シーン2:グラディウス(逆位置)

GM
では、アゼル君。ヨハンがお呼び。
アゼル
ほぉ。狩り仲間の。行きます行きます。
「ヨハン」
「いらっしゃいませ、何になさいますか?」
アゼル
「は? …んじゃ、とりあえず3人」
「ヨハン」
「3名様ですね、どうぞこちらへ。…で、今回呼んだのは他でもないんやけどさ。実はだね、こう言うのを」
つって、グラちゃんに渡したのと同じ物を渡す。
「レクトルムって言う貴重な鉱物を含んだ竜がだね、大量飛来しているって話なんだよ。 まぁ、ここだけの話、ブレダ王国も初めの方は良かったんだけど、最近ジリ貧でね。 レクトルムの体から取れる鉱物を材料にして、いい武器でも造ろうかって話なのよ」
アゼル
「いつ行くの? 俺だけ?」
「ヨハン」
「もちろん、うちらも出張る。で、勢いが良かったらそのままガンガン行っちゃって。 一人で」
アゼル
「えっ? 一人で?」
「ヨハン」
「いや、俺たち引くときは引くからさ。引き際とかは適当に判断してとっとと下がってくれ。 ただし、俺たちより先に下がるんじゃねぇぞ」
アゼル
「自分、きっついなぁ」(笑)
「ヨハン」
「何言ってるんだ。部下って言うのはだね、飴と鞭でこう…」
アゼル
「飴が欲しいなぁ〜。飴をくれよ、飴をよぉ〜」
「ヨハン」
「仕方ないなぁ…」
っつってリアン・シグサーレの写し絵を。 かっこいいおねーさんの写し絵を(笑)
アゼル
「しゃーないなぁ、もお。任せてっ」(笑)
ゲオルグ
写し絵…
ランドール
浮世絵じゃ無いのか(笑)
アゼル
「春画じゃないのかぁ…」
ゲオルグ
春画って言うなぁ〜っ。
GM
残念ながら春画じゃない。
ゲオルグ
残念なの〜?
「ヨハン」
「リアンの春画は無いっ。あの女に、そこまで度胸のある事をする奴がいないんだよ…  まぁ、それは置いといて。今回、うちらだけじゃ厳しいので、オクタールとかにも協力を仰いでる。 助っ人も何名か用意したから」
アゼル
「それは… 男?」
GM
おとこ?
ベイジェル
女(笑)
「ヨハン」
「女(笑) 名前はベイジェルとか言うらしい。今リアンとお茶飲んでるはずだから」
アゼル
「おっけ! いーってきまーず」ルンルンで、部屋をガーンって蹴りながら(笑)
「ヨハン」
「開けたら、閉めるっ!」
アゼル
ハルバードの柄でどかーん(笑)
「ヨハーン、また狩りに行こうな〜っ」
GM
狩り*1なんかいお前ら(笑)
ロングソードってバランスはいいんだけど、いかんせん中途半端…
*1狩り
 ナンパの事らしい(笑)  釣りだとあまりにもそのマンマなので、 騎士らしく“狩り”にしたそうな。
***編集後記
 なんでそんな写し絵を持っているか?  理由は無論“秘密”(笑)  まぁ、ほれ、そのぉ、なんだ。 飴と鞭の“飴”に相当する物と言われて、 パッと出てきたのがコレだったって言うだけ。 GMがいかに鬼畜であるかが伺える…(オイ

 アゼル君のってゆーかPLの性格を良く知っていたため、 こんな飴になってしまった。飴、で思いつくのは金、 武器、防具、宝石等高価な物、呪いのアイテム…  ざっと考え付くだけでこんな物かな?
 …
 良く見ると、ただの報酬だな(笑)