Guess Who? パソコン日誌 19987

Music by IKO-IKO

1998/7/1(水)

 ●Millennium のドライババージョンアップ。

 久しぶりである。もちろんWindows 98対応が主目的。ただこれはβ版で、Liz に導入すると画面にゴミが残るなどの不具合が発生した。

 もう一つ、これまではスタートアップのショートカットから起動されていたユーティリティがシステムに組み込まれ、有無をいわさず起動されてしまう。まあアンインストールすればいいのだが、画面のプロパティから呼んでいたユーティリティのタブもなくなっているためやや悩ましい。


1998/7/2(木)

 夜、スキャナーの作動音で目を覚ました。ふにゃーと起き出すと、なぜかLiz号がリブートを始めている。な、なぜだー? とか思いつつ再起動したマシンにログインすると、ダイアルアップ接続ができなくなっていた。むーん?

 その後すぐに、電話もFAXも使えなくなっていることが判明。他の回線からその回線にかけても話中になってつながらない。TA側でもACT ランプが点滅している。

 うひょーん、ひょっとしてTAが壊れたのかー? と調べてみたものの、よくわからん。TA部分には自己診断機能があり、それを試してみたところどうやら問題はなさそうなのだ。だから壊れたとすればDSU部分なのだが、こちらには調査方法が用意されていない。だー、困ったぞ。他のすべてのマシンがこのDSUを使っているのよ。明日急いでTAかルーターを買ってこなければー。


1998/7/3(金)

 昼頃起きだし、買い物に行こうと思ったが、その前に、一応 NTT に確認しておこうと134に電話。するとですね、昨日落雷で被害に合ったINSユーザーが100人以上いると知らされたのだった。なるほど、昨夜どこかに雷が落ち、その影響で寸断が発生、結果、マシンにリブートがかかったのかと納得したわしである。

 さらに話を聞くと、回線の不具合の可能性も高いため、新しい機材を買いに行くのは調査を待ってからにしてくれということになり、わしは素直に従った。

 NTTから人が来たのは夜の8時過ぎだ。結論は、やっぱりDSUの故障である。落雷の影響で電流が流れたのね。しくしく。

 TAの故障ならなんとかなったけど、DSUは一つしかなかったのが大きな敗因だなあ。バックアップ体制を作っておかねばと思ったわしである。停電対策もだけど、落雷対策も必須かも>ISDNユーザー


1998/7/4(土)

 気が遠くなるほど暑い中、壊れたTAを抱えて買い出しに出かけた。

 選択肢は3つあった。まず、単体のDSU。次にDSU付きのTA、最後がDSU付きのルーターだ。

 あれこれ悩みつつ、購入したのは COMSTARZ の新機種 CMZ-RT-D2。つまりルーターを選んだわけである。まあうちの環境ならそうするのが妥当であろう。今までそうしていなかったのがおかしいくらいなのだ。

 壊れたAtermIT45は修理に出し、バックアップ用に持っておくことにした。修理にいくらかかるかはまだ不明。見積もりが出たらまた報告しよう。その他にもあれこれ買い物した(爆)が、それもまた後日報告。


 へろへろになって家に帰り着き、さっそくルーターの設定をする。横置きしかできないため設置場所に悩む。しかしそんなことより、とりあえず電話を復旧しないと話にならない。やや日本語の意味が通りにくいマニュアルを見ながらコードを接続し、電話を試す。あ、つながった。よし、次はインターネット関連の設定である。ブラウザにIPを打ち込み、ルーターにアクセス、、、ありゃ、できんぞ? なぜだー?

 中略、はあはあ、ともかくインターネットのアクセスに成功、たまりにたまった未読メールを受け取れるようになったのであった。やれやれ。


1998/7/5(日)

 ではまず、昨日のお買い物。

種別 対象 名称 メーカー 型番 価格
ハード 汎用 COMSTARZ ROUTER NEC CMZ-RT-D2 39,800
ハード PC/AT Productiva G100 Matrox MGA-G100 13,800
ハード PC/AT HARMONY 3DS724A A-Trend - 4,900
ハード 汎用 LGY-PCI-TR メルコ - 4,500
ハード PC/AT FX320M ミツミ電機 バルク 9,800

 つまりなんだ、メインマシンになりそでならない Jenna号を、大幅リニューアルしたかったんである。なにせ VIPER V330 の画質が悪すぎ、原稿書き用マシンとして使う気になれなかったの。どうせ筐体を開けるんだから、音質最低の音源と、IRQを3つも使う(激爆)NICも交換したかったのね。さらに、32倍速のCD-ROMドライブが安く転がっていたのでついでに購入。

 かような事情で、Jenna号は制作よりわずか2ヶ月でOSの再インストールを含む大手術を行うことになった。

 カードをすべて外し、CD-ROMドライブを交換した本体に、ビデオカードを取り付け、フォーマットしたHDDOSをインストール、引き続きCD-ROMドライバを入れ、リブート後、95のインストールに突入。

 ここで最初のトラブル。なぜかメモリー不足でSCANDISKが実行できないという。いきなり行く手を阻む暗雲がー。


 このトラブルは、パソコンの特殊法則その1「無視して先に進む」という手法により解決させ、Windows 95の導入を終える。次のビデオドライバのインストールでは特に問題なく、以下、順番にカードを差してはドライバをインストールするという手順になるわけだけど、続いて行ったNICのドライバ導入でトラブル第二陣。ぬわんと、一般保護違反が出てドライバがインストールできない。どうやらビデオカードのユーティリティである PowerDesk が当たっているようだ。うんぬーとかつぶやきつつ PowerDesk をアンインストール。

 パソコンの一般法則その3、「いらないものを入れるとトラブルを招く」を実践した後、NICとサウンドカードの導入を済ませ、手術は終了した。


 この後ソフト関連に突入、LAN経由のインターネット接続になんなく成功、とっととIEをバージョンアップ、あー、やっぱルーターにして良かったわ、と思う間もなくトラブル続出。

 理由はわからないけど、何かというと固まるのよ。それに一部日本語が文字化けするなどの症状も発生。ええい、とハードディスクのフォーマットからやり直すことを決意、実行に移る。ただしカード類は付けたままである。

 今度は、DOSのコマンドMEMMAKERできちんとメモリー不足を解決してから95をインストールした。ああそれなのに、な〜ぜかハードウェアのPnPが有効にならないつートラブルが発生。つまり、NICもサウンドカードも認識されないということである。なーぜーだー。


 他にも色々あったが、もう書くのに疲れてきたので以下は端折る。ともかく、なんとかマシンの再構築に成功したのでよしとしたい。これ以降、今のところ特に問題は発生していない。この先はわからんけどさ。ふん。

 さて、出来上がってみれば、今度のNICIRQを一個しか使わないし、ビデオカードをAGPに変え、ボード型のTAを外したので、PCIスロットが2つ空いたことになる。これでいつでもVoodoo2を2枚挿す準備が整ったちうわけでんねん。いや、ほんとにそんなことするかどうかはわかりませぬが。わっはっは。

 もう一つ、サウンドカードの音質が予期していたより良かったのはうれしい。つーか、このカードは大当りだと思う。YAMAHAのチップが使われていて、MIDI64音のハードウェアウエーブテーブル付きだし、他にもマニア心をくすぐるファンクション多数である。日本語がサポートされてる点も忘れてはならないポイント。

 PCIのサウンドカードを物色してる人はパッケージの画像を載せておくので、購入時の参考にしましょう。間違っても下のやつだけは買わないように。これ、ホントーに最低ざんす。


 あまりにも長くなったので、今回の主目的であったビデオカードの話は、また明日以降に。


1998/7/6(月)

 昨日書き忘れたこと。

 ハードディスクのフォーマットのとき、余っていた8M分をフォーマットし、Eドライブとした(おおわらい)。でもって原稿の2重化専用ドライブとしたわけです。そんなもんFAT32にしてまとめちゃえばええやんけ、とも思ったのだけど、そのためにはDドライブをフォーマットする必要がある。するとDドライブのデータが以下略、といった事情で以下略。


 さて、ビデオカードの話、の前に、本日届いたメールの話から。送り手はNEC、というか、Aterm User News というメールニュースだ。

 これは Aterm の登録ユーザーに送られるものなんだけど、この中に落雷プロテクタの発売がアナウンスされていたのである。おーい。もう少し早く教えてくれよう(泣く)。

 実際はメールニュースよりかなり早くウェブで告知があったようだが、被害にあってからこういうものを読まされると、買う、今すぐ買う、ただちに私に一つよこしなさいといいたくなるよなあ。あきれるほどのタイミングの良さに驚いたっすよ。きっと全国で似たような被害が続出してたに違いない。ぶつぶつ。


 では Productiva G100 の話。

 このカードに変えた理由として、1.AGPにしてPCIスロットを増やしたかった、2.VIPER V330 の画質が気に入らなかった、3.マトロックスなら安心、ということはすでに何度も書いた。

 さすがに画質の点ではほとんど文句はない。若干ミレニアムよりフォーカスが甘いかなという印象はあるけれど、使ってるモニタが安物のせいもあるだろう。だが、スクロールが遅いんすよ、こいつ。なにせHDBENCHのスクロールの値が一桁なんである。

 VIPER V3301280x1024 65536色モードで135が出てたのに、同じ条件でこちらは8だから笑ってしまうしかない。おいおい、ターゲットがビジネス用途で、VRAMを8メガ積み、1600x1200の広い画面をフルカラーで使えるというのがウリのカードのくせにそれはないだろうという気もするんだが、実性能でも確かにスクロールが遅いんだから泣けてくる。

 まあ、実際に使ってる分にはさほど気にならないけど、例えばブラウザでこのページを表示し、矢印キーでスクロールさせると画面がカクカクしながら動いて行くんすよ。

 それ以外の部分は、まあこんなもんでしょう、といったところかなあ。もちろん3D性能なんか初めから期待してないし。しかし、安いものには安いなりの理由があるものだ、というお買い物の絶対法則その1を改めて噛み締めたわしである。黙ってミレニアム2を買ってれば良かったかもしれない。

 こりゃまたすぐに新しいビデオカードが欲しくなるかも>わし え? G200 がもうすぐ出るって? んー、いやーそれは、、ぱったり。


1998/7/7(火)

 色々バージョンアップなどがあるのだが、報告忘れも含めてご紹介。

 ●IrfanView32 がバージョンアップ。
 ●GV が昨日バージョンアップしていた。
 ●WinTune 98 のオフライン版が登場していた。
 ●QX 評価版がバージョンアップし、すぐにパッチも出てる。
 ●Age of Empire 日本語版パッチ 1.0b が出ていた。

 WinTune 98 はオフラインで実行した後、HTMLで残された結果をオンライン送信することであれこれ比較が可能になる。つまり、実行するだけでは無意味ということね。

 QX は、あれこれパワーアップしている模様。印刷や脚注関連の新機能が目玉だ。しかしそのあたりはあんまり私に関係ない、つーか、使わない機能なので、まだ何も試していない。

 AoE のパッチは、すでに英語版を入れてプレイしている人の方が多いんちゃうか。いつものことだが仕事が遅すぎ>MSKK マイクロソフトといえば、先日の返事が来てて、これに応えなければいけないのだけど、わし、自分が主催するMLすらまともに読んでないとゆー、あきれ、かつ、情けない状況なの。もうしばらく返事は待ってくだされ>某読者様


1998/7/8(水)

 今日はルーター導入後のあれこれについて。

 ルーターを使ったインターネット接続とは、つまり LAN 経由の通信である。そのため、LAN に接続されたマシンとルーターにはそれぞれ個別にローカルな IP アドレスが付いている。もちろん、それはあくまでもうちの中だけでしか通用しないプライベートなアドレスに過ぎないから、プロバイダと繋がった時の IP はダイアルアップ接続と同じように変化する。ここで問題が一つ出た。

 このあたり、きちんと説明すると少々ややこしいのだけど、ともかく、ダイアルアップ接続的な運用を行わせる仕組みとして、Network Address Translator、略称 NAT(ナットと発声)というものが用意されている。日本語でいうとアドレス変換機能。要するに一種の名前解決、って全然要するにじゃないが、この機能でインターネットからきたパケットがどのマシンから要求されたものかわかるようになっているわけだ(もちろんその逆も)。

 私の買ったルーターには、さらに NAT Extension、略称 NATe (ナットイーと発声)という NEC による機能拡張版が付いており、これがデフォルト設定になっている。

 両者の違いは、NATIP アドレスに関する情報だけを変換の対象にするのに対し、NATeでは TCP のポート番号も変換の対象とするという点だ。これにより複数のプライベート IP アドレスを持つ端末からのデータを、1つのグローバル IP アドレスに変換することも可能になる。


 うう、おれ、なんでこんなことを書いてるんだ。問題までなかなか進まないじゃないか。だいたいこんな話に誰かついてきてくれてるのか?

 ともかく、ブラウザを使ったりメールクライアントを使っている分にはそんなことまったく意識する必要はない。でも場合によっては現在のグローバル IP を知りたいことがありますな。例えば、プチ・チャット のサーバーを立てる時など。

 通常はウィンドウズフォルダにある Winipcfg.exe といったツールなどで調べればわかるのだけど、これまた当然のことながら、そのままではマシンのローカルアドレスが表示されてしまうわけなのよ。もちろん プチ・チャット のサーバーもローカル IP を表示する。

 ふう、やっと問題に近づいた。


 この、どうやったらグローバル IP を知ることができるのか、というのが最初の問題だったのだ。まあこれは、そういう情報を表示するウェブページとかルーターの設定ページにアクセスするという方法で暫定的に解決した。しかし、その後ある事実が判明し、そちらのほうが大きな問題だったのである。

 いやね、早い話が、Age of Empire がインターネット接続ではプレイ出来ないのよん。サーバーにもクライアントにもなれない。プチ・チャット もサーバーになれなかったが、クライアントにはなれたのにだ。

 ここで関係していたのが、さっき書いた NATNATe だったわけだす。

 例によって疲れてきたから結論を急ごう。Age of Empire の場合、NAT ならクライアントにはなれる。サーバーにはなれない。それならずっと NAT にしておけばいいのではないかと一瞬思ったが、そんなに甘いはずはなく、NAT ではアクセスできない場所や使えないソフトが激増するのである。マニュアルによれば IRC はどちらでも使えず、ICQNATe なら使える。NATe でも Battle.net 経由の Diablo はプレイ不可。ということは Starcraft もだめだろう、etc,etc

 そういうわけで、ルーターのメリットは大きいけど、デメリットもまた大きく、特にオンラインゲームを楽しむユーザーには厳しいというお話でした。

 ぢつわルーターには他にも問題があるのだけど、それはまた今度だっ。はあはあ。


1998/7/9(木)

 ●QTDoc の新バージョン・ベータ版。
 ●Microsoft Media PlayerVer.5.2 に。

 もちろん Media Player は英語版である。ベータの時から日本語環境に入れて使ってるが、特に問題は出ていない。


1998/7/10(金)

 DSU部分の壊れたAternIT45の修理見積もりが出た。本体ごと新品交換で18,000円だという。新品と交換ってあーた、よくそんな在庫を持ってるじゃないか。

 しかしだ、こりゃちょっと微妙な値段ざます。修理費用は安くないだろうと予想していたけれど、最新機種が3万円程度で買えることを考えれば高いし、DSU付きTAの価格として見れば安いといえなくもない。

 いずれにしてもバックアップ体制は作っておきたいしなあ。はて、どうしたものか。


 先日、QuickTime 3.0 は関連付けしないと書いたが嘘でした。しっかり aif その他に関連付けされている。それはまあいいとして、起動時にしつこくフルバージョンにアップグレードしろ(有料)というダイアログが出るのはなんとかしてほしい。


 ふと思い立ち、OSR2.5Regedit.exe を、OSR1 相当マシンにコピーして使ってみたが、DOS環境ではバージョンチェックに引っかかって起動できない。

 なぜそんなことを試みたかというと、レジストリを圧縮したかったのだ。しかし、古いバージョンの Regedit.exe にはバグがあり、レジストリのインポートとエクスポートがうまく機能しないと聞いていたからである。

 現在 Liz号の system.dat4,465,684バイトで、user.dat1,195,492バイトもある。これだけあったら圧縮したくもなろうというものだ。だがDOS環境で動かないのではどうしようもない(SETVER でなんとかなるかも)。残念。


 ヨタ話。

 NEC のコマーシャルをやっている中山美穂は、実はSONYVAIOユーザーだという噂、はともかく、彼女が出ている他の TV CMは、日産とキリンビールである。

 このあたり、なんとなく感じるものがありませんか? ビール業界におけるキリンの立場と、パソコン業界でのNECの立場はかなりカブってるし、このまま日産の立場になっていく可能性も以下略。


1998/7/11(土)

 ●Amaya がバージョンアップ。
 ●QX 評価版がバージョンアップ。

Webfindの検索結果画面  Webファインダー というシェアウェアを試してみた。これは、HTMLファイルの置いてあるフォルダに検索をかけ、目的のキーワードを含むファイルをブラウザで表示してくれるもの。いわゆる全文検索システムである。ただし、対象がローカルディスクだけなのね、これは。

 この種のソフトの例に漏れず、これもあらかじめインデックスファイルを作成しておく必要がある。簡単に複数のフォルダをまとめてインデックスを作成できる点は便利だったが、この方式はHTMLの更新があるたびにインデックスも更新しなければ意味がないわけで、そういう意味ではやや面倒である。

 検索では ANDOR が使えるが、正規表現に対応しておらず、あんまり複雑な式は使えない。まあ一般的にはそれほど困らないと思うけれど、これなら QGREP の検索結果を HTML に返してくれる QX マクロでも書いたほうがいいかもしれない(すでにあるかも)。


namazuの検索結果画面  ついでだから Namazu の紹介もしておこう。

 こちらは正真正銘の全文検索エンジンで、Webサイトの検索システムとして使える。つーか、こういうものをローカルで使うほうがイリーガルか。

 UNIX 系のソフトだということもあり、当然のようにフリーソフトである。メーカーが販売している高価な全文検索システムを導入しなくとも、これでまかなえてしまうサイトは多いだろう。もちろん正規表現に対応している。

 ただし、同じ理由で(笑)初心者には敷居が高く、Windows 版でもインストールは簡単とはいえない。導入の前に、あらかじめ perl 5Kakasinkf のインストールが必要になる。

 Win32版の詳しいことはこのページへ→ Namazu for Win32

 ちなみに、上図は、Namazu for Win32 に、GUI なインターフェイスを被せるツール search-s for Namazu を利用したものである。


1998/7/12(日)

 おとつい書いたルータの件に関し、早速突っ込みが入った。

 いわく、そりゃルーター全般の問題ではなくてコムスターズ固有の問題であろう、である。さらに、NATe ってのはただの IP マスカレードのことだろ、ヤマハのルータならオンラインゲームはみんなできるで、と続く。

 うひょー、やっぱお買い物の第一法則『安いものにはそれなりの理由がある』だったのか? しくしく。

 で、あれこれ調べましたがな(買う前に調べろよ)。

 用語としてIP マスカレードを使ってるのは主にヤマハで、他は NAT プラスとかオート NAT、マルチ NAT といった呼び方をしているようだ。ま、やってることはどれも似たようなものなんで、各社のルーターによっては動かないソフトがあるという事情は変わらないようである。このあたりの情報はあまり出てきていないから、ルータを買おうと思ってる人はしっかり事前調査をしましょう。

 以上のような事情で、オンラインゲームを楽しみたいユーザーはヤマハ製を買った方が無難そうかなあというのが現在の結論。


 とはいってもいまさらヤマハに買い換えるのも癪だし、ルーターからS点接続でマックに繋がっている AtermIT65Pro を外して Liz につなぎ、ダイアルアップ接続もできるようにした。ただし、このままだとマックがインターネットアクセスできないわけで、あくまでこれは暫定的な処置である。余ってる AtermIB55Pro を挿す手もあるけど、マシンのケースを開ける気にならなかったのね。そのうちそうする予定だけど。

 これでゲームは出来るようになった、と思うまもなくまたまた問題発生(笑)。

 当然だが、このマシンはダイアルアップと LAN の両方に TCP/IP がバインドされている。その結果、ダイアルアップ接続してるのに LAN 経由で接続に行ってしまうアプリケーションが出てきてしまうのね。ああ、動的にバインドを切り替えるツールなんてあるのか? 誰か知ってたら教えてくれー。お願い。


1998/7/13(月)

 ルータ経由でインターネットアクセス中、同じマシンから TA でダイアルアップ接続を試みたら、、。あらま。繋がってしまった。こりゃ驚き。

 だってあーた、同じマシンにグローバルアドレスが2つ割り当てられたってことなのよ、これって。不思議だ。

 しかしそうなると、あれこれ矛盾が出るから、動かなくなるアプリケーションが出てくるのは当然か。でもマシンごと固まらなかったのはちょっと偉い(?)。

 この話にはもう一つ大きな謎がある。勘のいい人なら気がつくだろうけど、ここにはあえて書かない。


1998/7/14(火)

 記憶なし。


1998/7/15(水)

 ●FD-A1(フラッシュパス)用ドライバ PowerMac 版登場。


1998/7/16(木)

 ICQプチチャットを連動させる方法が書いてあるページを教えてもらった。この方法を使うといちいちURLをメールする必要がなくなる。なるほどこりゃ便利。両方使ってる人はぜひ試しましょう。


1998/7/17(金)

 えー、Voodoo2 を衝動買いしてしまった。CREATIVE12メガ版が 29,800 円だったのよ。

 Jenna 号への取り付けは何の問題もなく成功、ただちに Final Reality を実行してみる、、。うりゃ? 数値的には VIPER V330 と変わらんやんけー。そういうものなのか?

 引き続きいくつかのベンチマークテストを試みたが、測定中にハングしちゃうものが続出。理由は不明。もう一つ、気になっていた2D画面での画質の劣化は、特に問題ないレベルといって良いので、その点は安心である。


1998/7/18(土)

 昨日の続き。

 あたし、すっかり忘れていたけど、Final Reality の数値が VIPER V330 と変わらないことは、元麻布春男のソリッド・ステート・サバイバーに書いてあったのだった。


1998/7/19(日)

 なにやら BTRON の新バージョンを導入した人がいるようだ。前のバージョンはグラフィック関係が貧弱、インターネットにつなげない等々、OSとしての筋はともかく、私の仕事では使えないという評価しか下せなかった。しかし今度のバージョンは、かなりの高解像度でハイカラー以上が使える。

 もちろんこれはビデオカードに依存するけど、16色しか使えなかったことを思うと大きな進歩である。その上、今度はタスクバーみたいなものまであったりするから驚いてしまった(笑)。

 しかし、今度のバージョンはかなり Mac的な匂いが感じられる。これは個人的な意見だけど、板村教授は Windows95 より Macの方が 100倍優れているとかいった発言をしている人なので、そのあたりにやや危惧を感じていたりするのだなあ。

 まあそれはともかく、この新バージョンに興味があって、自分のマシンで動くかどうか知りたい人は以下のページで B-right/V動作確認ディスクというものがダウンロードできるから試してみましょう。

 ■B-right/V動作確認ディスク

 うちで試した結果、SCSIとかNICではやや問題があるものの、ごく当たり前の構成のマシンならおおむね動作するようだ。ウィザード画面をキャプチャしたかったが方法がわからず断念。このウィザード自体は割とよく出来ているけど、ハードに関する知識を要求されるので素人には厳しいだろう。なんだかんだいっても、PnPってやはり便利。Macを意識するならば、真っ先にそこを真似するべきではなかろうか。


1998/7/20(月)

 記憶なし。


1998/7/21(火)

 突然、BIGLOBEのメールサーバーにアクセスできなくなった。メールクライアントで受信に行くとパスワードエラーとなり、正しいパスワードを要求されるのだ。しかし正しいパスワードを入れても蹴られてしまう。

 うひょー、こりゃハックでもされたのかいなと、慌ててPC-VANに入ってみると、どんどんメールは届いている。

 ということは、サーバーが死んでいるわけではなく、アカウントも生きているということだ。よくわけがわからないが、ともかくBIGLOBEアカウントのパスワードを変更しておいた(メールのパスワードとは別のもの)。

 次にマシンの不調を疑い、別のマシンにWeMailをインストールして試したが、結果は同じだった。

 いやー、困ったなあ。この状況が長引けばエラーメールでPC-VANのメールボックスが溢れちゃうぞ。


1998/7/22(水)

 ●Millennium のドライババージョンアップ。

 前回発生した画面にごみが残る症状が悪化している。Windows98ユーザー以外は入れないほうがいいかも。なおこのドライバ、G100でも使えるはずなのだが、インストールしようとすると蹴られてしまう。なぜだー。

 ●WeMail32 バージョン1.71 ベータ。

 前バージョンからURLmailtoタグがクリッカブルになったわけだけど、判定が実に大雑把で、@マークが入っていると無条件でメールアドレスと認定されてしまう。うざったいのでこの機能をオフにしたくともできなかった。今回のバージョンでオンオフを自分で選択できるようになっている。


1998/7/23(木)

 ●MillenniumNT4.0用ドライババージョンアップ。
 ●PC98-NXBIOS アップデート。

 NXWindows 98を入れる予定の人はアップデートした方がいいけど、無料アップグレードパスを持ってる人はWindows 98のインストール時に自動的にやってくれるはずだから必要ないと思われる。


1998/7/24(金)

 BIGLOBEのメールサーバーにアクセスできない件が解決。

 結論から書くと、メールサーバーへのログインネームを小文字にすることでアクセス可能になった。

 これだけだと私の大ボケのように見えるかもしれないけれど、ここにはいくつか問題がある。

 というのも、解決する前に送信を試みたら出来たしまったという事実があるからだ。つまり大文字でアクセスできていたのである。実際、これまでもずっと大文字でアクセスしていたわけだし、無論、クライアントの設定をいじった覚えはない。

 というわけで、WeMail の問題なのかサーバーの問題なのかは判然としないが、どうもBIGLOBE側の問題くさいっすよねー。


1998/7/25(土)

 今日はWindows 98の発売日、というわけで、深夜の発売風景を各テレビが朝のニュースで報道していたが、局によってニュアンスが少しずつ異なっていたのが面白かった。

 ちなみに日本テレビは Windows 95 の時ほど盛り上がっていないというコメントからわかるように否定的で、TBSは成毛氏のインタビュー付きのやや好意的論調、テレビ朝日はどちらともいえない中立的な論調であった。7時前のニュースとしては最後に報道されたNHKでは、Windows 98 の発売が、落ち込んでいるパソコン販売の起爆剤になるかという視点で割と突っ込んだ内容だったけれど、98 の販売開始に対しては特に論評していない。


 さて、Jenna号にWindows98を上書きインストールした結果、NICだけ動作しないという問題が出た。ボードは認識されているしドライバも入っているし、このボードのメーカのサイトでも使えると書いてあるのだが、なぜか動かないんすよ。プロパティを見るとドライバをアップグレードしてみろとなっているので、オリジナルディスクから入れ直してみたが状況は改善しない。

 〜中略

 ええい、とクリーンインストールを決意、Cドライブをフォーマット後、98が作成した起動ディスクで再起動し、CD-ROMを突っ込んでコマンドラインからSetup.exeを実行、インストール開始。

 私の持っている98はアップグレード版なので、途中で旧バージョンの存在を調べに行くのは95の時と同様である。そこでWindows3.1のフロッピーを指定すると、1枚目だけではなく3、4、5と都合4枚が要求された。うひゃあ、1枚目以外は捨ててしまったという知り合いが何人もいるぞ(笑)。まあ素直に95CD-ROMを指定すればいいのだが。

 〜中略、うう、PnPが有効になっていないぞー、〜中略

 結局、クリーンインストールでもNICを動作させることはできなかったのである。前途多難なかんじ? いやーん。


1998/7/26(日)

 左が問題の NIC である。てなわけで昨日の続きを大急ぎでやっつけたい。

 もうこれでだめだったら明日サポートに電話したろと思いながら、残された最後の手段、神様にお祈りしながらスロットの位置を変えてみるを試したところ、あっさりこれで動いたんだから AT の世界は相変わらず以下略。

 まじめな話、AT 互換機ではこのパターンは割によくあるケースだと思う。IRQ がバッティングしている風でもないのに、ボードが動かなくてにっちもさっちもいかない時は、皆さんもスロットの位置を変えて試してみましょう。

 それにしても、まだまだ道は遠いのかなー>PnP


 ●Microsoft Media Player Ver.5.2 の日本語版が出ていた。
 ●ThumbsPlus がバージョンアップ。
 ●QX 評価版がバージョンアップ。

 QXWindows98に正式対応ということですな。ほかにもあれこれ変更点あり。


1998/7/27(月)

 各メーカーが一斉にWindows 98対応のドライバやらパッチの配布を開始している。こうなると、当然のごとくあちこちのサイトを回りまくるわしである。しかし今のところあまり成果はないのであった。

 だが、ナカミチのサイトで公開された CDList32 ユーティリティーは当たりである。内容は、各ドライブの表示非表示を切り替えたり、CDの排出をソフト側から行わせてくれるもの。連装ドライブユーザーなら持っていて損のないソフトだ。もちろん95でも使える。

 多分これは、現在発売されているナカミチの連装ドライブに添付されているもののバージョンアップ版なのだろう。こういうものがウェブで公開されるようになったことはうれしい。もう一つこれの素晴らしい点は、ドライブのメーカーを問わずに使えるソフトであるということだ。まあソフトの性質上、誰が作ってもそうなっちゃうんだろうが、ケチくさいメーカーも珍しくない中、ちゃんとそのことをアナウンスしている点は偉いと思うぞ。

 ナカミチといえば、以前サポートの対応に感心したことを思い出す。もしまた私が連装ドライブを買うことがあったら、間違いなくここの製品を買う。


1998/7/28(火)

 

 一難去ってまた一難、またまたトラブルに見舞われたWindows98篇。

 順調に稼動し始めたかと思えた Jenna + Windows98 だったが、夜中に AoE を起動したらいきなり青窓になるとゆー極悪なことに。ここから七転八倒が始まって、一日つぶしてしまうハメになった。

 ぢつわ、前兆はあった。Plus! 98 のスクリーンセーバーを使うと、プレビュー画面が表示されないなどの不審な挙動をしていたのだ。AoE の件とあわせて考えると、どうも DirectX がらみの不具合のように思えた。とりあえずシステムファイルチェッカーをかけてみるが、問題点は解明されない。

 常駐物を外したりあれこれ試みたが無駄で、ええい、と再インストールを決意、そのまま実行する。本筋とは関係ないが、ここで意外な事実を発見。先日、アップグレードの確認にWindows3.1のディスクを使ったときの話を書いたけれど、今度は1以外に、2、4、5、8と要求されたのである。つまりランダムなんですな、これって。

 さて、再インストール後 AoE を試すと、、、あかん、事態に変化はない。なんてこったい。


 

 軽い眩暈を感じつつ、今度はボードを外してステップ・バイ・ステップによる再インストール。ちなみに、要求された3.1のディスクは、1、3、4、7、8だったかな。

 まずビデオカードだけ挿して 98AoE をインストール後、ただちにプレイしてみる。問題はない。

 次はサウンドカード。ここでも問題はない。

 その次のネットワークカードで症状が再現した。つまり、これのドライバかリソースに問題がある可能性が高まった。というのも、このマシンを 95 で動かしていたときにはこんなことはなかったからだ。

 そこで、ネットワークカードのドライバを外した上でプレイすると、おお、ちゃんと起動された。ますますこれが怪しいんでないかい?


 

 しばらくシステムのプロパティからネットワークカードの使うリソースを変更して試したが、症状に変化はない。そんなことを繰り返している時、あるものに目が行った。

 95と同じように、98にもシステムのプロパティにパフォーマンスというタブがある。この中の詳細設定にグラフィックスという項目があり、そこでハードウェアアクセレラレーターをいじれるようになっている。しかし、これまで3年近く、こんなとこを触ったことはない。でも物は試しと変更してみると、、、ありゃりゃ、AoE が動いちゃったぞ。

 むーん、そうなるとビデオカードの問題という可能性のほうが高くなってきたちゅうことちゃうやろか? いや、絶対そうに違いない。私は深く確信した(最初に気がつけっちゅうーの)。

 ところで、このビデオカードのドライバは、ミレニアムなどと共通になっており、同じパッケージを使うことができる。日本語版のドライバは更新されていないが、この日誌で報告しているように、英語版は先日バージョンアップしたばかりだ。それを導入してみるというのが最初にやってみるべき対策であることはいうまでもない。

 ところが、どういうものか英語版ドライバを導入しようとすると蹴られてしまうという謎をずっと抱えており、最新版をインストールできないのであった。


 

 こうなるともうサポートに頼るしかあるまい。わたしはコマツソフトに電話した。

「もしもし、かくかくしかじかでふ」
「ほにゃー。まだ未公開の日本語版ドライバをフロッピーで送っちゃる」
「んごー、メールにしてくんさい」
「にょほー、わかたあるよ」

 といったやりとりがあったが、なかなかメールが届かない。しばらくして電話がかかってきた。

「ほげらー、メールボックスが一杯でもどてきたのこと」
「ずべらぼー、ジャストってばたこー、びぐろーぶにおくてちょ」
「ふぎー」

 といった経過で最新ドライバを手に入れたのである。ついでにビデオカードの BIOS をアップデートすると英語版ドライバを導入できるようになるとのことで、それもいっしょに送っていただいた。


 こうして、ドライバを差し替えたらすべての問題は嘘のように解決、ネットワークの速度まで速くなったから以下略。

 追伸。

 ジャストでは1メガを超えるメールは蹴られてしまうようなので、そゆのはビッグローブの方に送ってください>関係者各位 ICQ で直にでもいいすけど(笑)。

 chic@mtc.biglobe.ne.jp


1998/7/29(水)

 ●Internet Ninja Ver.2.0QuickTime 3.0 形式対応プログラム

 発見したのは昨日だけど、出たのはちょい前。

 日本でも98が結構売れてるようで、まずはめでたい。以前から Windows98 = Windows95 OSR2.5 + IE 4.01 + SP1 という感じで目新しいとこはないといった評価をされているけど、個人的には 95 より好きである。

 というわけで、時々 98TIPS などをここに書いてみることにした。基本はお笑いにしたいのだけど、なかなかそうもいかない。

 ☆Windows98 小ネタ集、その1

 1.タイトルバーのグラディエーション

 パソコン系のライターがこの機能を使うのはやめたほうがいいかもしれません。理由は、必然的に色数が増えるためです。つまりキャプチャー画像が大きくなり、GIFでセーブするときに色数で悩むってことですね(笑)。

 2.アクティブデスクトップを切る方法

 Windows98CD-ROM 内(¥toolsreskitpowertoy)に、tweakui.inf というのがありますから、これを右クリックし、出てきたメニューからインストールを選ぶと、コントロールパネルに Tweak UI というアイコンができています。これをクリックして起動し、タブメニューの IE4 を選び以下略。

 ちなみに、IE 自体も見えなくするようにできるみたい。もうひとつついでに、なぜかレジストリの中に Netscape という項目が入ってますな。

 3.レジストリ関連

 Windows 98にはいろいろ新しい管理ツールが入っており、この点では95より確実に進歩しています(額面通り機能すれば、ですが)。しかしながら、これらのツールを探し出すのがめんどくさい。

 手順は、スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール→システム情報、となります。もちろん、これのショートカットをデスクトップにでも置いておけば事足りるのですが、MSINFO32.EXE を起動し、さらにメニューからツールを選ぶという手間がかかります。これもちょっとダルい。

 そこで、ファイル名を指定して実行、あるいは DOS 窓で、scanregw と打ってみましょう。ほら、一発でレジストリのバックアップが作れます。素敵でしょう(笑)。


1998/7/30(木)

 ●コマツソフトミレニアムのユニファイドライバ4.11日本語版を公開。
 ●アダプテック AHA2940シリーズドライバが7月7日付でバージョンアップ。
 ●インテリマウスドライバがいつの間にか Version 2.2aに。

 アダプテックのSCSIドライバは、DOS,Win3.1,95,NT用がそれぞれバージョンアップしている。98用というのは特に見当たらなかった。

 インテリマウスのドライバは、今回からリテール版とOEM版とにコーナーが分岐していた。ただ、日本語版をダウンロードしてみたところ、両方とも同じ物のようである。それから、ファイルサイズが1.3Mと書いてあるけど、実際には940Kぐらいだった。

 新バージョンをダウンロードしたついでに、98の入ったマシンにもインストール。しかし、98はインテリマウスのホイールを使ったスクロールにデフォルトで対応しており、ややこしい機能を使わない私にはほとんど必要ない、ばかりか、システムのリソースを余分に食うだけだから、むしろ入れない方が良いくらいなんだけど。


 朝日新聞にまで取り上げられたせいか、サーバーが混みまくりでダウンロードできなかった翻訳名人バビロンを、ようやく試すことが出来た。

 これは、画面上の英単語の上で右クリックするとその訳語が表示されるソフト、である。一言でいえば Roboword のようなソフトだが、それと大きく違うのは、画像の中の単語でも翻訳できること。つまりOCRのように、取り込んだ画像からテキストを抽出してくるわけだ(サンプル画像で確認してみよう)。この点は実に画期的である。

 ただし、これを使うと右クリックメニューが死んじゃうのが大きな難点(オプションで SHIFT キーとの併用に変えられるが)だし、辞書もまだまだで、訳せない単語が続出する。しかしまあ、フリーソフトということだし、今後の進化にも期待は出来そう。要注目。


 ラルフ・ネーダーって、ホントに左巻きの人よね。

 →Nader to Gates: Have a Heart


 報告が送れたけど、SNAPPY の日本代理店からバージョンアップ通知が届いている。ソフトだけ1から3にアップグレードするとのことで、ハードはそのまま使えると書いてある。うりゃりゃー? わしが個人輸入した英語版バージョン3のドライバは、日本版バージョン1のハードで使えなかったのだけど、英語版ソフトだったからかな? そんなはずないよなあ。おかしいなあ。

 あ、SNAPPY の日本語ページができているぞ。


 ☆Windows98 小ネタ集その2

 4.フォント関連

 Windows98 のシステムが使うフォントとして、MS UI Gothic というのが新設されたことは有名だからご存知であろう。これによりUNIX文化圏の人々に評判の悪い半角カナが一掃されたわけである。

 しかしこのフォント、なにも98でしか使えないというわけではないのだ。つまり95でも使えるのですな。ではどうやって手に入れるか? ちょいまち、変なこと考えるその前に、すでにあなたのシステムに入っていないかどうか調べてみよう。もしブックシェルフの新しい方を導入していたら、まず間違いなく入っていると思う。ひょっとしたら Word98 が入れたのかもしれないけど。

 この部分は MS UI Gothic を指定してある。これが半角カナ風に見えていれば、あなたのシステムにはこのフォントが入っているということだ。ドウデス? ドンナフウニミエテイマスカ? ワタシガガイジンニミエテイマスカ? ミエヘンチウノ。ヘイ、エロウスンマセン。

 そゆわけだから、いまだにWindows95のみなさんも(笑)これを活用しない手はありません。かしこ。

 P.S. QXの常駐リストでこのフォントを使いたい今日この頃。

 5.TweakUI関連

 PowerToys などを日本語化するプロジェクトを行っているむっちゃんのホームページで、すでに98対応パッチが出てました。

 →TweakUI の日本語化


1998/7/31(金)

 ●ティアックの CD-ROM ドライブファームウェアがバージョンアップ
 ●アイ・オー・データの GaBenchVer.1.30 に。
 ●アダプテックジャパンからWin98対応の PCI SCSI ドライバ
 ●IME Start25日付でバージョンアップしていた。Win98対策。

 えー、ダウンロードしてないので内容はわからないのだが(日本語が通るかどうかとか)、USマイクロソフトのサイトに XML Notepad なるものが登場してる。そこそこ力の入ったプロダクツらしいから、XML に興味のある人は要注目か。しかし、ノートパッドっていうあたりに若干の危惧はあるな。あ、ひょっとして訴訟対策か(おおわらい)?

 以下おまけ。

 ☆ XML for Java


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