シーン18:ウェントス(正位置)

レオン
今私どこですかぁ〜(泣)
GM
深い霧の中ですね。で、突然「きゃぁ」という叫び声が聞こえる。
レオン
駆け寄る
GM
ルシが居る。指を刺しながら、
「あ、あ、あ、あれあれあれ」
レオン
「どうした?」
その方向を見ます。
GM
君が因縁を持つ人物が、串刺しになって死んでいる。
レオン
「またか… おまえたちに用は無いんだ、帰れ」
「ルシ」
「どこに…?」
レオン
「闇に」
「ルシ」
「俺を殺したのは、お前じゃないか」
レオン
「腹から、蜘蛛やらなにやら解らんものが出てくる苦痛を味わいたかったのか?」
「ルシ」
「それは、こいつかい?」
べちゃぁ。
レオン
「あぁ、そうだよ!」
「ルシ」
「お前が殺したんだよ。そうだ、お前がみんな殺したんだ」
つって、前回、因縁の人物の顔を持ったトループを切り刻んだイメージが浮かぶ。
レオン
この前の悪夢の再来ですか… とりあえず無視してこっから出る。
GM
動いても動いても、ここから出られない。
レオン
なんなんだ、ここは… そうだ、あいつと同じことをやってみよう。 尊厳無き死を、地面に刺してみる。
GM
特に何も… といった所で目が覚めます。真っ暗な部屋ですね。
レオン
夢オチっすか! えぇい、あの悪夢を再び見るか…
GM
そんでまぁ、血まみれの尊厳無き死を手に持っている。 で、地面にはおそらく先ほど夢の中で地面に刺した時に、貫いたであろう少女の死体が転がっている。 体も一緒に動いたんだろう。
レオン
え〜っ!? なに? 完全に死んでる?*1
GM
頭から真っ二つ。奥の方からおびえた声が聞こえる。
レオン
その声の方に言ってみよう。
GM
その声は君から逃げる。壁の隅から隅へ。
レオン
「あぁ、逃げないでいいよ」
「???」
「殺さないで、殺さないで」
レオン
「大丈夫。殺したりなんかしないから」
「???」
「嘘だ! あんた、今目の前で殺したじゃないか!」
レオン
えぇい、何が一体どうなって… とりあえず、この辺ドアはある?
GM
あるよ、簡単に開く。その奥には階段が続いてる。真っ暗だけど。
レオン
ちょっと先に進んでみよう。
GM
すぐ先には鍵のかかった扉がある。どうにも開きそうに無い。
レオン
うーん… ちょっと歩き回ってみよう。
GM
あまり広い部屋じゃないっぽいね。
レオン
他に扉は?
GM
ある。扉と言うか口に近い。悪魔が大きな口をあけていて、そこに扉があるみたいな感じ。
レオン
怪しいなぁ。とりあえず、その少女に話し掛けてみよう。武器を床において、
「ほら、武器持ってないから大丈夫」
「???」
ぷるぷるぷる。
レオン
「大丈夫だって」
頭なでなで。
「???」
ぱんちでグー。
「血のついた手で触らないでよ! 帰れ悪魔! 消えてしまえお前なんか!」
レオン
あぁぁ。もはや完璧に悪魔扱い… しょうが無い、悪魔の口を探ってみよう。
GM
<知覚>だね。
レオン
≪心眼≫≪世界の眼≫(コロコロ) クリティカル。
GM
扉の横に穴が開いてる。深い穴だね。
レオン
剣は挿せそうな感じ?
GM
うん。
レオン
挿してみよう。ずがっ。
GM
ばっちり入った。
レオン
抜いてみる。
GM
特に何も起こらない。
レオン
それじゃ、挿してひねる。
GM
とっても硬い。
レオン
うーん… しばらく待ってみるっきゃないね、こりゃぁ。
GM
んじゃ、シーン切ります。
編集方法は大体これで決まりました。後は一気に書き上げるだけです。僕の場合は先にリプレイ本文を完成させて、横の訳注は後から追加します。頭の切り替えの問題ですね。(続く)
*1死んでる?
 レオン君には、時折GMのほうで操り人形になってもらっています。 全ては尊厳無き死の所為です。なお、破壊は認めません。 君はすでに魂まで闇に染まりつつあるのだよ。ってゆーか堕ちれ。
***編集後記
 扉の仕掛けに関しては後述しますです。一つ言える事があるとすれば、 レオンは惜しい所まで行ってました。

 ところでお気づきになられましたでしょうか。幼児狩りだったはずが、いつのまにか 「幼女」狩りになってます。

 あれっ?