シーン14:マーテル(逆位置)

GM
ミントさんのシーンです。

 森の中を移動中、一つの光球を見かけます。 不思議な音をさせながら飛び回るそれの大きさは、大体人間の頭ぐらいです。 光を出す光源がそこにあるわけではなくて、純粋に光の球ですね。

 その光の球がぽんぽん、と君の足元に転がってきます。
ミント
それは、拾えるんでしょうか? とりあえず触ってみますが。
GM
重さなんてものは無いみたいですね。持ち上げれば、その勢いであなたの手から離れて、 再びはねながら何処かへ飛んでいきます。

 で、その飛んでいった先に一人の少女が。11歳ぐらいかな。背中に透明な羽が生えてますね。
ミント
「…こんな所でなにやってんの?」
「???」
「遊んでたの」
ミント
「そういえば、この辺に大きなおっさんたち来なかった?」
「???」
「うん。だからお兄ちゃんが離れて遊んでなさいって」
ミント
それじゃいつもの挨拶を… ≪元力:輝≫≪元力吸収≫(コロコロ)成功。Rが…(泣)
「???」
「あ、あなたも光が上手なんだ」
ミント
「どうする? 遊ぶ?」
「???」
「うん… えーっとね…」

 と、彼女が小首を傾げるとあたりの木々から大量の光の球が姿をあらわします。

「あたしも光が上手なんだよ。…もしかして、あたしのお客さま?」
ミント
「うん」
「???」
「そうか。あたしが呼んだんだよね」
ミント
睡眠不足の原因か…
「うん。ところで呼んだって事は何か用?」
「???」
「うーんと… えーと… お兄ちゃん呼んできますね」
ぱたぱたぱた。
ミント
ぅ… えーっとぉ… 付いて行きます…
「???」
「ねぇねぇ。一ついい? そう言うのって皆持ってるのかな?」
と、あなたの服に隠れているはずの聖痕を指差します。
ミント
「いや… 極少数だと思うけど」
「???」
「そうなんだ。じゃぁ、会えてよかったね」
ミント
「ところで、ここでの生活に退屈してない? 同じような力をもったお兄さんやお姉さん。 それと、同じぐらいの年の子とかが一杯いるところがあるんだけど」
「???」
「えっ? そっか。光が一杯あるのかぁ… あ、でもお兄ちゃんが寂しがると思うなぁ…

 そうだ! お兄ちゃんも一緒に連れて行けないかな? お兄ちゃんも光を持ってるんだ」
ミント
「この力があれば問題はないと思うけど」
「???」
「そうなんだ。お兄ちゃんのはね、あたりが真っ暗になるんだよ」
ってなところでシーンを切りましょう。
レクイエム:モーツァルト:    クラシックのなかじゃこれが一番好きだな! 今まさに天国に上らんとする魂が良く現れてるぜ! モーツァルトはレクイエムを自分に歌ってしまったんだろうな! だから死んじまったんだよ! だからこそここまで解りやすいんだよな! 音漏れするぐらいの大音量で聞け!
***編集後記
 ≪元力操作≫による描写のシーン。

 さっきから、本当に書くことが無くてヒマです。 穴埋めの為に徒然と何か書かにゃならんかな、とは思うんですが。