その他

 読んで字の如く、その他である。 ところで、何故“その他”の後ろに、暗天節のカテゴリー分けが来るのか少々疑問だが、 まぁ、そこは深くつっこむまい。その構成に意図がある… としておこう。

その他 GM向け:P287 〜 P291
番号 因果律名
017 友の絆 P92
020 河の護り手 P98
032 失われた怒り P122
035 友との決別 P128
038 鱗の人 P134
046 幸運のお守り P150
048 封印の瓶 P154
050 歌う小箱 P158
052 名もなき母の加護 P162
054 鋼のしもべ P164
055 愚か者の財布 P166
056 涙鏡の瞳 P168
058 許されぬ愛 P174
062 巨人の力帯 P182
065 異種族の親 P188
067 魔鎧フォルメン P192
081 不倶戴天 P220
084 禁断の知識 P226
088 悲しき恋のさだめ P234
096 古ぼけた仮面 P250
101 放浪の詩 P260

友の絆  ▼河の護り手  ▼失われた怒り  ▼友との決別  ▼鱗の人  ▼幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


友の絆

祝福
 あなたが友に指定した人物は、あなたと同一エンゲージにいる間、 ひとつの技能判定においてダイスを+1することが出来る。 この因果律を取得した段階で、誰を友にするか?  友の何の技能に祝福を与えるか? を決定する事。

 ちなみに、あなたがこの因果律によって直接受ける祝福は何も無い。

呪い
 友を裏切る事が出来ない。 あなたの行為が裏切りであるかどうかを判断するのは、当然あなたではなく、友である。 その友があなたに裏切られたと思い、その言葉を口にしたとき、 あなたは【DP】に1D10のダメージを受ける。

備考
 友に指定する人物と、その友に対する祝福は、 基本的にこの因果律が消滅するまで変更する事は出来ない。

Land of the Guilty P.92,93


友の絆  ■河の護り手  ▼失われた怒り  ▼友との決別  ▼鱗の人  ▼幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


河の護り手

祝福
 川のほとりなどの、流れる水の存在する場所への[登場判定]で、ダイスを+1することが出来る。 また、毎アクトに、アルカナに関わらず、アダマスの全特技から一つ取得をする事が出来る。 ただし、取得した特技はそのアクトの間しか使用できない。

 なお、レベル型の特技を取得した場合は1レベルとなり、これを経験点を消費して成長させる事は出来ない、 ってゆーかアダマスの特技にLV型特技は存在しねぇ。

呪い
 祝福で手に入れた特技に「代償:H2」が追加される。 元々代償にHがある場合、加算する事。

 河の声に導かれない限り、あなたは河を渡ることは出来ない。 それでも渡ろうとした場合、船ならば沈没、橋ならば崩壊する事になる。

備考
 河の水を血で汚してはならない。
 キルヘン川のアジールには犯してはならない掟がある。 あなたは、復習心から河を血で汚してしまい、河の女神より罰を与えられている。

 本来ならば、死を宣告される所であったが、あなたの身に宿った聖痕を見た女神は、 その聖痕に免じて、河を護り、水を護る事で、罪を償うとしたのである。

 あなたは、河とその河に住む者を守らなければならない。

Land of the Guilty P.98,99


友の絆  ▲河の護り手  ■失われた怒り  ▼友との決別  ▼鱗の人  ▼幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


失われた怒り

祝福
 経験点の消費無しに、≪緑の騎士≫を取得している。 また、ドワーフ製と思われる精巧な甲冑、「緑の鎧」を身に着けている。 緑の鎧のデータは LoG P.123 の右下RoG 2 P.120を参照。

 なお、メイクアップで未来の樹人となったならば…は、 すでにその特技を取得している場合、と取るのはありだろう。 GMによるが…

呪い
 ≪怒りの枝≫を使用する事が出来ない。習得する事は可能。

備考
 あなたは、樹人(エント)でなければならない。 あなたは、故郷の森が焼かれ、その際自分ひとりだけが生き残った事、 あるいは何らかの呪いによって記憶を失っている。 それに伴い、怒りの心を消失してしまっている。

Land of the Guilty P.122,123


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ■友との決別  ▼鱗の人  ▼幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


友との決別

祝福
 1アクトに一回、【DP】或いは実ダメージを受けた際に、そのダメージを0にする事が出来る。 この対象は自分自身に使用するか、友として指定した人物に使用する事が出来る。 ただし、どちらに使用したとしても、一回しか使用できない。

呪い
 打ち消したダメージが、代わりに自分自身、或いは友に入る。 自分自身のダメージを打ち消した場合、友として指定した人物に。 友のダメージを打ち消した場合、自分自身に、それぞれダメージが入る。

備考
 この因果律を取得した時点で、友とする人物を決定する事。 PCなら、PC担当のPLに。NPCならば、GMの許可を得る事。 特にPCには、祝福と呪いを良く話した上で取得する事。

 ただし、祝福を使用するのはあなたである。それに対して、いちいち許可を求める必要は無い。

 なお、物語に登場しないNPCや、ファミリアを友として指定する事は出来ない。

Land of the Guilty P.128,129


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ■鱗の人  ▼幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


鱗の人

祝福
 フルキフェルの特技のうち、「条件:河人」の特技を一つ取得できる。  ただし、「条件:」に「過去」「現在」「未来」が指定されている物を取得する事は出来ない。 河人の特技に関しては、LoG P.34〜37 RoG 2 P.108を参照。

 なお、LV型特技を取得した場合、1LVとなり、経験点を消費して成長させる事が可能である。 ってゆーか、河人の特技にLV型なんざ無い。

呪い
 祝福で得た特技に「代償:H2」が追加される。元々代償にHがある場合、加算する事。 ってゆーか、これも河人の特技に「代償:H」は無いので、普通に「代償:H2」を足すだけでいい。

備考
 あなたは、ザルムの転生である。 通常、ザルムはザルムに転生するが、あなたが他の種族に転生したと言う事は、 あなたが強く、果たされない想いを抱いて死んだことを示している。 その想いが何であったか? についてはGMと相談しても良いし、GMに任せても良い。

Land of the Guilty P.134,135


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ■幸運のお守り  ▼封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


幸運のお守り

祝福
 幸運のお守りを持っている。このお守りを身に付けている時に、 全ての判定に対してクリティカル値が+1される。 当然、この“幸運のお守り”を紛失したり、貸し与えた場合は効果を発揮しない。

呪い
 シーン効果を得る事が出来ない。 お守りを持っていても、持っていなくても、である。 因果律に対する呪いだからね… シーン効果に関しては、ルールブック P.65BoA 2 P.48を参照

備考
 あなたは、とある人物から友情の証として“幸運のお守り”を受け取った。 その幸運のお守りがどのような物であるかは、GMと相談して決定する事。 どのような形をしているのか? どのような模様があるのか? 等

 特に、物品の指定は無い。手紙なども可。ただし、価値のある物であってはならない。 剣や宝石などは却下と言う話。

Land of the Guilty P.150,151


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ■封印の瓶  ▼歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


封印の瓶

祝福
 いかなる魔神をも封じ込める“封印の瓶”を所持している。 このアイテムを所持する事で下記の効果を得る。


 どのような内容が、闇の鎖に関わる事項であるかは、GMの判断による。 なお、所持しているとは、何らかの方法で持ち歩いている事を示す。 バックパックに入れてるとか。当然、持ち歩いていない場合には上記の効果は得られない。

呪い
 あなたはその瓶を所持しつづける限り、魔神に狙われつづける。

備考
 あなたは、過去に魔神により街を襲われ、家族、恋人、友人、家など、 その全てを失った。街を襲った魔神を恨み、そして復讐を誓っている。

 どの魔神に襲われたのか? に関してはGMと相談しても良いし、 特に決めなくても良い。

 ちなみに、あなたは“封印の瓶”を使用した事は一回も無い。

Land of the Guilty P.154,155


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ■歌う小箱  ▼名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


歌う小箱

祝福
 魔神を封じ込めた小箱を所持している。 これに封じ込められた魔神の力を借りて特技≪眠りの雲≫を使用する事が出来る。 また、魔神は3つだけ願いことをかなえてくれる

 ≪眠りの雲≫のデータは、LoG P.159 の右中程RoG 2 P.119を参照。

呪い
 独り言であったとしても、願い事を口走った場合<交渉>の判定をする事。 もし、失敗したならば中の魔神が、出来るだけ悪意に曲解した解釈で実現させ、 あなたの【DP】が1D10のダメージが入る。

 エンディングにおいて、あなたの【DP】がマイナスになっていた場合、 中の魔神はあなたと言う新たなる眷族を得て、小箱から開放される。

備考
 ≪眠りの雲≫は<魔術>で判定するが、アクシスのアルカナを持っている必要は無い。 なお、<魔術>の技能レベルを上げるためには、アクシスのアルカナを持っていなければならない事に注意。

 また、小箱には色々な種類があり、あなたはその一つを持っているに過ぎない。

Land of the Guilty P.158,159


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ■名もなき母の加護  ▼鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


名も無き母の加護

祝福
 あなたがシーンプレイヤーの際、名も無き母に祈りをささげる事で、 そのシーンの終わりまで、全てのD20を+1することが出来る。 つまり、判定はもちろん≪火炎≫等のダメージダイスもダイスが増えると言う事である(…のか?)

 なお、祈りをささげる行為そのものは、行動を消費しない。 すなわち、マイナーアクションである。

呪い
 祝福を受けた次のシーンは、全てのD20が−1される。 判定はもちろん、≪火炎≫等のダメージもである。

備考
 この因果律を取得している者は、必ず母親と言うものを失っている。 そして、あなたは母親の顔さえ思い出せない。母親の愛に飢えており、 それゆえに母親との再会を望んでいる。

 母親の設定に関しては、自分で決定しても良いが、最終的にはGMの許可をもらう事。
 なお、祝福を使用する宣言の際には、母に祈る台詞を述べる事が推奨のようだ。

Land of the Guilty P.162,163


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ■鋼のしもべ  ▼愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


鋼のしもべ

祝福
 古代の魔法生物(?)マラカイをつれている。 マラカイは3種類の形状を持ち、その姿によって貴方に魔法の加護を与えてくれる。 姿とそれぞれの効果は以下のとおり。


 祝福の効果を同時に受けることは出来ない。また、マラカイの姿を変更するには、 1行動を消費しなければならない。なお、マラカイは装飾品として扱う。

呪い
 マラカイは重い。そのため、回避のダイスに−1されてしまう。 なお、マラカイを体から離したり、捨てたりする事は出来ない。

備考
 マラカイは、ダッハの七つの秘法と呼ばれる物のうちの一つである。 が、あなたはそれを知らないだろう。マラカイはあなたにとって家族同然だ。 家宝として伝えられているが、その細かなしぐさは宝物などではない。 立派な家族の一員だ。

 見る目のあるデクストラならば、その精巧なつくりに、ダッハの秘法の一つである事を見抜くかもしれない。 また、ダッハの秘法は他にもいくつか存在する。能力、性能に関してはGMがデザインして構わない。 以下に目安となるようダッハの秘法の一覧を挙げておく。家族が増える事を楽しみに待つと良いだろう。

Land of the Guilty P.166,167


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ■愚か者の財布  ▼涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


愚か者の財布

祝福
 無限の富を生み出す財布を所持している。 この財布から毎日、朝日が昇ると共に、15銀貨を手に入れる事が出来る。 毎アクトではない。毎日である。

呪い
 財布から手に入れた15銀貨を、財布が新たに15銀貨を吐き出す前に、 使い切らなければならない。貯蓄したり、誰かに化したり、宝石など換金性の高い物の購入は、 使った事にはならない。使うと言うよりも、浪費しなければならないと言うべきか。

 翌日、財布が15銀貨を吐き出す時までに、手持ちのお金が残っていた場合、 残った金額(F = 銀貨)分の【DP】ダメージを受ける。1F未満は切り捨て。

 手持ちのお金である。財布から出てきた15銀貨ではない。 1金貨が残った? じゃ、100【DP】減らすんだね。

備考
 小悪魔の住み着いた財布を持っている。 ちなみに、既に契約済み。そして、財布は時折喋る。 なお、銀貨を吐き出しているのは、財布についている喋る方の口である。

 やはり“がまぐち”の財布なのだろうか…

Land of the Guilty P.168,169


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ■涙鏡の瞳  ▼許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


涙鏡の瞳

祝福
 特技≪涙鏡の瞳≫を取得している。≪涙鏡の瞳≫のデータは LoG P.171 右下RoG 2 P.119を参照。 [魔法抵抗]にしか使えない、と言うところに注意。

呪い
 攻撃の判定時に常にダイス−1される。攻撃とはすなわち、 <格闘><重武器><軽武器><射撃>による攻撃の判定である。 当然、防御行動はこの限りではない。

備考
 あなたは純真で、とても心優しい人物である。と言っても、アングルスを持っている必要は無い。

Land of the Guilty P.170,171


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ■許されぬ愛  ▼巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


許されぬ愛

祝福
 あなたは、あなたが心から愛する人物の髪の毛を、ひと房もらっており、 これを守り袋などに入れて肌身離さず持っている。あなたは、この袋を所持する限り、 特技の「代償:H」を二分の一で使用できる。端数切捨て。

 例えば≪集中≫であれば本来「代償:H4」なのだが、これを「代償:H2」で使用する事が出来る。 また、≪元力槍≫であれば、「代償:H」なので、「代償:なし」となる。

呪い
 [束縛]が発生した際、通常の処理の後、更に追加で【DP】に1D10のダメージを受ける。 ウェントスの鎖で希望判定に成功したとしても、追加で入るため、全快にはならない。

 また、あなたとあなたの愛する人は相思相愛であるが、世間的に決して結ばれてはならない間柄である。

備考
 呪いにも書いたが、あなたと、あなたの愛する人は決して結ばれてはならない関係である。 自分の仕える主人と、その妃との恋。或いは、血の繋がった兄妹姉弟同士。お互い既に結婚してしまっているナドナド…  詳しい設定はGMとの相談の上決定すること。

 …だが
 これに関しては、もう、思いっきり萌えなアレでナニな設定を考えて、GM或いは、担当PCにぶつけ、 その苦しむ様を楽しむが吉かと。ガンバレ。愛の戦士よ。

 いずれにせよ、この因果律は不幸である。

Land of the Guilty P.174,175


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ■巨人の力帯  ▼異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


巨人の力帯

祝福
 巨人の力帯(リーゼンギュルテル)を所持している。 この力帯を装備している間、白兵の攻撃によるダメージに、 1D10を更に追加する。さらに、対象が受けを行った場合、 [対決]に勝利すれば、対象を転倒させる事が出来る。

 なお、巨人の力帯は武器扱いである。1行動を消費して装備する事。 ただし、手がふさがるわけではないので、何か手放さなければならないと言う事は無い。

呪い
 巨人の力帯を装備している間、毎クリンナップフェイズに、【体格】の判定を行い、 失敗した場合1D10の実ダメージを受ける。奇跡以外の方法で、このダメージを打ち消す事は出来ない。 また、装備している間は、<自我>の判定にもダイスが−1されてしまう。

備考
 あなたは、フルキフェルのアルカナを持つ鬼人(オウガ)でなければならない。 リーゼンギュルテルは鬼人の騎士の証である。ちなみに、あなたは[聖痕者]としての自覚を持っている。

 また、あなたはリーゼンギュルテルを受け継ぐために、いくつかのテストを受けたが、長いので割愛する。 LoG P.183 を参照のこと。オウガの習慣などが多少わかるので、読んでおく事をお勧めする。

Land of the Guilty P.182,183


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ■異種族の親  ▼魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


異種族の親

祝福
 あなたは異種族の親に育てられたため、フルキフェルの特技から一つだけ、 経験点を払う事無しに取得する事が出来る。あなた自身のアルカナ、種族は全く関係ない。 ただし、「条件:」に「過去」「現在」「未来」のついているものは選択する事が出来ない。 LV型の特技を取得した場合1LVとなり、経験点を支払ってこれを成長させる事は可能である。

 また、育ててくれた親と同じ種族との<交渉>及び、その種族に関する事柄の<事情通>の判定に、 ダイスが+1される。

 当然の事だが、取得できる特技は、あなたを育ててくれた種族が使用できる物に限られる。 一覧性を考慮して、以下にリストアップしておくので、参考にしてもらいたい。

種族名 条件 該当ページ
ウルフェン 「条件:獣人」 BoA 2 P.163
エルフ 「条件:森人」 BoA 2 P.165
エント 「条件:樹人」 RoG 2 P.100
オウガ 「条件:鬼人」 RoG 2 P.102
オオカミワシ 「条件:翼人」 RoG 2 P.104
カヴィーナス 「条件:猫人」 RoG 2 P.106
ザルム 「条件:河人」 RoG 2 P.108
ドワーフ 「条件:岩人」 RoG 2 P.110
ヴァルフェー 「条件:白鳥人」 RoG 2 P.112
オーク 「条件:豚人」 RoG 2 P.114

 なお、困ったちゃんな事に、「条件:種族名」の物しか取れないので注意。 すなわち、LoG P.50 のフルキフェル共通の特技は取得できないのである。エラッタが出ない限り。

呪い
 祝福で得た特技に「代償:H2」が追加される。 また、あなたは当然のことながら、その種族ではない。 事によると、あなたの本来の種族を憎んでいる者が、育ての親の種族にもいるかもしれない。 そして、あなたの種族からは、異種族に育てられた者として、不当な差別を受けるかもしれない事に注意。

備考
 どの種族に育てられたのか? それを決定する事。 ザルムに育てられたオオカミワシも可能。でも、何故か“フルキフェルで人間に育てられた”は、不可。

Land of the Guilty P.188,189


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ■魔鎧フォルメン  ▼不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


魔鎧フォルメン

祝福
 “魔鎧フォルメン”と、フォルメン専用の馬車と、それ用のクレアータホース“シュネー号”を所持している。 フォルメンは、七種類に形を変え、それぞれ性能が異なる魔法の鎧である。 が、現在故障中につき、三種類しか変形しない。

 フォルメンのデータに関しては LoG P.193 の下半分RoG 2 P.120を参照のこと。 なお、シュネー号取得の為に≪機甲馬≫は必要ないので安心するように。 あなたの物じゃないからね。

呪い
 祝福にもあるとおり、現在故障中である。それゆえ、三種類にしか変形できない。 また、この鎧を着ている間、ファンブルを振ってしまうと、鎧が溶けてしまう。 1D10分後に自動的に修復するが、その間、鎧を着用する事はできない。

備考
 この“魔鎧フォルメン”は、リザベートがミンネゼンガー公国のトーナメントにおいて優勝したときに、 賞品として授かった物である。それ以来、バーマイスター家の家宝としているもので、 あなたはその大切な家宝を、とある仕事の褒美として欲しいと要求し、貸与と言う形で受理された。

 貸与である。ご褒美として家宝は欲張りすぎたのかもしれない。が、いずれにせよ、今はあなたのものである。

 なお、この鎧の他の形状の性能に関しては、GM用のページを参照のこと。PLは読まないように。

Land of the Guilty P.192,193


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ▲魔鎧フォルメン  ■不倶戴天  ▼禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


不倶戴天

祝福
 拳が魔法の武器になる。 幽霊でも骨の王でも殴る事が出来る、と言う事だ。

呪い
 エンゲージから離脱する際の運動判定に、−1されてしまう。

備考
 事の発端は、ワルタードレイクの引退の噂、そして、 彼からの極めて挑発的な手紙が、あなたに送られてきた事だ。 手紙の内容は… 長いので略すが、だいたい以下のとおり。
 使徒アクアの伝えたる徒手空拳の技。それを最も正確に伝えているのは、我々真教修練派である。 貴君の活躍はとても素晴らしいが、そのおかげで、世間にはいらぬ誤解を振りまいている事もまた事実。 修練派の門弟の中には、貴君の活躍を良く思わないものも多く、彼らはいずれ貴君に対し決闘を挑むであろう。 その時に貴君が敗北する事は火を見るよりも明らかである。

 もし、この忠告を聞き入れるのであれば
「我、敗北せり」
 と紙に大きく書き、同封のバッジと共に軒先に吊るされるよう。

 もし、愚かにも名誉を重んずるのであれば、同封のバッジを体の見えるところにつけ、 それを守りつづける事が出来たのであれば、我々も貴君の実力を認めるものである。

 期限は一年。その間、貴君は我々の門下生及び、貴殿と同じバッジをつけたものから、 勝負を挑まれるであろう。勝負は一対一の素手。賭けるものはお互いの名誉。

 貴君の賢明なる判断を望む物である。

ワルタードレイク


 とまぁ、こんな内容の手紙が送られてきたわけだが、当然このような横柄な申し出を受けられるはずも無く、 あなたは、同封されているバッジを付けている。

 ちなみに…
 このバッジ。一年後までに保有する事ができれば、一枚につき1金貨が真教修練派から出る。 おまけに、最も多く集めた者にはワルタードレイクの後継ぎになれるという特典付だ。 そのため… 同じくバッジを所有する者からは、しつこく狙われる事だろう。

 なお、あなたはアクアのアルカナを持っているほうが望ましいだろう。

Land of the Guilty P.220,221


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ▲魔鎧フォルメン  ▲不倶戴天  ■禁断の知識  ▼悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


禁断の知識

祝福
 1シーンに1回、習得していない魔法一つを取得し、使用できる。 あなたのアルカナに関係なく、魔法を習得し、条件も無視できる。 特技の組み合わせなどは、可能な物であれば問題なく効果を発揮する。

 当然の事だが、そのシーンの間しか使用できない。参考までに言っておくと、 戦闘時においては、1ラウンド = 1シーンである。 習得する行為に関しては特に明記されていないため、GMが望むのであれば、 マイナーアクションの扱いにする事をお勧めする。そうでなければ、祝福の意味があまり無い。

 なお、ここで言う魔法は<元力><祈念><言霊><魔術><秘儀魔法>の技能で判定する特技ではなく、 特技の説明部分に「〜する魔法」とかかれているものを指す。 解りにくいと思うので以下に一覧を用意した。参考にしてもらいたい。

<元力>
≪元力:炎≫ ≪元力貫通≫ ≪元力球≫ ≪元力吸収≫ ≪元力集中≫ ≪元力招来≫ ≪元力増幅≫ ≪元力耐性≫ ≪元力倍加≫ ≪元力付与≫ ≪元力矢≫
<祈念>
≪萎縮≫ ≪警報≫ ≪解毒≫ ≪聖歌≫ ≪聖鎧≫ ≪聖言≫ ≪聖護≫ ≪聖光≫ ≪聖盾≫ ≪聖食≫ ≪聖心≫ ≪聖誓≫ ≪聖壁≫ ≪聖癒≫ ≪熱狂≫ ≪病魔克服≫
<言霊>
≪悪魔の囁き≫ ≪入れかえ≫ ≪現か夢か≫ ≪霞の旋律≫ ≪鏡像≫ ≪虚心≫ ≪獣操り≫ ≪幻像≫ ≪幻矢≫ ≪心に霞をかける≫ ≪言の業≫ ≪死の呪言≫ ≪人心操作≫ ≪道化の呪い≫ ≪人形使い≫
<魔術>
≪過重≫ ≪加速≫ ≪空中歩行≫ ≪蜘蛛巣≫ ≪障壁≫ ≪炎の手≫ ≪魔球≫ ≪魔盾≫ ≪魔弾≫ ≪魔肺≫ ≪魔力感知≫ ≪魔力消去≫ ≪雷撃≫ ≪煉獄≫
<秘儀魔法>
≪悪魔≫ ≪隠者≫ ≪火炎≫ ≪愚者≫ ≪恋人≫ ≪剛毅≫ ≪皇帝≫ ≪古代儀式≫ ≪司祭≫ ≪死神≫ ≪女帝≫ ≪水雲≫ ≪正義≫ ≪節制≫ ≪戦車≫ ≪審判≫ ≪月≫ ≪塔≫ ≪星≫ ≪魔術師≫

 多分上記はエラッタによって修正されると思う。かなり訳解らん。

 なお、上記に因果律により追加された特技を含んでいない理由は、 それらの特技は、因果律が無ければ使用できないからである。なんでもかんでも取れるわけじゃない。

呪い
 祝福で得た特技に「代償:R」が追加される。 元々代償が「R」の場合「代償:R2」になる。

備考
 あなたは、表紙に唇の付いた奇妙な本を持っている。 この本、内容は素晴らしく、研究の教本としても非常に優秀だが、気味の悪い事に、 唇が喋るのである。あなたがどの様にしてこの本を入手したかは、LoG P227 を参照の事。 長いんで。

 覚えておくべき事は、この本の元の持ち主の名前。あなたは既にこの本と、初期段階の契約をしてしまっている事。 そして、この本を捨てる事が出来ないの3点である。

Land of the Guilty P.226,227


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ▲魔鎧フォルメン  ▲不倶戴天  ▲禁断の知識  ■悲しき恋のさだめ  ▼古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


悲しき恋のさだめ

祝福
 シーンプレイヤーのとき、一回だけ判定のダイスに+1と、 クリティカル値に+3する事が出来る。これは、判定に対して有効で、 一回のダイスロールのみに適用される。ただしその行動は、 あなたが“愛する者のための行動”でなければならない。

 直接的でも、間接的でもいい。あなたが愛する者を助けたかどうかは、最終的にGMが判断する。

呪い
 祝福の効果を使用したのち、あなたに配られている鎖がすべて逆位置になる。 「代償:R」は支払った後、残りの正位置、或いは裏向けを逆位置にする。 ただし、これは「代償:R3」ではない。逆位置にする鎖が一枚も無いからといって、 祝福の効果が使用できないわけではない。

 また、いかなる理由があっても、あなたが、あなたの愛する人物から愛される事は無いだろう。

備考
 あなたはある一人の人物を愛している。しかし、あなたが、彼(彼女)の心の中に入る隙間は無い。 すでに、その人物に心に決めた人がいるのか、それとも社会的なものか…  だが、それでもあなたの愛は深まる一方である。あきらめる事は、決して出来ない。 逃亡者の頭上に、王冠は輝かないのだから…

 あなたが愛を誓う相手は、NPCが望ましいが、GMが望むのであれば、PCでも構わない。 PCを愛するのであれば、対象となるPCの担当PLに許可をもらう事。 また、対象となったPCは、そう簡単に愛情を示さない事を、よくよく理解しておく事。

Land of the Guilty P.234,235


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ▲魔鎧フォルメン  ▲不倶戴天  ▲禁断の知識  ▲悲しき恋のさだめ  ■古ぼけた仮面  ▼放浪の詩


古ぼけた仮面

祝福
 一つの古ぼけた仮面を所持している。 あなたは、この仮面をつけている間、どのような犯罪を行ったとしても罪に問われる事は無い。 また、この仮面の能力によって、いつでも望むときに<隠密>の判定ダイスを+2できる。

呪い
 呪いは三種類ある。


 2番目が解りにくいと思うので、補足しておく。通常、[登場判定]の際、 そのシーンに自分が因縁を持つキャラが登場していれば、振るダイスを増やす事が出来る。 が、あなたが登場しているシーンで、あなたに因縁を持っているPC“A”が[登場判定]を試みても、 ダイスはいつも通り、1個だけとなる。

 無論、そのシーンに登場しているキャラのうち、Aが因縁を持っている者が他にいたり、特技が使用できる状況ならば、 1個だけではないが、いずれにせよ、あなたの因縁で[登場判定]のダイスを増やす事は出来ない。

 ちなみに、あなた自身には何の影響も無いので安心するように。

備考
 あなたは気が付いていないことだが、この仮面、かなりのいわく付である。 LoG P.251 の前半部分にある、あなたが始めてこの仮面をつけたときの話を読んでもらいたい。 そこで、あなたは親友を亡くしている。何故か?  読んでいればすぐに予想がつくと思うが、あなたが殺したからである。 だが、あなたはこれを思い出すことが出来ない。

 ゆえに、あなたはこの仮面を常に身に付けている。親友が死んだときの記憶を取り戻すために。

Land of the Guilty P.250,251


友の絆  ▲河の護り手  ▲失われた怒り  ▲友との決別  ▲鱗の人  ▲幸運のお守り  ▲封印の瓶  ▲歌う小箱  ▲名もなき母の加護  ▲鋼のしもべ  ▲愚か者の財布  ▲涙鏡の瞳  ▲許されぬ愛  ▲巨人の力帯  ▲異種族の親  ▲魔鎧フォルメン  ▲不倶戴天  ▲禁断の知識  ▲悲しき恋のさだめ  ▲古ぼけた仮面  ■放浪の詩


放浪の詩

祝福
 特技≪放浪の詩≫を取得している。≪放浪の詩≫のデータに関しては、 LoG P.251 の中段右RoG 2 P.119を参照のこと。なお、回避などとなっているのは、 特技の組み合わせのさい、回避以外にも組合せる事が出来るということである。 例えば、≪放浪の詩≫≪霧散≫など。ただし≪放浪の詩≫≪霧散≫≪見切り≫は、 特技の判定が異なるため当然出来ない。

呪い
 シーンプレイヤーから“同行者”に指定してもらうことが出来ない。 N◎VAになれている人には、チームが組めない、と言った方が解りやすいか。 要するに、[登場判定]は自力の【希望】で頑張ろう。と言う事だ。

備考
 あなたは、ウェントスのアルカナを持っていなければならない。

 さて、あなたは昔、かの有名な詩人である“ランベルト・グリエルス”から直々に詩を学んだ。 命を落としかけたあなたは、彼に助けられ、傷が癒えるまでの間、彼から詩や楽器の弾き方を学んだのである。

 別れの前夜。彼はあなたに彼の過去を話した。伝説を探している途中に、呪いの詩を覚えてしまい、 その呪いの為に永遠に詩を集めつづけなければならなくなってしまった事を。 そして別れの際に、人の名前を入れる部分の欠けた詩を渡される。

「旅を続けるのであれば、ここに君の名前を入れて歌うといい」

 彼と別れた後、あなたは自分の名前を入れて、その詩を歌ったのである。 それが、≪放浪の詩≫である。

Land of the Guilty P.260,261