詳しくは私の用具紹介に書いてますので、参考にして下さい。特に高いのを買う必要はありませんよ。私もセットの特売品で不自由してませんし、ブッシュの上や不十分な積雪上を下駄代わりに使うんでしたら，気兼ね無く使えてかえっていいです。

　基本的には重ね着で体温調節するのがいいですけど，初めはいきなり長距離を歩く訳じゃないでしょうから、転んでもあんまし雪の付かないウエアなら，スキーウエアでもナイロンヤッケでもなんでもよいでしょう。ただスキーウエアは，あまり中綿が無くて，サイズに余裕のあるものでないと、動き難いでしょうね。慣れればジャージでも十分。お金かかりませんねえ。

　但し下着だけは上下新素材（オーロン他）のを着用しています。間違っても木綿のシャツでの長距離のツアーは、危険ですのでやめましょうね。ちなみに背中にタオルを入れる習慣が子供の頃からあります。薄手のタオルかさらしをゼッケンのように加工して、素肌に垂らしておきます。途中十分汗を吸って、冷えてきたら首もとから抜いてます。

　予備もウエストバックに入れておいて、休憩後交換してます。休んだ際冷えなくていいですよ。私のお薦めです。

　耳まで隠れる帽子は欲しいですね。あと歩くときは軍手でも、休憩時には暖かい手袋も。ソックスは厚手のを履いて、体の末端部から防寒しましょう。

　公園のような、踏まれて整備された所なら要りませんが、ラッセルして歩くコースなら必需品です。どうせなら膝下まであるロングスパッツが便利です。

　私は眼鏡を使用しています。眼鏡には一応紫外線コーティングがしてありますので，以前まではサングラスは着用していませんでした。でも最近年を取ったせいか，クロカンに行った日は夜寝るときに目の奥がジンジンすることが多くなりまして、眼鏡を着用したまま使えるこのサングラスを愛用しております。風の巻き込みも少なく、またサイドからの光も遮るなど，使いやすいです。

　普段は車のダッシュボードに置いておき、まぶしく感じたら着けたり外したりと，クロカン以外でも大変重宝しています。　

　うーん、なにを子供みたいな事を！とおっしゃる方もいるでしょうが、私にとっては最重要アイテムでして。気に入った静かな場所でお茶をする，このひとときのためにツアーをすると言っても過言ではございません。運動の後は、たっぷり砂糖の入った熱々のミルクティーなんぞはいかかでしょうか？。しょうが風味だと暖まっていいんだなこれが。（ネパールでは、チャイと称してこんなお茶を一日１０杯以上飲みます）

　お茶と言ったら、やはり座ってゆったり飲みたいものです。私はザックに座ってますが，なんでもいいです，座れれば。

あれば便利なもの〜スーパーツェルト

　スーパーツェルトってなんだ？とおっしゃる方もいるでしょうね。これは秀岳荘オリジナルの商品名でして、極軽量のツェルトテントのことです。テントと言ってもこれでビバークするために持って行くわけではありません。畳むとカッパ位の大きさ・重さなので携行するにも苦にならず，風上にスキーを立てて引っかければ，格好の風除けになります（ブリザードだと飛ばされちゃいますけど）。

　あと敷物にしたり、寒いとき羽織ったり、濡れ物を包んだりと、極めて多目的に使え、重宝します。ただ本来のテントとしての居住性は？？？。ないよりましでしょう。ただ緊急時には，あるとないとでは大違い、やはり持ってて損はないでしょう。

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