んなわけで、今なら15%引きで買えるんである。予約して買ったら10%引きなんである。わしは予約して買ったんである。たった5%でも、むかつくものはむかつくんである。ふぁーーっくあまぞーーん。はあはあ。
この映画、去年の暮れに劇場でも見てる。でも日本語吹き替え版が見たくて、DVD を購入した。必ずしも世間の評判の良くはない浜ちゃんの吹き替えを見た感想は、まあ健闘してるんちゃうかといった感じ。確かに、プロの声優にやらせた方がもっと良い結果を得られたような気もしないではないが、いったい誰なら良かったのか、ちょっと私にはわからない。ふた昔前なら大平透あたりがやったに違いないが、今、この役をやるのにふさわしい声優っているですか? あと、ファークアード卿役の伊武雅刀も悪くないけれど、個人的には細川俊之で見たかった。
ところで、やや証文の出し忘れ的意見で気が引けつつ、あまり指摘する人がいないので(多分)書いておくんだが、劇場で見たときに、この物語はちょっとファレリー兄弟的なところがあるよね、とか思ったです。そしたら連中、『愛しのローズマリー』なんて映画を作りやがった。こっちはまだ見てないのでわからないのだが、本質的には同じ話ではないんだろうか? 違ってたらすまん。ま、やつらの映画はほとんど毎回同じテーマではあるが。
こっからは余談。私の古い友人に、女は不細工に限るといったヤシがいるですよ。なんで? と聞くと、「不細工だったらナニをしてもいいような気がするから」と答えやがった。もちろんセクースの話である。それを聞いて私は、いったいお前はセクースの時にどんなことをしてるんだと思ったが、それは口にせず、「やりたいことを美人相手にした方がもっと気持ちよくない?」といってみた。するときゃつは、「そーなんだけどさー、美人相手だと気が引けちゃうんだよー」と(with 遠い目)。そんなことをいってるくせに、本人はかなりの二枚目だったり。セクースも人間も、奥が深いと、強く認識した20数才のころのバカ男たちの夕暮れ。彼ならきっと、この物語を深く愛せるに違いない。
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