シーン19:フィニス(正位置)

エミリエル
よっし、そんじゃぁ本棚から奥へと進みましょう。
ダーク
松明、ランタンぐらい持っていこう。
アゼル
チョークとかの方がいるだろ(笑)
GM
さすが、シーフ。でも、無い物は無い(笑)
ダーク
じゃ、れっつごう。
GM
中は、もうめちゃめちゃヤバイ。壁一面に血。手形とかそんなのばっかり。 で、扉は自動的に閉まる。
エミリエル
…開かない? ノックしてみよう。
GM
開いた(笑)
「なによ?」
エミリエル
「合図したら開けてね?」
「ウォン」
「あぁ… 先に言えよそう言うことは。さっきいきなり閉めたのは、俺が悪かったけど」
エミリエル
「ごめんね。言い忘れた。空けといてはくれないの?」
「ウォン」
「すまん。それはできん。色々とあるので」
ダーク
「しょうがない、先に進もう」
降りれるところまで降ります。
GM
奥には鍵のかかった扉がある。
ダーク
蹴ってみよう。
GM
開かない。
ダーク
えーっと、鍵空けは… 【反射】*1か。(コロコロ)とりあえず成功。
GM
なら開いた。先は一本の長い道が続いてる。血よりも、骸骨が多い。 そのまま奥へ進むと、一人のおびえた女の子と、でかい剣をもった男が一人。
エミリエル
「… 一体どこへ行ったのかと思えば…」
レオン
「いや、違うんだ。いきなり変な所に飛ばされたと思ったら…」
エミリエル
「で、その剣についた血はなんですか?」
「少女」
「この人が、この人が殺したんです!」
レオン
「…らしい」
エミリエル
「その剣は一体?」
レオン
「…ある人物に… 聞いた事はないかな? ボリヴァドゥスという魔神だ。そいつから授かった」
ダーク
「でも、少女を殺しちゃいけないだろ」
レオン
「いや、すまん」
ダーク
「すまんで済んだら、レクス要らないんだよ。あんた騎士だろ、逮捕しちまえよ」
エミリエル
「…てゆうか、その剣の名前は?」
レオン
「尊厳無き死… だったかな。魔神は気に入った奴に渡すんじゃないか?  一度ケルバーの町で見かけたけど、処分した」
エミリエル
「処分… したんですか…」
レオン
「した。他にもう一本見てる。客に変装して来た奴が持ってた。まぁ、そいつに飛ばされたんだが」
エミリエル
「ところで、何故あなたは自分の持ってる剣は処分しないんですか?」
レオン
「…」
ダーク
「まぁ、何はともあれ、少女を殺すのはいけない。レクスギルドに連行しよう」
勢いに乗ってきた所で、うんうん言いながら訳注を書くのは、かえってペースを落とします。自分の勢いは殺さないのが基本。“故善戦者 求之於勢 不責於人 故能択人而任勢(孫子)”(続く)
*1鍵開け
 ごめん。何を思って【反射】って言ったのか良くわからん。 行数を減らす為にDKが発言したように見えますが、実際にはGMの方から【反射】を使うよう促してます。 何か根拠があったような記憶があるんですが… どーにもそれが見つからん。 と言う訳で、この辺はルナの特技に従います。BoA P.269 の≪開錠≫を見る限り、 鍵開けは通常<隠密>で判定するみたいですね。
***編集後記
 いーかげん血糊とかそんなのは、乾いてカサカサになってるんじゃないかと思うが…  ところで、石の壁についた血糊って、乾いたらどうなるの???