刻印
∵戦鬼∵
因果律
(C)
弐
〇
〇
壱
年
▼
G
R
T
▲
無
断
転
載
禁
止
魔神ペルモー
ペルモーの計画に関わっている因果律がここに分類されている。
これらの因果律を取得した者は、旅のあちこちでペルモーの影を見る事だろう。
- 魔神ペルモー GM向け:P281 〜 P283
-
■膏薬の呪い
▼聖血を受けし者
▼ヴァルタニクスの矢
▼出る事の無い杭
▼沈黙の守護者
▼司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
膏薬の呪い
- 祝福
-
1アクトに一回、クリンナップフェイズに4D10【HP】を回復する事ができる。
例え、あなたが昏倒状態であったとしても、この祝福を使用する事ができる。
- 呪い
-
異性と肌が触れた瞬間に、両者共に1D10の実ダメージを受ける。
[奇跡]以外で、このダメージを軽減する事は出来ない。
- 備考
-
あなたは昔、瀕死の状態にあった時に、エリクトーと言う女性に助けられている。
そのとき使われた軟膏の副作用で、異性と肌を触れると、強烈な痛みをお互いが持つようになってしまった。
Land of the Guilty P.72,73
▲膏薬の呪い
■聖血を受けし者
▼ヴァルタニクスの矢
▼出る事の無い杭
▼沈黙の守護者
▼司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
聖血を受けし者
- 祝福
-
【HP】に実ダメージを受けた際、1D10だけ軽減する事ができる。
ただし、[特技]の代償や、「[奇跡]以外では軽減できない」と書かれているものに関しては、
祝福によって軽減する事は出来ない。
また、この因果律を持つ者からダメージを受けた際には、
この祝福を適用する事が出来ない。
- 呪い
-
祝福によってダメージを軽減した場合、
「代償:R」を支払う事。
- 備考
-
[特技]欄の下のほうにでも、以下のように書いておけば解りやすいだろう。
名前:聖血 技能:なし 判定値:なし 条件:因果律 対象:自身 代償:R 備考:1D10ダメージ軽減
「条件:因果律」は、因果律専用である事を示すためで、深い意味は無い。
また、備考も各人で解りやすいように編集してもらいたい。
かつてあなたは、マーテルの聖血を口に含んだ、或いは傷口に流し込んだ事がある。
儀式だったのかもしれない。が、それ以来、あなたの体にはマーテルと同じ血が、
聖血が流れるようになってしまった。
聖血には二種類ある。剣などの物理的なものから身を守ってくれる、真紅の血と、
魔法から身を守ってくれる、黄金の血だ。PLが望むのならば、どちらか片方でも構わない。
Land of the Guilty P.86,87
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
■ヴァルタニクスの矢
▼出る事の無い杭
▼沈黙の守護者
▼司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
ヴァルタニクスの矢
- 祝福
-
ヴァルタニクスの矢を、一本だけ所持している。
ヴァルタニクスの矢のデータは、
LoG P.91 下段RoG 2 P.120を参照。
一本しかないので、当然1アクトに一回しか使用できない。
- 呪い
-
ヴァルタニクスの矢を使用した際に、【DP】にダメージを受けていた場合、
【DP】のダメージと同値の実ダメージを受ける。
このダメージは、[奇跡]以外では軽減する事が出来ない。
- 備考
-
ヴァルタニクスの矢は、処刑者ケインがマーテルを処刑する際に用いた矢で、
現在は真教の倉庫や、権威ある人物達によって、7本のうち5本が厳重に保管されている。
行方不明の2本なのか、真教のあるお方から授かった者かはGMと相談して設定する事。
Land of the Guilty P.90,91
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
▲ヴァルタニクスの矢
■出る事の無い杭
▼沈黙の守護者
▼司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
出る事の無い杭
- 祝福
-
<祈念>の判定に、ダイス+1の修正を得る。
- 呪い
-
とても謙虚である。ので、大切なチャンスを見過ごしてしまうかもしれない。
また、その謙虚さ、純真さゆえに、嘘を見破るための<交渉>や<自我>、
或いは[特技]の判定に、ダイス−1の修正を受ける。
- 備考
-
マーテルが推奨される因果律。
謙虚である。自己主張もあまりしない。だが、決して実力が無いわけではない。
むしろ、一般人など足元に及ばないほどだ。でも、謙虚である。
Land of the Guilty P.112,113
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
▲ヴァルタニクスの矢
▲出る事の無い杭
■沈黙の守護者
▼司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
沈黙の守護者
- 祝福
-
アルカナに関係なく、マーテルの全特技から一つを、そのアクトの間だけ使用できる。
LV型特技を習得した場合、LVは1LVとなるが、経験点を消費してこれを成長させる事は出来ない。
また、あなたは“聖グラディウシア騎士団”の一員である。
- 呪い
-
祝福で得た特技に「代償:H2」が追加される。
また、聖グラディウシア騎士団の一員である事を、他人に喋ってはならない。
もし、信用の置けない人物に聞かれた場合、その人物を殺す事。
- 備考
-
聖グラディウシア騎士団とは、腐りきった旧派真教に疑問をもち、
影から異端の監視を行う、陰の騎士団である。公的には認められていない存在であるが、
その影におびえる司祭は多い。
聖グラディウシア騎士団の詳細に関しては、LoG P.143 下段を参照。
Land of the Guilty P.142,143
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
▲ヴァルタニクスの矢
▲出る事の無い杭
▲沈黙の守護者
■司祭への憧れ
▼変化の術
▼裏切り
司祭への憧れ
- 祝福
-
自分以外で誰か一人の、聖痕の開放時に起こる【DP】の回復の為に振るダイスを、
さらに1つ増やす事ができる。その人物の経験点は、この効果では減少しない。
だれのダイスを増やすかは、聖痕の開放時に決定する事。
なお、この効果は[奇跡]などによって対象の拡大や打消しは出来ない。
- 呪い
-
祝福を使用した場合、あなたの【DP】回復ロールのダイスが1つ減る。
- 備考
-
ステラ専用で、さらにマーテルを持つ事が推奨される因果律。
そもそも、あなたが司祭を志したのは、アルベーロの亡骸を、
魔神アーグリフから奪い返してきた、司祭エンゲルベルトの物語に憧れたからである。
英雄との出会いを、あなたは望んでいるのだ。
ちなみに、アルベーロはアイルハルトの祖父。
Land of the Guilty P.194,195
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
▲ヴァルタニクスの矢
▲出る事の無い杭
▲沈黙の守護者
▲司祭への憧れ
■変化の術
▼裏切り
変化の術
- 祝福
-
“変化の術”を習得している。
自分か、術をかけられることを望む者一人を、
望むままの姿に、1シーンの間変える事ができる。
変化している間、その人物は、変装の為の<隠密>に、
ダイス+1とクリティカル+5の修正を得る。
武器、防具などは、使用する事は出来ないが、服などに変化するため、
術が切れれば使用が可能になる。
なお、この術を使用するためには、あなたと対象(あなた自身なら、あなただけ)が、
1シーンの間、舞台裏で儀式を行わなければならない。特に判定は無い。
- 呪い
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変化の術をかけるための儀式が終了した時に、【DP】に5点のダメージを受ける。
- 備考
-
変化の術は魔法の一種ではあるが、現存するどの魔法とも異なる魔法である。
使い方次第では、人を不幸にも、幸せにもする事ができるだろう。
Land of the Guilty P.204,205
▲膏薬の呪い
▲聖血を受けし者
▲ヴァルタニクスの矢
▲出る事の無い杭
▲沈黙の守護者
▲司祭への憧れ
▲変化の術
■裏切り
裏切り
- 祝福
-
1シーンに一回、誰かの変わりに攻撃の対称になる事ができる。
ただし、身代わりになる対象は【AP】×2… つまり、
全力移動の範囲内にいなければならない。むろん、その後かばった対象とエンゲージする。
防御行動として取れる行動は、[受け]のみになる。
[行動済]でもこの祝福を使用する事は可能である。また、
範囲攻撃などで、元々あなたもその攻撃に巻き込まれていた場合、
あなたは、二回ダメージを受ける事になる。
誤解の無いように補足しておくが、攻撃の対象になるのである。
例え[受け]不可の攻撃であったとしても、身代わりになる事は可能である。
あなたが、防御行動を取れないだけだ。
- 呪い
-
祝福の効果により、他人の身代わりになった場合、
例えクリティカルで受けきったとしても、1D10の実ダメージを追加で受ける。
- 備考
-
身代わりになったとしても、それに気づかれる事は無い。
あなたは、その昔裏切った事がある。
何を裏切ったのかは、PLが決める事。ただ、その裏切りによって、地位も名誉も財産も手に入れた。
しかし、裏切りによって手に入れた状況は、いつか他の者の裏切りによって、奪われるのではないか?
と言う疑心暗鬼に捕らわれた。
だから、司祭に相談を持ちかけた。少しでも心を軽くするために。
司祭の言葉はこうだった。“罪を犯したのであれば、償えばいい”
その勧めに従い、あなたは旅を続けている。裏切りの贖罪を果たすために。
Land of the Guilty P.222,223