シーン9:クレアータ(正位置)

「レクス」
「あ、こちらです… ちょっと来るのが早かったかもしれませんねぇ」
ゲオルグ
「まぁ、いつまでも待とう」
「レクス」
「今日… のはずですから」
ゲオルグ
「本当だな? ならば幾らでも待とう」
GM
ゲオルグ
ダーク
… ん?
GM
いや、おたく等が登場してくれない事には、会議が始まらんと言う事なんだが…
ダーク
…おぉ。(いっころ)成功。
エミリエル
ふっふっふっふっふっふ… はーっはっはっはっはっは…
GM
判定しないんすか。
エミリエル
ふっ。武蔵と小次郎の戦いを知らんのか。
「レクス」
「1人、一名ほど遅刻者が出ていますが、まぁ始めましょう」
エミリエル
あぁ、すんません。でます(コロコロ)成功。
「レクス」
「…はい。お揃いになられたようなのでそろそろ始めましょう。 え〜、お集まりいただいた皆様にはこいつを追って頂きたいのです。 名前はライアン・プライベート。バルノウの燃える砂丘から流れてきた一発屋」
ゲオルグ
「一発屋…?」
「レクス」
「はい。最近の誘拐事件を解決してやるぜって息巻いて登録したと思ったら、 次にあった時には誘拐してやがったって言う、迷惑千万な一発屋です。 一発屋すぎてこっちも涙がでらぁ」
エミリエル
「ところでその誘拐ってのは?」
「レクス」
「えぇ、誘拐されるのは、全部聖職者の隠し子って奴です。 どこで調べてきたんだかって話ですけどね」
エミリエル
「あと残ってる子供は?」
「レクス」
「いやぁ、それがあらかた攫われたっぽくって」
エミリエル
「あはは〜。 …だめじゃん」
「レクス」
「ごめん。あるとしたら、国境を越えなきゃダメなんですよね。 まぁ、レクス自体は国境を越えて存在するわけだけれども、 おたくらは国境を越えると色々と厄介でしょう。という訳で、 ダークさんのお店の出張って事で」
ダーク
「で? どこに行くんだ?」
「レクス」
「リーヒって町です。河を越えた山ん中にあります。それと、その町にウォンって奴が出張してるんで、 そいつとコンタクトを取ってください」
ゲオルグ
「うむ。国教越えの方法は?」
「レクス」
「泳ぎますか? 船ですよ。どの道目立ちますから、そのために商会を装って」
ゲオルグ
「なるほどな。では仮のリーダーはお前だ」
ダーク
「は? まぁ良いケド。じゃぁ俺は準備の為に帰るわ」
「レクス」
「では集合は、明日の早朝。霧の晴れる頃に波止場までお越しください。 “レジェンド商会ご一行様”と書いた立て札を立てておきます故」
エミリエル
「三人だけ?」
「レクス」
「はい。売り子頑張って下さいね」
エミリエル
「あぁ… なるほど。じゃぁ、今のうちに服を買わなきゃダメだな。 いや、やっぱり実演販売にしよう」
「レクス」
「実演… サービス精神*1が足りないなぁ… なんなら、こちらで用意しますが?」
エミリエル
「いや、買いに行きます。経費出るの?」
「レクス」
「まぁ、領収書なりなんなり持って来て頂ければ」
ゲオルグ
「では、今日はこれで解散だな」
リプレイ製作時に一番の障害となる、周りのPLがうるさくて重要な部分が入っていない状況も、アクトの運営を一時中断することで、その場で修正する事が可能です。(続く)
*1サービス
 レクスの用意した服がやたらきわどかったり、 別料金で着替える所を覗かせるとかやりたかったんだけど…(鬼畜)

 勘のいい奴め…
***編集後記
 あーうー。登場とかの流れがスムーズに行くようになればなぁ…  もっと良くなるんだろうけど… まぅ。

 で、このシーンですが、まぁパクリまくってます。聖職者の隠し子って、 暗天節そのままじゃねぇか。というか、このシナリオ自体が、あれをベースにしてるんだから、 この辺はどうしても似てしまふ。うーむ。ネタばれにはならんと思うが… 読み込みが浅かったんで。

 ところで、俺は[登場判定]失敗した人が出たらどうするつもりだったんだろう???