シーン3:フィニス(正位置)

GM
え〜… で… どうしようかな、自分。実はさ、何も思いつけへんかってんやんか。
エミリエル
おっけい(笑)
GM
とりあえず、リザベートのところに。
「最近ひまそうだね」
エミリエル
「… … … …それなりに」
「リザベート」
「どうかな。このさい、その暇を満喫してこない?」
エミリエル
「は、はい?」
「リザベート」
「あのね。知ってると思うんだけど、ケルバーってブレダ王国に物凄く近いんだよね。 で、ケルバーはブレダ王国の前身、ハウトリンゲン公国から独立したわけ。 つまり、もし独立してなかったら、今ごろはブレダ王国の一部なんだよね。 ブレダ王国は元の領地を取り返すノリで、この町を狙ってるわけ…  というわけで、ブレダ王国が攻めて来る気配が無いか、様子見てきて欲しいんだけど」
エミリエル
「み、密偵ですか… まぁ、暇ですから別にいいですけどね」
「リザベート」
「それじゃ、お願いね」
エミリエル
「はい。行ってきま〜す」
「リザベート」
「あぁ。ちょっとまって」
エミリエル
「はい?」
「リザベート」
「ガーニチャー*1っていつ返してくれるの?」(笑)
エミリエル
「へ? くれたんじゃなかったの?」
「リザベート」
「いや、貸してるだけだってば」(笑)
 が、人と人のつながりを考える前に、行わなくては成らない作業があります(続く)
*1ガーニチャー
 因果律持ち。Da!! のアクトで手に入れた。俺としては渡され方に非常に不満をもつのだが…

 こいつをアクトの結果渡すのであれば、ガーニチャーを中心にしたシナリオを組んで、 PCがリザベートに切に要求した時以外は、渡すべきじゃないだろう。 そんな、アクト中にガーニチャーの“ガの字”も出てこないシナリオのエンディングで、 褒美として渡すような安い物では…

 PLの方にも重要さが伝わらんよ… 因果律関係は本当に慎重にね。
***編集後記
 情けない話で、エミリエルの導入だけタイムリミットに間に合わなかった…  PLの性格とPCの性格を検討していて、どうもしっくり来る物が無かった。

 うーん…
 まぁ、ガーニチャーに対するリザベートの対応はお約束。