シーン１２：アクア（正位置）

　不可能。≪韋駄天≫は防御行動に混ぜられない。 特技の話に関しては、下の編集後記を参照。

モドル

　フルプレートを着ているため、＜回避＞ダイスは−２。

モドル

　この他に、グラシアの乗っている≪機甲馬≫と、彼の魔器が入る事を忘れている。 ま、このように≪霊操≫で浮いている魔器は、強力な分弱点になりやすい。 一番痛いのは、≪霊操≫による攻撃にカウンターを食らわされる事。 ちなみに、持っている場合はこの限りではない。ややこしい。

モドル

　前のシーンでも書いたが、この組み合わせは出来ない。 重ねて言うが、結果白兵になるかどうかは重要ではない。 判定が白兵であることが重要。

　ところで、この男は一体どんな武器で≪突撃≫をかましているのだろう… 　確か、Ｉ武器である必要があったはず…　レイピアか？

モドル

　プレリュードで書いた、後悔した瞬間。 と、言うかマスターアイテムが出まくって訳が解らなくなりつつあった。 リプレイ中は書いていないが、アゼルの持ち替えた武器もマスターアイテム。

　いや、把握しきれないほど武器が多いというのは実に凹みますなぁ。

モドル

　長い…　長いぞ… この戦闘もきっちり３０分を超えている。って言うか、 １時間もこのラウンドで消費してしまった。

　まず、反省するべきはＰＣ間のバランスが非常に悪かった事。 ゲオルグは、エステルランドではなく、ブレダ王国側にするべきだったと反省。 ＰＣとＰＬのレベルのバランスを図るために、である。

　結果的にはコレが幸いしているのだが… 　理由は次のシーン参照ね。

　で、例によってスペースの空きが尋常ではないので、特技の話を。

　特技の説明は大きく分けて２つに分かれている。 演出を書いている部分と、データ的な話をしている所だ。 説明文の前半部分は、大抵がイメージ部分になっている。 よく見かけるのは、このイメージ部分に騙されてしまう人。 簡単な例をあげよう。

　≪反撃≫の説明に、“受け”と同時に反撃を行う特技とある。 この「同時に」の部分を強調して、クリティカルすればこっちはダメージを受けないけど、 相手にダメージを与えられる。といったもの。

　解ると思うが、これはイメージ部分の表記である。 データ的に重要なのは、“受け”のタイミングで攻撃を行うと、 “受け”による防御修正を受けられないと、相手も防御行動を取れないの３つ。

　はい、では問題。“受け”のタイミングで行ったのは？

　攻撃です。防御行動では有りません。ＯＫ？

　で、次に多い間違いは、組み合わせ。ルールブックには明記されていないが、 特技は大きく分けて２つに分かれる。防御行動に使用できる物と、出来ない物だ。 見分け方としては、クリティカルとダイスの数が上がる以外の効果がついている物。 これらは防御行動に使用する事は出来ない。能動的な行動だからである。 防御行動は能動的に行えない。

　例を挙げよう。≪手刀≫は＜軽武器＞で判定する特技を、 ＜格闘＞で判定できるようになる特技である。よって、≪偏向≫や≪自動防御≫と、 組み合わせが可能のように見えるが、ダメージの種別を“Ｓ”または“Ｉ”に変更できるとある。 つまり、攻撃に使用する特技であるため、防御行動に使用できない。

　ハァ？　取得している者はって書いてあんぞ！　ヴォケ！ 　と思った人。エラッタ読んだか？　組み合わせればに変わってんだよ。

　では≪韋駄天≫は何故防御行動に使えないか？ 　移動距離が倍になる。つまり、移動時にしか使えない特技なわけ。 特技で、クリティカルとダイスの個数が上がる特技以外は、 それぞれ使用する条件に制限がある。その代わりに、ダイスやクリティカル以外の効果が付与されている。 で、その付与されている効果は、そのまま制限を表している、と言う事。 そう考えれば、特技の組み合わせに関して理解をもっと深める事ができるはずだ。

　もし、ルールブックを持っているのなら、初めにもらえる５つの特技。 最低限、これをきっちりと覚える事。一度癖をつけてしまえば、後はどうということは無い。 むしろ、ＦＡＱで質問に上がる内容のほうが不思議でならん。読めよ。

　ではここで問題です。≪剛力弦≫による攻撃が４で飛んできました。 これに対して≪見切り≫は可能でしょうか？　答えは…　ソースを表示の事。 まぁ、読む練習って奴で。

　っで…
　製作ノートが書けるほど量を書いたにも関わらず、まだ半分も余ってるって何よ…？ 　さすが、５４分も戦っていただけはある… 　多分、これ読んだ人は凹むやろうなぁ…