■BeOS R4.0J
いろいろ報告することがあるのだが、まずはこれから。
18日の午後、ぷらっとホームには関係者が集り、深夜の発売についてあれこれ談笑する姿が見られた。初回販売分は予約でほとんど売り切れなんつー信じがたい噂も流れており、一瞬、深夜の発売に付き合ったろかしらと思いつつ、酒を飲んでそんなことはすっかり失念、私が次にぷらっとホームを訪れたのは20日の午前中であった。
そしてもちろん、BeOS R4.0J が売り切れるなんてことはなかったのである。レジの周りにはまだたっぷりパッケージがあり、余裕のよっちゃんで購入に成功。とっとと店を出た。
その後で秋葉を歩いていると、BeOS R4.0J をナニゲで路上販売している店を発見したんだが、どっから仕入れたんだ? やっぱぷらっとホームっすか?
その後の経過はすっ飛ばし、インストールの話。Windows 98 起動中のマシンに CD-ROM を突っ込むと、PartitionMagic のサブセットバージョンが立ち上がり、BeOS 用のパーティションを作れるようになる。後はそこにインストールするだけで、作業としては簡単なものだ。ただし、この種のパーティションユーティリティや FDISK などの DOS コマンド、及び PC のブート動作について多少の知識と経験を持っていないユーザーにはちょっと敷居が高いかもしれない。
さらにいうと、BeOS のインストーラーはまったく日本語化されていないから、英語の読めないユーザーは相当つらいだろう。もっとも、日本語化されていないのはインストーラーだけではなく、メニューやヘルプなどあらゆる部分が英語のままなんである。これは単に英語 OS 上で日本語が通るとゆーだけのものだから、そのあたり誤解しないでちょ。
さて、インストール時に、BeOS と Windows 98 を切り替えて起動できるように、ブートマネージャーが導入できる。すでに System Commander とか使ってるユーザーだと、ほんの少しややこしいことになるが、すでにそんなツールを使ってるユーザーなら大丈夫だろう。
PC UNIX がそうなのだが、95/98 の入っているマシンにインストールする場合、一台のマシンに複数の OS を入れても、たいていは問題なく切り替えて使える。逆に、PC UNIX マシンに、後から Windows 9x をインストールすると問題が出る場合がある。早い話、9x がブートマネージャーを無効にしちゃうんだね。そのため 98 でしかブートできなくなってしまう。この点が Be でどうなってるか試してみた。その結果、やはり 98 は先にいれておかねばならないことが確認された。まあこんなことわざわざやらなくったってわかってるんだが、ほかの理由であれこれトラブルがあり、98 の再インストールを余儀なくされたので、そのついでにやってみただけである。ふん。
アンチマイクロソフター(ソフティスト?)には、これを問題視する人たちもいるようだけど、PC UNIX で使っているマシンに Windows を入れること自体が、やや自己矛盾に見えなくもない。ちなみに、95/98 と NT の場合でも、先に 9x を入れておかないと、NT のブートマネージャーを無効にされるんだな。
なんにしろ、このあたりの話は FAQ 化してるので、BeOS の場合にもどこかで誰かが解決方法を書いてくれるだろう。日立のマシンのユーザーは要注目と(笑)。
今回はここまでおしまい。こんなこと書くより先に、早くメインマシンの環境を取り戻さないとあかん。QX をカスタマイズせんと、何書いててもダルいったらありゃしない。てなわけで、続きはまた後から。
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