刻印
∵戦鬼∵
因果律
(C)
弐
〇
〇
壱
年
▼
G
R
T
▲
無
断
転
載
禁
止
銀兜の騎士と白鳥人
白鳥人と、彼女等のもたらした優秀な武器を所有する因果律が、このカテゴリに分類される。
このカテゴリに強く絡んでいるのは、白鳥人を妻とした、“銀兜の騎士”
オルトヴィーンであることを覚えておくと良いだろう。
- 銀兜の騎士と白鳥人 GM向け:P269 , P270
-
■背を向けた白鳥
▼貴腐の子
▼オルトヴィーンの剣
▼オルトヴィーンの盾
▼天駆ける履
▼カルカの乗り手
背を向けた白鳥
- 祝福
-
本来はNPC(と言うか殺戮者)用である、ヴァルフェーを、
PCとして使用できるようになる。
無論、フルキフェルのアルカナを持ち、種族を白鳥人にする事。
ただし、ヴァルフェーには女性しか存在しないため、性別は固定される。
[特技]などのデータに関しては、LoG P.42〜45 を参照。
- 呪い
-
他のヴァルフェーから、裏切り者として扱われ、
人間からは、アーグリフの使わした悪魔だと扱われる。
かなり肩身の狭い思いをする事になるだろう。
- 備考
-
あなたは白鳥人と呼ばれる、特殊な種族である。
白鳥人は元々、魔人アーグリフに仕える種族で、女性しか存在しない。
彼女等がなぜアーグリフの居城に住まうのかは、不明であるが、一つだけはっきりしている事がある。
それは、英雄とたたえられる人物に死をもたらし、その者の魂を、アーグリフの騎士とする事である。
アーグリフが何故そのような騎士を集めるのかもまた、不明である。
なお、あなたはアーグリフの居城“亡霊戦士の城”のことを、ほとんど覚えていない。
Land of the Guilty P.70,71
▲背を向けた白鳥
■貴腐の子
▼オルトヴィーンの剣
▼オルトヴィーンの盾
▼天駆ける履
▼カルカの乗り手
貴腐の子
- 祝福
-
特技≪練達≫を使用できる。≪練達≫のデータに関しては、
LoG P.101 中段右RoG 2 P.119を参照。説明文が解りにくいと思うので補足しておくが、
受動行動とは、防御行動を指し、能動行動とは、攻撃を指す。
ようするに、殴るときにしかこの恩恵は受けられないので注意。
- 呪い
-
病“エーデエルフォイレ”にかかっている。
【HP】の最大値を−4すること。なお、減少する物は【HP】であって、
【体格】ではないことに注意。
- 備考
-
エーデルフォイレは、ビンケン城伯の家系にしか発病しない、特殊な病気である。
あなたの髪と瞳薄い黄緑色をしている。 …あろう事か、血の色までも…
この病は先天的なもので、正確には一族にかけられた呪いなのだが、
病を治すためには強者と戦い、彼を倒さねばならない。
あなたの一族はこうする事で、生き延びてきた。
エーデルフォイレの病気を持つ者が、決して触れてはいけないものが一つある。
あなたの指が触れた白ブドウは、高値で取引されるほど出来の良い貴腐ワインとなるが、
あなた自身は熱病で死亡してしまう。軽々しく白ブドウに手を伸ばさない事。
また、欲に狩られたペネレイアの教皇により、無数の密偵があなたに向かい飛ばされている。
捕獲されないよう、十分に気をつけること。もし、教皇につかまれば、
あなたは命の続く限り、白ブドウに触る事を強制されるだろう。
Land of the Guilty P.100,101
▲背を向けた白鳥
▲貴腐の子
■オルトヴィーンの剣
▼オルトヴィーンの盾
▼天駆ける履
▼カルカの乗り手
オルトヴィーンの剣
- 祝福
-
“不破の盾レヒテ”を所持している。
レヒテのデータに関しては
LoG P153 下段RoG 2 P.120を参照。
なお、LoG P.153 のイラストでは剣の形をしているが、これはそう言う盾である。
誤植ではない。
- 呪い
-
この剣が、“不破の盾レヒテ”である事を喋ってはならない。
また、この剣は攻撃をする時に鞘から抜く事が出来ない。
つまり、S+12は、使用する事が無いデータである。
攻撃時にダイス−1も注意。
- 備考
-
“不破の盾レヒテ”は本来、“名剣リンケ”と対になる武器で、
もともとの所有者はオルトヴィーン… “銀兜の騎士”オルトヴィーンである。
オルトヴィーンの所持した、この奇妙な剣は詞や物語にもなっており、
ちょっと詳しい者であれば、あなたの剣を“名剣リンケ”と見破るかもしれない。
この剣が、盾であることを知る者は、おそらく所有者である、あなたぐらいの者であろう。
ちなみに、この剣は“オルトヴィーンの剣”の因果律を持つ者専用。
Land of the Guilty P.152,153
▲背を向けた白鳥
▲貴腐の子
▲オルトヴィーンの剣
■オルトヴィーンの盾
▼天駆ける履
▼カルカの乗り手
オルトヴィーンの盾
- 祝福
-
“名剣リンケ”を所持している。
リンケのデータに関しては
LoG P173 下段RoG 2 P.121を参照。
なお、LoG P.173 のイラストでは盾の形をしているが、これはそう言う剣である。
誤植ではない。
- 呪い
-
この盾が、“名剣リンケ”である事を喋ってはならない。
また、この盾で[受け]た時に、ダイスが−1されてしまうことにも注意。
- 備考
-
“名剣リンケ”は本来、“不破の盾レヒテ”と対になる武器である。
まぁ、詳しくは上の“オルトヴィーンの剣”を見てもらうとしよう。
この盾もまた、ちょっと詳しい者であれば、“不破の盾レヒテ”と見破るかもしれない。
この盾が、剣であることを知る者は、レヒテ同様に所有者である、あなたぐらいであろう。
ちなみにこのセットは、元々白鳥人によりオルトヴィーンにもたらされた物である。
白鳥人の名前は“はぐれヴァルフェー”ヘルツェヒルデであることも、覚えておくと良いだろう。
また、この盾はミンネゼンガー公国に模造品があり、そっちの方が立派である。
なお、この盾もまた“オルトヴィーンの盾”の因果律を持つ者専用である。
Land of the Guilty P.172,173
▲背を向けた白鳥
▲貴腐の子
▲オルトヴィーンの剣
▲オルトヴィーンの盾
■天駆ける履
▼カルカの乗り手
天駆ける履
- 祝福
-
天駆ける履を所持している。
装備する事で、短時間だが、2mほどの高さに浮く事ができる。
戦闘時に浮く場合はマイナーアクション扱いとなり、降りるときも同様である。
そして、浮いている場合<運動>の判定に、ダイス+1される。
天駆ける靴のデータは RoG 2 P.121 を参照
- 呪い
-
飛行中にファンブルした場合、2mの高さから即座に落下する。
詳しくは RoG 2 P.121 の天駆ける靴を参照。
また、[落下]の処理に関しては
BoA P.87 BoA 2 P.1を参照。
LoG の方に詳しく書かれていないので補足しておくが、
<運動>判定によるダメージ軽減は当然行われる。
ただし、この<運動>の場合、祝福によるダイス+1を認めるかどうかは、意見が分かれるだろう。
Sigil では、[落下]であって飛行状態ではないので、祝福の効果は却下する事を推奨したい。
- 備考
-
あなたは、これまで幾度と無く羽飾りのついた靴を見てきた。
始めのうちは、特に欲しいとも感じなかったのだが、次第に手にしたい欲求に狩られるようになり、
世界中を旅し、命をかけてこの“天駆ける履”を手に入れたのである。
そう、この履はあなたにとって、一生の宝物なのだ。
Land of the Guilty P.196,197
▲背を向けた白鳥
▲貴腐の子
▲オルトヴィーンの剣
▲オルトヴィーンの盾
▲天駆ける履
■カルカの乗り手
カルカの乗り手
- 祝福
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<騎乗>の判定のダイスが+2。戦場での移動の際の【希望】にダイスが+1される。
そして、“怪馬カルカ”を連れている。
カルカのデータは LoG P.203 下段RoG 2 P.122を参照。
カルカは人語を話すことは出来ないが、理解するだけの知能を持っている。
また、この因果律を持つ者は、カルカをファミリアにする事も可能である。
当然、≪盟友≫レベルの条件をクリアしなければならない。
- 呪い
-
カルカ以外の動物に騎乗する事ができない。
- 備考
-
カルカとは、元々水怪(水の精霊の一種)でザイフリートと呼ばれた騎士により捕まえられた、
10本もの後脚を持つ馬である。ザイフリートに捕らえられた後、カルカは彼の愛馬となるが、
彼が死亡してからは亡霊となり、たびたび戦場にその姿をあらわしている。
そのカルカをあなたは連れているのである。
カルカは何らかの運命を帯びており、あなたをその運命の元に導こうとするだろう。
Land of the Guilty P.202,203