シーン8:ディアボルス(逆位置)

GM
… k-1 さん。普段の行い悪いでしょ?
アゼル
そんな事聞くなよ。悪いに決まってるじゃないか(笑)
GM
そうだったねぇ。…なんかちがうな… して、只今どちら?
アゼル
城ん中〜。ぼけぇ〜とその辺散歩。
GM
では、お脳に直接通信が。
「ナニしとんねん、このボケェ!」
アゼル
「いや、あの、ヨハン。ちょっと装備を整えたいなぁ〜なんて…」
「ヨハン」
「で、装備を整えるのに何でオマエは中庭におんねん!」
アゼル
「いや、だから、今ヨハンを探してるんだけど、自分居なくって」
「ヨハン」
「呼んだか?」
草むらから登場(笑)
アゼル
「うっ… いや、だから装備が買いたいなぁ、なんて…」
「ヨハン」
「よっしゃ、俺が売ったろ。全部1金貨から売ってやる」
アゼル
「ガントレットいらないから、アームブレイドとかが良いなって…」
「ヨハン」
「アームブレイドな」
どこからとも無くダガーを取り出して、ガントレットに接着剤でべたっ
「はい、1金貨」(笑)
アゼル
∵戦鬼∵を今使うべきか、使わざるべきか…(笑)
「ヨハン」
「いいから、はよ行ってこいお前わ」
アゼル
「いやだぁ、アームブレイドにしてくんなきゃ行かない〜」
じったんばったんじったんばったんじったんばったん。
ゲオルグ
だだっこか!(笑)
「ヨハン」
「解った解った解った。こっちおいで、ほんまにもう」
GM
で、研究室に連れられて、アームブレイドにすぐさま取り替えられる。
アゼル
「ちぇっ。んじゃ、行ってきます」
「ヨハン」
「なんだ、今のちぇって言うのは」
アゼル
「いや、嬉しいなって意味だよ」
「ミド」
「あぁ、そうそう。そのアームブレイド3回使うと壊れるから」
アゼル
「あ? なんだってぇ?」
「ミド」
「と言うわけで、予備の手も持っていきたまえ。フツーの手と、ろけっとぱんち」
ゲオルグ
ぶっ☆*1(←マジで噴き出す)
ご、ごめん。マジでごめん!
アゼル
そんな笑わしたらアカンでいいんちょ〜。
GM
笑わした覚えは無いんだが…
「ミド」
「付け替えなきゃダメですぞ。付け替えるのは簡単だから。他に何かいじるところ有る?」
アゼル
「い、いや、もう良いです。アゼル、頑張っていってきます」
「ミド」
「そうかね。…あぁ、そうそう。新しい物が出来上がったんだよ」
アゼル
「は?」(←嫌な予感)
「ミド」
「エステルランドの方で、カタパルトとか言うクレアータホースを打ち出す装置が出来たそうだ。 と言うわけで、我々も作ってみた。*2あなた専用」
アゼル
「だ、誰専用?」
「ミド」
「あなた」
アゼル
「うそぉん…」
「ミド」
「ほんと」
アゼル
「解りましたよ。使やぁいいんでしょ使や」
「ミド」
「はい。このロケットを背負って、そこの床にある穴に頭から、このレールの上にあるボードに乗って、 落ちてください」
アゼル
「助けて! ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ミド」
「と言うわけで行ってらっしゃい」
すっぽん。
アゼル
「いやだぁぁぁぁ〜!!!!!!!!!!!!」
そして、最大のメリットは、リプレイを製作するときの音源をそのまま聞くことが出来る、という事。重要な事です。(続く)
*1ぶっ☆
 えぇ、マジで噴出したですよ。おかげでアクトシートがココアまみれになりました。 ってゆーか直撃受けたよ、ぼかぁ。

 と言う訳で、制裁処置を兼ねて教訓。こんな事も起こるので、 ギャグを言う時は周りに飲み物を飲んでいる人がいないかよく確認しよう(笑)
*2アゼル発射装置
 全然解らんと思うので補足です。

 元々、城を守る為にシューターが存在するんですが、これを改造した物です。 このシューターは、城の高い所に穴が開いており、その穴に岩石を落とす事で、 城壁の外側にある出口から勢い良く飛び出し、敵を蹴散らすと言う物です。

 というか、元々こう言う仕掛けの事を“カタパルト”と呼んだのではないかと記憶していますが、 手元に資料が無く、確認の方法が無いので断言は出来ないっす。この仕掛けが実際に使われている所が、 映画“ジャンヌダルク”にありますので、そちらを見て貰った方が解りやすいとは思います。 一応DVD出てます。ブレカナの参考にもなるのでめちゃお勧めです。

 んで、アゼル君発射装置は、このシューターの出口の角度を極端に上向きにした物です。 翼付きのロケットは加速用。レールは軌道修正用。ちなみに、実際に試すと穴の中を落下中に、 翼が浮力を持ってしまい、壁をおろし金にして“どたまおろし”を作る羽目になるので、 良い子は決して真似しないで下さい。途中で絶対ずれるし。最低限、流線型の物を進行方向に付けないと、 この装置はまともに動きません。

 うーむ… アゼル君はロボだから、重かったんだよ、多分。変形したりしたんだって(笑)
***編集後記
 ↑RPGなんだからその辺は気にすんなよ、とか思いつつ気にする自分に乾杯。 やりたくならない? この手の空想科学読本みたいな事。

 に、しても、だ。k-1 さん物凄く演技上手いんだよ。さすが演劇やってるだけ有るよ。 声の震え方とか、慌ててる感じとか物凄くでてるんだよ。でも、 これを文章にしたとたん思いっきり平面化するのよね…

 色を変えるか? あんまり変えるとかえって読みにくくなるぞ。そのまま行くか?  平面化するぞ。さぁ、ジレンマだ。

 とりあえず、解決方法

其の壱

 慌ててる感じが良く出てます、などの一文を沿えて読み手に理解してもらい、 感情移入をしてくれる事を期待する。

 問題点としては、書き手のスタイルによっては、 その一文が非常にうっとおしくなる。てゆーか、どこに書けと?

其の弐

 気にしない。見猿、言わ猿、聞か猿。放置ではなく、方法が見つからない間は手を出さない。 当然、模索は続ける方向で。下手に手を出すよりよっぽど良いと思う。

 ちっちゃいアイコンの導入を考えるべきか…? スパロボみたいに。