刻印
∵戦鬼∵
因果律
(C)
弐
〇
〇
壱
年
▼
G
R
T
▲
無
断
転
載
禁
止
エステルランド王宮奇憚
エステルランドにまつわる、様々な奇憚がこのカテゴリに分類されている。
ヘルマン一世を中心とし、彼の家族の事。そして、エリックに関する事が用意されている。
主にフォーゲルヴァイデ家の名前が良く挙がり、ここで話題に上らない人物は、カールのみである。
- エステルランド王宮奇憚 GM向け:P271 〜 P273
-
■竹馬の友
▼鏡の中の人形
▼分かたれた半身
▼夜の騎士
▼託された生命
竹馬の友
- 祝福
-
あなたのアルカナに関係なく、コロナのシーン効果を得る事ができる。
すなわち、シーンタロットがコロナの場合、そのシーンに一回だけ、
判定を振りなおす事ができるのである。
無論、あなたがコロナのアルカナを持っている場合にもシーン効果を得られるので、
あなたのコロナの枚数 + 1回
振りなおしが出来る。
- 呪い
-
シーンタロットがコロナの間、あなたの判定で失敗した物は、
全てファンブルとなる。
- 備考
-
あなたは、エステルランド王国の第一王子である、アンセル・フォーゲルヴァイデと無二の親友である。
幼い頃から共に遊び、良く喧嘩もした。もし、彼が病弱でなければ、今の戦乱は起こり得なかったと断言できる。
少なくとも、あなたには。
自分自身がつらいときには、必ずアンセル王子の顔を思い浮かべた。才能があるにも関わらず、
病弱ゆえにその才能を振るう機会も無く、この国の現状を売れいている彼に比べれば、
自分の置かれている状況などたいした事は無い。そう言い聞かせて来た。おそらく、これからも。
なお、アンセルのデータに関しては LoG P.61 下段RoG 2 P.128を参照。
Land of the Guilty P.60,61
▲竹馬の友
■鏡の中の人形
▼分かたれた半身
▼夜の騎士
▼託された生命
鏡の中の人形
- 祝福
-
視界内の対象一人が行う判定に、ダイスを+1させる事ができる。
ただし、その行動があなたの主人に対して有益になる、あるいは、
あなたの主人の意思に沿うものでなければならない。
なお、この祝福は1アクトに3回しか使用できない。
また、制限さえ守っていれば、重複させる事が可能である。
- 呪い
-
主人の意思に明らかに反する行動や、利益にならない行動を取ろうとした場合、
ダイス−1の修正がかかる。
その行動が主人の意思に反するかどうかを判断するのはGMである。
- 備考
-
あなたは、普段は鏡の姿をしているクレアータである。
現在、主人はマルガレーテ・フォーゲルヴァイデ。
彼女が、あなたを鏡の牢獄から外へ出してくれるのだ。
だから、あなたは王妃の命令を忠実にこなしている。
彼女だけが、あなたが自身の存在意義を確認させてくれるのだ。
また、あなたの体にはいくつかの制限がある。
- 王妃の命令に背く事が出来ない
- 鏡からは3ヶ月しか出る事が出来ない
もし、外に出て三ヶ月目を迎えた場合、鏡に強制的に戻らされてしまい、
外で活動した事に関する記憶を失ってしまう。
当然だが、あなたはクレアータでなければならない。
また、あなたにはすでに“シュテルケ”という呼び名がついてしまっている。
Land of the Guilty P.210,211
▲竹馬の友
▲鏡の中の人形
■分かたれた半身
▼夜の騎士
▼託された生命
分かたれた半身
- 祝福
-
≪神の恩恵≫を取得している。
- 呪い
-
“月の指輪”を所持しており、これを捨てる事が出来ない。
例えこの指輪を投げ捨てたとしても、手元に戻ってくる。
- 備考
-
あなたは、王女ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデの双子の兄弟である。
が、あなた自身はこれに気がついていない。せいぜい「もう一人の自分がどこかにいる」
程度である。
あなたは、つい最近育ての親と、家族全員を失っている。
養父であったローゼンブルク伯が倒れた頃、暗殺者が侵入したのだ。
長兄のおかげで逃げ出す事には成功したが、その長兄も暗殺者と切り結んで死亡。
結局生き残ったのはあなただけである。
何故このようなことになったのか? その真実へは“月の指輪”が導いてくれるだろう。
当然だが、ヒルデガルドと同年齢でなければならない。
また、あなたは聖痕のうち、最低でもどれか一つを目に宿していなければならない。
Land of the Guilty P.214,215
▲竹馬の友
▲鏡の中の人形
▲分かたれた半身
■夜の騎士
▼託された生命
夜の騎士
- 祝福
-
ルナの特技一つを習得できる。ただし、「条件:」に「過去」「現在」「未来」
となっている物は習得する事が出来ない。
LV型特技を習得した場合は1LVとなり、経験点を消費してこれを成長させる事が可能である。
- 呪い
-
祝福により習得した特技には「代償:D3」が追加される。
元々代償に「D」がある場合、加算する事。
- 備考
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あなたは、“スローハンド”エリックの側近である。
いや、エーリッヒ・フォーゲルヴァイデに仕える忠実な部下である。
−西方暦1040年−
ハイデルランド併合戦争により、あなたの家系、
ザスバッハ伯家は、ヘルラント一世に忠誠を尽くし、そして、あなたを除いて全員が死亡した。
エーリッヒ王子を守るために。裏切りが裏切りを呼ぶ状況においては、
もはや信じられる者は一族の者しか無かったのだ。だから、あなただけが生かされたのだ。
秘密を知る者は極力減らさなくてはならない。
王子の傷が癒え、意識を取り戻したときあなたは全てを語った。
ヘルラント一世の敗北。ヴィンス公国の裏切り。エステルランド王国が消えた事。
王子はあなたの話を一通り聞いた後、「俺のために死ねるか?」と聞いてきた。
断る事は出来なかった。
現在のブルーダーシャフトが形成された瞬間である。
以来、あなたは“スローハンド”エリックの懐刀として生きてきた。
エリックとの因縁を持った方がそれらしいだろう。
Land of the Guilty P.224,225
▲竹馬の友
▲鏡の中の人形
▲分かたれた半身
▲夜の騎士
■託された生命
託された生命
- 祝福
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<魔術>によるあらゆる判定に、ダイス+1の修正を受ける。
- 呪い
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ヘルマン一世の狂った実験により死亡した少女の亡霊が、守護霊のようにつき添っている。
存在そのものはあなたには認識できないが、まれに接触できる人物がいる。
- 備考
-
ヘルマン一世の不死へのあこがれ。この夢物語の為に多くの命が散っていった。
あなたは、このヘルマン一世の狂った実験に付き合わされた人物である。
天慧院出身で、ヘルマン一世に召喚を受けたときは感動もした。
だが、ヘルマン一世により命ぜられた内容は、人の道を大きく踏み外していた。
LoG P.230 には、その実験に使用された幼女の独り言が記されている。
この幼女は、あなたが何とか逃がそうと試みたが、結局死なせてしまった幼女である。
最終的に、あなたはその幼女の心臓から、秘薬であるエリクサーを完成させた。
そして、王の前から逃げた。託された生命である、エリクサーと共に。
天慧院出身なので、アクシスである事が望ましい。
なお、エリクサーの効果は不明である。
Land of the Guilty P.230,231