@ 今日のタレコミと研究
例の A Win98 Tip ネタに、某プロパーな(と思われる)方からタレコミをいただいた。ありがとうございました。お名前を出していいのかどうかわからないので伏せますが、その方が次のページを紹介してくださった。
詳しくは上のページを読んでもらうとして、要は、「ウソこきやがれボケ、欠けてると主張するモジュールは、Windows のセットアップ時に VMM32.VXD の中に組み込まれているんでい(意訳)」ということが書いてある。もちろん、こっちがウソという可能性は否定できないけども、ちょっと検証してみたのでお知らせしたい。
Windows 98 SP1 マシンから、レジストリエディタで VMM32 を検索すると、
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\VMM32Files
が出てきて、(うちの環境では)ここに45個の VXD が登録されていた。全部のモジュールを検索してみたところ、ファイルとしてシステムに存在したのは、vtdapi.vxd と vmouse.vxd だけで、他のモジュールは見つからなかった。実際にレジストリを見てもらえばわかるが、残りの 43個の VXD 無しでまともに動く OS とは考えにくい。というわけで、上のサイトに書かれている通り、それらのモジュールは Windows のセットアップ時に VMM32.VXD の中に組み込まれていると考えるのが妥当だと思うのだがどうだろう。
それでは劇的な効果があったいといとさんの場合は? という疑問が当然わく。タレコミしてくださった方も指摘されていたのだが、それはおそらく VMM32.VXD のセットアップが不完全で、欠けていたモジュールが手動で組み込まれたために安定したと考えればいいのではないだろうか。そんなタコなセットアップをする OS 性悪説もあるだろうが、そこらはハードウェア的要因も考えられるので、必ずしも OS だけの責任とはいい切れない。
現在のところ私は以上のような結論だが、この件に関してはさらに情報を求め調査中。タレコミも歓迎。
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