そこでこの際、ソールの平坦化処理を行いました。但しソールに手を入れると言うことは、場合によってはソールに毛羽が残ってかえって滑走性が落ちることもありますので(使い込むうちに時期に回復しますが)、このような処理は、シーズン始めか終わりにやった方が安全でしょう。
またこの作業は、チューンナップ台が絶対必要です。ないとかえって逆効果になりますので、ご注意下さい。また下記の写真では、撮影上片手で作業していますが、実際は両手を使って力が一様にかかるよう行っていますので、その点ご了承下さいませ。
そのためテクのない私は、少し荒め(#100程度)のサンドペーパーでしこしこと、ソールの凹部まで一様に毛羽立つまで、またソールの傷が目立たなくなるまで気長に荒削りします。特にトップとテール部には、凹凸が出来やすいようです。
(以前手っ取り早く済まそうと、うんと荒い(#40程度)ペーパーで荒削りしたら、一気に済んだのは良いのですが、ソールが深い溝状の傷だらけになって仕上げ磨きしても取れず、後で毛羽取りに苦労してしまいましたのでご注意下さい。)
この荒削りの際は、ペーパーはコルクではなく、積み木やブロック等の硬い平坦な物に巻き付けた方が良いでしょう。コルクだと、凸も凹も一様に削れるため、ソールがなかなかフラットにならないからです。
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