@ 昨年最後のとほほ・その3
Lavie LM300/1D を買うことに決定したが、カメラ系家電量販店ではどこにも在庫がないという事態になり、その日は時間切れで宴会に突入することになった。
もうこの際、ポイントはあきらめ、素直に秋葉原を回るしかないだろうという結論に達しつつあるころ、宴会参加者が上野のヨドバシが意外に穴場であるという情報をもたらしてくれた。翌日、彼女が電話で在庫を確認、確保した。ホントに穴場だった。寝ていた私は叩き起こされ、われわれは上野に向かった。
満員電車並みに混んでる上野ヨドバシで目的のマシンを手に入れ、ついでに P-in M@ster を購入&契約、〜中略〜、家に帰ってセッティングを開始した。起動画面は例によってアイコンてんこ盛り状態で、独自の壁紙やら何やらのおかげで、一見したところ XP には見えないくらいである。ドット欠けはないようだが、自分のマシンではないので、じっくり確認なんかしない(ひでー1)。
彼女 「デスクトップのいらないもの全部消してくれない?」
わし 「ほいほい。いらないソフトも消しとく?」
彼女 「そうね。あ、でも家計簿と乗り換え案内は残してね」
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望むところである。「アプリケーションの追加と削除」から、山ほどはいってるプロバイダの入会ソフトや、一生使いそうにもないアプリケーションやらなんやらガンガン消す。もう、消して消して消しまくる。当然壁紙も変更する。タイトルバーのサイズも18に変更する。NEC 独自のランチャーも消したのだが、なぜかスタートメニューのアイコンが不明アイコンになって消えない。なーぜーだー。
ところで、そんなことをする前に気がつけば良かったのだが、ソフトを一通り整理した後にわかったショックな事実がある。
なんと、このマシンにはリカバリーディスクがついていないのだ。その代わり、Dドライブに圧縮されたバックアップデータがおいてあった。そこには R 焼き用とリカバー用のバッチファイルも用意されており、ディスクが欲しければ、自分で CD-R を焼けというのである。すでにはっきり記憶していないが、たしかディスクを7枚用意せよとなっていたはずだ。強力である。まるで初期の Windows 3.1 プリインストールマシンみたい。ひょっとすると NEC の伝統であろうか。特に難しい作業ではなさそうなのだけど、パソコン初心者が途方に暮れている姿がふと目に浮かんだ。しかし、作成したディスクでリカバーすると、消してしまったアプリケーションは帰ってくるんでしょうか。謎なり。とりあえずそのままにしてほったらかす(ひでー2)。彼女には、絶対Dドライブをいじらないようにとキツクいいわたしておいた(ひでー3)。
そんなこともありつつ、内蔵モデムによるインターネット接続と P-in での接続ができるように設定。それぞれの動作を確認後、アップデートパッチを全部当て、私の役目はとりあえず終わった。彼女がメールのパスワードを忘れてるなどの小とほほもありつつ、話はこれで終わるはずだったのだが、最後にオチが待っていた。
数日後、田舎に帰った彼女から電話がかかってきた。
彼女 「P-in がつながらないのー」
わし 「ぬー」
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それからしばらく電話であれこれ解決策を探ったのだが、インターネットにつなげられないというのではなんともしようがない。結局、この問題の原因は、彼女の実家周辺が PHS のサービス範囲ではなかったという、かなーり情けないオチだった。オメーはどんな田舎に住んでるんだよー(暴言)。なんのためにノートパソコンを持っていったんだ。しくしく。
さらにその後、数百メートル離れた隣町では使えるということが判明し、無事メールが取れるようになったのだった。やれやれ。
てなわけで、この話はおしまい。割愛したネタに、彼女が東京で使っているプロバイダが遅すぎ、P-in も 32K以下しか出ないという悲惨さのため、勝手に Livedoorに入会した(速かった)なんて話や、マウスを選ぶのに、線がなくて便利ということでマイクロソフトのワイヤレス・インテリマウス・エクスプローラを買ったはいいが、本体側につける装置が意外に大きく、持ち運びにはまったく向かないといった話などもあったのだが、まあどれも特に面白い話ではない。つか、この話全体が、書いてみたらたいして面白くもなかったですね。引っ張りすぎてスイマセン。次回はモアベターよ。
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