シーン34:エルス(逆位置)

GM
アゼル君はご帰還の真っ最中ですね。つれてる子もめそめそ泣きながら。
アゼル
さて、でもこの子どうしようかな? とりあえず、城まで帰ります。
「ヨハン」
「お帰り。何その子。隠し子?」
アゼル
「俺がそんなヘマすると思うんか?」
「ヨハン」
「あぁ、クレアータだったな」
アゼル
「殺すぞ…」
「ヨハン」
「で? どうだった? 休暇は楽しめたか? あ! そうか!  休暇で作ってきたんか? いや… 早いな…」
アゼル
「いや、ちょっと事件があってね。死屍累々な事件がだね… 幼児誘拐事件だったかな?  そんなのがあってさ。それに加わってしまった」
「ヨハン」
「… … …ロリコンはいけないなぁ」
アゼル
「いや、違うって。そうじゃなくて」
「ヨハン」
「と言う事はアレか? それはお前の愛人か?」
アゼル
「だから、違うって。あと、エミリエルねぇさんにも会って…」
「ヨハン」
「…そりゃ、神聖騎士団の人間じゃないか?」
アゼル
「で、手伝えって言われて…」
「ヨハン」
「ほぉーぅ? まぁ、今回は許したろ。色々あるやろ」
アゼル
「うん。色々ある。でさぁ、この子その被害者な訳よ。それで引き取ってきた」
「ヨハン」
「引き取ったと。じゃぁ、君の子供と言う方向で」
アゼル
「うーん… そ、それはちょっと…」
「ヨハン」
「じゃぁ妹か?」
アゼル
「あー。妹ぐらいなら」
「ヨハン」
「なら、後で名前でも付けてやれよ。登録するからさ」
アゼル
「登録… あ、せや。一つ文句が言いたい。この体はなんや!?  いきなり加速したり、いきなりビーム出たり。なんやねんこの体わっ。  危ないやないか」
「ヨハン」
「元が悪かったとあきらめろ」
アゼル
「…しょうがない… あきらめる… ってゆうか、あきらめざるを得ないのか…」
「ヨハン」
「そうそう。ところで何か要る? そっちの博士がなんか準備終わってるっぽいけど」
アゼル
「要る? じゃ無くて付けるんやろ? 勝手につけろや! もー、好きにせぇっ!」
DAはスタイル云々以前の問題でしたね。引き合いに出した俺が馬鹿だった。スタイルは大まかに分けて二種類。「発言者:」が主流なのかな?(下に続く)
***編集後記
 はい、好きにします。さんざん玩具にしてやります。 ちなみに、このアクト終了後、アゼル君には「因果律:ロボ」 を取ってもらった。

 魔法のダメージを受けると、不特定のPCにそのダメージがはいると言う物。 つっても、氷山の一角だけどね。最近アゼル君出てこないので、寂しい限り。

シーン35:ファンタスマ(正位置)

GM
ダークのシーンかな。ケルバーの町っす。
ダーク
「あぁ。仕事も終わったし… とりあえず、お疲れ様でした」
ゲオルグ
「うむ」
ダーク
「請求の方はレクスにしてください」
ゲオルグ
「うむ。まぁ、金はいらんのだが。とりあえず、 俺はこの少女の墓を作る為に出向く所があるのでな」
ダーク
「あっそう? それじゃ」
GM
ゲオルグ退場かな。では、レクスギルドでレクスが
「お疲れ様です。どうだった?」
ダーク
「もう、最悪。生き残った少女は1人だけ」
「レクス」
「で? その少女は?」
ダーク
「ある人物が引き取っていった。自分で育てるとか言ってたかな。 まぁ、自分の娘にするとか言ってたから大丈夫だろ。とにかく、 あの村はオークに襲われて壊滅状態。生き残ったのは我々だけ」
「レクス」
「主犯格が逃げたとか言う事は無いですよね?」
ダーク
「え〜、主犯格はブラックホールに吸い込まれた」
「レクス」
「…は?」
ダーク
「で、殺したんだけど復活してどっかいった」
「レクス」
「要はしくじったと」
ダーク
「えーと。はい」
「レクス」
「報酬は半額な…」
「発言者:」の弱点は、ごちゃごちゃになる。でも、Sigil のスタイルだと文字数で判断するので、誰が発言したのか解り難くなる。うちの場合は名前の色分けがベストかな、と考えています(下に続く)
***編集後記
 惜しい所まで行ったんだけどね。

シーン36フルキフェル:(正位置)

ゲオルグ
それじゃ、町が良く見える丘のあたり。
GM
ほいほい。どこの町?
ゲオルグ
ケルバー。で、埋葬しときますわ。
「…私とて限界はある。さて、また旅にでも出るか…  奴とは、何かと因縁がありそうだな…」
GM
えー。終了(笑)
ゲオルグ
短っ(笑)
あぁ… スペースが無い… しょうがないので、今回の所はこの辺で終わっときます。尻切れトンボで申し訳ないです。(下に続く)
***編集後記
 だって、する事無いんやもん… 最短とちゃうか?

シーン37:クレアータ(正位置)

「ノエル」
「お帰り。どうだった?」
エミリエル
「今回の一件、北狄*1が絡んでいるようです。オークが山のように出てきました」
「ノエル」
「なんとまぁ…」
エミリエル
「それともう一つ。ブレダ王国の死んだはずのアゼル君ですが…  アゼルを名乗る青年が現れまして、どうもアレはクレアータのようですが、 その体にとんでもない兵器を内蔵しているようです。あれは、ブレダ王国の新兵器でしょうか」
アゼル
内蔵してるんじゃなくて、されたんじゃ!
「ノエル」
「解りました。まぁ、しばらくは休暇を与えましょう。武器も減っているようですし」
エミリエル
「はい。その新兵器の一撃で粉砕されました… 恐ろしい威力ですよ」
「ノエル」
「ゆっくり休むといい」
エミリエル
「はい。しばらくは本職に戻ります」
「ノエル」
「そっちですか(笑) では、ご老体の部屋を…」
エミリエル
「お断りします」
「ノエル」
「では、王妃様のお部屋でも」
エミリエル
「解りました。では、行ってきます」
ただ、一つ言える事は、ユーザーインターフェイスをきっちりと抑えていれば読みやすくなります。リプレイはテキストの延長ですから、テキストの基本が出来ていれば自分のスタイルはすぐに確立できます。(下に続く)
*1北狄
 本文中は北狄としているが、MDでは“魔族”と発言していた。 とりあえず、世界観的に魔族はアレだったので、北狄に変更してみました。

 この辺も、世界観の認識の差。
***編集後記
 ノエルは… 軍人な性格にするよりも真面目な感じにした方がいいような気がするな。 無理に軍人してる感じが出せればいいかな…? 乗っ取られている場合はその限りではないが。

シーン38:アダマス(逆位置)

レオン
うん。とりあえず、あの惨劇の遭った村で遺品でもあったら回収してお墓でも…
GM
尊厳無き死が山のように
レオン
… … …
「やべぇなぁ… 何とか処分しないと…」
「ポーク」
「どうやって? だぶぅ」
レオン
「とりあえず、ボリヴァドゥスに返すか」
「ポーク」
「なら、とっとと会いに行くぶぅ」
レオン
「あぁ… さて、どうやって運んだ物かな?」
オラシオンに乗っけます。
「オラシオン」
「…重い」
レオン
「我慢しろ」
「オラシオン」
「…重い」
レオン
「我慢して。お願い」
「オラシオン」
「重い」
レオン
「いや、馬は運ぶ為に有るんだからさ」
「オラシオン」
「半分ぐらい持とうっていう気持ちは無いんか、お前にわ?」(爆)
レオン
「解ったよ! 解ったよ!」
「オラシオン」
「ほんまにもう…」
腰にこうさげて
「ほらほら、二刀流。こんな感じ?」
レオン
…????????????
「ど、どうやって持ってるんだ?」
「オラシオン」
「こう? こう? それともこんな感じ? 三刀流?」
右のひずめに三本(笑)
レオン
「あの重い剣をなぜ?????」
「オラシオン」
さくさく
「おぉ、よう切れる、よう切れる」
レオン
「あぁ、ダメダメぇ〜」
「オラシオン」
「なんやねんなぁ〜!」
レオン
「こ、こいつ… じつはできる…?」
「オラシオン」
「ご主人が情けないだけや」
レオン
うわっ 言いよったでこいつ。とりあえず、ボリヴァドゥスのところに帰ります。
「ポーク」
「帰るんだったら、その剣を振るといいぶぅ。帰りたいと念じれば道が出来るぶぅ」
レオン
「うりゃ」(剣を振る)
GM
空間に亀裂が出来上がる
レオン
じゃぁ、その内に入っていこう。
GM
なら、狼のルシが「お帰り」って。
レオン
「お前か… 何してるんだ?」
「ルシ」
「あぁ。門番も兼ねてるからな。俺は。報告ならあっちだぜ。早く行きな」
レオン
「解った」
でででっと駆けていきます。
GM
では、目の前にボリヴァドゥスが。
レオン
「あんたが作ってる… かどうかは知らんが、とにかくこの剣が大量に落ちてたので回収してきた。 こんなの落としてると危ないだろ」
「ボリヴァドゥス」
「あぁ。危ないと言えば危ないが、それで命を落とす奴は馬鹿だろう」
ゲオルグ
正解です(笑)
レオン
「人間ってな馬鹿なんだよ。これでたくさん死ぬ」
ゲオルグ
正解です(笑)
「ボリヴァドゥス」
「それは新しい信者にでも配るとしよう。それよりも、新たな仲間が増えた喜びを、 共に分かち合おうではないか」
レオン
「仲間?」
「ボリヴァドゥス」
「新たな魔神“ライアン・プライベート”だ」
レオン
「貴様…っ そうか、貴様もか… うすうすそうじゃないかとは思っていたが…  まぁ、いつかあんたを殺せればいいなと思うよ」
「ライアン」
「多分、あんたにゃ無理だな」
レオン
「じゃぁな…」
とぼとぼ
つーわけで、今回の纏め。DAリプレイは最高の反面教師です!(笑) 内容は良いんだけどねぇ… ま、読みやすさに関してはまた別の機会に… それでわ〜
***編集後記
 エンディングのラストでとぼとぼと去って行くのは、もしかして初めて?  だよねぇ。

 うーん。それにしても、ボリちゃんにも問題あるなぁ。 もっと古風な感じか、ゲスな感じが出せればなぁ…