シーン19:マーテル(正位置)

GM
“愛”は強し。“愛”はとっても強し。その“愛”ゆえにぃ!  レン、エミリエル、レオンは… 捕虜,捕虜,捕虜(笑)
ゲオルグ
あれ? なんか、端折られてる気が…
GM
端折りました*1
レン
こ、この状況をどう打破せいと…
GM
うむ。捕虜ってゆうか、三人ともすっごい良い扱いを受けてるな。 人間らしい食事と、リーフェイさんの手料理が食卓に並べられる。
「リーフェイ」
「久しぶりだねぇ、こうやって食事するのも。あぁ、お客さんもどうぞどうぞ」
レオン
こ、コロっとかわったな…
「リーフェイ」
「ナニ…? 食べれないって言うの…?」
レオン
いや、食べますけどね。そういや、オラシオンは?
「オラシオン」(six)
「いや、なんて言うかですね。こう食べられる時に食べておかないと、 いざって戦えないっすからね。ぐびぐびぐび… ぷは〜
も、何のかんの言って人間ってダメなの。俺わかる。もう、人運びたくないわけよ」
レオン
「俺だって、馬運びたくね〜…」
「リーフェイ」
「あの時は首なんかしめてごめんね」
レン
「いや、ごめんねじゃなくてさぁ」
「リーフェイ」
「やっぱりね、私気づいたの。私があなたいないとダメって。もう、一人で寂しい思いなんかさせないから。 ほら、お友達二人もうなずいてるじゃない」
いや、全然。
レオン
そう言えば、ポークとルシは?
GM
居ないよ。
レオン
やっぱりな。あいつらはやっぱり来ないんだな。
「リーフェイ」
「何か、気になることでも有りましたか?」
レオン
「あぁ、いえ。別に」
レン
「気になることばっかりじゃ」
「リーフェイ」
「そう。じゃぁ、どこから話せばいいのかしら?」
エミリエル
「ここはどこなんでしょうか…」
「リーフェイ」
「やっぱりね。人間の性格は悪いけど、技術は素晴らしいわよね。 やっぱり、燃える家と、燃えない家ってのは違うわよねぇ。くすくすくす」
レン
「で、ねえさん。ここはどこ?」
「リーフェイ」
「エルフ・クロイツェシュタットよ。そこのちょっといけ好かない偉いさんをぶちのめして、 この家を譲り受けたって訳。他に聞きたい事は?」
にこにこにこ。
エミリエル
「で、あんた誰? 凄く基本的な質問で悪いんだけど」
「リーフェイ」
「姉のフー・リーフェイって言います」
エミリエル
「我々の他に人間は?」
「リーフェイ」
「居ないわ。後は外に居る豚さんたちぐらい」
GM
外を見ると、豚さんのやりに頭だけが団子のように串刺しになってる。[悪徳]です。
レン
「で? 姉さんはこれからどうしたいわけ?」
「リーフェイ」
「そうね、あなたと一緒に暮らせればそれで良いかな。でもね、その前にやっておかなきゃならない事が有るの。 もうすぐしたらね、私たちの本隊が着くからそれと合流して、目障りなガイリング二世を退治しに行くわ。 あの男さえ始末すれば、この辺りは我々オークの物よっ!」
レン
ほ、本隊!?
エミリエル
「で、我々にどうしろと」
「リーフェイ」
「お友達なら、手伝ってくれるよね? そ…」
レン
「私が協力しなかったら?」
「リーフェイ」
「えぇ?」
ゲオルグ
おぉ。黒くて青いオーラがGMから…
「リーフェイ」
「まぁいいわ。そのうち考えも変わるだろうから」
レン
「変わんないわよ」
「リーフェイ」
「そうだ! ここはあれよね。私たち二人の新しい生活のために、手柄を立てましょうか。 うん、そうよね。それがいい。じゃぁ、明日。明日出発するから」
レン
「どこによ…」
「リーフェイ」
「ドラッヘンブルクを、私たちだけで落とすわ。大丈夫。貴女と私なら大丈夫」
レン
だ、ダメだ… 姉さんはこの5年で頭が沸いてしまったらしい…
 近しい友人がPLのアクトであれば、そのPLの性格と行動パターンをある程度把握しておきましょう(続く)
*1端折った
 いや、個人的にかなりアリな端折り方だと思うんだけどどうだろ?  フィーナ屠殺で痛感した事を実践してみた。なんとなく、 RoG に書かれているシーンの概念が解った気がする。
***編集後記
 なんだか、ミザリィばりばりのシーンですなぁ(笑)

 いいですよ、このサイコっぷり。人の話を聞かないところなんか、もうサイコー。 鬱になるほど最高だぜ!