シーン10:オービス(正位置)

GM
えーと、リィナさんのシーンということは、村人がずんずん進んでいる所を尾行してるって言う感じですね。

 ではリィナさん。<知覚>をお願いします。
リィナ
はい(いっころ)成功しました。
GM
では、森に入って30分もしないうちから、10頭以上の狼があなたと同じく村人達を尾行しています。
リィナ
じゃぁ… 構えていようか。身の危険もあるし。
GM
では、群のなかでもひときわ体の大きくて、片牙が極端に長く、 もう片方の牙が折れた狼があなたに近づいてきてこう告げます。
「何をしに来た…」
リィナ
「… この森は狙われてますよ」
「狼」
「見れば解る。そこに馬鹿どもが入ってきた」
リィナ
「それとは別に14年前の…」
「狼」
「あの腐れ外道共か!」
リィナ
「…お静かに… 私としては、無益な殺戮は起こって欲しくありません」
「狼」
「無益か… だがあの村人たちはこの森を脅かしに来た物だ。これ以上深入りするならば無傷で返す訳にはいかん。 一言、忠告してきてやってはくれないか。我々が姿をあらわせば、それだけで戦いになる」
リィナ
「忠告…ですか いいでしょう」
というわけで忠告しに行きます。
GM
ではニキータさんとファングさんが登場ですね。 後の茂みががさがさっと言うので見てみたら、狼ではなく彼女でした。
ファング
なら村人を押さえよう。
「どうやらレクスのようだ。敵ではない。 …しかし、レクスが何故このようなところに?」
リィナ
「あなたたちはここから先に入らない方がいい…  あなた達が自分の領域を侵犯されるのと同じように、 あなた達がここから先に進む事はこの森に住まう者への侵犯になる」
「村人」
「この森に入らなきゃ、俺たちは全員飢え死にするしかねぇ。 それに、息子を殺された奴だっている。何が侵犯だ… ふざけんな!」
ファング
「と仰っているが? どうするねレクス殿。危険なのは解るが、彼らの意思も汲んでもらいたい。 家族を殺された者の恨みはそうそう収まる物でもない。

 我々には、彼らの命を守ってやるぐらいしかできないんじゃないか?」
ニキータ
「良い人ですにゃ〜…」
ファング
「止めるという事は、この先に何があるのか知っているという事だな?  良ければ話してもらいたい。もし、村人たちに話すのがためらわれるのであれば私が代表で聞こう」
「村人」
「ちょっとまてよ。こいつは信用できるのかできないのかどっちだ?」
ファング
「それはまだ解らないが、何か知っているのは事実だろう」
「村人」
「そんなややこしい話があるか!」
とまぁ… これは収拾がつかなくなってきたのでシーンを切りましょう。
ブン大将:作曲した人忘れたよ! :    オペラだな! それもかなりマイナーだ! どっかの国のワガママ女王に振り回される不幸な軍隊のお話だ! 中々やらないのがつらいよな! バカバカしいので発見したら即 Go!!
***編集後記
 まー、そりゃ第三者がんな事いったって説得力は無いわな。 ロミオとジュリエットやってるような村人が言うんならともかく。

 あぁ、そうそう。本当は村人が口々に何か言ってましたが一つに纏めました。

 それにしても、基本的に受身だなぁこの子は。