Text by Terry Minamino
Music by IKO-IKO
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●1998/3/1(日) こんなソフトが欲しいシリーズ。
誰か作っておくれ。 ●1998/3/2(月) 原稿を2本、エイジ・オブ・エンパイア、その他はほとんど寝ていたと。 ●1998/3/3(火) ふと気がつくと Windows95.com がドメインと名前を変え、WinFiles.com になっている。Windows 98の発売が近いし、NTやCEのソフトも扱っていく以上いつまでもWindows95.com はないやろと、まあそーゆーことらしい。 ●IrfanView32 が Ver 2.65に。 ●1998/3/4(水) 今日は上院公聴会の日。日本のテレビがそんなものをまともに報道してくれるわけはなく、困ったもんだと思っていたところ、PBSが特集をやってくれたので、公聴会のハイライト部分を見ることができた。 その後、マイクロソフトの何が問題になっているのか、あるいはどこが問題なのか、業界の人間へのインタビューなどを交えた分析がこの番組であった。近いうちにもう一度特集をすると予告があったけれど、今回の放送分を見る限り、PBSはマイクロソフトに厳しい見方をしているように思えた。 業界関係者へのインタビューでは、マイクロソフトが力を背景に弱小ソフトハウスを痛めつける会社という証言ばかり引き出し、その後こういう事例や意見についてどう考えるかとマイクロソフト側をただすという構成は、番組の意図自体がすでに批判的といってもいいだろう。これがアメリカ全体の見方なのだとすると、マイクロソフトはやや危ない領域に達しつつあるのではないだろうか。 この問題には色々な意見があるが、アメリカという国とアメリカ人は、敵を常に過大評価して叩く傾向がある。貿易摩擦が盛んなころの日本に対する態度などを思い出してみればわかるだろう。その意味で、完全に敵と認定されてしまったら本当に危険なことになる。ビル・ゲイツの政治的手腕やいかに? マイクロソフトからWordのバージョンアップ案内、シマンテックからはNUのバージョンアップ案内などが来ている。 Windows 98も近いことだし、ノートンユーティリティはパスするつもりだが、Wordのバージョンアップ料金には驚いてしまった。だってあーた、2000円なんですぜ。いや、安さに驚いたのではなくて、つまり例のバグフィックスの時と同じ料金ということがオドロキであると(笑)。 ●1998/3/5(木) エイジ・オブ・エンパイアをTCP/IPによる直結接続でシミュレーションマニアの某氏と対戦してみる。しかし私の戦術ミスによりぼろぼろに負かされてしまった。 エイジ・オブ・エンパイアは楽しめるゲームではあるものの、やや深みに欠ける部分があるなあなどと思っていたけど、人間相手に対戦するとぐっと面白くなる(当然だが)。同盟を組んだり裏切ったりしながら、同時に8人までプレイできるあたりもDiabloより燃えられる要素ではあるまいか。 てなわけだから、後6人メンバーを募集しておる(笑)。ぜひ、あなたもエイジ・オブ・エンパイアを購入し、我々とゲームを楽しもうでわないか。頼む、参加しちくれー。かしこ。
●1998/3/6(金) このところ一番面倒な仕事をやっておるのだ。3ヶ月も投げ出してあったものだからもう大変っす。ええええ、そうです。例のデスクトップテーマの仕事っす。未整理分が1000本以上もあるのよ。どうしたらいいんだー。えぐえぐ。 Windows 98ではてっきりデスクトップテーマは無くなるものだと思っていたが、Pkus!相当機能と新しいテーマのセットがデフォルトで入るくらいだから、まだまだこの仕事は続くのである。うむむむむ。 そのWindows98の変更点の一つに、タイトルバーのグラディエーション表示というものがある。確かにこれは現状より美しいのだけれど、よく考えると、すでにノートンユーティリティがグラディエーション表示を実現してるのよね。 ●1998/3/7(土) 仕事してました。夜中にチャット。 ●1998/3/8(日) なんだか猛烈に仕事しているのである。なぜなら今日が締め切りなんである。でも、ぜーーったい、間に合わない。わはは。 ●1998/3/9(月) QXバージョン5が正式版に。 バージョン6では改行の置換と一行の制限がなくなることを熱烈希望。 ●1998/3/10(火) Danaがバージョンアップ。 でもわし、ライセンスIDが行方不明、、。 ●1998/3/11(水) 煮詰まったので某所の仕事を3週間分やっつけ(なーんやそれ)、その後逃避的睡眠。2時間ほど眠ったところで電話が鳴り、つい反射的にとってしまうと某社のへんしうさまであった。すいません、すいません、わすれてたわけぢゃないです、あしたぢうにあげます、ほんとうですうそぢゃありません、かんべんしてくだせー、わー、と一方的に泣いて許してもらう。 でも逃避するわし。VB Script などを試す。こんなやつ。 ---^ onmouse.vbs Sub document_onmouseover() dim eSrc set eSrc = window.event.srcElement if eSrc.tagName = "A" Then eSrc.style.textDecorationUnderline=0 eSrc.style.fontsize=24 End If End Sub Sub document_onmouseout() dim eSrc set eSrc = window.event.srcElement if eSrc.tagName = "A" Then eSrc.style.textDecorationUnderline=0 eSrc.style.fontsize=16 End If End Sub ---$ onmouse.vbs効果抜群なんすけど、これは完全にWindowsのIE依存だからなあ、使うのためらっちゃうぞ。 こんなソリューションが欲しいシリーズ。 ご存じかどうか、Excel 97には日本語処理マニア方面が喜ぶ機能がある。それは、「読み」の隠しフィールドを自動生成してくれるということだ。 つまり、これまで、完全なソートをするためには上図のように漢字の読みフィールドを作成して入力する必要があったわけだね。これがいらなくなった、ということなんである。”南野”を”みなみの”と入力すればそのように記憶され、”なんの”と入力すればそのようになる。これで完全な50音順ソートが実現する。 もうこれはほんとーにうれしい機能だ。だけどやっぱり問題があるのね。
1)当然だが、カット&ペーストで他からデータを持ってくると読みがない。 わかりますね?。 カット&ペーストしたデータは上書きで再入力するしか解決する方法はない。それはわかってるの。だけんどもよー、昔から作成していたシートに新しいデータを付け加えていくということはいくらでもあるわけで、そこで困ってしまうのだ。どうせなら読みフィールドを消してしまいたいでしょ。 くだくだしくなってきたので途中省略。 で、わしの求めてるものは、隠し読みフィールドを表示する方法はないのか、ってことっす。そうすればどのセルに読みがないのかとか、あるいは間違って入力しているとかが一目瞭然になる。まあいわばデバッグモードですな。 てなわけで、エクセルウィザードのご教授を待つ。 ああ、こんなこと書いてる場合じゃないぞ。さよーならー。 ●1998/3/12(木) こんなものを置いているページを見つけた。コメントアウトして動かないようにしてあるから大丈夫だが、なんでもうかつにクリックしない方がいいすよ、ほんとに。クリックする前にステータスラインをよく見ましょう、などといいつつ、ステータスラインにコメントが出るスクリプトを使ってたりするをれ。
スクリプトといえば、このページで使っている、リンク部分にマウスを持っていくと色が変わるJavaスクリプトは、NCでは無視されるのよね。てーことは、何を使っても結局 IE4.0x依存ってことなんである。 ならスタイルシートでやっても同じ事やんけ、ちうわけでとっととソースを書き換えました。少しは軽くなるんだろうか? ●1998/3/13(金) Sound Blaster 16/32/AWE32/AWE64 の NT4.0用ドライバがアップデート。 βが数回出ていた HyperSnap-DX Version3.10 が正式版になった。ベーシック版とプロ版とあるんだけど、前からプロ版ってありましたっけ? まあ、前のバージョンにプロ版を上書きしてもライセンスの問題は出なかったからいいか。 ついでに書いておくと、ThumbsPlus の<マック版βが9になってる。ツールバーのデザインが野暮ったいウィンドウズ版と比べると、マック版の方がいくらかかっこいいような気がしないでもない。サンプル画面はここ
・CTR3D32.DLLがNT用に書き換えられたようで、Photshopが文句をいうが、起動はできた。 てなことが続出した一日であった。多数のスクリーンセーバーを同時にインストール&アンインストールした結果である。そのためどれのせいだか特定できないのだが、そんな頭の悪いアンインストーラーならいらんぞー、しくしく。あ、それで思い出したけれど、こないだ何かをインストールしようとしたら、インストールシールドのバージョンが違うからスクリプトを直せというウォーニングを出してインストラーが止まってしまうソフトもあった。どうしてそういうものをまくのだ>作者 自分で試してから配布しましょう、頼むから。 そこで、こんなソフトが欲しいシリーズ。 システムフォルダを見るとアンインストーラーがうなっている。アンインストーラーは自分自身を消さないからだ。これをなんとかしたいのである。でも、どれがどれだか見ただけではわかんねーのであーる。誰か何とかするソフトをわしに。 主に幽霊項目削除目的のソフトなのだけど、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を編集する App Edit for Win32 を使うと、一部希望がかなう。 ●1998/3/14(土) 入金してから一週間そこそこで、早くも Word 98 が届いた。やや驚き。 それに、どうせ例の封筒にCD-ROM一枚だけ入れて送ってくるのだろうと思っていたんだけど、これがどうして、ちゃんとしたパッケージだったですよ。ほー、とかいいつつインストールする。もちろん、MS-IME 98 も入れた。 だってあなた、豊玉屋本館は別として、業界的にもMSKK的にも個人的にもこっちが今回の本命なんである。ユニコード対応や、まる秘が書けてうれしい囲い文字などいくつか新機能はあるものの、しょせん Word 98 は日本だけのマイナーなバージョンアップである。もちろん、日本人が使うためのローカライゼーションが一段と進んだという風に見てもよいわけだが、IME 98 の新機能と連携させるための緊急改訂という意味合いの方が大きいだろう。 ところで、Word 98 は、実行ファイルのサイズが前のバージョンより小さくなっている。これは図形関係がまた別ツールに切り離されたためかな? 気のせいか動作も少し速くなっているように感じた。 ともかく、そういうわけで現在は IME 98 を使っているところだ。喧伝されていたほど良いという気はしないものの、変換効率が向上していることは感じられる。おおむね ATOK11 と同じくらいか、状況によっては上をいく雰囲気。だからかなり使えるってことだけど、結論はもうしばらく使ってみてからにしよう。 ●1998/3/15(日) エイジ・オブ・エンパイアをプレイした後に、一部のアイコンがモノクロ風に表示されるなどの謎の症状が出るようになった。なんつーか、大昔のWindows 3.1時代にリソース不足でアイコンが黒く表示された症状に似ている。どうも DirectX 使ったゲームをプレイする前に、エクスプローラーを起動しておくと発生するようだ。 アイコンキャッシュをクリアすることで元に戻せるが、Word 98 と IME 98 を入れてからの症状なので、DirectX5、または Millennium のドライバーと何かの相性が悪いのかもしれない。 そこで、こんなソフトが欲しいシリーズ。 アイコンキャッシュ(*)やフォントキャッシュをボタン一発でクリアできるツール。いぢょ。 (*)以下、2001年12月30日加筆 アイコンキャッシュクリアツールとしては、Fresh Icons 等が作られた(Moon Software のダウンロードコーナーにある)。フォントキャッシュクリアツールの存在は不明。 ●1998/3/16(月) FinePix700 のテレビCMが始まっているのに、くそ、キャプチャするタイミングがつかめん。フジフィルムが提供してる番組って何があるんだ? 広報に電話して聞いてみたろかしら。 ●1998/3/17(火) 仕事。 ●1998/3/18(水) ぷよぷよで知られるコンパイルが和議申請だそうだ。川島なお美を使った例のグループウェアのCMを見たときに、おいおい大丈夫かいと少し心配したのだけど、本当に危なくなるとは。社長が立志伝中の人物としてテレビで取り上げられるような会社に限って、以下略。 ●1998/3/19(木)
●Dana が 1.11に。バグフィックスが目的。 マイクロソフトが Windows NT Server の機能拡張パッケージである Windows NT 4.0 Option Pack をアナウンスした。これ、一般の人にはほとんど関係ないわけだけど、このパッケージの中に95版 ftp サーバーが含まれないというのは、以下略。 風邪の予感。つーか、もうすでに頭が痛くて熱がある。みゅー。 ●1998/3/20(金) 懸案の仕事がいくつか終了。そのまま、勢いでQXのカスタマイズ講座などをでっち上げる。その後、アイコン制作にハまるという副作用が出た。 QXがバージョンアップ。バグフィックスが目的。
●1998/3/21(土) QTClipがバージョンアップ。改行やタブの入力が可能になった。つまり、定型の書式や雛型を改行やタブを付けたまま登録できるということである。それと、うかつにも私は知らなかったのだけれど、QTClip はエイリアスが使えたのですね。どういうことかというと、いや、左の画面を見てもらった方が話は早いだろう。 上記の機能を使って一行で表現した雛型に、別のタイトルをつけて呼び出せるということです。図の例の場合、「スタイル」でこのページのスタイルシートの設定がペーストできちゃうわけだ。いやあ、すんばらしいぞ。うっとり。 ●1998/3/22(日) 本屋へ行き、たまってる雑誌などをレジで受け取る。久しぶりだったのでついでにあれこれ物色し、F1雑誌などもどかどか買う。本屋に入ると少し理性を失う傾向のあるわしである。結局、紙袋二つを抱えてひーひーいいながら家に帰った。 「パソコン批評」の4月号に、臼井隆宏という方が「消費者とソフトウェアの関係は良好か?」という記事を書いており、その中にこんな記述がある。 |
私の体験談を書きたいと思う。 それは、以前他誌でジャストシステム製のあるソフトウェアのレビューを書く機会があったときのこと。他のメーカーにおいてはまずないことだが、私は「貴社の損害を招くような記事は書かない」旨の誓約書を提出させられた。これは「ちょうちん持ち以外の記事は書くな」という警告ではないのか。お恥ずかしい話ながら、私には拒否することができず(そうでないとメシが食べられない)、その場はそれですんだのだが、後で確認すると、掲載前にチェックが入ったのこと。確かに、他のメーカーにおいても、掲載前の記事のチェックを求められる場合もあるにはあるが、それは事実誤認を未然に防ぐ程度のもので、ここまで露骨にはやらない。 |
ジャストがそういうことをしているのは公然の事実である。どんなメディアに対してもやっているかどうかは知らないが、同じ体験をしたライターはたくさんいるだろう。そして、否定的な文章を書くなということはすなわち提灯記事を書けという意味に受け止められかれないことも確かなことだが、臼井氏が本文中に書いていないことを一つ付け加えておくと、誓約書を求められるのはジャストから商品の提供を求めた場合の話だということだ。 だからといってジャストの行為が誉められたものでないことはいうまでもない。ではあるけれど、こっちにもいささかの弱みがあるんじゃないかということね。もちろん商品の発売前の記事を編集者も読者も期待する以上、いったいどうしたらええっちゅうねんという話でもある。仮に製品を自前でそろえたとして、露骨な批判記事を書いたら多分広告が消えるだけだろう(笑)。 そうそう、ジャストじゃないけど誌面で大きく取り上げてくれなければ商品を出さないとかゆーたところもあったぞ(笑)。これだって提灯を書けという意味だが、あんまり有名じゃないソフトの場合、それならいいやと掲載されないだけっす>某ソフトハウス (*注) 雑誌の編集部にもあれこれ問題はある。***には貸し出ししないとか思ってるソフトハウスもあるだろう。 ●1998/3/23(月) ViVi を本格的にいじってみた。かなり初期のバージョンを一度だけ試したことがあるのだが、それ以後フォローしてなかったのだ。 しかし最新バージョンを使ってみて驚いた。これ、ものすごく素晴らしいエディタになっている。なんといっても検索関連が良い。内蔵された grep はグルーピングを始め、UNIX 流儀の正規表現が使える。これだけでもぐっとくる人は多いんじゃないだろうか(そんなんあたり前やんけ、とかいわないように)。ただ、内蔵した結果、grep の起動時に全ドライブを見に行くことがあるのが難点といえば難点だが、どの道、この種のソフトを起動するときに味わうことだから、これは仕方ないだろう。 もう一つ、各種設定のスマートなソリューションが目を引く。例えば QXでは画面の色とかフォントとかルーラーとかあれやこれや選択したものを共通設定として使わなければならないけれど、上の画面のように、ViVi ではそれを拡張子別に設定できるのだ。いや、本当に素晴らしい。 そんなわけで、ViVi は完成度の高さと機能的な面白さ、さらにはアプリケーションとしての美しさみたいなものまで感じさせてくれる名作だ。久しぶりにちょっと興奮するソフトウェアをいじった気分。もしこれで常駐リストが付いたら、わし少し本気で悩んじゃうかもしれない。まあ QX には、その他にも縦書きや自在な右クリックメニュー、スクラップに辞書引きといったアドバンテージがあるから、そう簡単に乗り換えたりしませんけどね(笑)。 辞書引きで思い出したからついでに書いておこう。 今度の Bookshelf は、これまでのように Word だけではなく、タスクトレイアイコンから他のアプリケーションでも辞書引きができるようになっている。 ぢつあこれ以上常駐ソフトが増えるのはリソース不足の問題があって個人的にちょっと困るんだけど、これのためなら他の常駐ソフトを捨ててもいいな。それから、CD-ROM辞書は速度的にちょっとという方は、ハードディスクに全部コピーして、仮想CD-ROMドライブ化するといいです。あーしかし、これで辞書引きという QX のアドバンテージが、、、。 ●1998/3/24(火) しばらく前に ATOK11 を削除し、MS-IME 98一本でやってみることにした。それ以降、特に不満やストレスを感じていない。 ということで、今回のはホントーに出来が良いという評価をしてもいい気分になっている。Windows 98にはこれがデフォルトでつくわけで、もう一太郎を買う必要はなくなったかもしれない>わし ただし、他の IME を標準にしておくと、Word 98 が IME 98 を標準にしますかと聞いてくるのは、批判材料を与えるだけではないかという気がするぞ>MSKK ところで、ブラウザはだめで IME は OS に入れていいですか? フリーソフトだった Sendmail が市販化されたけど、シェア取ってから有料になるという手法は責められなくていいですか? そのあたりはどのようにお考えになられるのでせう>反マイクロソフト派諸氏 ●1998/3/25(水)
●HyperSnap-DX が 3.10.02に。でもエンバグしてないか? これ。 WeMail32 の進歩は緩やかだが、確実に向上している。今回の目玉はサーバーにあるメールの一覧が取れ、選択的ダウンロードや削除が可能になったことだろう。いきなり巨大添付ファイル付きメールを送り付けられても、後回しにしたりできるわけである。また、このダイアログを常時表示しておけばメールの到着がリアルタイムでわかる。 これでようやく他の人気メールクライアントと肩を並べる一歩手前まできた感じだが、今度の改訂では他の部分にもありがたい機能追加が多い。 例えば、これまで親フォルダーに振り分けられたメール以外はツリーを開くまで新着があることがわからなかったのだけれど(情けない)、今回から子フォルダに振り分けられても親フォルダのアイコンが変わることで判断できるようになった。それから、添付ファイルをつける場合、前回使ったフォルダを記憶してくれるようになっている。これまでは毎回 WeMail32 のフォルダが開かれていたことを思うと大きな進歩である(笑)。 その他、外部ツールを使うことでBinHexに対応、フォルダの圧縮、レジストリの使用など、変更点は多い。ただし、今回からNTは4.0以上の対応となった。下位互換性も損なわれているので、旧バージョンからの乗り換えは慎重にした方が良い場合もあるかもしれない。 ●1998/3/26(木) このところお笑いが少ないのではないかというお便りをいただいた。確かにその通りである。たいした買い物もしてないし。 ぢつあ NTマシンがぶっ壊れていて、これを何とかしようとすれば例によって東京トホホ会、略称「東ト会」が開始されるに決まってるんだが、以下略。ちなみに大阪トホホ会は略称「大ト会」となり、だいとかいと読む(うそ)。 ●1998/3/27(金) いやあ、今回はブラビが勝って良かった。わはは。 HyperSnap-DX が 3.10.03に。というわけで今月3回目のバグフィックスバージョンである。わしが見つけたエンバグ部分も直っていた(笑)。 ついでだから HyperSnap-DX の謎を書いておくと、なぜか QTClip のポップアップメニュー画面がキャプチャーできないという問題がある。理由は不明。ひょっとして最近のバージョンの問題かと思い、古いバージョンに戻しても結果は同じだった。他のキャプチャソフトでは取れるので、HyperSnap-DX 側に問題があるのだろう。 もう一つ、HyperSnap-DX のイケてないところは、新バージョンで上書きするとホットキーの設定やらなんやらが全部クリアされちゃうこと。なぜだー。 ●1998/3/28(土) 以前私は IME Start というユーティリティを使っていた。これはIMEを特定のキーで一発起動できるようにしてくれるものだ。単独キーで起動できないIMEを使うときに重宝するのだけど、IME 98 はかなり柔軟なキーバインドが可能になり、起動キーも好きなキーに割り当てられるようになった。 というわけで、すでに私は IME Start を必要としなくなっている。USERリソース不足の昨今、常駐ソフトはなるべく減らしたい。その意味でも IME 98 は良いと一瞬思いつつ、どうも IME 98 がリソースイーターのようで、やれやれってゆーかー、あにやってんだかをれ、って感じ? ●1998/3/29(日) ショックウェーブ版ウッディポップをローカルで遊べるようにした、いや、もともとローカルで遊べるのだけど、多少スマートに(?)やれるようにしたから、ここでこっそり配布。もちろん再配布は禁止。 ダウンロード 約90K ●使い方 適当なフォルダで展開し、得られた woddypop.html をダブルクリック。IE4.01とNC4.04で動作確認。 woddypop.htmlのショートカットを作り、そのアイコンを同梱のアイコンに変更するといかにもそれらしくなります(笑)。 マイクログラフィックスが主力商品の価格を改訂するのだそうだ。安くなるのかと思ったら高くなるんだと。こういうのは珍しいなあ。売れてないからいっそ高くして利益を確保する作戦か? ●1998/3/30(月) 起きたら夜。とほほ。 しばらく更新が止まっていた某ニュースサーバーが再開。良かった(笑)。 このところ、Outlook Express で画像系のニュースを読みに行き、どんどこダウンロードしてると途中でハングするという症状が発生するようになっている。いったんこうなるとOutlook Express を強制終了するしか手がなく、しかもその後再起動してニュースを読みに行くと百発百中でハングするのだ。 いろいろやった結果、ダウンロードしたが未開封の記事を開き、いったん Outlook Express を終了させてから再起動すれば記事をまた読みこめるようになることがわかった。 これらのことから、キャッシュ容量がある一定量に達するとそれ以上読みこめなくなってハングするのだと思われる。いつからこうなったかちょっと記憶にないので、原因は不明。Outlook Express のアンインストール、再インストールでもこの症状は再現。ちなみにシステムドライブにはまだゆとりがあるから、そういった問題ではないだろう。
●ViVi がバージョンアップ。 INTERNET Watch がどこが一番使いやすい?国内の本が買えるWebショップ比較という記事を載せている。私は長年ニフでクロネコヤマトのブックサービスを利用してたのだが、今はもちろんウェブから利用している。 クロネコの良いところは、注文した本が一度に届かなくても一回分の送料しか取らないこと。つまり入荷次第発送してくれるのだね。他のオンラインショップも使ってみたことがあるけれど、クロネコは納期も早く、非常に満足している。ほんとよ。 ●1998/3/31(火) 記憶なし。 |