シーン11:イグニス(正位置)

GM
えーと、一番鎖が少ないのがファンさんですね。 で全員チームを組んでいるので全員登場です。
全員
ほーい。
GM
ションベンちびりながらついてきてる子供も一緒です(笑)
三只眼
フェイオーはちっちゃくなって肩の上です。
クリス
とりあえず、安心させとこうかな。
「大丈夫、あのおねーさんたちは怖いけど、いざとなったら僕が守ってあげるから」
ファン
「ん〜、居心地のいい所だ。僕はこういう所は大好きですよ」
三只眼
あ、そだ。フェイオーをちっさくしてガキに貼り付けてやろう。
クリス
「…あぁそんなに怯えなくても良いよ。それに、強いけどいい人だと思うから」
「少年」
「わかるもんかっ!」
ファン
「そんな事言わないで下さいよ。私があなたに何かひどいことをしましたかぁ?」
「少年」
「しようとしてるじゃないか、たくさん」(泣)
クリス
なんかさぁ、キャラクター違ってない?
ファン
大丈夫、あってるから。
三只眼
「小僧、黙って歩け」
少年
「………」
クリス
じゃぁ、私はその隣にいますよ、ボディーガードみたく。
GM
そのまんま、スラムの奥へ奥へとすすんで、きったねーXランクの連中がいると思ってくだせぇ。
全員
Xランク(苦笑)*1
クリス
あぁ、無性にマカブりたい気持ち…
三只眼
「全く、むさくるしいところじゃのう」
ファン
「いやぁ、僕は居心地が良いけどねぇ」
三只眼
「何故に、人間はこのようなところを好き好むのじゃ?」
「少年」
「好き好んで住んでるんじゃねぇよ、バカ」
クリス
「そうだよ、普通に生活したくても生活できない人って言うのは、いっぱいいるんだよ…」
ファン
「どうしてこんなに居心地のいい所をどうこう言うんだ、君たちはぁ」
三只眼
「どうして、皆で富を分け合おうとはせぬ?」
「少年」
「へっ、分け合う富が有りゃ良いよな」
三只眼
「ほれ、その辺にでっかい富を持っている奴もおるであろうが」
クリス
「そいつらは、分け与えることを知らないんだよ」
三只眼
「愚かじゃのう、人間というものは」
クリス
「そうだね…。でも僕は人間に生まれて来てよかったと思うよ」
ファン
「いい言葉だぁぁぁ」(涙)
三只眼
…しまった。人間になりたいと願う三只眼じゃない…
全員
………
GM
ぐはぁっ!
三只眼
逆になってるぅ〜。
GM
なんだかねぇ(笑) ま、それはおいといて。中に入っていきましょう。
ファン
ぎぎぎぎぎぎぎぎ。
GM
薄暗い部屋の中だね。
ファン
「あぁ、心地いいねぇ〜…」
「青年」
「なんだよ、大人は帰れっ」
クリス
子供ですけど。17歳です。がたいはデカイけど(笑)
ファン
「失礼な、僕は16だぞ」
GM
同い年ぐらいじゃねぇの…
三只眼
見た目20代。
ルーシー
20と4ヵ月。*2
GM
うそつけ、100何歳が。
ルーシー
生きてない生きてない(笑)
「青年」
「で、何しに来たんだよ、オッサン」
三只眼
「カイルとか言う小僧を出してもらおうか。そ奴さえよこせばわしらはここには用は無い」
「青年」
「だめだっ。カイルは返せないんだ」
クリス
「どうして?」
「青年」
「駄目なんだよ。あいつの親父のところに返したら、何されるか判らないんだよ」
三只眼
「虐待でも受けておるのか?」
「青年」
「知らないよ。本人がそう言うんだから、そうなんだろ」
三只眼
「ふむ… この辺は深い考察が必要じゃな」
クリス
「…ねぇ。カイルに会わせてくんないかな? 別に無理やり連れて帰ろうなんてしないからさ」
GM
まぁ、てゆうか、そっちの少年の怯えた顔をみると、あまり素直には従わないんですけどね。
クリス
「じゃぁ、この子はお返しするよ」
「青年」
「いや、お返しするよって…」
ファン
「まだ必要なようなら、僕から全員にひとつつみぐらいするけど」
クリス
「金で全てを解決するなってのっ」
ファン
だって解決できるぐらいの金を持ってるんだもん(笑)35金貨だぞ。
クリス
「てゆうかさぁ、危ない奴が多いから誤解されるんだよぉ」
三只眼
「つまり、我等も同じ穴の狢ということか? 失敬な! 小僧」
クリス
「小僧って言うなよ」
GM
どうしても会わしたくないみたいですけど?
ファン
「じゃ、仕方ないな。僕らは勝手に探すけど、 もしとやかく言うことがあるのなら実力行使って事でどうかな?」
「青年」
「ままま、待てってオイ」
クリス
また危ないことを…
ルーシー
うーんこういう時は≪神の恩恵≫で交渉でもするかぁ…(コロコロ)15、失敗だぁ。
クリス
ばかー。
GM
ぺっと唾をはかれて馬鹿にされるねぇ。
ルーシー
この私の美貌に振り向かないとは… ちっ。
GM
そんじゃぁ、【希望】判定かなぁ。シーンプレイヤーのみ。
ファン
おいっす。おし、クリティカル。
GM
おめでとー。そうすると、ドアが開いて「ただいまー」って誰か帰ってくるね。
三只眼
小僧か?
GM
小僧だ。
クリス
判るか? 因縁持ってるけど判る?
GM
もう一発でみて判るだろ。全員、顔覚えてるだろうし。
ファン
ぎらん。
三只眼
フェイオー!
クリス
「やーめーろーっ」
「カイル」
「何であんたたちがこんなところにいるんだよ」
ファン
「逃げるからだろう」
クリス
こらこらこら。
三只眼
「とりあえず、一日でいいから親父のところへ戻ってやれ」
「カイル」
「いやだ!」
三只眼
「どうでもよい話じゃが、おまえが戻ればわしらの仕事もひと段落する。 わしらに金も入ってな。おまえはそのあと家出でも何でもするが良いわ」
GM
キサマ…
クリス
「それじゃ何の解決にもならないじゃないか」
三只眼
「なに、わしには関係の無い話じゃ」
ルーシー
「何故そこまで親父を嫌う?」
「カイル」
「いや、なんか嫌いなんだよ」
クリス
「でも、お父さんは心配してたぞ」
「カイル」
「嘘だい。親父じゃないやい。お母さんの顔だって見た事無いのに」
ファン
「大丈夫だよ、君の親父さんにはちゃんと約束もしてある」
三只眼
家に帰ったらフリフリのエプロンか?(笑)
クリス
それはそれで、嫌だと思う(笑)
「カイル」
「…わ…わかったよ…」(ぼそ)
三只眼
「子供は素直が一番じゃ」
「カイル」
「うっせぇババア」
三只眼
「ばばあ…?」≪元力:輝≫でびしぃ。
クリス
カバーリングさせてくれぇ≪防護≫はもってるぞ〜。
GM
やってくれ。
三只眼
一応手加減。4。魔法抵抗なし。
クリス
おう、こっちも4。
GM
へ、カバーリング成功です。ダメージを受けてくれ。
三只眼
えーと、10。I+10点。
クリス
ちょっと待ってね。えっとぉ…5点入るね。
ルーシー
なに? それは私が受けるべきだった。
ファン
「大丈夫かい? なんだったら僕の薬で…」
クリス
「いらない」
ファン
こんな薬(と言ってデータを見せる)
「薬」
名前:よしおの秘薬 効果:奇数が出たら回復、偶数が出たらダメージ。*3
クリス
なおの事いらないよ(笑)「駄目じゃないか、怖がらせちゃ」
三只眼
「邪魔をするでない、貴様」
ルーシー
「師匠。まるっきり悪党です」
クリス
「そうだ、悪党め。いたたたたた」
ファン
「まぁまぁ、非暴力が一番ですよ。あっはっはっはっは」
GM
怖いよ、その笑い…
ルーシー
言葉の暴力って言葉、知ってます?
GM
それじゃ、クリスさん。<知覚>で判定してちょ
クリス
君。あぁ、【知性】低いのに〜(いっころ)お、2で成功。
GM
では、あなただけ解ります。首筋に、『K-003-1』って言う数字が有ります。
ファン
0031…
クリス
聖痕じゃ無いみたいだな…
GM
ぱっと見て、クレアータだと判断してください。
ファン
商品番号かな?
ルーシー
バーコードじゃ無いんだ?
三只眼
え、その話知ってていいの?
GM
クリス君が教えないと駄目。そんなのが気になる程度だと思ってくれ。
クリス
うーん、何だろうこれ…
GM
悩んでてくれ、そんじゃぁ、次のシーンに行くぜ。
にしても、読みにくいリプレイだよな
*1Xランク
 トーキョーN◎VAでおなじみのランク。 解らない人のためにわかりやすく言うと、 要するにダンボールを住居にする方々のこと。 ちなみに、クリス君が「マカブリたい」と言ったのは PLが現実のXランクを非常に嫌うから。 まあ、私もなんですがね。
*2エルフの見た目
 アルダを参考にして決めた見た目である。 別にエルフだからと言って、彼女にこだわる必要は無い。 エルフの見た目の年齢はPLが好きに決めて構わない。
*3よしおの秘薬
 そら、いらんわ(笑) このアイテムはセッション前にsixさんの方から、使って良いかと言う提案があり 僕は、そのギャンブル性が気に入ったので許可した。
***再編後記
 もっとひねた子供達にするべきだった… 「黒い星団」の設定にミドの正体に感づき始めている、 としたのがそもそもの失敗。正体といっても、もちろんヤバイ親父程度だが。 家出少年の集まりなんだから、もっと思春期にありがちな事を言うべきだったかなぁ…


カイルの首筋にあったのは間違いなくクレアータのチョーカーである。
これは決定打ではないが、何か引っかかるものを感じるクリス。
カイルの家出の理由、その理由がそこにある…