刻印
∵戦鬼∵
因果律
(C)
弐
〇
〇
壱
年
▼
G
R
T
▲
無
断
転
載
禁
止
聖剣ペナンス
数多の英雄がそれを手にし、数多の栄光を与え、数多の死を運んだ剣。
すなわち、聖剣ペナンスに関する因果律である。ペナンスに関する詳しい記述は、
BoA 2 224 及び RoG P.20 , 21 を参照。
- 聖剣ペナンス GM向け:P268
-
■聖剣ペナンス
▼不断髪の誓い
▼ペナンスとの邂逅
聖剣ペナンス
- 祝福
-
聖剣ペナンスを所持している。ただし、ペナンスはあなたを正式な主人としては、
まだ認めてはいないため、その力を抑えている。
始めのうちは、≪対魔法防御≫を取得している魔器として扱う事。
ペナンスの形状は剣とは限らない。白兵で使用する武器の中から一つを、
GMと相談のうえ決定する事。槍でも盾でもアイアンクローでも構わない。
- 呪い
-
現在の地位がどうであれ、ペナンスを持つ以上、あなたは英雄として振舞わなければならない。
英雄たる者として、しかるべき行動をとらなかった場合、ペナンスから罰が下る。
また、ペナンスは数多くの血を吸ってきた剣である。
この剣を手にした時点で、あなたは多くの怨念とともに、
死の運命を手に入れてしまっている。
- 備考
-
ペナンスが真の力を発揮するまで、この剣は単なる装備品である。
また、ペナンスにはここにある呪いの他にも、数多くの呪いが隠されている。
が、この呪いに関しては、物語の中で開かされることであるため、ここでは述べない。
なお、余談だがペナンスの共感の高さは、これまで彼を使用してきた全ての英雄を、
因縁として取得しているためである。47人目である、この因果律を取得した者が死亡し、
新たな所有者が生まれた時。かつ、物語がまだ続くのであれば、ペナンスの共感を2増やしておく事。
もちろん、ペナンスの記憶に刻まれるためには、クリアしなければならない一つの条件がある。
それは、ペナンスの真の力を解放することである。
Land of the Guilty P.78,79
▲聖剣ペナンス
■不断髪の誓い
▼ペナンスとの邂逅
不断髪の誓い
- 祝福
-
【HP】が0以下になり昏倒した場合、【体格】×2ラウンド後まで、
止めを刺されない限り死なない。また、【HP】が−20になるまで死亡しない。
通常の人間よりも、倍ほど死に対して強くなる、と考えればわかりやすいだろう。
参考までに。通常、【HP】が0以下になり[昏倒]すると、<手当>や回復などの処置をされない限り、
【体格】ラウンド後に死亡し、【HP】が−10になると、[昏倒]すらせず死亡となる。
詳しくは BoA P.86 を参照。
- 呪い
-
[気絶]から、自力で回復するための<自我>判定に、ダイスが−2される。
また、あなたの立てた誓いを、不可抗力であっても破ってしまった場合、
それ相応の悲劇が、あなたに降りかかる。
- 備考
-
あなたの髪は、誰よりも美しい金髪である。
また、あなた自身はアイルハルト王に憧れを抱いており、
特に彼のスヴァンヒルデに対する誓いに強い感銘を受けている。
そして、今、あなたはアイルハルトが、スヴァンヒルデに行ったのと同じように、
ある誓いを行ったところである。内容はGMや対象PCのPLと相談する事。
「●●に××するまで、この髪を切らない」
と言うような形式にすれば、決めやすいだろう。キャラ紙の因果律の所か、
キャラ設定の辺りに、その誓いの内容を写しておくと解り易くて良いだろう。
Land of the Guilty P.144,145
▲聖剣ペナンス
▲不断髪の誓い
■ペナンスとの邂逅
ペナンスとの邂逅
- 祝福
-
ディアボルスの全[特技]から一つを、そのアクト中に登場しているキャラ一人に対して、
習得させる事が出来る。LV型の[特技]は1LVとなる。ただし、経験点による成長は出来ない。
対象がどのような武器、防具を装備していたとしても、
習得させた[特技]の効果を得る事が出来る。
なお、当然のことながら、この習得させた技能はそのアクト中でしか使用できない。
紙にでも書いて、対象となるキャラを操るPL(GM)に渡すと良いだろう。
- 呪い
-
[特技]の代償に「D3」が追加される。元々代償にDがある場合は、
追加する事。なお、代償を受けるのはあなたである。[特技]を与えた相手が、
その[特技]の判定に成功するたびに、あなたは代償を支払う事。
- 備考
-
あなたは、聖剣ペナンスを持つに相応しい人物を探し、
そして、その人物の力となる旅を続けている。
今まで多くの、ペナンスの継承者「かもしれない」人物の力となったが、
真の継承者は未だ現れなかった。
誤解の無いように釘をさしておくが、[特技]を習得させる事が出来る対象は、
自分以外の誰かである。あなたがこの因果律によって直接受ける恩恵は、何一つとしてない。
Land of the Guilty P.216,217