シーン6:デクストラ(逆位置)

GM
リィナさん。仕事を済ませて禿鷲の巣へと戻ってくると、来客があると伝えられます。
リィナ
「…そうですか…」
GM
で、行ってみますと、ラインザンさんが居ます。
ラインザン:
 14年前、バルフの森で起こった戦闘の際に騎士団を率いていた男。 黒いマントを羽織った、鎌ひげのやせ細った眼鏡の男らしい。リィナとの関係は、 昔の上司、というやつ。
リィナ
「あなたですか…」
「ラインザン」
「随分と出世したようだな。いや。実に心強い」
リィナ
「…何ですか?」
「ラインザン」
「ふむ。バルフの森と言うのを覚えているかね?  14年前の戦いでは、我々騎士団も随分と苦戦を強いられた。 やっと手に入れたこの森に魔物が出るそうでね… しかし… 詳細がわからん。

 どうも、残念ながら… 村のものは騎士団への信頼が薄いようでね。 独自に調べねばならんが誰を派遣しよう、と言う所で、一見騎士には見えない君の事を思い出した」
リィナ
「私に調べろと?」
「ラインザン」
「やってくれないかねぇ?

 いや、君が我々の事を良く思っていないことは解っているとも。 君が断るかもしれないと思っている。その場合は、ボイアンとベルゾイルに一部隊をもたせて派遣しよう。 彼らなら、状況判断一切を問わず、全てを切り取ってくれるだろうからな。それはそれで事態は解決する。 そう言う選択肢もあるから、無理にとは言わない」
リィナ
(無理にとはって… それはもう強制してるようなものじゃないの…)
「ラインザン」
(どうせ、断れまい。こちらが強制していることはわかるはずだからな)
「リィナ」
「…私が行きます」
「ラインザン」
「そうか、あり難い…

 一度騎士だったものはやはり、どこかで騎士なのだな…」
と、心にも無い事をつぶやいてみる。
Bill & Ted's EXCELENT adventuer : 忘れた… :      キアヌの古い映画だな! 地獄旅行の方がDVDになってるのに前作のこっちはレンタルすらないと言う迷作だ! 笑える一品なので見かけたら即 ゲットォォォ! ずざー
***編集後記
 この辺りはまだ削ってない個所が多いかな。 毎度の話ですが、シナリオの全体量からすればごっそり削っております。

 他人のGMで自分が一切参加してないセッションだと、 削る所の当たりがつけにくいので、削った量は普段に比べれば少ない方ですけども…

 今回、本来は削るような所が[対決]シーンで山のように出てきたので、 頭の線が切れかけました。

 ラウンドで動いとるから、削るに削れん。

 まぁ、PCたちの行動はそれなりにツッコミどころ満載なんで、 見つけながらほくそえんで下さい。