Guess Who? お笑いパソコン日誌 2002年3月

Text by Terry Minamino
Music by IKO-IKO


2002/3/6 PM 7:54

 @ 今日の試しに検索・Humphrey Bogart

 あるサイトから誘導されて行った先に「ハンフリー・ボガード」が出てきた。しばらく前に、某映画系サイトで「ボガード」と表記されているのを発見して、映画系サイトなのにと軽いショックを感じつつぐーぐってみたのだが、驚いたことに、「ハンフリー・ボガード」は2,040件と、「ハンフリー・ボガート」の1,810件を上回っていたのだった。幸い現在は2,2102,990で逆転している。もう少しで広辞苑が認めるところだった。なわきゃない。

 もののついでに「James Cagney」を調べると、「ジェームス・ギャグニー」は60件、「ジェームス・キャグニー」は220件、「ジェームズ・キャグニー」が513件、「ジェームズ・ギャグニー」は85件と、こちらは広辞苑入りを心配する必要はなさそうだが、「ジェームス」問題も含むため、揺れまくった表記になっている。


2002/3/6 PM 9:02

 @ 今日の駄反応・Woman is the Nigger of the World

 『HEY BULLDOG』から誘導されて、『tokyo mode』というコラムサイトを読みに行ったら、トップページにいきなり閉鎖のお知らせがあってガックリしたなり。細田さんが誉めるとサイトが消えるパターンってあるのかしらん? それはともかく、一本目のコラムに脊髄反射。遅すぎる上に閉鎖サイトへの反応で申し訳ないが、読んだのがついさっきなので仕方ないなり。

 Johnはそういうことをわかった上で、敢えて人の感情を刺激するような単語を使ったわけだ。

 まあそうなんですが、この『Woman is the Nigger of the World』というタイトルは、ヨーコがある雑誌のインタビューに答えていった言葉を使ったものだと、プレイボーイ誌のインタビューをまとめた本(右図)の中でジョンがいっています。他の本でも読んだ記憶がありますが、どれに入っているのかわかりませんでした。なんにしろ、本質を鮮やかに突いたヨーコの言葉にショックを受け、ジョンはこの曲を書いたということのようです。それから、「ニガー」という言葉は黒人同士ではさかんに使われており、場合によっては愛情表現になったりしているようです。もちろん、白や赤やら黄色やら、他の色の人種が使うとややこしいことになるようですが。




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