインストールし、JPGPIC を関連付ける。だが 16ビット版だから JPEG は知らんぷりだ。

 ぶつぶついいながらゲームを起動すると、今度は 640x480256色にしろという。そういえば、ゲームに限らず Win3.1 時代の CD-ROM ものはみんなそうだったなあとか思いつつ、かまわずスタート。昔のゲームなので 1120x864、ハイカラーという環境でもマシンパワーで押し切れたが、画面が狭くて字が読みづらい。

 ほんの少しプレイしたところでやっぱりこの手のゲームは嫌いであることを再確認、とっとと削除した。980 円とはいえ、好きではないゲームなど買うべきではなかったのだ。


1997/11/10(月)

 ついにジャストネットの使用料金が 550 円にまで落ちた。10メガのディスクとメールの使用料と思えば安いものである。

 その他、Nifty が毎月500円から1,500円、BIGLOBE2,500円で、トータルでも5,000円かかっていないということになる。普段は取材用アカウントを使っているため安くすんでるのだけど、電話代は減らないのよねー。


 えー、このところ悩んでいたスクリプト問題を解説しておく。

 やりたかったことは、リンクが張られている部分にマウスを持っていくと色が変わるという、ただそれだけのことである。

  hogehoge

 一番簡単な方法はタグの中に

 onMouseOver="this.style.color='red'" onMouseOut="this.style.color='green'"

 といった記述を埋め込めばいい。

 しかし多分これは NC4.0x がサポートしていないはずだし、onMouseOver はすでに別のスクリプトで使っている。ひょっとしてバッティングしたらいけないというわけで、スクリプトに頼ったのであった。

 それなら素直に JavaScript を使っておけばよいものを、試しに JScript を使ってみたのが敗因ね。


1997/11/11(火)

WeMail32の新インターフェイス  WeMail32 がバージョンアップ。今回は IMAP4 対応が最大の売りか。しかしまだ対応サーバーもほとんどなく、個人的にはインテリマウス対応の方がありがたい。なにしろインテリマウス非対応のソフトは使いにくく感じてしようがない今日このごろで、コモンダイアログの中で使えないのもイらつくほどなのである(笑)。その他、メールビュー画面を横長にできるようになったのがインターフェィス上の変化。振り分けするフォルダの少ない人はこの方が見やすくて便利だろう。

 WeMail32 はメーラーとしては最も早く32ビット化し、ISHが使えるほぼ唯一のものである。ステディで安定したいいメールクライアントだが、過去を引きずった面があり、進化速度も早いとはいえない。その点、秒進分歩のインターネットではややつらいところ。とはいっても、他のメーラーに乗り換える気力はわしにはない。


 先日書いたブラウザの文頭文末ジャンプが HomeEnd キーでできることは知っている>某氏 わしがやりたいのはマウスオペレーティングで、つー話なんす。


 今回のアップルの発表は特にどうということはないものであった。もっとドラスティックな変化を期待していたわしらはいろいろな意味でがっかりである。しつこいようだが、キャノンのアップル買収、ジョブスの永久追放説を支持する(もちろんそんな説はない。ただのわしの妄想である。為念)。ソニーによる買収でもいいぞ。


 Image Viewr の起動制限回数に達したため、レジストして正規ユーザになった。ついでに最新版をゲット。

 他にもっといいソフトがありそうな気もしないではないが、探して評価するのも面倒なのと、このソフトができる以上の作業を Mac 上ですることもなかろうからいいかと、ゆーことである。


1997/11/12(水)

 どこでもホイールがバージョンアップ。

 しばらく試していなかったのだが、いつのまにかダイアログの中でパンが使えるようになっている。

どこでもホイールでバンが使えるようになったダイアログ

 もちろんホイール機能も使えるのだが、バンができるといろいろ便利なんである。たとえばオートスクロールとか。

 昨日バージョンアップしたWeMail32 がインテリマウスに対応したのはいいけれどバンには未対応だった。しかし、どこでもホイールの導入で使えるようになる。うれし。

 同種のツールは他にもあるが、これは安定性抜群の上にフリーである。大推薦。


 Excel97サービスリリース版用パッチが出ていた。

 つまりサービスリリース以前の Excel97 では使えないパッチなんである。そのため、クレームをつければただでサービスリリース版がもらえるようだ。だんだん消費者相談センターに報告したくなってきた今日このごろ。


 何が悪さをしてるのか、IE4 の調子がおかしい。前回終了時のウィンドウサイズを覚えてくれず、次の起動時には必ず画面左上に640x480VGA で表示される、プレビューしながら HTML を編集し、リロードすると突然終了するといった症状が出ている。

 上書き再インストールしてみたが改善せず、アンインストールしてIE3.02に戻してからもう一度インストール。これでウィンドウサイズの問題は解決したものの、突然終了してしまう症状は直っていない。ただ、この症状が出るのは今のところこのページのソースだけのようなので、何かソースに問題があるのかもしれない。スクリプト突っ込みすぎか(笑)?


1997/11/13(木)

 WeMail32 がバージョンアップ。前回のバージョンで発生したバグの修正が目的。


 マックのオンライン直販ショップアップルストアが一日で50万ドルの売り上げとかゆーておるが、台数換算では300台ぐらいにしかならない。毎日このペースで売り上げたとしても、年間10万台程度だ。そしてその10万台は確実にショップの売り上げから減る数字である。だって自分好みの構成によるハイエンド機を購入する層なんて、すでにマックを持っている連中に決まってる。それで成功といえるのかな? ちなみに、デルの直販による一日の売り上げは300万ドルである。


ホンダの直立歩行ロボット  中国の李鵬首相が来日し、いろいろな企業を回っているようだが、今日は一部で話題騒然となった例の直立歩行ロボットを見にホンダを訪れたことが報道されていた。私も知らなかったのだけれど、いつのまにか小型になった新型機が作られていたのですね。

 右の画像は今夜のTBSのニュースからキャプチャしたもの。手前が新型機で、奥に見えるのが旧型機である。クリックすると大きな画像で見れるから、旧型機との違いがはっきりわかるだろう。

 やー、ここまできたら本当にアトムまであと半歩ってかんじ? ちなみにS重工のHOSで動いているのだそうです(大嘘)。


 なぜか小松ソフトからミレニアム英語版のドライバが出ていた。

 バージョンは3.75だから、これが一番新しいことになる。ドキュメントには変更点が書かれていないので詳細は不明だが、日本語版Windows95IE4.0の組み合わせで発生する不具合を修正したもののようだ。しかしどんな不具合があったのだ? むーん。


1997/11/14(金)

 HyperSnap-DX がバージョンアップ。主な変更点はGLIDE使用のゲーム画面取り込みのサポート。


 ThumbsPlus が気に入らないという人がいたので、他のカタロギングソフトも紹介しておこう。

 同種のツールは腐るほどあるが、いくつか試した中では Firehand Ember がなかなか良かった。価格的に ThumbsPlus の約半分と安く、複数フォルダのサムネイルの同時ビューが可能なのが特徴。また、単独の画像ビューワーとしても使える。簡単な解説はここを参照するよろし。インストールすると有無をいわさずJPG他を関連付けられるが、アンインストーラーが元に戻してくれる。

 しかしまあ、ThumbsPlus が気に入らないといった人の求めているものはちょっと志向の違うものなので、おそらくこれも気に入らないだろうが。


 NN3.0xでこのページを読むと落ちるという報告があった。うちのNN3.04では落ちないんだけどなあ?


1997/11/15(土)

 このページのように Windows 95IE 用に作っている個人ページはともかく、仕事で切るHTMLではいろいろ注意が必要になる。ブラウザはもちろん、VGAで見るユーザーのことだって考慮しなければならないからだ。

 IENNでタグの解釈が異なるばかりか、それぞれバージョンによっても変化するという現実に頭を悩まされ続けているのに、さらにマックを意識すると一段と話がややこしい。ウィンドウズ版とマック版でもタグの解釈違いがブラウザ別、バージョン別に存在するのだ。したがって、どれをターゲットしてもどこか違いが出てしまう。

 そんなわけで、泣きながらHTMLを切っているわしだが、どう考えてもこれは俺の本来の仕事じゃないよなあ。

 昔、某誌の仕事をしていたときの話だ。ある日、担当の編集者が消え、新しい担当がつくことになった。そのころ、わしは文字原稿しか書いていなかったのだが、彼は当然のように図版もやってくれという。わしはそれはわしの仕事ではないといって断った。しばらくしてその仕事はなくなった。早い話が切られたのである(笑)。

 それから月日は流れ、今ではHTMLを切り、簡単なグラフィックぐらいなら作ってしまう俺様だ。とほほのほー。


1997/11/16(日)

 某氏の某ページをIE4で見に行くと、パスワードを入れてもアクセスが許可されない。NN3.04だと入れる。以上業務連絡。以下ヨタ。どうせなら書き込めるようにしませう。


 GoMac がバージョンアップしていたので試してみた。便利なソフトなので使いたいのだが、前のバージョンではマシンのシャットダウンもできなくなってしまうなど謎の症状があり、正式採用にいたらなかった。

 今度のバージョンではシャットダウンはできるが、次回起動時に例の不正終了したというダイアログが出る。うーん、やっぱりペンディングだなあ。


 小松から出たミレニアム英語版ドライバを入れてから妙にマシンの調子がいい。動作が早くなった感じがするし、IE4.0も好調。まだ入れていない人は早急に入れるべきである。

 ただし Dungeon Keeper の問題は解決せず、別の問題まで発生。ひー。


 例のMSの問題で多くの意見がニュースサイトをにぎわしている。しかしMSの独占によりOSの選択肢がなくなり、ユーザーが不利益を被っているという意見には賛成しがたい。

 この先もずっとWindowsでいくかどうかは別問題として、マックとファイルの交換をするだけでも面倒だと思ってるのに、これ以上多様な OS など存在して欲しくはない。そんなもの一つで十分である。第一、Windowsが勝ち残ってきたのはユーザーの選択によるものだ。たとえそれが上手なプロモーションのせいだとしても。

 次に、エンカルタの中のビル・ゲイツの記述が変ってしまったという話も間の抜けた指摘に思える。どこの誰が自社製品の中でオーナーの悪口を書くというのだ。そんなものあったら教えて欲しい。いいかえれば、そんな記述を信用する読者(いるとすれば)が馬鹿なのである。

 もう一つ、ラルフ・ネーダーを消費者運動の神様みたいに扱うのもどうかしてないか。何十年もそれで食ってきた人物なんてわしにはかえって胡散臭く思えるぞ。彼は、彼の利益になることを選んでやってきているのである。100%ユーザーの利益になることだけをやっているなんて保証はないだろう。

 無論、私はMSに何も問題がないなどとはいわない。OS 部門とアプリケーション部門を切り離した方がいいかもしれないとは考えているが、基本的に、ソフトメーカーは泣き言をいってないでMSよりいい製品を出せばすむ話だとも思っている。事実、レタッチソフトならアドビのフォトショップを選ぶし、IME97WXG よりATOK11 の方がいいから、そのためだけに一太郎を買いつづけている。同じように、他より優れていると感じたからExcel を使い、Word を使うわけだ。どこに問題があろうか。


1997/11/17(月)

 ●QX 評価版がバージョンアップ。
 ●Amaya95版、NT版がバージョンアップ。

 お、なんだー。飯山電気がテレビCM打ってるぞー。すんごいなあ。


1997/11/18(火)

 いきなり冬である。うーさぶ。

 ●IrfanView32がバージョンアップ。
 ●WWWC がバージョンアップ。

 IrfanView32 はフルパスで指定した画像リストをスライドショー表示できるオプションがついた。引数を slideshow=c:¥foo¥hoge.txt とかしたショートカットを作ってデスクトップにでも置いとけば、スクリーンセーバー的に使える。


1997/11/19(水)

 富士通徳島が作っている BothWays というシェアウェアがある。これは送ったインターネットメールが相手に読まれたかどうかをチェックしてくれるものだ。普及すれば便利だとは思うけれど、フリーで配らなきゃだめだろうなあ。


1997/11/20(木)

 RealPlayer の最新バージョンは導入すると常駐するようになっている上、スタートアップにショートカットを置くスタイルではないため、外すことができない。どこかレジストリをいじればいいんだろうが、そもそもこんなもの常駐させる必要があるとは思えない。無駄にメモリを食うだけである。ぷんぷん。

 オーツーから DM が来てた。でも、声優ROMなんかに興味はないぞ>わし


1997/11/21(金)

95_sec.gif  Windows95セキュリティパッチが出ていた。今回のセキュリティホールは、ソフトをダウンロードしまくってるわしらはともかく、ふつーの人にはあんまり現実的な問題とはならないような気がしないでもない。しかも導入すると図のようになった。なぜだー。

 このパッチを取りにいってこんな発表を見つけた。これって OSR2.1 あるいは2.5なのか? いやー、そんなわけはないだろうなあ。


 しばらく前に AtermIT65 のドライバなどがバージョンアップしているのだが、今日、NEC から CD-ROM が送られてきた。わしは Webサイトから自分でダウンロード済(ウィルス騒ぎもあった)のため必要はないのだけど、こういうサポートがあるとユーザーは安心してその製品を使い続けられる。MS-Office のやり方に腹を立てたばかりなので、余計にそんなことを感じたわけであった。


 QGREP が久しぶりにバージョンアップ。

 あ、ボーランドからまた DM がー。


1997/11/22(土)

 EasyCD ProCD-R を焼くとき、ドライブ名やパスがついちゃう。つけないで焼くにはどうしたらええのだと某氏に聞いたところ、DOSSUBST するのだと教えられた。おーなるほど、うまくいきました>某氏

 おそらく、EasyCD Pro にもそのあたりをどうにかする方法があるのだろうなあ。ないのかな?

 てなわけで、SUBSTできるGUIなツールとか、対応しているファイル管理ソフトが欲しい今日このごろである。


 逃避行動中にそれぞれ秒単位ででっちあげたアイコン。パブリックドメインとして公開しますが、この不出来さ加減ではわししか使わんだろーな(笑)。

qx_awk.gif qx_cgi.gif qx_perl.gif bmp.gif bmp.gif bmp.gif


1997/11/23(日)

 そういえば週刊アスキーが発売されているはずなのに、なぜか近所のコンビニには見当たらない。もう置いてもらえないのだろうか? 仕方ないので本屋まで買いに行ってきた。

 レジで手さげ袋二つ分の取り置き雑誌が出てきてめげたが、ともかく週刊アスキーを入手。中身は、、、EYE-COMのタイトルが変っただけ。そりゃそうか。ついでに買ったマック雑誌といっしょに購入したのが左。小学館から出た新雑誌の創刊号で、ビッグコミックスピリッツの増刊号なんだと。

 どんな雑誌だろうと藤原紀香が掲載されているものはノータイムで購入するわしです。でもこれ、内容はありきたりの情報誌なのに、20歳を対象にした雑誌なの。ずいぶんセグメントが狭いんちゃうやろか。


 発売されているといえば、桐の Windows 95 版も出てるはずだが、なぜうちには案内が来ないのだ? もうわしを顧客とは見ていないのか? それはあんまりだぞ>管理工学

 しかし、一週間遅れで取って来た月刊アスキーに松茸ver.4の体験版が入っていた。以前のベータ版はとても使えるものではなかったが、今回のは製品版その物で、しかも来年の8月まで使えるようだ。果たして使い勝手は良いのであろうかと思いつつ、とっととインストールしDOS版の辞書をマージ、カスタマイズに走る。

 一時間ほど使った感想は、DOS版の変換効率と使い勝手が継承されたものという評価。これ、どっちかというと誉めてるつもりだが、正直なところこの程度の出来では今のユーザには見向きもされないだろう。しかしまあ、IME97にもそろそろあきてきたので、当分使ってみるつもり。


1997/11/24 (月)

 どうもネットスケープではテーブルが意図通りに表示されないことが多く、頭を悩ませている。しかし、ようやく原因の一つが分かった。

 テーブルに限った話ではなさそうだが、文字位置を決める ALIGN="CENTER" などのコマンドでは、ALIGN="center" のように表記しないと、ネットスケープは正しく認識してくれないのであった。どっちでもいいと書いてある解説が多いようだが、そんなことはなかったわけである。IE は両方とも認識するので、全部小文字にしておけばとりあえず吉。これって常識?


1997/11/25(火)

 久しぶりに Space Editor というテキストエディタを試してみた。

 いつの間にかこれ、ものすごく進化してたのね。思わずぐっときてしまいました。価格も1500円と安く、結構おすすめかもしれない。まあいまさら乗り換えるほどの元気はないけど、子ウィンドウをタスクバー風に切り替えられる機能や、MDIなのに複数起動が標準で可能だったり、同一ファイルを複数開いて編集可能といった点は非常に良いと思った。ちなみに後の二つは Dana というエディタでも可能である。

 もう一つの子ウィンドウをタスクバー風に切り替えられる機能は、DocBar というソフトを使うとすべてのMDIソフトで可能になる。実はこの機能、大昔に Dana の作者に提案したことがあるが、黙殺されたのであった(笑)。

 なお、QX でも複数起動は可能。ただし誰でも一発でやり方が分かるという方法ではない。美的問題ゆえの措置なのかもしれないけれど、普通のユーザーにはそんなことは分からない。

 同一ファイルの複数編集は、可能なら QX にも搭載されるとうれしい。DocBar の機能は常駐リストで代替できるというか、より上位の機能だといえるので特に欲しいとは思わないが、あればあったで便利かもしれない。


 ついでなので、私がWindows3.1時代から使ってきたエディタをまとめてみた。ただしレジストした物だけを取り上げている。金を払ったんだから文句をいってもいいだろうということだ(笑)。

名称 価格 意見と考察
MMエディタ 4000

 最初はAMエディタという名前で、価格も今より安かった。秀丸みたいなオンメモリタイプのエディタでは巨大ファイルを編集するときのストレスがたまるため、オンディスクタイプを求めていて出会ったのがこれだ。すぐレジストしたが、あまりに不安定、はっきりいうとバグが多すぎた。また、32ビット化で別料金になったこともあり以下略。

Dana 3000

 なぜか自前でソート機能まで持つという、機能てんこ盛りの非常に面白いエディタである。が、当時私が使っていたマシンが非力だったこともあり、結局標準で使うまでには至らなかった。また、作者がメーラーでヒットを出したせいか、一年半以上開発が止まっている。ただ、新バージョンのアナウンスが先日あったので、もうすぐ出るだろうとは思う。

QX 3000

 AMエディタを使っていたWin3.1時代に出会い、すぐにレジストし現在にいたる。つまりこの2年以上、私の主力エディタになっているというわけだ。なんといってもカスタマイズの強力さが素晴らしい。ツールバーのアイコンまで変更できるのだ。堅牢さも群を抜いており、これ以上安定したウィンドウズ用ソフトを私は知らない。というように、スパルタンでいいソフトなのだが、とっつきが悪いのかあまり一般受けしないのが残念。

 テキストエディタは私にとって最も必要なソフトウェアであり商売道具である。これがタコだと仕事にならない。そのため有名無名フリーシェアを問わずほとんどのものを一度は試している。市販ソフトでは、DOS時代にVzを使っていた流れで WZ を購入した。バージョン2まで付き合ったが、改訂のたびにエンバグで沈むという情けなさに嫌気がさして捨てた。最近のバージョンのことは知りませんが。


QXエディタのアメイジングなツールバー


1997/11/26 (水)

 かなり前に NukeNabber のページで知ったのだけど、MS WinsockMS DUN のバージョンアップ版が提供されているのですな。

 しかし Winsock だけをアップデートしてもあんまり意味がなく、やるなら DUN を入れんとあかん。でもそうすると DUN のダイアログが英語化しちゃう、それでためらったまま未導入になっているわしである。誰かやった人いませんか?


1997/11/27 (木)

 このところ少しまじめにエディタで書くHTMLの環境を整えようと、QXのキーワードファイルを整備し、ソースもインデントしまくりである。

 ところが、そうやって見やすいソースを心がけると、必然的に改行が多くなる。そしてこの改行の扱いが各ブラウザで微妙に異なるのですな。前からわかってたことですが。

 これって悩ましい。ぶつぶつ。


1997/11/28 (金)

 予定していた仕事が来週に延び、体があいたであーる。でも起きたら夜なのである。うりうり。

 IE4.0 を確実に落とす方法を発見したような気がする。うちの環境固有の問題かもしれないので、もう少し追試してからどこかに報告したろ。

 すでに誰かが指摘してるだろうが、IBMが今流してるAptivaCMは、パソコンを使わない人間はサル以下だといっているのである。1995年に放映されたコンパックのCMよりはソフィストケートされたが、本質的には変わんないわけで、以下略。

 どこでもホイールがバージョンアップして正式版に。


1997/11/29 (土)

 今日、Mac が死んだ。いや、正確には数日前に死んでいたはずだ。インターネットアクセス中に突然固まり、電源すら切れなくなった。仕方ないのでコンセントを抜いて強制切断し、そのまま今日まで起動していなかったのだ。

 そして今日 Sara 号を起動すると、ブートディスクが見つからず、フロッピーアイコンがむなしく点滅したままになっていたちうわけ。

 むかつきつつ、レスキュー方法を知らないためハードディスクの再フォーマットとMacOS 8の再インストールを決意、とっとと実行する。え? どうやってやったかって? 最近の MacCD-ROMから起動できるのよ。これがなかったらまったくお手上げっす。

 再インストールは特に問題なく成功。まっさきにインターネットへのアクセス環境を作り、必要なソフトをダウンロードした。


1997/11/30 (日)

 ウェブのブラウジング中、メーラーを起動したとたんに固まることがある等々、システムがやや不調になってきた。どうも松茸ver.4体験版を導入してからのような気がする。なんかIE4.0と相性が悪いんじゃないかな。松茸を標準の言語に指定していなくても、一度起動すると常駐し、他のIMEに切り替えてもメモリが解放されない謎もある。まあそれはそいうものなのかもしれないが、Agent97のメモリ情報画面からAgent97を終了させられない(通常できる)という症状も出ている。

 そんなわけで松茸はアンインストール。ついでにIME97も削除し、ATOK11だけの環境に戻した。IME97は約一月、松茸は一週間の命であった。

 まあ松茸は次のバージョンに期待ということにしておこう。そういえばWXGの新バージョンって案内がこないけど、まだ出てないのだろうか。

 松茸の情報を収集中にこんなページを発見→桐って知ってますか

 ここには桐 ver.6の使用日記なんてページもある。今のところ参考になることはあまり書かれていないのだけど。


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