シーン13:コロナ(正位置)

GM
シーンプレイヤーは、そうだな、クリスさんにしようか。
クリス
ほーい。
ファン
一緒にいるのかな?
GM
います。寝るところは雑魚寝になっちゃうかなぁ。 錬金術のアレがぼこぼこあるので、ちょっと危険ですけど。
クリス
「寝心地悪いなぁ…」
ファン
「あぁ、心地良いねぇ本当に」
クリス
「ごつごつしてるし」
ファン
「あぁ、なんと言うかこの鉄のひんやりとした感覚がまたたまらないんだぁ〜」
クリス
「こいつ、やっぱり危ない…」
GM
本気で言ってますね(笑)で、周りを見ると親子がいませんね。
二人
いない?
三只眼
【希望】で出ていいのかな?
GM
うん。
三只眼
おっし、成功。
ルーシー
私も成功だ。
ファン
「それにしても、静かだねぇ…」
クリス
「うん、そうだね」
GM
よーし、んじゃファンさんとクリス君。<知覚>判定。
二人
成功〜。
GM
はい、そんじゃルーシーと三只眼がいます。向かってきてます。
クリス
「あ… やけに静かだと思ったら嵐の前の静けさだったのか…」
GM
ぐはっ(笑)
ファン
「いやいや、ここは丁重に断っておこうよ。夜もふけてきたからまた明日にしなさい」
クリス
「そうだよね」
三只眼
「ところで、あのガキ共妙に不自然だったと思わんか」
クリス
「ん〜… 実はね、首のこの辺に番号があって、どうやら彼はクレアータみたいなんだ」
ファン
「そうだね。僕も昔造ったことがあるから解るよ」
GM
じゃぁえーっと。デクストラのあなた。<知覚>で判定してください。+1個出来ます。 他の皆さん−1個で判定してください
クリス
お〜っ! 成功したぁ〜!
ファン
クリティカル。
ルーシー
おっ成功したな。
三只眼
失敗だ。
GM
んじゃ、あなた以外全員解るね。レバーがあるね。いや、俺じゃねーぞ(笑)*1
ファン
ツッコむな〜ちくしょ〜(笑)
クリス
ツッコもうと思ったのにぃ〜(笑)
GM
くると思ったから先に言ったんだよっ!(爆)
三只眼
何でこんなところにでかい男が(笑)
クリス
何でこんなところにすんごく………な髪のなが−い男が(笑)
GM
だから、おれじゃねーってのっ(笑) 気を取り直して、ちょっと隠してあるって感じですね。
クリス
レバーがあります上げますか? いいえ。下げますか? いいえ。
三只眼
引っ張るぞ。
クリス
え? 押し込むんじゃないの? もしくは破壊する。
ルーシー
では、ガチャッとやりましょう。
GM
動かないね。
ルーシー
力が足りないか…
クリス
ところで、HPをちょこっと回復したいんだけど…
GM
わりぃ、まだ一日経ってないんだよ。*2
ファン
僕の薬使うかい?(笑)
クリス
いらない。
ルーシー
じゃぁ、彼だな、デクストラの彼に聞こうかね。 「すまない、これが硬くて動かないんだが、ちょっと見て貰えるかな?」
ファン
どうしようか、これは?
GM
いや、一発でわかる。*3
取っ手の横にボタンがあるんだ(笑)
ルーシー
あう〜!
GM
それを押すんだな。
ファン
押しながら押したり引いたりするって事?
GM
押しながら上げたり下げたりするんだ(笑)
クリス
うかつだぁ〜(笑)
ルーシー
ごっつまぬけだぁ〜!
クリス
えっとなになに。『今日は7cm』って書いてあるよ。
GM
いやいや。そんなこたぁ書いてねぇ(笑)
ファン
そんじゃまぁ、7cmっと。
GM
そうすると、目の前にあったテーブルがごごごっと動いて 横にあった壁がいったんへこんでから横に動くと。 地下室への通路が出来ますね。
ファン
「ん〜、僕もこんな研究所に暮らしてみたいねぇ」
クリス
「何かあるなぁ、これは」
GM
「で、クリス君、君の懐になにやら青く光るものが」ぴこーん、ぴこーん、ぴこーん。
クリス
なんだろう、これ「わかる? これ」
ファン
「ん〜」(コロコロ)とりあえず解ったみたいだ。
GM
クレアータの通信機の一部。
ファン
「通信機ってやつみたいだね。何か話し掛けてみたら? 誰かと話が出来るかもよ」
クリス
「もしもし! おーい」
GM
ん〜、何も返事は返ってきませんね。 まぁざりざりざりざりと。 時々、ちゅいーんとか言う音が聞こえてくるだけ。*4
三只眼
よし、何かわからないか? <事情通>とかで。
GM
<事情通>… まぁいいよ、やってみそ。
三只眼
てい、あぁ駄目だ…
クリス
通信機かぁ。何か、マイクとかついてるかな?
GM
ついてない。
ファン
「なんて言うか、僕らからは通信できなくても、向こうの音は聞こえるんじゃないかな?」
クリス
一方的な通信機かぁ。じゃぁ、耳に当てながらさっき開いた所に入っていこうか。
GM
ほい、んじゃぁシーンを一発切っちゃいましょう、ここで。
長髪は、弱点になるから…
*1レバ−
 この頃、僕は髪の毛が長かった。 後ろで止めてあるのがどうやらレバーのように見えたらしく、 一時的にこう呼ばれていた時期がある。 この髪は親父の葬式の時に切って、一緒に燃やした。 俺の因果律の過去が“亡き親”の理由。
*2一日たってない
 これは、傷薬などの効果が適用されるのには、 一晩眠らなければならない、と言うことと、 前にダメージを受けてから、さして時間がたっていないので こういう処置をとった。
*3横のボタン
 別にルーシーが間抜けなわけではない。 我々PLから見ればごく単調なトラップだが、 それは、PLの世界に同じ様な物があふれているだけの話であって、 未知の物にぶつかった場合、通常その手のギミックには気がつかないものである。
 パソコンを初めてさわったお父さんと言えば、ある程度解ってもらえると思う。 つまり、モニターの電源とPC本体の電源の区別が付かないのと同じだ。
*4
 すでにお気付きと思うが、これは改造の音である。 オペの真っ最中で、本当は悲鳴を出したかったのだが、 僕の方がついていけなかった。
***再編後記
 典型的なトラップの多いシーン。 個人的に、ドアの開くシーンがお気に入り。
 錬金術師のおうちなので、さほど凝ったトラップは用意していない。 こう言う扉の開くシーンと言うのは、かなりインディージョーンズの影響を受けており、 そのうち、マジで転がってくる鉄球だの、読むとDPがやたらと減る本だのを トラップとして使ってみたい物だ。


青い光を放つ物体から流れてきた音は何なのか?
隠し扉の奥に待つものはいったい誰か…
で、レバーは俺じゃねぇ(笑)