シーン5:ステラ(正位置)

GM
次はミントさんですね。セプテントリオンのあなたの居室でいつもの夢を見ました。 目の前に光の球が浮かんでいます。そして、その光の球があなたの耳元に来てこうささやきます。

「もうすぐだよ。もうすぐ会えるね」

 と、女の子の声が聞こえて、その球体はぱちんとはじけて、そこで目が覚めます。
ミント
「…毎晩毎晩ひとの眠りを妨げるとはあの…」
GM
そう言う人か(笑)
で、ドアをノックする音があって「一時間後に訓練室に来い」とのことです。 訓練室に行くと、どうやら仕事のようですね。

「バルフの森、と言うところがあってな。そこを支配する領主の持つ騎士団はかなり好戦的で、 いつ戦争がおこってもおかしくない場所なのじゃが… あそこにはセプテントリオンから抜け出した女とその子供がいたはずでなぁ。 お前はワシの最高傑作じゃと思っとるが、ここを出て行くとなると、やはりかわりの者を見つけて来んことには組織としてはやってゆけんのだなぁ」
ミント
「なるほど。それを代わりにすれば?」
「教官」
「まぁ、取引ということだな。血筋に恵まれた子供を保護すると言う事は、これはセプテントリオンの使命でもある。 決して我々の力を増強する為だけに言う訳ではない。元力の血を引くものは、往々にして一般の世界では差別を受け、 つらい生活を送る定めじゃ。

 …まぁ、あえてその世界に飛び立とうとする物好きもいるようじゃがな…」
ミント
「じゃぁ、その子を連れてくればいいわけな」
「教官」
「ん? 噛み付かれるなよ?」
ミント
「そのくらいの楽しみが無いとね。こんな、クソ退屈な所にずっと居るよりはね…」
「教官」
「では、バルフの村に向かってくれ。こちらもそれほど詳しく状況を掴んでいる訳ではないのでな。 あとは現地で流動的に判断して動いてくれ」
ミント
「…了解」
拳児 : 原作/松田隆智 作画/藤原芳秀 :   強くなっていく少年の物語だな! 外伝の李書文の話も(・∀・)イイ!! お勧めだ!
***編集後記
 PLにセプテントリオンや元力使い、 その他諸々の世界観をもう少し説明しておくべきだったかもしれないな。

 キャラ設定の為に、自キャラが所属してる組織がどういうところかの把握ぐらいはして置くべきだなと、 今更当たり前の事に気がついてみる。